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【例文50選】忘年会の挨拶はこれで完璧!失敗しないコツとチェックリスト

「忘年会の挨拶、よろしくお願いします」――突然の指名に、頭が真っ白になっていませんか?「何を話せばいいんだろう」「大勢の前で失敗したらどうしよう…」そんな不安やプレッシャーを感じるのは、あなただけではありません。

忘年会は、一年の労をねぎらい、仲間との絆を深める大切なイベントです。せっかくなら、あなたの挨拶で場を和ませ、最高の形で締めくくりたいものですよね。

この記事では、そんなあなたのために、基本の流れから失敗しない3つのコツ、そしてそのまま使える挨拶の例文を50パターン、ご紹介します。さらに、「最終確認チェックリスト」を使えば、準備は万全です。この記事を読んで、挨拶への不安を自信に変えていきましょう。

忘年会の挨拶、まずは基本の流れと役割分担を知ろう

忘年会の挨拶で失敗しないためには、まずは会全体の流れを把握することが大切です。挨拶がどのタイミングで、どのような役割を担うのかを知ることで、心に余裕が生まれます。

ここでは、一般的な忘年会の進行と、それぞれの挨拶の役割分担について、分かりやすく解説します。挨拶の準備は、忘年会全体の流れの理解から始まります。

一般的な忘年会の進行と各挨拶のタイミング

忘年会は、おおよそ2時間〜2時間半で組まれることが多く、挨拶のタイミングも決まっています。具体的なタイムスケジュール例を見て、当日の流れのイメージを掴みましょう。挨拶の持ち時間は、長すぎず短すぎず、心地よいリズムを作る上で非常に重要です。

  1. 時間
    開始0分
    進行内容
    開会の挨拶
    担当者
    司会者 or 幹事
    持ち時間目安
    1分
  2. 時間
    開始〜5分
    進行内容
    始まりの挨拶
    担当者
    最も役職の高い方
    持ち時間目安
    1分半〜3分
  3. 時間
    開始〜10分
    進行内容
    乾杯の挨拶
    担当者
    3番目程度の役職の方
    持ち時間目安
    1分〜1分半
  4. 時間
    開始10分〜
    進行内容
    歓談・食事
    担当者
    参加者全員
    持ち時間目安
    -
  5. 時間
    終了15分前
    進行内容
    中締めの挨拶
    担当者
    幹事 or 若手
    持ち時間目安
    1分
  6. 時間
    終了5分前
    進行内容
    締めの挨拶
    担当者
    2番目に役職の高い方
    持ち時間目安
    1分半〜3分
  7. 時間
    終了時刻
    進行内容
    閉会の言葉
    担当者
    司会者 or 幹事
    持ち時間目安
    30秒
時間 進行内容 担当者 持ち時間目安
開始0分 開会の挨拶 司会者 or 幹事 1分
開始〜5分 始まりの挨拶 最も役職の高い方 1分半〜3分
開始〜10分 乾杯の挨拶 3番目程度の役職の方 1分〜1分半
開始10分〜 歓談・食事 参加者全員 -
終了15分前 中締めの挨拶 幹事 or 若手 1分
終了5分前 締めの挨拶 2番目に役職の高い方 1分半〜3分
終了時刻 閉会の言葉 司会者 or 幹事 30秒

この流れを頭に入れておけば、自分がいつ、何をすべきかが明確になり、宴会中のソワソワした気持ちも解消されます。

【幹事向け】誰がどの挨拶をする?役職別の役割分担と依頼マナー

挨拶の依頼は、忘年会準備の中でも特に気を使うポイントです。一般的な慣習として、役職に応じた役割分担があります。誰にどの挨拶をお願いすれば失礼がないのか、基本の型を覚えておきましょう。幹事の方は必見です。

始まりの挨拶(開会)
社長や役員、部署のトップなど、その会で最も役職が高い方にお願いするのが通例です。一年の総括と参加者への感謝を述べ、会を公式にスタートさせる重要な役割です。
乾杯の挨拶
序列で3番目くらいの上司に依頼することが多いです。始まりの挨拶よりは少し砕けた雰囲気で、これから始まる宴会への期待感を高めるスピーチが求められます。
締めの挨拶
序列で2番目に高い役職の方にお願いします。「一本締め」や「三本締め」で会を綺麗に締めくくり、来年への結束を促す役割があります。

【幹事向け】失礼のない依頼方法(文例)

「〇〇部長、誠に恐縮なのですが、忘年会当日の乾杯の音頭をお願いできないでしょうか。部長の威勢の良いご発声で、会を盛り上げていただきたく存じます。」

このように、相手を立てつつ、なぜお願いしたいのかという理由を添えると、気持ちよく引き受けてもらいやすくなります。

忘年会の挨拶で「失敗しない」3つのコツ

忘年会の挨拶の例文をチェックする前に、これだけは押さえておきたい「失敗しない挨拶のコツ」を3つに絞ってご紹介します。この3つを意識することで、より素敵な挨拶ができるようになるでしょう。

コツ1:長さは黄金比の「1分半」!長くても3分以内

挨拶で最もやってはいけない失敗の一つが「長すぎる」ことです。参加者の集中力は長くは続きません。最も好印象を与える挨拶の長さは「1分〜1分半」と言われています。時間に換算すると、文字数にしておよそ300字〜450字程度です。

長くても3分(約900字)以内には必ず収めましょう。事前に原稿を作成し、スマートフォンのストップウォッチ機能などを使って声に出して読み、時間を計測する練習をしておくと万全です。手短に、テンポよく話すことを心がけるだけで、参加者の満足度は大きく変わります。

コツ2:話すのは「感謝」と「未来」!ネガティブな話題は厳禁

忘年会は、今年一年のがんばりを皆でねぎらうポジティブな場です。挨拶の内容は、「今年一年の感謝」と「来年への希望」という2つの柱で構成しましょう。

【NGな話題の例】

  • 特定の個人の失敗談やダメ出し
  • 会社の業績に対する説教や反省会のような話
  • 慢話や個人的な話が長すぎる

これらのネガティブな話題は、せっかくの楽しい雰囲気を台無しにしてしまいます。たとえ苦労が多かった一年だったとしても、「皆で乗り越えられた」という感謝の視点で語り、来年につながる前向きな言葉で締めくくるのが鉄則です。

コツ3:主役は参加者!「皆さん」を主語に一体感を

挨拶の主役は、話しているあなたではなく、聞いている参加者全員です。「私が〜」「私は〜」と自分の話ばかりするのではなく、「皆さんと共に〜」「私たちが〜」といったように、参加者を主語にした言葉選びを意識しましょう。

  • 「〇〇プロジェクトでは、皆さんのご協力のおかげで素晴らしい成果を上げることができました」
  • 「来年も、ここにいる皆さんと一緒に、更なる高みを目指せることを楽しみにしています」

このように、参加者一人ひとりを巻き込むことで、会場に一体感が生まれます。あなたの感謝の気持ちがストレートに伝わり、聞く人の心に深く残る挨拶になるはずです。

忘年会の挨拶をする人

挨拶で大失敗しないための最終確認チェックリスト

準備は万端、でもやっぱり本番は緊張するもの。そこで、本番失敗しないための「最終確認チェックリスト」をご用意しました。ぜひ、「挨拶を考える前」と「スピーチ直前」の2つのタイミングで活用してみてください。

【挨拶を考える前に】内容の最終チェック

内容の最終チェックリスト

  • 長さは1分半(450字)が目安。長くても3分以内に収まっているか?
  • 「感謝」と「未来への希望」が中心のポジティブな内容か?
  • 説教、自慢話、特定の個人への批判など、ネガティブな話題は入っていないか?
  • 参加者全員が楽しめるように、「皆さん」を主語にしているか?
  • 政治・宗教・ジェンダーなど、個人の価値観に関わる繊細な話題に触れていないか?
  • 会社の機密情報やインサイダー情報に抵触する内容はないか?
  • 誰かを不快にさせるような冗談や、ハラスメントと受け取られかねない表現はないか?

【スピーチ直前に】心と体の最終チェック

心と体の最終チェックリスト

  • 原稿やメモは手元にあるか?(暗記に自信がなければ持参してOK)
  • スマートフォンはマナーモードに設定したか?
  • 服装の乱れはないか?(ネクタイ、襟元など)
  • 深呼吸をして、気持ちを落ち着かせることができたか?
  • 口角を上げて、自然な笑顔を作れているか?
  • 参加者全員の顔を見渡す意識ができているか?

【例文50選】シーン・立場別!そのまま使える忘年会の挨拶例文集

ここからは、会社の忘年会を想定し、「開会の挨拶」「乾杯の挨拶」「締めの挨拶」のシーン別に、さらに社長・役員、上司、幹事、新人といった立場別の例文を合計50パターンご用意しました。

これらの例文を軸にして内容を膨らませ、適切な時間内に収まるよう調整すれば、忘年会の挨拶はきっと成功するはずです。

始まりが肝心!「開会の挨拶」鉄板例文(15選)

忘年会の第一声となる開会の挨拶。会の雰囲気を方向づける重要な役割です。格調高いものから、場を和ませるカジュアルなものまで幅広く揃えました。

社長・役員の方向け

  1. 【フォーマル・基本】皆さん、一年間お疲れ様でした。本日、こうして皆さんと共に忘年会を迎えられたことを心から嬉しく思います。今年は〇〇という大きな挑戦がありましたが、皆さんの尽力のおかげで無事に乗り越えることができました。本当にありがとうございます。今夜は仕事のことは忘れ、大いに飲み、語り合い、英気を養ってください。
  2. 【実績を称える】ご紹介にあずかりました、社長の〇〇です。皆さん、今年一年、本当によく頑張ってくれました。特に〇〇プロジェクトの成功は、皆さんのチームワークの賜物です。この素晴らしい成果を祝い、互いの労をねぎらいましょう。短い時間ですが、楽しいひとときを過ごしてください。
  3. 【逆境を乗り越えたことを強調】皆さん、一年間、本当にお疲れ様でした。今年は市場の変動が激しく、我々にとって試練の一年でした。しかし、誰一人諦めることなく、知恵を出し合い、助け合ったからこそ、今ここに笑顔で集まることができています。この団結力こそが我々の財産です。今夜は互いの健闘を称え合いましょう。
  4. 【ユーモアを交えて】社長の〇〇です。皆さん、今年一年、私の少々長い朝礼によくぞ耐えてくれました(笑)。皆さんの忍耐力と頑張りに心から感謝します。今夜は私が皆さんのグラスにお酌をして回りますので、捕まえてください。存分に楽しみましょう!

部長・上司の方向け

  1. 【部署向け・基本】〇〇部の皆さん、一年間お疲れ様でした!部長の〇〇です。今年は厳しい局面もありましたが、チーム一丸となって目標を達成できたのは、ここにいるメンバー一人ひとりのおかげです。感謝しかありません。今夜は無礼講です。私にも気兼ねなく話しかけてください。楽しみましょう!
  2. 【若手を称える】皆さん、お疲れ様です。今年は特に、若手社員の皆さんの成長が著しく、部署全体が活気づいた一年でした。そのエネルギーに、我々ベテラン勢も大いに刺激を受けました。本当にありがとう。今夜は皆さんが主役です。存分に楽しんでください。
  3. 【新メンバーを歓迎】〇〇部、並びに関係部署の皆さん、お疲れ様です。今年は〇〇さんと〇〇さんという新しい仲間が加わり、部に新しい風を吹き込んでくれました。改めて歓迎します。今夜はコミュニケーションを深め、チームの絆をより一層強固なものにしましょう。

幹事・司会者の方向け

  1. 【シンプル】皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます!ただいまより、〇〇株式会社 令和〇年度 忘年会を始めさせていただきます。司会進行を務めます、〇〇部の〇〇です。皆様、準備はよろしいでしょうか?最後までどうぞお楽しみください!
  2. 【ユーモア】皆様、一年間のお仕事、本当にお疲れ様でした!幹事の〇〇です。本日は皆様の笑顔を見るために、半年前から準備してまいりました(というのは冗談ですが)。最高の料理とお酒を用意しましたので、元を取るつもりで楽しんでいってください!
  3. 【開会宣言・短め】皆様、お待たせいたしました!本日は年末のお忙しい中、多数ご参加いただき、誠にありがとうございます。これより、〇〇部 忘年会を開会いたします!
  4. 【実用的な案内を兼ねて】皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。幹事の〇〇です。お手元のグラスは空いていませんか?お飲み物は2時間の飲み放題となっております。トイレは会場の右手奥です。それでは、存分にお楽しみください!

その他

  1. 【社外ゲストがいる場合】皆様、一年間お疲れ様でした。並びに、ご来賓の皆様、本日はご多忙の中ご臨席賜り、誠にありがとうございます。皆様のお力添えあっての一年でした。今夜はささやかな宴席ではございますが、日頃の感謝をお伝えできればと存じます。
  2. 【オンライン忘年会】全国の皆さん、こんばんは!幹事の〇〇です。画面越しではありますが、こうして皆さんと繋がれたことを嬉しく思います。飲み物と食べ物の準備はOKですか?それぞれの場所から、一年間の労をねぎらい合いましょう!
  3. 【プロジェクトチーム向け】〇〇プロジェクトメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした!リーダーの〇〇です。山あり谷ありでしたが、このチームだからこそ、最高の成果を出すことができました。今夜は達成感を分かち合い、最高の祝杯をあげましょう!
  4. 【ユーモア・自虐ネタ】皆様、一年間お疲れ様でした。私がマイクを持つと話が長くなると評判ですが、今夜は30秒で終わらせます!約束です!皆様の頑張りに感謝!存分に楽しみましょう!以上です!

開会の挨拶をする人

会を盛り上げる!「乾杯の挨拶」秀逸例文(20選)

乾杯の挨拶は、宴会スタートの号令です。手短に、威勢よく、そして場が盛り上がるような一言が求められます。新人向けや面白いアレンジの例文など、バリエーション豊かにご紹介します。

上司・役員の方向け

  1. 【フォーマル・基本】ただいまご指名をいただきました、〇〇部の〇〇です。僭越(せんえつ)ではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。皆様、この一年のご尽力に敬意を表し、また会社の更なる発展を祈念いたしまして。お手元のグラスをご準備ください。皆様、ご唱和をお願いいたします。乾杯!
  2. 【手短に】ご紹介いただきました〇〇です。堅苦しい話は抜きにして、早速始めましょう!皆様のこの一年の頑張りと、来年の更なる飛躍を願って。乾杯!
  3. 【部下を労う】〇〇部長よりご指名をいただきました、〇〇です。今年一年、〇〇部のメンバーは本当によく頑張ってくれました。この素晴らしい仲間たちと仕事ができたことを誇りに思います。皆の健康と幸せを願って、乾杯!
  4. 【故事ことわざを引用】ご指名にあずかりました〇〇です。「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」と申しますが、まさに今年は困難を乗り越え、我々が大きく成長できた一年でした。この成長を祝して、乾杯!
  5. 【縁の下の力持ちを称える】〇〇です。今年は営業部の活躍が目立ちましたが、それを支えてくれた管理部門の皆さんの力なくして、この成果はありませんでした。全ての部署の皆さんの頑張りに感謝して、乾杯!

中堅・若手社員の方向け

  1. 【シンプル・元気よく】ご指名にあずかりました、〇〇部の〇〇です。このような楽しい席で乾杯の音頭をとらせていただき、光栄です!それでは皆様、グラスの準備はよろしいでしょうか?今年一年の感謝と、来年の大ヒットを祈願して!乾杯!
  2. 【少しユーモアを交えて】〇〇です。本日はこんなに美味しいお酒が飲めるのも、〇〇部長のおかげ、いや、ここにいる皆様一人ひとりのおかげです!日頃の感謝を込めて、威勢よくいきたいと思います!乾杯!
  3. 【先輩・後輩へ】ご指名をいただきました〇〇です。先輩方には温かいご指導をいただき、後輩の皆さんからはたくさんの刺激をもらいました。この素晴らしい環境に感謝して、乾杯!
  4. 【とにかく手短に!】ご指名ありがとうございます!皆様、色々ありましたが、終わりよければすべてよし!ということで、乾杯!

新人の方向け

  1. 【フレッシュに】ご指名をいただきました、今年4月に入社いたしました〇〇部の〇〇です!至らぬ点も多く、先輩方には大変お世話になりました。来年はもっと貢献できるよう、精一杯頑張ります!皆様の今後のご健勝と、会社の発展を祈念して、乾杯!
  2. 【感謝を込めて】新人の〇〇です。右も左も分からなかった私を、根気強くご指導くださり本当にありがとうございました。このご恩は、来年、仕事でお返しします!皆様、一年間お疲れ様でした。乾杯!

面白い・ユニーク系

  1. 【謎かけ】ご指名ありがとうございます。〇〇(自社製品名)とかけまして、本日のビールとときます。その心は、どちらも「キレ」が命です!キレのある一年に感謝して、乾杯!
  2. 【部署の流行語を取り入れて】皆さん、今年の流行語は「〇〇」でしたが、我々の部署の流行語は「さすが!」だったと思います。互いの仕事を「さすが!」と称え合える一年に感謝して、乾杯!
  3. 【あいうえお作文】ご指名ありがとうございます!「か・ん・ぱ・い」であいうえお作文を考えました!「か」…感動的な!「ん」…一年を!「ぱ」…パーッと!「い」…祝いましょう!乾杯!
  4. 【クイズ形式】皆様、ご指名いただきました〇〇です。ここでクイズです!今年、我が社で一番頑張った人は誰でしょう?…正解は、ここにいる全員です!お疲れ様でした!乾杯!
  5. 【三唱形式】それでは皆様、ご唱和ください!今年一年の我々の頑張りに、万歳!部署の未来に、万歳!そして最高の仲間に、万歳!からの、乾杯!

その他

  1. 【取引先がいる場合】ご指名をいただきました、〇〇(自社名)の〇〇です。本日は〇〇(取引先名)の皆様にもご参加いただき、誠に光栄です。皆様の力強いサポートに、心より感謝申し上げます。両社の益々の発展を祈念いたしまして、乾杯!
  2. 【柔らかく】ご指名をいただきました〇〇です。今年も一年、皆さんと一緒に泣いたり笑ったり、本当に充実した毎日でした。この素敵なチームワークに感謝して、乾杯!
  3. 【オンライン忘年会】〇〇です。全国の皆さん、グラスの準備はいいですか?距離は離れていますが、心は一つです!一年間のお互いの健闘を称え、画面の前で、せーの!乾杯!
  4. 【健康を気遣う】〇〇です。皆さん、今年一年、本当にお疲れ様でした。来年も元気に頑張るために、今夜は飲みすぎ注意で(笑)、楽しくいきましょう!皆様の健康を祈って、乾杯!

綺麗にまとめる!「締めの挨拶」感動例文(15選)

宴の終わりを告げる締めの挨拶。楽しかった会を綺麗にまとめ、参加者が「良い忘年会だった」と思えるような、心に残る言葉を選びたいものです。一本締めなどの口上も網羅しています。

役員・上司の方向け

  1. 【フォーマル・基本】皆様、本日は誠にありがとうございました。宴もたけなわではございますが、お開きの時間となりました。この素晴らしい仲間と共に一年を締めくくれることを、心から幸せに思います。来る新しい年も、皆様にとって実り多き一年となりますよう祈念いたしまして、締めの挨拶とさせていただきます。
  2. 【来年への期待を込めて】皆さん、楽しい時間はあっという間に過ぎるものですね。今年培った我々のチームワークがあれば、来年はどんな困難も乗り越えられると確信しています。また新たな気持ちで、共に挑戦していきましょう。本当に一年間、お疲れ様でした。
  3. 【社員の家族へ感謝】皆様、お疲れ様でした。皆さんが今年一年、存分に力を発揮できたのは、陰で支えてくださったご家族のおかげでもあります。この場を借りて、皆様のご家族にも心から感謝申し上げます。年末年始は、どうぞご家族とゆっくりお過ごしください。
  4. 【感動的なエピソードを交えて】皆さん、お疲れ様でした。〇〇プロジェクトが難航していた時、若いメンバーが徹夜で資料を作ってくれた背中を思い出します。ああいう一人ひとりの頑張りが、今の我々を支えています。本当にありがとう。また来年、この最高のチームで頑張りましょう。

幹事・中堅社員の方向け

  1. 【感謝と案内】皆様、本日はお集まりいただき、誠にありがとうございました!楽しんでいただけましたでしょうか。これにて、一旦お開きとさせていただきます。この後、二次会もご用意しておりますので、お時間のある方はぜひご参加ください。皆様、どうぞお気をつけてお帰りください。一年間、お疲れ様でした!
  2. 【中締めの挨拶】皆様、ご歓談のところ失礼いたします。宴も盛り上がってまいりましたが、ここで一旦、中締めとさせていただきます。この後もお時間は許す限り、ごゆっくりお楽しみください。一本締めで、さらに会を盛り上げたいと思います!
  3. 【帰る人への配慮】皆様、本日はありがとうございました。これにてお開きといたしますが、お忘れ物のないよう、今一度お手回り品をご確認ください。また、明日もお仕事の方、飲みすぎにはご注意くださいね。皆様、良いお年をお迎えください。

締めの手拍子・口上

  1. 【一本締め】それでは、皆様の今後のご健勝と、我が社のますますの発展を祈念いたしまして、関東一本締めで締めさせていただきます。皆様、お手を拝借。よーおっ!(パン)ありがとうございました!
  2. 【三本締め】それでは最後に、皆様のこの一年のご尽力に敬意を表し、また来年のご活躍を祈念いたしまして、三本締めで締めくくりたいと存じます。皆様、ご唱和をお願いします。よーおっ!(「パパパン・パパパン・パパパン・パン」を繰り返し3回)ありがとうございました!
  3. 【大阪締め】それでは、浪花の伝統、大阪締めで景気よく締めたいと思います!皆様、お手を拝借!「打ちまーしょ(パンパン)、もひとつせー(パンパン)、祝(いお)うて三度(パパンパン)」ありがとうございました!
  4. 【万歳三唱】皆様、お疲れ様でした!最後は、我が社の輝かしい未来を祈念して、万歳三唱で締めたいと思います!皆様、ご準備はよろしいでしょうか。〇〇株式会社の、ますますの発展を祈念して、万歳!万歳!万歳!ありがとうございました!

その他

  1. 【感動系・シンプル】皆様、一年間本当にお疲れ様でした。皆さんと出会い、一緒に仕事ができたこの一年に、心から感謝しています。また来年も、どうぞよろしくお願いします。
  2. 【幹事への感謝を込めて】皆様、楽しい時間はあっという間でしたね。最後に、この素晴らしい会を企画・準備してくれた幹事の〇〇さん、〇〇さんに、皆様、感謝の大きな拍手をお願いします!(拍手)ありがとうございました!
  3. 【オンライン忘年会】皆さん、遅くまでありがとうございました!名残惜しいですが、これにてお開きとします。次に会うときは、ぜひリアルで乾杯しましょう!その日を楽しみにしています。良いお年を!
  4. 【若手向け・明るく】皆様、本日はありがとうございました!これにて一次会はお開きですが、まだまだ飲み足りない、語り足りないという方は、二次会へGOです!幹事がご案内しますので、ついてきてください!お疲れ様でした!

一本締め

忘年会の挨拶に関するQ&A

本文で触れきれなかった、細かいけれど気になる疑問にQ&A形式でお答えします。あらゆる不安要素を解消し、自信を持って当日を迎えましょう。

Q1. 挨拶を急に振られたら、どうすればいいですか?

焦らず、まずは指名してくれたことへの感謝を述べましょう。「突然のご指名で驚いておりますが、一言ご挨拶させていただきます」と前置きすれば、多少言葉に詰まっても問題ありません。話す内容は、「①今年一年の感謝」「②来年の抱負」「③参加者の健康や発展を祈る言葉」の3点を簡潔にまとめるのがおすすめです。例文集の中から短いものをいくつか覚えておくと、いざという時に役立ちます。

Q2. 挨拶の時、服装で気をつけることはありますか?

その場の雰囲気に合わせることが基本です。ホテルの宴会場などで行われるフォーマルな会であればスーツやジャケットスタイル、居酒屋などでのカジュアルな会であれば、清潔感のある服装を心がけましょう。挨拶に立つ際は、服装の乱れがないか、確認しましょう。

Q3. 挨拶の途中で噛んでしまったり、内容が飛んでしまったりしたら?

気にせず、笑顔で乗り切りましょう。「失礼しました」と一言添えたり、「少し緊張しているようです」と正直に伝えたりすると、かえって場が和むこともあります。完璧を目指すよりも、感謝の気持ちを伝えようとする姿勢が大切です。

もし内容が飛んでしまったら、無理に続けようとせず、「皆様と楽しい時間を過ごせて嬉しいです。来年もよろしくお願いします!」と早めに締めくくっても大丈夫です。

まとめ

この記事では、忘年会の挨拶で失敗しないための具体的なコツから、様々なシーンでそのまま使える例文を50選ご紹介しました。

忘年会の挨拶で最も大切なのは、上手な言い回しやテクニック以上に、参加者一人ひとりへ向けた「今年一年、ありがとうございました」という素直な感謝の気持ちです。ご紹介した豊富な例文は、あくまであなたの温かい想いを形にするためのヒントに過ぎません。

ぜひ例文を参考にしながら、「〇〇さんのサポートがあったから頑張れた」といった具体的なエピソードや、共に乗り越えた仲間への労いの言葉を一つ加えてみてください。あなた自身の言葉が加わるだけで、ありきたりではない、心に響く特別な挨拶になります。

あなたの心のこもった言葉が、会場を温かい一体感で包み込み、最高の形で一年を締めくくる一助となれば幸いです。

記事編集

くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

「くらひろ by TEPCO」は、東京電力エナジーパートナーが運営するWebメディアです。でんきやガスのことはもちろん、あなたの毎日に役立つ知識から、くらしを広げるアイデアまで、“知りたい”に答える多彩な記事をお届けします。

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