くらしのお金

【2026年最新】一人暮らしの食費は平均4.5万円!月2万に抑える節約術を解説

これから一人暮らしを始める方や、すでに一人暮らしをしている方の中には、毎月の食費がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。2026年最新のデータでは、一人暮らしの平均食費は約4.5万円となっており、約4.4万円だった昨年度よりやや高めの傾向が見られます。

この記事では、一人暮らしの食費の実態や節約のポイントを解説します。簡単に実践できる工夫や自炊のコツも紹介しているので、毎月の食費を見直したい方はぜひ参考にしてください。

一人暮らしの1か月の食費は?平均は約4.5万円(2026年最新データ)

2026年2月に公開された総務省「家計調査 会計収支編(2025年調査)」によると、一人暮らしの食費の平均額は月44,659円です[1]。1か月の食費がこの平均額よりも多い場合には、見直す余地がありそうです。

ここからは、一人暮らしの食費をさまざまな角度から、より詳細に見ていきましょう。

【食費の内訳・前年度との比較】平均額は昨年度よりも高額に

食費の内訳と前年度との比較

用途
分類
2025年
平均額
2024年
平均額
前年比
合計 44,659円 43,941円 +1.6%
穀類
(米・パン等)
3,516円 3,070円 +14.5%
魚介類 2,235円 2,244円 -0.4%
肉類 2,238円 2,280円 -1.8%
乳卵類 1,841円 1,925円 -4.4%
野菜・海藻 3,977円 3,959円 +0.5%
果物 1,802円 1,692円 +6.5%
油脂・調味料 1,615円 1,623円 -0.5%
菓子類 3,799円 3,430円 +10.8%
調理食品 8,289円 8,061円 +2.8%
飲料 3,482円 3,417円 +1.9%
酒類 1,947円 1,909円 +2.0%
外食 9,761円 10,284円 -5.1%
  • 総務省統計局「家計調査 / 家計収支編 / 単身世帯 / 詳細結果表 / 第2表 / 1世帯当たり1か月間の収入と支出 / 男女,年齢階級別」を参考に作成
  • 2025年調査:2026年2月6日公開[1]
  • 2024年調査:2025年2月7日公開[2]

一人暮らしの食費のなかで、最も多くの金額を占めているのは「外食費」です。2025年度の外食費は9,761円で、食費全体の約22%にも上ります。そのため、外食をなるべく控えることで食費全体の節約につながるでしょう。

また、2024年と2025年の食費を比較すると、全体の平均額は約1.6%増えていました。とくに大きく増加していた用途分類は、穀類(+14.5%)、菓子類(+10.8%)、果物(+6.5%)などでした。近年は、物価上昇による食品価格の高騰に加え、外食を控える傾向が強まったことで、主食や間食の支出が増え、その影響がデータにも表れていると考えられます。

【大学生・社会人の食費】大学生の食費は平均3.0万円

大学生・社会人の食費の比較

平均額
大学生(自宅生) ※1 15,044円
大学生(下宿生) ※1 29,853円
社会人(34歳以下) ※2 41,938円
  • ※1:全国大学生活協同組合連合会「第61回学生生活実態調査 概要報告[2026年2月24日公開]」[3]
  • ※2:総務省統計局「家計調査 / 家計収支編 / 単身世帯 / 詳細結果表 / 第2表 / 1世帯当たり1か月間の収入と支出 / 男女,年齢階級別[2025年調査、2026年2月6日公開]」[1]より、「勤労者世帯34歳以下」の平均額を参照

2026年のデータによると、下宿をしている大学生の場合、1か月の食費の平均額は29,853円でした。1日あたりでは約1,000円となり、日頃から節約を心掛けている人が多いことが推測されます。

一方、同年の34歳以下の社会人(単身勤労者世帯)の食費は、1か月平均41,938円でした。大学生に比べるとやや余裕がありますが、それでも1日あたりでは約1,400円です。外食を控えたり自炊をしたりして、なるべく食費を抑えようとしている人も多いことが想像されます。

食費のイメージ画像

【男女別・年齢別の食費】35~59歳男性が高い傾向

男女別・年齢別の食費の比較

年齢 男性平均 女性平均
全年齢平均 48,977円 40,910円
~34歳 44,260円 38,992円
35~59歳 52,878円 39,192円
60~65歳 48,724円 41,962円
65歳以上 47,954円 41,679円

出典:総務省統計局「家計調査 / 家計収支編 / 単身世帯 / 詳細結果表 / 第2表 / 1世帯当たり1か月間の収入と支出 / 男女,年齢階級別[2025年調査、2026年2月6日公開]」[1]を参考に作成

2026年2月公開の統計局のデータによると、一人暮らしの1か月あたりの食費は、男性平均が48,977円、女性平均が40,910円です。

一般的に、食費は女性よりも男性の方が多くかかる傾向にあります。とくに違いが大きいのは「外食費」で、男性の1か月あたりの外食費が13,485円なのに対し、女性では6,530円でした(全年齢平均)。

外食の機会が多いという男性は、自炊の機会を増やすことで食費を抑えられるでしょう。

一人暮らしの食費の目安額は手取りの10~15%!

ここまで、一人暮らしの食費について平均額をご紹介してきましたが、理想的な食費の目安額が気になるという方もいると思います。

一般的には、食費は手取りの10~15%程度に抑えるのが理想的とされています。以下の表に、1か月の手取りに対する食費の目安額をまとめましたので、ご参考ください。

手取り 食費の目安額
10万円 10,000円~15,000円
15万円 15,000円~22,500円
20万円 20,000円~30,000円
25万円 25,000円~37,500円
30万円 30,000円~45,000円
35万円 35,000円~52,500円
40万円 40,000円~60,000円
45万円 45,000円~67,500円
50万円 50,000円~75,000円

食費を月2万円に抑える節約術7選!

一人暮らしの食費を無理なく節約するには、ちょっとした工夫を日常に取り入れることが大切です。ここでは、毎月の食費を効率よく抑えるための7つのポイントを紹介します。

自炊のハードルを下げる

自炊は難しく考えるほど続けにくくなります。苦手意識のある人は、まずは「加熱して、かけるだけ」の簡単な習慣から始めるのがおすすめです。

例えば、「豆腐に納豆をのせる」「冷凍野菜を味噌汁に入れる」だけでも立派な自炊になります。

普段から手の込んだものを作らなくてはならない、と難しく考える必要はありません。毎日の小さな工夫で、自炊を無理なく続けやすくなるでしょう。

「なんとなくコンビニ」をやめる

ちょっとお腹が空いたときや喉が渇いたときに、何気なくコンビニに立ち寄るのは食費がかさむ原因です。コンビニの商品はスーパーよりも価格が高いことが多く、少しずつ出費が積み重なってしまいます。

無駄な出費を減らすためには、コンビニはご褒美の日だけに限定するのがおすすめです。日常的な利用を控えるだけでも、月単位で見るとかなりの節約につながります。

「冷蔵庫にあるものメモ」を見て買い物する

一人暮らしの場合、安いからという理由で必要以上に食材を買い込むと、使い切れずに捨ててしまいがちです。安く買うことよりも、食材を使い切ることを意識して買い物をしましょう。

おすすめなのは、スーパーへ行く前に、冷蔵庫や冷凍庫の中身を確認して「あるものメモ」を作ることです。メモを見ながら買い物をすると、冷蔵庫にすでにある食材を重ねて買う心配が減り、本当に必要な分だけを購入できます。

袋買い・徳用サイズは食べ切れる量かを確認

一見おトクに見える袋入りやネット入りの食材、徳用サイズの食材も、使い切れなければ意味がありません。腐らせてしまうと、1個あたりの実質単価がむしろ高くなることもあります。

こうした袋入りや徳用サイズの食材は、購入前に自分が食べ切れる量かどうかを意識して選びましょう。少し割高でも、必要な分だけバラ売りで購入するなど、確実に使い切れる商品を選んだ方が、結果的に節約につながります。

スーパーの野菜

食事の安さより満足度を優先する

安い食材ばかりを選んで我慢して食べると、かえって間食が増える原因になります。例えば、100円の安いパンで空腹を満たすより、少々高額でも満足度の高いお米とお味噌汁を食べる方が腹持ちも良く、余計な出費を防ぎやすくなります。

金額よりも、自分が満足できるかを基準に選ぶのがポイントです。満足感を優先することで、無理な節約でストレスを感じることも減らせます。

調味料は必要最低限の量・種類にする

大容量の調味料や使い道が限られる調味料の購入には、注意が必要です。「おトクだから」「簡単においしくできるから」といって、たくさんの調味料を購入しても、使い切れずに賞味期限を切らしてしまえば無駄な買い物になってしまいます。知らず知らずのうちに、食費を押し上げる原因になることも考えられます。

節約のためには、まずは基本の調味料だけで自炊する習慣をつけるのがおすすめです。醤油・砂糖・料理酒・みりんなど、汎用性の高いものを中心にそろえれば、多くの料理をカバーできますし、調味料の無駄も出にくくなります。

ローリングストックを意識する

災害備蓄として食材をそのまま置いておくと、消費期限が切れて無駄になってしまうことがあります。そこで、日常の食材として少し多めに常備しながら使う「ローリングストック」の考え方を取り入れると、無駄を減らせます。

この方法なら、買い物に行けない日でも家にあるもので食事をまかなえます。普段から備蓄しつつ消費することで、節約にも防災にも役立つのが魅力です。

一人暮らしで役立つ自炊テクニック

ここからは食費を抑えつつ、健康にも配慮した自炊テクニックを3つご紹介します。

常備菜とリメイク料理で時短と節約

1つ目は、常備菜の作り置きとリメイク料理です。例えば、常備菜としてひき肉のそぼろを作り、1日目はそのまま食べ、次の日はカレー粉を加えてドライカレーにするなど、常備菜に手を加える工夫をすることで、飽きずに食べきることができます。これにより、毎日の自炊時間を短縮しながら、節約も実現できます。

作り置きする常備菜は、リメイクができるものを選ぶと、味のバラエティが増え、飽きずに楽しむことができます。レパートリーが増えると、料理をする楽しさも増してきます。

さらに、ひじき煮や野菜の酢漬けなどは日持ちする常備菜で、食事に1品付け足したいときにすぐに使えるため、とても便利です。このようなおかずは、お弁当に入れる際にも重宝します。

冷凍食品やお惣菜に野菜チョイ足し

2つ目は、冷凍食品やお惣菜にひと手間加えて、栄養バランスを高める方法です。

忙しい日々の中で、冷凍食品を使ったり、買ってきたお惣菜に頼ったりすることもありますよね。お肉や炭水化物が多くなり、どうしても野菜が不足しがちです。

そんなときには、冷蔵庫にある野菜を足すことで、栄養バランスの良い食事にすることができます。例えば、お湯にコンソメと野菜を入れて即席スープを作ったり、野菜をさっと炒めたりするだけでも、しっかりと野菜を摂取できます。

また、冷凍食品やお惣菜に野菜を追加することで、彩りも豊かになり、食事がより楽しめるようになります。忙しい時こそ工夫を凝らし、おいしく栄養満点の食事を楽しみましょう。

パスタや冷凍うどんを常備

3つ目は、自宅にパスタや冷凍うどんを常備しておくことです。乾麺や冷凍麺は茹でたり、レンジで加熱したりするだけでベースが完成するため、調理時間を短縮しやすくなります。

例えば、パスタなら市販のソースを和えるだけで完成します。冷凍うどんも、残り物のおかずやお惣菜をトッピングするだけで、立派な一食になります。賞味期限が長く、安売りのタイミングでまとめ買いしておけるのも、一人暮らしには嬉しいポイントです。

外食するのが面倒という日や、料理の気力がわかない日でも、さっと食事を用意できるので、常にストックしておくのがおすすめです。

調理済冷凍うどん

一人暮らしの食費に関するよくある質問(Q&A)

一人暮らしをしていると、食費や自炊に関して悩むことも多いでしょう。ここでは、よくある疑問に対して実践しやすい解決策をまとめました。

食事のレパートリーが少ない

毎日の食事がマンネリ化してしまう場合は、ベースの食材は変えずにトッピングや調理法を工夫するのがおすすめです。例えば、ご飯と味噌汁を固定しつつ、味噌汁の具を変えたり、同じ鮭でも焼き鮭やムニエルにアレンジしたりするだけで変化を楽しめます。

少し多めに食材を買って飽きてしまった場合も、味付けやトッピングを変えることで最後までおいしく食べられます。工夫次第で、少ない食材でも食事のバリエーションを増やすことができます。

自炊とスーパーのお惣菜はどちらがおトク?

材料が少なく済む料理は自炊、材料が複数必要な料理はお惣菜の方がコストを抑えやすい傾向にあります。例えば、ほうれん草のごま和えや切り干し大根などは材料費が少ないため、自炊の方がおすすめです。

一方、サラダやフライのように、食材や調味料の種類が多い料理は、自炊すると余った食材を使い切れないことがあり、かえってコストがかかる場合があります。自炊とお惣菜を使い分けることで、効率よく食費を抑えられます。

使い切れなかった野菜・肉・魚は冷凍できる?

野菜、肉、魚も冷凍保存が可能です。適切に冷凍保存すれば、消費期限や賞味期限が近づいた食材も捨てずに済み、無駄を減らすことが可能です。

ただし、それぞれ冷凍に適した方法が異なるため、保存前に確認するのがおすすめです。正しい方法で冷凍すれば、使い切れなかった食材も後でおいしく活用できます。

まとめ

一人暮らしの食費の平均額や、節約のポイントについて解説してきました。2026年の最新データでは、平均的な食費は約4.5万円と報告されています。この数字を目安に、自分の食費が適正かどうか確認してみましょう。

もし食費がかさんでいると感じる場合は、今回紹介した節約術や自炊テクニックを取り入れてみてください。無理のない範囲で工夫を重ねることで、より快適で充実した一人暮らしができるでしょう。

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くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

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