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2025-2026年版|女性の厄年早見表!厄年とは?年齢や厄払い方法を解説

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厄年は、本厄を中心にその前年の前厄、翌年の後厄を含めた3年間を指し、病気や災難に遭いやすい年齢と考えられています。ただの言い伝えと捉える人がいる一方で、「病気や災難に遭うかも」「対策するにはどうしたらいい?」など、不安に思っている方も多いでしょう。

そこでこの記事では、2025年から2026年の女性と男性の厄年を早見表で紹介し、厄年の起源や過ごし方、厄払いの方法を解説します。厄年だからといってネガティブに考える必要はありません。厄年への理解を深めることで、安心できる年になるよう、対策していきましょう。

2025-2026年(令和7-8年)の男女の厄年一覧

女性の本厄は、数え年で19・33・37・61歳、男性の本厄は、数え年で25歳・42歳・61歳です。なかでも女性の33歳と男性の42歳は「大厄(たいやく)」と呼ばれており、とくに注意が必要な年とされています。

数え年とは、誕生した年を1歳として数え、元日を迎えるたびに1歳ずつ歳を重ねるという年齢の数え方です。元日から誕生日までを「誕生日前」とし、誕生日から12月31日までを「誕生日後」として考えたときに、今日が誕生日前なら満年齢プラス2歳、誕生日後なら満年齢プラス1歳が数え年、と覚えてください。

厄年は人生の節目とされ、さまざまな転機が訪れやすい年齢です。ネガティブなイメージが強いですが、事前に意識しておくことで突然の転機にも対処しやすくなり、物事が良い方向に進みやすいかもしれません。たとえ厄年だとしても、前向きに捉えられたら良いですね。

2025年(令和7年)女性の厄年表

※()内の年齢は「数え年」での年齢、赤枠は大厄を表しています。

前厄 本厄 後厄
2008年
平成20年生
(18歳)
ねずみ
2007年
平成19年生
(19歳)
いのしし
2006年
平成18年生
(20歳)
いぬ
1994年
平成6年生
(32歳)
いぬ
1993年
平成5年生
(33歳)
とり
1992年
平成4年生
(34歳)
さる
1990年
平成2年生
(36歳)
うま
1989年
昭和64年生
/平成元年生
(37歳)
へび
1988年
昭和63年生
(38歳)
たつ
1966年
昭和41年生
(60歳)
うま
1965年
昭和40年生
(61歳)
へび
1964年
昭和39年生
(62歳)
たつ

「厄年=不幸が訪れる」ということではありません。厄年は「環境の変化が起こりやすい年齢」だと理解することで、正しく対策することができます。

女性の厄年の過ごし方・考え方については、後述の「▼女性の厄年、どう過ごすのがいい?」をご覧ください。

2026年(令和8年)女性の厄年表

前厄 本厄 後厄
2009年
平成21年生
(18歳)
うし
2008年
平成20年生
(19歳)
ねずみ
2007年
平成19年生
(20歳)
いのしし
1995年
平成7年生
(32歳)
いのしし
1994年
平成6年生
(33歳)
いぬ
1993年
平成5年生
(34歳)
とり
1991年
平成3年生
(36歳)
ひつじ
1990年
平成2年生
(37歳)
うま
1989年
昭和64年生
/平成元年生
(38歳)
へび
1967年
昭和42年生
(60歳)
ひつじ
1966年
昭和41年生
(61歳)
うま
1965年
昭和40年生
(62歳)
へび

2025年(令和7年)男性の厄年表

前厄 本厄 後厄
2002年
平成14年生
(24歳)
うま
2001年
平成13年生
(25歳)
へび
2000年
平成12年生
(26歳)
たつ
1985年
昭和60年生
(41歳)
うし
1984年
昭和59年生
(42歳)
ねずみ
1983年
昭和58年生
(43歳)
いのしし
1966年
昭和41年生
(60歳)
うま
1965年
昭和40年生
(61歳)
へび
1964年
昭和39年生
(62歳)
たつ

2026年(令和8年)男性の厄年表

前厄 本厄 後厄
2003年
平成15年生
(24歳)
ひつじ
2002年
平成14年生
(25歳)
うま
2001年
平成13年生
(26歳)
へび
1986年
昭和61年生
(41歳)
とら
1985年
昭和60年生
(42歳)
うし
1984年
昭和59年生
(43歳)
ねずみ
1967年
昭和42年生
(60歳)
ひつじ
1966年
昭和41年生
(61歳)
うま
1965年
昭和40年生
(62歳)
へび

厄年とは?起源や意味について

厄年とは、不幸や災難が起こりやすいと考えられている年を指す言葉です。厄年は年齢的にも人生の転換期と考えられており、ライフステージが変化し、肉体的・精神的に調子を崩しやすい年齢とされています。

医学が発達した現代でも、万事に忌み慎まねばならない習慣として多くの方に意識されているのが現状です。ここでは、厄年の起源や意味についてご紹介します。

厄年の起源は平安時代

日本に古来より伝わる厄年という考えですが、その起源は古代中国より伝わった「陰陽道」から影響を受けたといわれています。

厄年は、平安時代に公家の間で広まり、後に武家や一般市民の間にも広まりました。江戸時代には、一般的な考え方として浸透し、現代にも続く風習となっています。

現代とは違い、江戸時代では厄年は「祝うべき年」としても認識されていたといいます。女性は19歳が厄年にあたりますが、19歳は江戸時代の文化では結婚や出産をする方が多い年齢でした。一方、男性の25歳といえば、社会的な責任が大きくなり始める年齢であり、ようやく一人前と認められる年齢だったといいます。

晴明神社

女性は本厄が30代に2回来る

女性は33歳・37歳と、30代に本厄が2回くることになっています。とくに33歳は大厄とされており、前厄と後厄を合わせると30代の半分以上が厄年となってしまうのです。

大厄の年齢は、男性は42(死に)、女性は33(散々)を連想させるとして、語呂合わせからきているという説もあります。この年齢に必ずしも悪いことが起こるという科学的な根拠はありませんので、厄年は人生の一つの節目として考えておくのが賢明でしょう。

女性も男性も、本厄にあたる年はライフステージや健康面で変化の起きやすい年齢です。思いがけずトラブルに巻き込まれたり、大きな選択を迫られたりする場面が出てくることもあるでしょう。いつにも増して、慎重な行動や判断が必要な時期といえます。

そのため、厄年は、「人生における節目の時期を、落ち着いて過ごすために注意すべき」という先人たちの教えから生まれたものとも考えられるでしょう。

女性は本厄が30代に2回来る

女性の厄年、どう過ごすのがいい?

厄年には、一般的に結婚や引っ越し、起業といった大きな行動をするのは避けた方がいいとされています。ただし、大きな行動をすることで厄が払われるという考え方もあります。

「厄年だから」とマイナスに考えてしまうと、かえって物事や人間関係が悪い方向に進んでしまうかもしれません。心身の変化を受け入れ、身の回りのことや自分の健康について見直す一つのきっかけとして捉えるのが良いでしょう。

絶対に大きな選択をしてはいけないというわけではないため、気にしすぎる必要はありません。しかし、心身ともに変化が訪れやすい時期ともいえるため、身の回りのことや健康に気を遣いながら、丁寧な生活を心掛けましょう。

女性の厄年、どう過ごすのがいい?

厄払い・厄落としの違い

次に、よく混合される厄払い・厄落としの違いについて解説します。

厄払いが払うのは“現在”

「厄払い」とは、自分の中の災厄を払うためのお払いを受けたり、身を清めたりすることです。すでに自分の身についてしまっている、邪気や汚れを取り払ってもらうために行います。

一般的には、厄年の正月から節分までの時期に行うのが良いといわれています。しかし、厄払いは回数やタイミングに決まりなどはないため、厄年などに関係なく厄払いを受けても問題ありません。お正月に初詣を兼ねて行うなど、ご自身の都合に合わせてみてください。

厄年以外にも家を購入するときなど、大きな決断が迫られる場面や、良くないことが続くときなどにお払いを受ける人も多くいます。あまり良くない現状を打破したいときに、神道の教えに則り、神社でお払いを受けるのが一般的です。

厄払い

厄落としが払うのは“これから”

「厄落とし」とは、今後の厄を減らすために行う風習です。自ら災厄を作りだしたり、災厄を家族で分担したり、自身についた災厄をはらい落としたりすることで、これ以上の悪いことが起こらないようにするという考え方です。

例えば、大切にしていたものを捨てたり、故意に落としたりすることが、「自ら災厄を作る」という行動に該当します。

また、厄を分担してもらうという考え方で、家族や近所の方に食事を振る舞ったり、高いところからお餅をまいたり、赤飯を配ったりする方法もあります。地域によってさまざまな風習が残っているため、調べてみるのも良いでしょう。

その他にも、掃除をして部屋の汚れを落としたり、ゴミを捨てたりする行為も厄落としの一環とされています。災厄につながる汚れやゴミを捨てることによって、厄を落とせるという考え方です。

厄払いはいつまでに行う?節分まで?

厄払いを行う時期は、一般的に元旦から節分までにするのが良いとされていますが、とくに時期などに決まりはありません。

厄年は、誕生日を迎えてからの年齢ではなく、数え年で決まります。お正月を区切りに1月1日から厄年となるため、初詣のときに一緒に厄払いを済ませるのがおすすめです。

また、厄払いができる神社の多くでは、一年中厄払いを受け付けています。大安や誕生日など、日柄のいい日や記念日などにお払いしてもらうという方もいます。厄払いに行こうと思い立ったら、事前に神社に問い合わせて日程などを確認しましょう。

服装には明確な決まりはありませんが、礼服などフォーマルな服装が望ましいといえます。神様にお祈りする場であるため、あまりにもラフすぎる服装は控えるのが無難です。また、社殿に上がる場合は靴を脱ぐことになります。生足は失礼にあたる可能性があるため、靴下やストッキングを着用しましょう。

厄払いに必要な金額は、5,000~10,000円が相場とされています。白い無地の封筒、または紅白の蝶結びの水引がついているのし袋にお金を包みましょう。表面中央に「御初穂料(初穂料)」または「玉串料」と書き、下に厄除けを受ける当人の名前をフルネームで記入します。

中袋があれば、表面に金額、裏面に住所と氏名を書きましょう。中袋がない場合は、のし袋の裏面に金額と住所を書けば問題ありません。

初穂料

厄除けをする女性におすすめの贈り物

日本では、古来より厄年の方に厄除けとなる贈り物をする風習があります。家族やパートナーに厄年の方がいるなら、厄年を無事に過ごせるよう願いを込めて、贈り物を選んでみてはいかがでしょうか。

厄年の女性への贈り物には、身につけられるものが良いとされています。とくに、「長いもの」は長生きをイメージすることから、厄除けに人気の贈り物となっています。

着物の着用が一般的だった時代、厄年の女性には帯などを贈るのが定番でした。しかし、日常的に着物を着用する機会のない現代では、ネックレス、ブレスレット、スカーフ、マフラーなどがおすすめです。男性なら、ネクタイやベルト、ループタイなどが良いでしょう。

また、ヘビは神様に使える神聖な生き物とされていることから、ヘビを連想させるうろこ状の模様も厄除けとして贈るのにふさわしいとされています。ヘビ革の財布や、青海波(せいがいは/波形の染模様)・江戸小紋柄の小物入れやパスケースなどを贈るのもおすすめです。

青海波

定番のお守りやお札なども、厄除けの贈り物として人気です。普段から身につけられるよう、バッグや財布などに入れて持ち運べるのが魅力です。

厄除御守

まとめ

2025-2026年(令和7-8年)の女性と男性の厄年の早見表や、厄年の過ごし方、厄払いの方法などをご紹介しました。

厄年の年齢は、男女ともに心身に変化を受けやすい歳といわれています。しかし、大きな決断をしてはいけない年というわけではありません。ネガティブに考えず、身の回りのことや体調を見直すいい機会として捉え、心穏やかに過ごすのがおすすめです。家族やパートナーなど、身の回りに厄年の方がいたら、厄除けの贈り物をすると良いでしょう。

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