季節の行事

【2026年】今年の節分はいつ?日付が変わる理由や恵方、節分の過ごし方も

節分は、豆まきをしたり恵方巻きを食べたりなど、家族で楽しめる行事です。しかし、毎年日付が変わるため、「今年の節分はいつ?」「そもそも、なんで毎年日付が変わるの?」と、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、今年の節分がいつか、なぜ日付が変わるのか、といった節分の「いつ」に関する疑問を解決します。また、節分の由来や過ごし方のアイデアなども詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

2026年の節分はいつ?【2月3日(火)】

2026年の節分は2月3日(火)です。節分は「立春の前日」と決まっているため、立春の日付が動けば節分も一緒に変わります。

また、2026年の恵方は「南南東」です。節分の日に恵方巻きを食べるときは、南南東の方角を向いて食べましょう。

まずは、節分と恵方の基礎知識をおさらいします。

節分の日付が毎年変わる理由

前述のとおり、節分は立春の前日を指します。立春はその年々で日付が変わるため、節分の日付も変わります。

二十四節気の一つである立春の日付が毎年変わる理由は、地球の公転周期と暦のずれにあります。地球が太陽の周りを1周する時間は約365.2422日で、暦の1年365日とぴったり合いません。このずれは1年で約6時間、4年で約1日分になるため、4年に1度「うるう年」を設けて調整しています。

以下に、2025年から2029年までの立春と節分の日付をまとめました。

節分 立春
2025年 2月2日(日) 2月3日(月)
2026年 2月3日(火) 2月4日(水)
2027年 2月3日(水) 2月4日(木)
2028年
(うるう年)
2月3日(木) 2月4日(金)
2029年 2月2日(金) 2月3日(土)

表のとおり、うるう年の翌年は立春が2月3日、節分は2月2日になる傾向です。

なお、二十四節気の正確な日付は、国立天文台が毎年2月に発表する「暦要項(れきようこう)」で正式に公告されます。

節分の意味と由来

本来、節分は「立春・立夏・立秋・立冬」という季節の分かれ目(四立)の前日を指す行事で、年に4回ありました。なかでも、春は一年の最初の季節と考えられており、立春がとくに重んじられていました。

そのため、立春の前日にあたる節分では厄払いの行事が行われ、次第に「節分は立春の前日」という認識が一般的になっていきました。

節分の由来は中国の「追儺(ついな)」

節分は、中国に古くから伝わる「追儺(ついな)」という儀式が発祥とされています。「追儺」は、旧暦の大晦日に実施されていた厄をはらう儀式のことです。

追儺をもとにした儀式はやがて日本に伝わり、奈良時代に流行した疫病をはらうために宮中で行われました。これが、日本における節分の始まりです。

その後、平安時代には陰陽師によって盛んに宮中の鬼祓いが行われるようになり、江戸時代には庶民が行う「節分」として浸透していきました。

節分

節分をどう過ごす?家族で過ごすときのアイデア

節分といえば豆まきと恵方巻きのイメージが強いですが、他にも「節分いわし」や「節分そば」といった風習があります。ここでは、家族で楽しめる節分の過ごし方を見ていきます。

豆まきをする

節分の定番である豆まきは、江戸時代に神社・仏閣などで行われていた「豆打ち」がもととなっています。

豆をまく理由には諸説ありますが、「豆は粒が大きく、ぶつけた際の音が大きいので、鬼をはらうのに適しているとされていたから」という説が有力です。また、「豆(まめ)」という音から「魔の目(魔目=まめ)」に豆をぶつけて、「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じているともいわれています。

豆まきの基本的なやり方は、まず福豆(炒った豆)を用意し「鬼は外!福は内!」と言いながら豆をまきます。最後に、自分の年齢よりも1つ多く豆を食べましょう。

なお、本来の豆まきは家長や厄年の人、年男・年女が行うとされていますが、現在の節分は季節イベントとしての側面もあるので、家族全員で楽しみながら行っても問題ありません。

豆まきのタイミングは夜

豆まきのタイミングは、夜が良いとされています。これは、鬼が深夜にやってくると考えられていたことに由来します。

ただし、現代の生活リズムやご近所への配慮を考えると、真夜中に豆をまくのは難しいでしょう。できるだけ夜の時間帯を選んで、家族が揃った夕食後などに行うのがおすすめです。

また、マンションやアパートにお住まいの場合は、近隣への音に配慮して豆をまきましょう。掛け声を小さめにしたり、豆の代わりに小袋入りの豆や落花生を使ったりすると安心です。

恵方巻きを食べる

恵方巻きを食べることも節分の過ごし方の1つです。恵方巻きとは、節分の際に食べる巻き寿司を指します。

恵方巻きは、七福神にあやかり、7種類の具材を入れる例がよく知られています。しかし、明確な決まりはないため、地域やお店により具材の数や内容は様々です。近年では、肉や魚介類を巻いたものやデザートのようなものまで、多彩なアレンジが加わったものも恵方巻きとして食べられています。

なお、恵方巻きや太巻きといった呼び名はあくまで巻き寿司の別名であり、「この具材が入ったもの、このように巻いているもの」といった明確な定義は存在していません。

2026年の恵方は「南南東」

2026年の恵方は、南と南東の中間にあたる「南南東」です。恵方巻きを食べるときは、この方角を向いて食べましょう。ちなみに、2027年の恵方は「北北西」、2028年の恵方は「南南東」となっています。

そもそも恵方とは、「歳徳神(としとくじん)」という神様がいる方向のことです。歳徳神はその年の福徳を司る神様で、恵方を向いて事を行えば、何事も吉とされてきました。節分の風物詩である「恵方巻き」は、この歳徳神のいる方向を縁起が良いと考えることに由来しています。

恵方は毎年変わりますが、実は「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4つの方角しかありません。十二支のように毎年順番で巡る「十干(じっかん)」という10個の区分があり、それぞれに4つの恵方が割り当てられています。

以下の表に、十干と西暦の下一桁、そして恵方の組み合わせをまとめました。

十干 西暦の下一桁 恵方
甲・己 4, 9 東北東
乙・庚 0, 5 西南西
丙・辛・戊・癸 1, 3, 6, 8 南南東
丁・壬 2, 7 北北西

2026年は西暦の下一桁が「6」なので、恵方は「南南東」となります。

恵方巻はいつ食べても良い

恵方巻はいつ食べても問題ありません。ご自身の都合に合わせて楽しむと良いでしょう。

ただし、恵方巻には「その年の恵方を向いて無言で一本丸ごと食べきる」という作法があります。食べている途中で話すと福が逃げてしまうと考えられているためです。

さらに恵方巻を食べるときは、「願い事を心の中で唱えながら食べると良い」とされています。家族で一緒に恵方を向いて、静かに願い事をしながら食べるのも、節分ならではの楽しみ方です。

おすすめ恵方巻レシピ

おすすめ恵方巻レシピ

恵方巻風のロールケーキは、子どもにも喜ばれる節分スイーツです。クリームといちご、キウイ、バナナがたっぷり入っており、甘さとフルーツの爽やかさが楽しめます。ココア生地でトラ模様をつければ、見た目も恵方巻そっくりに仕上がります。

材料(4人分)

  • 卵:5個
  • グラニュー糖:100g
  • 薄力粉:100g
  • バター:30g
  • ココア:小さじ1.5
  • 生クリーム:150cc
  • グラニュー糖(クリーム用):20g
  • いちご:4個
  • キウイ:1/2個
  • バナナ:1/2本
  • レモン汁:少々

作り方

  1. 卵とグラニュー糖を混ぜ、薄力粉と溶かしバターを加えて生地を作る
  2. 生地の一部にココアを混ぜ、白い生地の上にトラ模様を描く
  3. 180℃のオーブンで15分焼き、粗熱を取って4等分に切る
  4. 生クリームとグラニュー糖を泡立ててホイップクリームを作る
  5. いちご、キウイ、バナナを食べやすい大きさに切る
  6. 生地の焼き面を下にし、クリームとフルーツをのせて巻く

このレシピの詳細はこちら

節分いわし(ひいらぎいわし)を飾る

節分には、「節分いわし」を飾る風習もあります。節分いわしとは、焼いたいわしの頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺したものです。「柊鰯(ひいらぎいわし)」とも呼ばれ、主に関西地方を中心とした西日本で見られます。

地域によっては「焼嗅(やいかがし)」や「柊刺し(ひいらぎさし)」と呼ぶところもあります。一部地域では軒先に飾らず、いわしを食べるだけという地域もあるようです。

節分いわしを飾る理由は、鬼がいわしを焼いたニオイや柊の葉のトゲを嫌うとされているからです。玄関先に飾ることで、鬼が家の中に入ってこないようにする魔除け・厄除けの意味があります。

飾り終えた節分いわしは、神社・仏閣でお焚き上げして処分するのが望ましいです。お焚き上げが難しい場合は、塩を振りかけて清めてから白い紙に包み、他のごみとは別の袋に入れて一般ごみとして処分しましょう。魔除けの意味がある縁起物なので、丁寧に扱うことが大切です。

節分いわし(ひいらぎいわし)

節分いわしの飾り方

節分いわしの作り方と飾り方は、以下のとおりです。

作り方

  1. いわしを塩焼きにする(しっかり焼いて水分を飛ばす)
  2. 焼いたいわしから頭だけを切り離す
  3. 頭のエラ側から目に向かって柊の枝を刺す
  4. 玄関や軒先に釘やテープで固定する

節分いわしは、玄関先や門口に飾るのが一般的です。家への入り口に飾ることで鬼が入ってこないようにするという意味があります。

飾る期間は、地域や家庭によってさまざまです。節分当日だけ飾るのが一般的ですが、節分から2月いっぱいまで、さらには小正月(1月15日)から立春(節分の翌日)まで飾る地域もあるようです。

節分そばを食べる

一部地域では、年越しそばのような感覚で、節分にそばを食べる文化もあります。昔は月末にそばを食べる風習がありましたが、現在は大晦日と節分のみ「行事食」として食べるようになりました。

節分にそばを食べるルーツは、立春が1年の始まりで、その前日の節分は大晦日だと考えられていたからといわれています。つまり、新しい1年が始まるおめでたい日の前に、厄落としや長寿の意味があるそばを食べていたのが、節分そばの由来です。

なお、節分の日であれば、そばを食べる時間や食べ方は気にしなくても問題はありません。

節分の日付に関するよくある質問

節分について調べていると、日付の決まり方や行事のタイミングなど、さまざまな疑問が浮かぶかもしれません。ここでは、節分の日付に関するよくある質問にお答えします。

節分が毎年2月3日にならないのはなぜ?毎年変わる理由は?

節分は「立春の前日」と決まっているため、立春の日付が変わると節分も変わります。うるう年の翌年は立春が2月3日になる傾向がありますが、その場合、節分は2月2日になります。

節分行事を節分の前日や別日に行ってもいい?

節分本来の意味を大切にしたいなら、当日に行うと良いでしょう。しかし、家族で楽しむイベントとして行うのであれば、違う日でも問題ありません。家族の予定にあわせて、無理なく楽しみましょう。

まとめ

2026年の節分は2月3日(火)で、恵方は「南南東」になります。節分は「立春の前日」と決まっているため、立春の日付が変わると節分も変わります。多くの年は2月3日が節分になりますが、2025年や2029年のように、うるう年の影響で2月2日になることもあります。

また、節分は豆まきや恵方巻といった定番の過ごし方のほか、節分いわしを飾ったり節分そばを食べたりと、楽しみ方はさまざまです。この記事を参考に、楽しい節分をお過ごしください。

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くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

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