くらしのお金

【超基本】家計簿の項目一覧!挫折しない項目分けのコツ

日々の支出を抑えるためには、家計簿をつけることが有効です。しかし、初めて記帳する方の中には、「何を記帳すれば良いのか分からない」「長く続けられるか不安」と、なかなか第一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、家計簿をつける理由やメリット、主な項目一覧、家計簿をつける際のコツなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


【一覧】家計簿の項目

家計簿は収支を把握するのに便利ですが、実際につけている人はどのくらいいるのでしょうか?

「くらひろ by TEPCO」が独自に行ったアンケート調査によると、家計簿を「現在つけている(58.6%)」「以前つけていたが、現在はつけていない(27.0%)」と回答した人は合わせて85.6%に上り、多くの人が家計簿をつけた経験があることが分かりました。

家計簿を実際につけている人の割合

「家計簿に関するアンケート」の調査概要

  • 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
  • 調査期間:2025年11月21日~11月22日
  • 有効回答数:500

初めて家計簿をつける場合は、お金の使い方を分かりやすく把握するために固定費と変動費に分けて記録する方法がおすすめです。以下では、固定費と変動費の分類について解説します。

固定費:住居費・水道光熱費・保険料など

固定費とは、毎月の生活で必ず発生する固定的な費用のことです。毎月どれくらいの固定費がかかっているかを把握することが、家計改善の第一歩になります。

固定費の主な項目は、次の表のとおりです。

費用項目 具体的な支出内容
住居費 家屋の維持費・住宅ローン・家賃など
水道・光熱費 水道代・電気代・ガス代
保険料 生命保険・学資保険・医療保険など
教育費 学費・給食費・子どもの習い事の月謝など
交通費 通学・通勤定期代など
通信費 携帯料金・インターネット料金など
税金 所得税・住民税・年金など
車両費 自動車税・車検代・車のローンなど
自己投資費 習い事やスキルアップのための月謝・サブスク代など
小遣い 夫婦や子どもの小遣い

変動費:食費・日用品費・娯楽費など

変動費は、普段の生活内容や頻度で変化する費用です。具体例として、食費・日用品費・娯楽費などが挙げられます。

場合によっては、不要なものにお金を使っている可能性もあるため、無駄遣いになっていないかを客観的に判断しましょう。

変動費の主な項目は、次の表のとおりです。

費用項目 具体的な支出内容
食費 食料品の購入・外食費など
日用品費 消耗品の購入費・交換代など
衣料・美容費 洋服の購入費・クリーニング代・美容院の代金など
医療費 医薬品の購入・通院費・入院費など
交際・娯楽費 飲み会の参加費・娯楽目的の出費など
特別費 旅行費・冠婚葬祭費など
雑費 その他の各種出費

家計簿の項目の選び方

家計簿の項目すべてを記録する必要はありません。まずは、自分の暮らしに合った項目設定を考えてみましょう。

ここでは、暮らし方に合わせた項目設定のポイントを紹介します。

一人暮らし・二人暮らし

一人暮らしや二人暮らしの場合は、世帯人数が少ない分、家計項目を細かく分けすぎると管理しづらくなることがあります。よく使う項目を中心にまとめておくと、家計簿をつける負担を減らしながら続けやすくなります。

【一人暮らし・二人暮らしの家計簿の書き方】

一人暮らし・二人暮らしの家計簿の書き方の例

  • 住居費
  • 水道・光熱費
  • 保険料
  • 交通費
  • 通信費
  • 食費
  • 日用品費
  • 衣料・美容費
  • 交際・娯楽費
  • 雑費

子どもがいる家庭

子どもがいる家庭は、成長に合わせて必要な支出が増えるため、家計項目が多くなってしまいます。家計簿を続けるためには、無理に細かく分けすぎず、管理しやすい範囲でまとめましょう。

【子どもがいる家庭の家計簿の書き方】

子どもがいる家庭の書き方の例

  • 住居費
  • 水道・光熱費
  • 保険料
  • 教育費
  • 交通費
  • 通信費
  • 小遣い
  • 食費
  • 日用品費
  • 衣料・美容費
  • 交際・娯楽費
  • 雑費

家計管理を見直したい人

家計管理をしっかり見直したい人は、支出の内容を細かく分けることで「どこを節約できるか」が明確になります。無駄な出費を洗い出したい場合は、項目を細分化するのが効果的です。

【家計管理を見直したい人の家計簿の書き方】

家計管理を見直したい人の家計簿の書き方の例

  • 住居費
  • 水道・光熱費
  • 保険料
  • 交通費
  • 通信費(端末代・インターネット料金など)
  • 食費(自炊代、外食費など)
  • 日用品費
  • 衣料・美容費(被服費、クリーニング代、美容室代など)
  • 交際・娯楽費(サブスク代・書籍購入代など)

項目を細分化することで自炊と外食のバランス、娯楽費の使い過ぎなど、今まで気づかなかった傾向にも気付きやすくなります。節約できるポイントを探したい方は、上記の項目を参考にしてみてください。

家計簿をつけるときのコツ

家計簿をつけるときのコツは、支出の多い項目を細分化し、振り返りを記載することです。

これらの点を意識して、家計簿でうまく毎月の収支を管理する方法について解説します。

支出の多い項目は細分化する

節約が目的の場合は、支出の多い項目をできる限り細かく分けるのがポイントです。

例として、食費を「自炊費」「外食費」に、娯楽費を「サブスク代」「書籍購入費」などに細かく分けることで、全体の支出への影響を明確に把握できます。

全体の支出に対する各項目の割合を知っておけば、節約すべきかどうかの判断に役立ちます。

定期的に振り返る

家計簿をお金の節約に役立てるうえで、振り返りはとても重要です。こまめに家計簿をつけても、毎月の収支状況を記録するだけでは支出の削減にはつながりません。

家計の動きを振り返り、改善点を意識して生活することで、出費を抑えることができます。

定期的に振り返る

家計簿をつけるメリット

家計簿は、単に「お金の記録を取る」ものではありません。自分の収支状況を把握し、目標を達成するための強力なツールとなります。

「くらひろ by TEPCO」が独自に行ったアンケート調査によると、家計簿をつける目的として最も多かったのは、「支出の全体像の把握(88.1%)」でした。続いて、「無駄遣いの削減(57.1%)」「毎月の予算内に収めたい(36.2%)」が挙げられています。多くの人が家計簿を無駄な出費の把握や削減に役立てているようです。

家計簿をつける目的は何ですか

「家計簿に関するアンケート」の調査概要

  • 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
  • 調査期間:2025年11月21日~11月22日
  • 有効回答数:392(複数回答可・家計簿をつけていない人を除く)

ここからは、家計簿をつける理由やメリットについて解説します。

毎月の収入・支出を可視化できる

家計簿は日々の収入や支出を記したものであり、続けることで毎月の収支を可視化できます。

収入や支出の記録を細かく残しておけば、「こんなことにお金を使っていた」という気付きを得られます。忘れていた出費や意識していなかった出費を含めた家計の状況を、改めて客観的に把握できるようになるでしょう。

無駄遣いの削減ができる

家計簿は、節約すべきポイントが明確に分かる点も大きなメリットです。

節約への第一歩は「何にいくら使っているか」現状の把握です。家計簿を用いて家族の生活費について項目ごとに把握できれば、具体的な節約をするための行動にもつながるでしょう。また、節約をすることでその分を貯金や投資に回す余裕も生まれます。

貯金目標の進捗管理ができる

家計簿をつけることでお金の流れが分かり、自然と節約する意識が高まります。無駄な出費を把握することで毎月の貯金額が明確になり、具体的な目標が立てやすくなるのもメリットです。

家計簿で毎月の貯金額や残り目標を把握しておくことで、長期的に必要な資金計画を逆算できるようになります。日々の進み具合が分かることで、無理のないペースで貯金を続けやすくなるでしょう。

家計簿を挫折せずに長く続ける方法

家計簿を挫折せずに長く続けるためには、いくつかの工夫があります。ここからは家計簿を続けていくためのアイデアを紹介します。

自己流にカスタマイズする

家計簿を自己流にカスタマイズする方法は、単純になりがちな作業を前向きに取り組むための工夫です。実際に使用する帳簿は、毎日の作業が楽しくなるようなお気に入りのデザインのものを選びましょう。家計簿をつける時間や場所から使用シーンをイメージして、使いやすいものを選ぶのもおすすめです。

最近はノートや冊子タイプのほか、家計簿用のアプリやソフトもあり、スマートフォンやパソコンでも管理できるので、幅広い選択肢から自分好みのものを探せます。

「くらひろ by TEPCO」の独自アンケートで、家計簿をつける方法について質問したところ、「家計簿アプリ」が39.3%、「紙の家計簿」が33.2%、「表計算ソフト」が22.4%という結果になりました。

いつでも手軽に記帳や振り返りができる家計簿アプリが一番人気ですが、紙の家計簿や表計算ソフトを使用している方も多く、それぞれ自分に合った方法で記録していることが分かります。

家計簿をつける方法は何ですか

「家計簿に関するアンケート」の調査概要

  • 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
  • 調査期間:2025年11月21日~11月22日
  • 有効回答数:392(家計簿をつけていない人を除く)

自分に合った方法で家計簿をつける

家計簿を長く続けていくには、自分に合った方法を見つけて実践していくことが大切です。

例えば、市販の家計簿やエクセルのテンプレートなどにはさまざまな項目がありますが、必ずしもそれらをすべて使う必要はありません。費目を細かく分けすぎると、余計な手間が増えるうえ、いずれの項目にも該当しない支出があったときに記入が面倒になってきます。

まずは、重要な項目だけに絞って家計簿をつけてみてください。家計簿をつけることに慣れてきたり、詳しく収支を把握したくなったりしたら、項目を細分化してみましょう。

家計簿をつける時間を決めておく

家計簿をつける時間は、自分の生活リズムを考慮してあらかじめ決めておきましょう。作業時間が決まっていると、日々の生活に追われるなかでも、家計簿を習慣化しやすくなります。

仕事帰りの電車内やお風呂上がりなど、無理のない時間帯を設定してください。加えて、家計簿の保管場所を日常的に使用する場所に決めておけば、さらに作業を忘れにくくなるでしょう。

目標を立てる

漠然とした理由で家計簿をつけるよりも、具体的な目標を立てた方が家計管理のモチベーションを保ちやすくなります。

例えば、「3年後に車を購入する」「子どもが大学生になるまでに教育費を〇万円貯める」など、目標が明確であるほど逆算して計画を立てやすくなります。

ただし、無理な目標では挫折しやすいため、無理なく達成できる小さな目標から設定することが、家計簿を長続きさせるポイントです。まずは一歩ずつ取り組んでみましょう。

まとめ

家計簿は毎月の収支を可視化できるため、お金の流れを把握して日々の出費を節約するのに便利です。固定費と変動費に分類する考え方を知っておくと、家計簿で出費を管理しやすくなります。

単に出費を正確に記載するだけではなく、定期的に家計簿を確認してお金の使い方を見返してみると、節約のアイデアが浮かんでくるかもしれません。

家計簿は手間がかかることから、ついつい三日坊主になってしまうものです。ノートや冊子、家計簿アプリや専用ソフトといった選択肢から自分好みのものを選べば続けやすくなるでしょう。楽しく家計簿を続けて、節約を実現してくださいね。

記事編集

くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

「東京電力 くらひろ by TEPCO」は、東京電力エナジーパートナーが運営するWebメディアです。でんきやガスのことはもちろん、あなたの毎日に役立つ知識から、くらしを広げるアイデアまで、“知りたい”に答える多彩な記事をお届けします。

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