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【すぐ使える】退職挨拶への返信文例50選!関係性別のマナーも徹底解説

退職の挨拶メールを受け取ったとき、返信に迷う人は少なくありません。「返信はしたほうがいい?」「失礼のない返信メールの書き方は?」など、多くの人が不安や疑問を抱きます。

この記事では、社内・社外・定年退職・あまり親しくない相手など、あらゆる関係性とシーンに対応した50個の返信文例を用意しました。ビジネスマナーの基本から、相手との良好な関係を維持するための工夫まで、失礼なく退職者を送り出す返信のコツをお届けします。

目次

【基本マナー】退職挨拶への返信メールは必要?

退職の挨拶メールを受け取った際、返信は必須ではありません。しかし、良好な人間関係を築いてきた相手には、返信するのが大人のマナーです。とくに、個別で届いたメールには、感謝を伝えるために必ず返信しましょう。

CC(カーボンコピー)や一斉送信で送られてきた場合には、返信すべきか迷うかもしれません。この場合、相手との関係性が深ければ返信し、そうでなければ控えても構いません。退職挨拶のメールは、最終出社日の忙しいタイミングで送ることが一般的です。そのため、関係性が薄いのであれば無理に送らないことも配慮の一つといえるでしょう。

退職挨拶への返信メールはいつ送る?

返信のタイミングは、メールを確認した当日の「即レス」が基本です。

退職挨拶のメールを送るのは、は相手にとっては退職間際の非常に忙しいタイミングです。また、最終出社日の退社時刻に遅れてしまうと、相手に読んでもらえないことも考えられます。そのため、早めの返信が最も親切な対応といえます。

もし業務が忙しく、翌日以降になってしまった場合は、お詫びや返信不要の旨を添えましょう。「返信が遅くなり申し訳ございません」「ご返信には及びません」などと一言添えるだけで、誠実さが伝わります。

ありがとう

【基本の書き方】退職挨拶への返信メールの書き方と構成要素

失礼のない返信メールには、決まった「型」が存在します。以下の4段構成を意識するだけで、誰でも簡単に丁寧な文章が書けます。

  1. 労いと感謝:長年の勤務への労いと、お世話になった感謝を伝えます。
  2. 具体的なエピソード:その人ならではの思い出を添えると、独自性が増します。
  3. 今後の活躍を祈る言葉:新天地やこれからの人生を応援する一言を添えます。
  4. 結びの挨拶:最後を締める丁寧な挨拶で構成を完結させます。

また、メールの件名は「Re:」を残したままにするのがビジネスマナーです。相手は大量のメールを受け取るため、一目で「退職挨拶への返信だ」と分かります。件名を変更する場合は「退職のご挨拶への返信(氏名)」など、簡潔に記載しましょう。構成をシンプルに保つことで、相手に負担をかけないスマートな印象を与えられます。

ここからは、さまざまな関係性・シーンに合わせた退職挨拶への返信メールの例文を50個紹介していきます。これらの例文を参考に、失礼なく退職者を送別してください。

【社内向け】退職挨拶への返信メール文例12選:上司・同僚・部下・あまり親しくない関係者

社内の相手に送る場合は、関係性に応じた距離感の調整が重要です。上司には敬意を、同僚には温かさを、部下には応援の気持ちを込めましょう。あまり親しくない相手には、失礼のない範囲で簡潔にまとめるのが無難です。

ここでは、それぞれの立場に合わせた12個の例文を紹介します。

上司・先輩・目上の方への返信文例

上司や先輩など目上の方への返信では、これまでの指導に対する深い感謝を伝えます。定型的な言葉だけでなく、自分が成長できた理由を添えると喜ばれます。

例文1:直属の上司へ

在職中は、公私ともに温かいご指導をいただき、心より感謝申し上げます。
〇〇さんの的確なアドバイスのおかげで、今の私があると感じております。
新天地でのさらなるご健勝とご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

例文2:お世話になった先輩へ

長い間、本当にお疲れさまでした。
入社当時、何も分からなかった私を支えてくださったのは〇〇さんでした。
寂しくなりますが、教えていただいたことを糧にこれからも精進いたします。

例文3:他部署の上司へ

ご丁寧にご挨拶をいただき、ありがとうございます。
プロジェクト等でご一緒させていただいた際は、多くの刺激をいただきました。
〇〇様の今後ますますのご多幸を、心よりお祈りしております。

同僚・同期への返信文例

同僚や同期へは、共に苦労を乗り越えた仲間としてのメッセージを送ります。少し柔らかい表現を使い、新天地での成功を心から応援しましょう。

例文1:仲の良い同期へ

本当にお疲れさま!
急な報告で驚いたけれど、新しい挑戦を応援しているよ。
一緒に残業した日々や、ランチでの相談が昨日のことのように思い出されます。
落ち着いたら、ぜひお祝いさせてね。

例文2:同じチームの同僚へ

これまでチームを支えてくれて本当にありがとう。
〇〇さんがいなくなるのは寂しいけれど、次の職場でも活躍を確信しています。
今までお世話になりました。新天地でも頑張ってね!

例文3:他拠点の同僚へ

お疲れさまでした。
遠方からでしたが、〇〇さんの活躍はいつも聞いていました。
直接お会いする機会が少なかったのが心残りですが、今後の成功を祈っています。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。

部下・後輩への返信文例

部下や後輩へは、これまでの成長を称え、包容力を持って送り出しましょう。退職を残念に思う気持ちと、前向きなエールをバランスよく構成します。

例文1:直属の部下へ

これまで本当によく頑張ってくれました。お疲れさま!
〇〇さんの成長を近くで見守ることができ、私自身も多くのことを学びました。
次のステップでも、自分らしさを大切にして挑戦し続けてください。期待しています!

例文2:指導した後輩へ

退職の知らせを聞いて驚きましたが、〇〇さんの決断を尊重します。
いつも前向きに仕事に取り組む姿勢は、周囲の刺激になっていました。
新天地でもその強みを活かして頑張ってください。応援しています!

例文3:チームの若手メンバーへ

短い間だったけれど、チームのために尽力してくれてありがとう。
〇〇さんの明るさに何度も助けられました。
これからの人生が実り多きものになるよう、陰ながら応援しています。

あまり親しくない社内関係者への返信文例

業務上の接点が少ない相手から退職挨拶を受けた場合は、一斉送信であればとくに返信する必要はありません。しかし、個別送信だった場合や返信したほうが良いと判断した場合には、失礼のない範囲で簡潔にまとめるのがスマートです。

深入りしすぎず、これまでの勤務への労いと今後の成功を祈る言葉を添えましょう。

例文1:面識がほとんどない場合

長年のご勤務、大変お疲れさまでございました。
直接業務でご一緒する機会はございませんでしたが、〇〇様のご活躍はかねがね拝聴しておりました。
新天地におかれましても、さらなるご飛躍を心よりお祈り申し上げます。

例文2:一度だけプロジェクト等で一緒だった場合

在職中は大変お世話になりました。
以前のプロジェクトでは、〇〇様の迅速なご対応に大変助けられたことを記憶しております。
寂しくなりますが、これからの新しい門出が素晴らしいものとなりますよう願っております。

例文3:他部署で名前のみ知っている場合

ご丁寧にご挨拶をいただき、ありがとうございます。
〇〇様の今後ますますのご健勝とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
今まで本当にお疲れさまでした。

【社外向け】退職挨拶への返信メール文例9選:取引先・お客様・関係性の薄い社外関係者

社外の方への返信は、会社の顔としての丁寧な対応が求められます。後任の紹介があるかないかで、返信の内容を適切に使い分けましょう。

後任の紹介がある場合の返信文例

後任の紹介が含まれている場合は、引き継ぎへの了承と安心感を伝えます。

例文1:後任への期待を込めて

これまで多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございました。
後任の〇〇様につきましても、承知いたしました。
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

例文2:スムーズな移行を強調

ご丁寧にご連絡をいただき感謝いたします。
〇〇様には、これまで弊社の課題解決に多大なる貢献をいただきました。
後任の方とも連携を密にし、業務に励む所存です。
どうぞご安心ください。

例文3:感謝と引き継ぎの挨拶

在職中は大変お世話になりました。
引き継ぎの件、承知いたしました。後日のご来社をお待ちしております。
〇〇様の新たな環境でのご飛躍を、心より願っております。

後任の紹介がない・退職のみの場合の返信文例

後任が不明な場合でも、これまでの取引への感謝を中心にまとめます。

例文1:スタンダードな取引先宛

これまで大変お世話になりました。
突然のご連絡に驚いております。
〇〇様との仕事は、弊社にとっても大変貴重な経験となりました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展と、〇〇様のご多幸をお祈りします。

例文2:丁寧な感謝の意

在職中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
〇〇様の誠実なご対応には、いつも助けられておりました。
寂しくなりますが、新天地でのさらなるご活躍を祈念しております。

例文3:今後の発展を祈る

ご丁寧なご挨拶をいただき、恐縮でございます。
これまでのご厚情に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
今後の〇〇様の歩みが、輝かしいものとなりますようお祈りいたします。

関係性の薄い社外関係者への返信文例

関係性があまり深くない社外の方へは、ビジネスマナーを遵守した「当たり障りのない」返信が適切です。会社間の関係性に配慮しつつ、丁寧な定型文を用いることで信頼感を維持できます。

例文1:担当変更があった場合

ご丁寧にご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
これまでのご厚情に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
後任の〇〇様につきましても、承知いたしました。
〇〇様の今後ますますのご健勝と、貴社のさらなるご発展をお祈り申し上げます。

例文2:数回程度のやり取りのみだった場合

在職中は大変お世話になりました。
〇〇様の新たな環境でのご飛躍を、心より願っております。
末筆ながら、略儀ながらメールにて退職のご挨拶への返信とさせていただきます。

例文3:面識はないが引き継ぎの挨拶を受けた場合

ご丁寧にご挨拶をいただき、恐縮でございます。
在職中のご尽力に感謝するとともに、新天地でのさらなるご活躍を祈念しております。
今まで誠にありがとうございました。

【シーン別】定年退職・病気療養・寿退職への返信メール文例9選

退職の理由はさまざまです。相手の状況に配慮した言葉選びを心がけましょう。とくに、定年退職や病気療養、結婚・出産を控えた寿退職などのデリケートなケースでは、慎重な対応が必要です。

定年退職する方への返信文例

定年退職の挨拶に対する返信メールでは、長年の勤務に対する敬意と、第二の人生への祝福を伝えましょう。まだまだ若々しく、活動的な方も多い年齢ですので、「お年寄り扱い」は禁物です。

例文1:大先輩へ

定年退職を迎えられますこと、心よりお祝い申し上げます。
長年にわたり、私たちが進むべき道を示してくださったことに感謝いたします。
これからはご自身のお時間を大切に、豊かな日々をお過ごしください。

例文2:温かい労い

長年のお勤め、本当にお疲れさまでした。
〇〇さんの存在は、会社にとって大きな支えでした。
セカンドライフも、素晴らしいものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。

例文3:趣味や健康を気遣う

ご退職おめでとうございます。
長年のご功労に深く敬意を表します。
今後は趣味の〇〇を存分に楽しまれると伺っております。
まずはゆっくりとお体を休め、充実した毎日をお過ごしください。

病気療養・体調不良で退職する方への返信文例

病気療養や体調不良により、退職される方もいらっしゃいます。この場合には、原因を追及せず、まずは体調を最優先にするよう気遣いを示します。相手の負担を考慮し、「返信には及びません」などの配慮を付け加えても良いでしょう。

例文1:短く心のこもった挨拶

これまで大変お世話になりました。
今は何よりも、ご自身のお体を第一に静養なさってください。
一日も早いご回復を、心よりお祈り申し上げております。
※ご返信には及びません。

例文2:お礼と気遣い

ご丁寧にご連絡をいただきありがとうございます。
在職中のご厚情に感謝するとともに、今はどうぞご自愛ください。
また元気なお姿でお会いできる日を楽しみにしております。

例文3:返信不要を添えて

お疲れさまでした。
〇〇さんの分まで、私たちが業務をしっかり引き継ぎます。
十分にご養生いただき、健康を取り戻されることを願っております。
なお、本メールへの返信はお気遣いなさいませんようお願い申し上げます。

寿退職(結婚・出産)する方への返信文例

結婚や出産を控えて、いわゆる「寿退職」をされる方には、お祝いを添えつつ公私のバランスを保った内容にします。プライベートな話題には踏み込みすぎないよう注意しましょう。

例文1:結婚のお祝い

ご結婚によるご退職とのこと、心よりお祝い申し上げます。
これからはお二人で温かい家庭を築かれることと存じます。
末永くお幸せにお過ごしください。

例文2:出産を控えた方へ

これまで本当にお疲れさまでした。
これからお忙しくなるかと思いますが、お体を大切にお過ごしください。
母子ともに健やかに過ごされますよう、心からお祈りしております。

例文3:新しい門出を祝う

新しい門出を心よりお祝い申し上げます。
〇〇さんの笑顔が見られなくなるのは寂しいですが、末永い幸せを願っています。
いつの日も笑顔の絶えない、素敵な家庭を築いてくださいね。

【SNS & LINE】ショートメッセージの退職報告への返信文例6選

最近ではLINEやSNSで退職報告を受けることも増えています。親しい間柄なら、形式にとらわれず素直な気持ちを伝えましょう。

例文1:LINEでの即レス(同僚宛)

お疲れさま!びっくりしたよ〜
今まで本当にありがとう!新天地でも〇〇らしく頑張ってね!
またみんなで飲みに行こう!

例文2:スタンプを交えた返信

ついにこの日が来たんだね…寂しいけれど、応援しているよ!
今まで助けてくれてありがとう!
(お疲れさまスタンプ)

例文3:Facebookなどのコメント欄

ご退職おめでとうございます!
投稿を見て驚きましたが、新しい挑戦を応援しています。
またどこかでお会いしましょう!

例文4:LinkedInでのフォーマルな短文

これまでの素晴らしいキャリアに敬意を表します。
新天地でのさらなるご活躍を楽しみにしています。
引き続き、こちらでもつながっていさせてください!

例文5:グループチャットでの挨拶

これまでありがとうございました!
〇〇さんの今後のご活躍を、メンバー一同応援しております。
本当にお疲れさまでした!

例文6:DM(ダイレクトメッセージ)での個人的なメッセージ

メッセージありがとう!
仕事で落ち込んでいたとき、〇〇さんの言葉に救われました。
あのときのことは、今でも心から感謝しています。
職場では会えなくなるけれど、これからもよろしくね!

【そのまま使える】退職挨拶への返信メールの結びの文例14選

メールの印象を左右する「結びの言葉」は、相手との関係性に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、かしこまった表現から親近感のある表現まで、返信メールの結びに使える例文を14個ご紹介します。

フォーマル:上司・取引先・お客様へ

  1. 〇〇様の今後ますますのご健勝とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
  2. 新天地におかれましても、さらなるご飛躍を遂げられますよう願っております。
  3. 末筆ながら、貴社のますますのご発展と〇〇様のご健勝を祈念いたします。
  4. 〇〇様の歩まれる道が、輝かしいものとなりますようお祈り申し上げます。
  5. これまでのご厚情に深く感謝し、略儀ながら結びの挨拶とさせていただきます。

スタンダード:同僚・部下・他部署の方へ

  1. 新天地でのさらなるご活躍を、チーム一同楽しみにしております。
  2. 寂しくなりますが、〇〇さんの新しい門出を心より応援しています。
  3. これからもお体に気をつけて、充実した毎日をお過ごしください。
  4. 〇〇さんのこれからの人生に、たくさんの幸せが訪れることを願っています。
  5. またどこかでお会いできる日を、楽しみにしております。

カジュアル:同期・親しい仲間・後輩へ

  1. 落ち着いたらぜひランチに行きましょう。連絡を待っています!
  2. 〇〇らしく、次の場所でも楽しみながら頑張ってね!
  3. これからもずっと応援しているよ。今まで本当にありがとう。
  4. 新しい生活が素晴らしいものになりますように。またね!

メールを書き終えたイメージ写真

退職挨拶の返信メールに関するよくある質問

退職挨拶の返信メールに関して、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。返信メールに疑問や迷いがある方は、ぜひチェックしてみてください。

返信すべきか迷う場合の判断基準は?

以下のフローチャートを参考に、返信の必要性を判断してください。迷ったときは「相手が自分の返信を読んで喜ぶか」を基準にするのがベストです。

  1. 宛先があなた個人か?
    • Yes → 返信するべきです。
    • No → 宛先がCCや一斉送信なら、次のステップへ。
  2. 相手と仕事で直接関わりがあったか?
    • Yes → 短くても返信するのが親切です。
    • No → 返信しなくてもマナー違反ではありません。

また、退職挨拶のメールには、私用のメールアドレスが記載されていることもあります。その場合、返信メールの宛先に迷うこともあるでしょう。迷ったときは、「最終出社日の終業時刻」を基準に判断するか、社内と私用の両方のアドレスを宛先に指定すれば問題ありません。

  1. 最終出社日の終業時刻を過ぎているか?
    • Yes → 相手が私用アドレスを記載していれば、そちらに送ります。
    • No → 社内メールで即座に返信しましょう。相手の私用アドレスをCCに追加しても良いでしょう。

退職後も連絡を取りたい場合に連絡先を尋ねる方法は?

ビジネス上のつながりを維持したい場合、スマートに連絡先を聞きましょう。「差し支えなければ」「無理のない範囲で」といったクッション言葉を使うのがコツです。

  • もし差し支えなければ、今後のご連絡先を教えていただけませんか?
  • 退職後もご縁を大切にしたいと思っております。無理のない範囲でご連絡先を教えていただけましたら幸いです。
  • 今後も情報交換をさせていただければ幸いです。差し支えなければ、ご連絡先をお知らせいただけますでしょうか。
  • 退職後もご縁を続けられれば嬉しく思います。もし差し支えないようでしたら、ご連絡先をお知らせいただけますでしょうか。
  • 今後もぜひ交流させてください。もし、差し支えなければLinkedInでつながらせていただけると幸いです。

LinkedIn(リンクトイン)などのビジネスSNSでつながる提案も、現代では一般的になりつつあります。 無理強いせず、相手が教えやすい雰囲気を作ることが大切です。

退職挨拶への返信でやってはいけないことは?

退職というデリケートな場面では、良かれと思った言葉が相手を傷つけてしまう可能性もあります。以下の5つのポイントにはとくに注意し、相手の立場に立った配慮を心がけましょう。

  1. 退職理由を深く追求する
    転職先や具体的な理由を根掘り葉掘り聞くのはマナー違反です。
  2. ネガティブな感想を述べる
    「もったいない」「辞めないでほしい」などの引き止めは相手を困らせます。
  3. 相手の欠点を指摘する
    「あのときのミスは〜」などのダメ出しや説教は厳禁です。
  4. 返信を強要する
    退職直前は非常に忙しいため、質問攻めにして返信を求めないようにしましょう。
  5. 一斉送信のBCCに全員返信する
    一斉送信メールに対し「全員に返信」すると、無関係な人にまでメールが届き迷惑になります。

退職挨拶への返信で「驚いた」「残念」などの言葉を使っても大丈夫?

「驚きました」「残念です」という言葉は、相手との関係性が深い場合には全く失礼にあたりません。むしろ、それだけ相手の存在が大きかったことを伝える温かい言葉として受け取られます。

ただし、感情を伝える言葉の中には、避けるべき言葉も少なくありません。使うべき言葉と避けるべき言葉の境界線には注意が必要です。

ニュアンス 【好印象】使える言葉 【失礼】避けるべき言葉
意外性 突然のことで驚きました 急すぎて無責任です
惜別 大変寂しくなります 辞められると困ります
賞賛 〇〇さんのご活躍は忘れません もったいない決断ですね
今後の期待 新天地でのご飛躍を祈っています 次の会社は大丈夫ですか?

感情を伝える際は「残念ですが、応援しています」と、必ずポジティブな応援の言葉とセットにするのがマナーです。ネガティブなニュアンスだけで終わらせないよう、文末の構成に気を配りましょう。

「返信不要」とあるメールに返信してもいい?

基本的には相手の意向を尊重し、返信を控えるのが正しいマナーです。しかし、とくにお世話になった場合は、以下の表現を添えて送っても構いません。

返信不要のお気遣いをいただいておりますが、感謝の気持ちを伝えたく一言失礼いたします。

このように前置きすることで、相手の配慮を受け取りつつ、自分の誠実さも伝えられます。ただし、長文は避け、相手の読む時間を奪わない簡潔な内容に留めましょう。

退職挨拶への返信に対して返信があった場合、さらに返信は必要?

退職挨拶の返信に対して、相手からさらに返信が来た場合、基本的にはそこでやり取りを終えて構いません。何度も往復させると、荷造りや挨拶回りで忙しい相手の負担になってしまいます。

もし、どうしても最後に一言返したい場合は、スタンプ一つで済ませるか、「ご丁寧な返信をありがとうございます。返信は不要です。」と結んで、やり取りを完了させましょう。

まとめ

退職挨拶への返信で最も大切なのは、形式的なマナー以上に「感謝」と「応援」の気持ちです。長年お世話になったことへの「ありがとう」と、これからの人生への「頑張ってください」。この2つの軸さえブレなければ、どのような言葉を選んでも相手の心に響きます。

マナーを守った誠実な対応は、相手の心にも届いてくれるはずです。また、最後の一通が、数年後に思わぬ形で新しい仕事の縁を運んでくることもあります。この記事で紹介したマナーや例文を参考に、迷わず、気持ち良く相手を送り出してあげましょう。

記事編集

くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

「くらひろ by TEPCO」は、東京電力エナジーパートナーが運営するWebメディアです。でんきやガスのことはもちろん、あなたの毎日に役立つ知識から、くらしを広げるアイデアまで、“知りたい”に答える多彩な記事をお届けします。

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