【例文あり】新年の抱負一覧!仕事や面接で使える一言・目標を紹介
新年や年度が変わる4月などは、「心機一転、何か抱負を立てたい」という気持ちが高まりますよね。また、仕事や面接の場で抱負を聞かれることもあると思います。
しかし、「良い抱負が思いつかない」「ほかの人はどんな抱負を持っている?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、仕事・勉強・趣味などカテゴリごとに抱負の例文を紹介します。また、「くらひろ by TEPCO」が独自に行った「抱負に関するアンケート」の結果も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
抱負とは?意味と立て方
年度の切り替わりの時期や仕事の節目に「抱負」という言葉をよく見聞きしますが、本来の意味を知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、抱負という言葉が持つ意味や、抱負の具体的な立て方を紹介します。
抱負とは:心の中の決意・志望のこと
抱負とは、心の中の決意や志望を示す言葉です。面接や自己紹介などの場で、急に抱負を求められると、とっさに答えられない方も多いと思います。
しかし、難しく考えすぎず、素直に心の中に普段ある意気込みや望みを、抱負として表すと良いでしょう。
「くらひろ by TEPCO」が独自に行ったアンケート調査(2025年10月調査)で、「あなたは今年、抱負を立てましたか。」と質問したところ、「抱負を立てた」と回答した人は67%でした。多くの人が抱負を立てていることが分かります。

- 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
- 調査期間:2025年10月24日~10月25日
- 有効回答数:400
これまで抱負を立ててこなかった方も、この機会に抱負を立ててみてはいかがでしょうか。具体的な抱負の例は、後述の「▼【例文】新年・新年度の抱負一覧」を参考にしてください。
現状と理想の差を埋めるための行動を抱負にしよう
自分で納得できる抱負を立てるのは難しいという方もいるでしょう。その場合は、次の3ステップで抱負を立てることをおすすめします。
- 過去を振り返り、仕事や学業でやり残したこと、成し遂げられなかったこと、今自身が解決したいと考える課題を洗い出します。
- 次に、「こんな人になりたい」「こんな生活がしたい」など、これから目指す理想の姿を明確にします。
- 最後に、挙げられた課題や理想とのギャップを埋めるための行動を言葉にします。
この3ステップに沿って検討することで、自身に合った抱負を立てられます。
【例文】新年・新年度の抱負一覧
抱負を立てようと思っても、どんな抱負を立てれば良いか迷う方や、ほかの人の抱負を参考にしたいと考える方は多いでしょう。
「くらひろ by TEPCO」が独自に行ったアンケート調査によると、「立てた抱負は何に関するものですか」という質問に対して、最も多かった回答は「仕事・キャリア(32.5%)」で、約3人に1人が、仕事・キャリアに関する抱負を立てていることが分かりました。仕事・キャリアの抱負を立てることで、日々の業務にも目標を持って取り組めるでしょう。

- 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
- 調査期間:2025年10月24日~10月25日
- 有効回答数:400(複数回答可)
ここからは、カテゴリごとに抱負の例文をご紹介します。
仕事・キャリアに関する抱負
ここでは、仕事やキャリアに関する抱負をまとめました。自身の状況に当てはまる例文をぜひ参考にしてみてください。
<抱負の例文>
- 売上を○%向上させる
- 例:会社の売り上げ目標を踏まえ、今期の売上を50%向上させます。
- 売上などの結果に関する目標を具体的な数字で設定すると、成果を重視する姿勢や、業務に対する前向きな姿勢をアピールできます。
- 〜の資格を取得する
- 例:異動先の部署で必要となるため、今年中に危険物取扱者甲種の資格を取得します。
- 日々の業務などで後回しにしがちな資格取得を目標として掲げ、社内にアナウンスすることで、有言実行を自らに課します。
- 自己成長の時間として、毎日〇時間勉強する
- 例:作業効率の向上を図るため、毎日2時間はExcelを勉強します。
- 業務に直結するスキル習得を抱負とすることで、自己成長の方向性や自身の行動指針を明確にできます。
- 週◯日以上は定時で帰れるよう、業務効率化に取り組む
- 例:会社の働きやすさ改革に貢献すべく、週3日以上は定時で帰れるよう、業務の効率化に取り組みます。
- 業務効率化や働きやすい職場づくりに貢献したいという抱負にすれば、企業に対して業務への前向きな姿勢をアピールできます。
- 体調管理を徹底する
- 例:最高のパフォーマンスを発揮するため、十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけ、日々の体調管理を徹底します。
- 健康維持は安定した業務遂行の基本です。体調管理を抱負に掲げると、自己管理能力の高さも示せます。
- チームのモチベーションを向上させる
- 例:チームリーダーとして、メンバーひとりひとりと向き合い、チーム全体のモチベーション向上に努めます。
- 個人の目標だけでなく、チーム全体を見据えた抱負は、管理職やリーダーの立場にある人におすすめです。
- 自ら率先して行動する
- 例:指示を待つのではなく、課題を見つけて自ら率先して行動します。
- 主体性や積極性をアピールする抱負です。とくに、若手社員が意欲を示すのに適しています。
- 昇格する
- 例:年内の昇格を目指し、必要なスキル習得と実績作りに励みます。
- 明確なキャリアアップの意思を示す抱負です。目標達成への強い意気込みが伝わります。
- 社員の働きやすさを向上させる
- 例:管理部門として、現場の意見を積極的に吸い上げ、社員の働きやすさに貢献します。
- 他部門や会社全体に貢献する姿勢を示す抱負は、周囲からの信頼獲得にもつながります。
学校・勉強に関する抱負
学生の方はもちろん、社会人の方も趣味や教養としての勉強に関する抱負を立てている方は多いです。ここでは、学校・勉強に関する抱負をまとめました。
<抱負の例文>
- 1日〇時間以上は勉強する
- 例:英語の基礎的な内容を理解するため、1日6時間以上は勉強にあてます。
- 新年度の目標、抱負として具体的な勉強時間を設定することで、学習の習慣化や持続性を高められます。その際、実現可能な学習時間に設定するのが、達成のポイントです。
- 月◯冊以上の本を読む
- 例:文章の構成力や語彙力を高めるために、月5冊以上の読書を今年の目標にします。
- 読む冊数を具体的な数字で抱負に設定することで、読書を習慣づけるきっかけになります。
- 問題集を〇冊終わらせる
- 例:1年後の入試合格のために、試験日までに関連の過去問題集を5冊終わらせます。
- 入試突破のマインドが形成され、合格までのロードマップが具体化されます。
- 勉強と部活を両立する
- 例:時間を有効活用し、自分で決めたタスクを計画的にこなすことで勉強と部活を両立させます。
- このような抱負を設定すれば、学習、部活の両側面において担任や両親、友人などのサポートを受けられる可能性も高くなります。
- ○○の資格を取得する
- 例:海外留学制度への応募に備えて、IELTSのスコア7.0を取得します。
- 目的達成のための具体的な数値や過程を抱負として設定することで、やるべきことが明確になります。
- 体調を崩さずスケジュール通りに生活する
- 例:体調に気を付け、長期休暇の学習計画を100%実行します。
- 立てたスケジュールを計画通りに進めるには、健康管理が欠かせません。徹底的な健康管理が、継続して計画を実行する土台となり、高い集中力を維持することにも直結します。
- 遅刻0、欠席0
- 例:皆勤賞を目指し、欠席0、遅刻0を徹底します。
- 学校生活の基本を守る抱負です。自己管理能力を高め、規則正しい生活習慣を身につけるためのきっかけになります。
- 部活の大会でベスト〇〇を目指す
- 例:夏の大会でベスト8に入るため、日々の練習に真剣に取り組みます。
- 具体的な目標を定める抱負です。目標が明確になるので、練習の質も向上するでしょう。
- 日頃から復習を習慣にする
- 例:授業で習った内容をその日のうちに復習する習慣をつけます。
- 学習の基本である復習を抱負に掲げます。基礎学力の定着に役立ちます。
趣味・健康に関する抱負
ここでは、趣味・健康に関する抱負をまとめました。趣味や健康に関する抱負は継続しやすく、自分で決めたことを達成することで自信につながるでしょう。
<抱負の例文>
- ◯時間以上の睡眠をとり、体調管理に気を遣う
- 例:毎日8時間以上の睡眠をとり、体調管理には十分気を遣います。
- 体調管理を抱負として周知することで、周囲もスケジュールを配慮してくれる可能性が高まります。
- 週3回、◯kmのランニングを行う
- 例:今年初めてハーフマラソンに出場するため、週3回、10kmはランニングします。
- むやみにランニングするのではなく、具体的な回数やキロ数を設定することで、継続的な練習を自分に課すことができます。
- ◯月までに熱中できる趣味を見つける
- 例:プライベートを充実させるため、5月までに熱中できる趣味を見つけます。
- いろいろなことへチャレンジすることで、日常生活を充実させられるでしょう。また、継続的な趣味にならなくても、新しい交友関係も広げることも可能です。
- 健康のために○○をやめる
- 例:今年1年間は禁煙し、深酒や夜更かしもやめます。
- 体に悪影響のある習慣をやめることを抱負として設定すれば、健康的な身体に近づけるでしょう。
- 休日に予定を入れて充実させる
- 例:休日は月に2回以上外出する予定を入れ、リフレッシュします。
- 休日の過ごし方を具体的に決める抱負です。生活にメリハリが生まれ、充実感を得やすくなります。
- 毎朝早起きして〇〇する
- 例:毎朝6時に起きて、30分ヨガをします。
- 朝の時間を有効活用する抱負です。規則正しい生活リズムを作るきっかけになります。
- 自炊をする
- 例:健康と節約のため、週に5日は自炊します。
- 食生活を見直す抱負です。料理のスキルアップにもつながり、健康的な生活を送るための第一歩となります。
人間関係に関する抱負
ここでは、家族や友人、恋人など、人間関係に関する抱負をまとめました。人間関係の抱負を立てることで、改めて周囲の人との良い交友関係を築くことにつながります。
<抱負の例文>
- 家族との時間を大切にする
- 例:仕事が忙しくても、週に一度は家族全員で食卓を囲む時間を作ります。
- 身近な人との関係を見直す抱負です。家族とのコミュニケーションを増やすきっかけになります。
- 自分から挨拶する
- 例:職場や近所の人に、毎日自分から明るく挨拶します。
- 挨拶はコミュニケーションの基本です。人間関係を円滑にする第一歩として設定しやすい抱負です。
- 感謝や好意を言葉で伝える
- 例:些細な点でも「ありがとう」と口に出して感謝を伝えます。
- 日頃の感謝を言葉にする抱負です。相手との良好な関係を築く助けになります。
- 新しい人との出会いを楽しむ
- 例:交流会やセミナーに積極的に参加し、新しい人との出会いを楽しみます。
- 人脈を広げたい人におすすめの抱負です。新しい視点や価値観に触れる機会が増えます。
- ◯月までに恋人を見つけるために〇〇をする
- 例:10月までに恋人を見つけて、絶対に幸せなクリスマスを過ごします。
- 明確な期日を設定すると、自分の好みの傾向や、外せない要件を見つめ直すなど、具体的な行動を起こせるようになります。
金銭に関する抱負
ここでは、貯金や節約など、金銭に関する抱負をまとめました。
<抱負の例文>
- ◯◯へ旅行に行くため〇〇円貯金する
- 例:石垣島でのシュノーケリングに向けて、夏までに30万円貯めます。
- 行きたい場所に旅行するために必要な金額を算出してみると、計画的に貯金する習慣が身につきます。実際に旅行に行けるかどうかにかかわらず、「いつか行きたい」という気持ちを形にすること自体が、日々のモチベーションにつながります。
- 毎月〇〇円貯金する
- 例:将来のために、毎月3万円を先取り貯金します。
- 具体的な金額を決める貯金の抱負です。貯蓄を習慣化するのに役立ちます。
- 家計簿をつける
- 例:家計簿アプリを活用し、毎月の収支を把握します。
- お金の流れを管理する第一歩です。無駄な出費を見直すきっかけになります。
- 無駄使いを減らす
- 例:コンビニでの買い物は週2回までとし、無駄使いを減らします。
- 具体的な行動制限を設ける抱負です。節約意識を高めるのに有効です。
- 副収入を得るための活動を始める
- 例:スキルを生かして、週末に副業を始めて月1万円の副収入を目指します。
- 収入源を増やすための抱負です。新たなスキル習得やキャリアの可能性を広げる点にもつながります。
【例文】新卒社員・面接での抱負一覧
次に、入社や転職、面接時にアピールできる抱負の例文を紹介します。ご紹介する例文を参考に、自分の状況や言葉に置き換えて活用してみてください。
新卒入社の抱負
ここでは、新卒で入社する方向けの抱負をまとめました。
<抱負の例文>
- ◯◯の資格を取得する
- 例:マーケティングに役立つ、ウェブ解析士の資格を取得します。
- 業務に関連する資格取得を抱負とすることで、計画的な学習が可能になるうえ、仕事へのモチベーションを高められます。
- 人と積極的に交流する
- 例:社内のみならず、業界シンポジウムやセミナーを通じて、社外の人々とも積極的に交流を図っていきます。
- さまざまな人と接することを抱負とすることで、多様な考え方を吸収するマインドを作れます。
- 即戦力になれるよう◯◯に取り組む
- 例:入社後、即戦力として活躍できるよう、業務に必要な知識やスキルの習得に日々取り組みます。
- 「即戦力になりたい」という前向きな気持ちを抱負とすることで、仕事に対する積極的な気持ちをアピールでき、希望部署へ配属される可能性も高まるでしょう。
- 早く仕事を覚えられるよう努力する
- 例:1日の仕事の振り返りを行い、早く仕事を覚えられるよう努力します。
- 「仕事を早く覚える」ことを抱負にすることで、日々の業務を確実にこなす心構えができます。
- スキルアップのために毎日○○分勉強する
- 例:商品知識を身につけるため、毎日60分以上は勉強時間を確保します。
- 業務のための学習時間の確保を抱負とすることで、自身の成長意欲をアピールできます。
- 報連相を徹底する
- 例:上司や先輩への報告・連絡・相談を徹底し、スムーズな業務遂行に貢献します。
- 社会人の基本である「報連相」を抱負に掲げます。着実に業務をこなす姿勢を示せます。
- 小さな仕事にも責任を持って取り組む
- 例:任された仕事は大小にかかわらず、最後まで責任を持ってやり遂げます。
- 誠実さや責任感の強さをアピールする抱負です。信頼を得るための第一歩となります。
就職面接時(新卒・中途)の抱負
ここでは、就職面接の際に使える抱負をまとめました。
<抱負の例文>
- ◯◯の経験をしたい
- 例:御社の強みである商品開発部に配属された折には、発案から製品化までの一貫した工程を経験したいです。
- 自分が携わりたい業務を抱負とし、企業に積極的にアプローチすれば、希望部署へ配置転換される可能性が高くなります。
- ◯◯の経験を仕事で生かす
- 例:居酒屋のアルバイトで培った接客の経験を生かし、積極的にお客さまとコミュニケーションを図っていきます。
- 今までの経験を活かした抱負を伝えることで、どのように企業に貢献できるのかがアピールできます。
- ◯◯について知識を吸収したい
- 例:社会人や営業担当者としての知識やスキルを得ることはもちろん、お客さまの業界に関する知識なども幅広く吸収していきます。
- 自分が知りたい知識の取得を抱負とすることで、企業側も自社業務にある程度の理解を深めて応募してきたと感じてもらえます。
- 入社前に○○の資格を取って貢献したい
- 例:本採用の前に簿記2級をとって、現場ですぐに活躍したいです。
- 入社後すぐに戦力として活躍したい積極性を企業にアピールできます。
- 挑戦することを大切にしたい
- 例:未経験の業務にも臆することなく、積極的に挑戦する姿勢で取り組みます。
- 新しい環境でも前向きに学ぶ意欲を示す抱負です。成長意欲の高さをアピールできます。

転職時の抱負
ここでは、転職の際に使える抱負をまとめました。
<抱負の例文>
- 早く仕事を覚えられるよう努力する
- 例:少しでも早く仕事を覚え、チームに貢献できるよう努力します。
- 早く仕事を覚え、貢献することを抱負とすることで、前向きな姿勢を意識して業務の習熟を早められます。
- 職場に溶け込めるよう積極的に交流する
- 例:皆さんに早く顔を覚えていただき、1日でも早く職場に溶け込めるよう、積極的に交流していきたいです。
- 職場の先輩、同僚と溶け込むことを抱負にすれば、相談相手などが早くできる可能性が高まります。
- ◯◯という経験を生かして貢献したい
- 例:前職でのアメリカ駐在経験を活かし、海外企業との折衝に貢献したいです。
- 自分の経験を伝え、今まで培ったスキルやノウハウを活かすことを抱負とすれば、企業に自分のスキルが活かせる業務をアピールできます。
- スキルアップのために毎日○○分勉強する
- 例:社内資格取得のため、毎日60分勉強します。
- 転職や異動で、仕事の環境が変わるタイミングは、新たなスキルを身に着けるのに最適です。
- 専門性を高めたい
- 例:前職で培った〇〇のスキルに磨きをかけ、御社の発展に貢献できる専門性を高めます。
- 即戦力としての期待に応えつつ、さらに上を目指す意欲を示す抱負です。キャリアアップへの意識の高さをアピールできます。
抱負に使える四字熟語一覧
四字熟語を抱負としている方も多くいます。ここでは、ビジネスシーンや学校などのさまざまなシーンに、おすすめの四字熟語をご紹介します。よく知られている四字熟語以外も記載していますので、ぜひ活用してください。
<抱負の例文>
- 勇猛果敢(ゆうもうかかん):決断力があり、勇ましい様子
- 例:今期は本営業所にとって勝負の年となるため、さらなる顧客の獲得に向け勇猛果敢に取り組んで参ります。
- 心機一転:あることをきっかけに、新たな気持ちで物事へ臨むこと
- 例:昨年は仕事で思うような成果を上げることができなかったのですが、心機一転、今年は結果を出せるよう努力していきます。
- 八面玲瓏(はちめんれいろう):どのような人とも円満に交際すること
- 例:広報部での業務は初めての経験ですが、関係各所ときめ細やかなやりとりを進めることが重要であるため、八面玲瓏な立ち回りを意識します。
- 無病息災:病気に罹らず、健康であること
- 例:食生活や体調管理に気を付け、無病息災に過ごします。
- 首尾一貫:最初から最後まで考え方が変わらないこと
- 例:新学期になるとレギュラー争いが厳しくなるため、自身で組み立てた練習方法を首尾一貫して守っていきます。
- 勇往邁進(ゆうおうまいしん):目的・目標に向かって臆さず突き進むこと
- 例:勇往邁進が座右の銘であるため、新天地でも気後れすることなく頑張ります。
- 七転八起(ななころびやおき):何度失敗しても、そのたびに立ち上がって挑戦し続けること
- 例:困難なプロジェクトですが、七転八起の精神で最後までやり遂げます。
- 有言実行(ゆうげんじっこう):口に出したことを、責任を持って成し遂げること
- 例:目標は大きく持ち、有言実行で必ず達成します。
- 切磋琢磨(せっさたくま):仲間同士で励まし合い、お互いに向上すること
- 例:同期入社の仲間と切磋琢磨しながら、一日も早く一人前になれるよう励みます。
- 一日一善(いちにちいちぜん):1日に1つは良い行いをしようと心がけること
- 例:一日一善をモットーに、困っている人がいたら積極的に声をかけます。
抱負を達成するために大切な3つのポイント
納得のいく抱負が決まった後は、抱負を実現させるための行動が求められます。
同アンケート調査で「目標を達成しようとする上で、大変だったことは何ですか」という質問をしたところ、45%の人が「モチベーションの維持」が困難と感じていることが分かりました。ほかにも、「計画どおりに進められない(34.3%)」と感じている人も多いようです。

- 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
- 調査期間:2025年10月24日~10月25日
- 有効回答数:400(複数回答可)
また、「抱負を達成するために、実行したことはありますか」という質問では、「具体的な目標を立てる(39.8%)」「目標を小さなステップに分ける(35.5%)」と回答した人が多い結果となりました。
モチベーションの維持が難しい、計画どおりに進められないと感じている方は、これらの方法を実行すると、やる気のアップや達成への道筋の明確化につながるかもしれません。

- 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
- 調査期間:2025年10月24日~10月25日
- 有効回答数:400(複数回答可)
ここからは、アンケートの結果をもとに、抱負を達成するための3つのポイントをご紹介します。
抱負を具体的な数字に落とし込む
「◯月までに売上を◯%向上させる」、「◯日に◯冊は本を読み終える」など、達成に必要なものを数字として具体化すると行動しやすくなります。アンケートでも、この方法を実行していると回答した人は39.8%に上りました。
とくに、日々の業務で忙しい社会人の場合、目標を数字で表すと、逆算して計画を立てやすくなるでしょう。
数値目標は、簡単すぎず、かといって現実離れもしていない「ギリギリ達成できそう」なラインに定めるのがおすすめです。
目標を小さなステップに分け、優先順位を明確にする
抱負を立てても「どこから手をつければ良いか分からない」と感じて、挫折をした経験がある方もいるでしょう。そのようなときは、目標を小さなステップに分け、優先順位を明確にするとモチベーションを維持でき、抱負の達成に近づきます。
目標を小さなステップに切り分けると、一つひとつのハードルが低くなり、行動への抵抗感やストレスが軽減されます。また、優先順位を明確にすると、迷うことなく行動を開始でき、先延ばしの防止に効果的です。
達成が困難だと思われる抱負でも、小さなステップに分けたり、優先順位をつけたりすることで、心理的なハードルが下がります。
抱負を常に意識できるよう工夫する
せっかく自身で設定した目標を忘れてしまっては元も子もありません。抱負を忘れてしまいそうな場合は、手帳やスマートフォンの待ち受け画面など、毎日見る場所に抱負を書いておきましょう。
毎日目にする場所に抱負を書いておくことで、内容が繰り返し脳にインプットされます。これにより、抱負に関連する情報や機会に気づきやすくなったり、無意識のうちに抱負達成につながる行動を選択しやすくなったりするでしょう。

まとめ
心に抱いている思考を抱負として表し、普段の行動に落とし込むことで、日々の生活が充実した時間になるでしょう。
ぜひ一度じっくりと現状や願望を整理し、自身が成長を実感でき、納得のいく抱負を考えてみてください。
記事編集
- くらひろ編集部
- 東京電力エナジーパートナー株式会社
「くらひろ by TEPCO」は、東京電力エナジーパートナーが運営するWebメディアです。でんきやガスのことはもちろん、あなたの毎日に役立つ知識から、くらしを広げるアイデアまで、“知りたい”に答える多彩な記事をお届けします。

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