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黄砂が洗濯物に与える影響は?黄砂の対策方法も解説

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視界が悪くなったり、体調に悪影響を及ぼしたりと、日常のさまざまな場面で不都合が生じる黄砂。特に、外に洗濯物を干すときは洗濯物に土埃がついてしまうこともあり、黄砂飛来を辛く感じていらっしゃる方も多いかもしれません。

洗濯物に黄砂が付着してしまうと非常に厄介で、衣服にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。今回は黄砂という現象の概要について解説しながら、黄砂が洗濯物に与える影響、黄砂から洗濯物を守る方法などについても触れていきます。

黄砂とは:砂漠の砂が降り注ぐ現象

黄砂(こうさ)とは、砂漠から風で舞い上がった砂や土が日本まで届き、降り注ぐ気象現象のことです。乾燥地帯である中国やモンゴルなどの砂漠から、西から東へと吹く偏西風に乗って、周辺の国に砂や土が降り注ぎます。

黄砂の粒子はスギ花粉の10分の1程度の大きさしかなく、水にも油にも溶けない不溶性のため、洗濯物に付着しやすいです。気象情報を確認して黄砂が来ることが分かっている場合は、対策が必要です。

また、黄砂は洗濯物の影響以外にも、咳やくしゃみ、喘息などさまざまな症状を引き起こしてしまう危険性もあり、注意が必要です。

黄砂のピークは「4~5月」

日本で黄砂が降る時期のピークは、4〜5月の春から初夏にかけての時期とされています。この時期は西側からの風が強くなり、中国方面の黄砂が飛来しやすくなるためです。

特に、大陸に近い西日本が黄砂の影響を受けやすいと言われています。この時期に洗濯物を外に干す際は、注意が必要です。

黄砂のイメージ

黄砂が洗濯物に与える影響

黄砂が衣服の繊維に入り込むと、さまざまな悪影響を引き起こします。ここからは、黄砂が洗濯物に及ぼす影響やリスクを解説していきますので、ぜひ確認しておきましょう。

衣類の繊維を傷つける

黄砂は衣類の繊維を傷つける恐れがあります。微細な粒子が衣類の細かい部分に入り込み、繊維を傷つけてしまうのです。

特にデリケートな衣服や、直接肌に触れる衣服、子供用の衣服などは特に注意が必要でしょう。

衣類の汚れや黄ばみにつながる

黄砂には鉄やカルシウムなどの金属元素が含まれているため、衣類が汚れたり黄ばんだりする可能性もあります。

細かい粒子が衣類の繊維に入り込むと、なかなか汚れや黄ばみが落ちないため、注意が必要です。

匂いが付着する

黄砂自体に特有の臭いはありません。しかし、黄砂に含まれる金属化合物や有害物質が洗濯物に吸着すると、悪臭の原因となってしまいます。

この匂いは、洗濯してもなかなか取れないこともあり、非常に厄介です。

洗濯物の黄砂対策は「部屋干し」

黄砂から洗濯物を守ることはもちろん、黄砂によるアレルギーのリスクや気管支への影響などを考えても、この時期は部屋干しをおすすめします。2〜5月はスギ花粉、3〜5月はPM2.5の飛散量がピークになりますので、これらの付着が気になる方も外干しは避けたほうがいいでしょう。

この時期の洗濯物には、部屋干し用洗剤を使うのがおすすめです。部屋干し用洗剤は除菌成分が多めに入っており、臭いのもとになる雑菌の繁殖を抑えることができます。

ただ、それでも部屋干しは臭いが気になるという方も少なくないでしょう。ここからは、黄砂対策に有効な部屋干しをより早く乾かし、臭いを防ぐためのコツを4つご紹介します

扇風機やサーキュレーターの風を当てる

洗濯物に扇風機やサーキュレーターの風を当てるのもおすすめです。扇風機やサーキュレーターを使用することで部屋の空気が循環し、洗濯物がより早く乾きます。

特に、サーキュレーターは扇風機よりも空気循環の能力に長けています。特別な準備が必要ないため、手軽に取り入れることができるのも嬉しいところです。

浴室の乾燥機を活用する

部屋干しをする際は、浴室乾燥機を使用するのもおすすめです。浴室乾燥機は、湿気を取り除く機能に長けており、洗濯機の渇きを早めてくれます。

また、浴室乾燥機は黄砂だけでなく、梅雨時期や台風の時期にも有効活用することができます。部屋干しの臭いが気になる方で、自宅に浴室乾燥機がある場合には積極的に使ってみてはいかがでしょうか?

お風呂 部屋干し

エアコンや除湿器の風を当てる

エアコンや除湿器の風が当たる位置に、洗濯物を置いて部屋干しする方法もおすすめです。

エアコンのドライモードや除湿器を使用することで、そのまま干すよりも早く洗濯物を乾かすことができます。寒い時期は暖房を利用するのもおすすめです。

ただし、他の方法に比べ、電気代がかさみやすい点に注意が必要です。その場合、扇風機やサーキュレーターと併用して使用することで節電できます。

エアコンの風 部屋干し

乾燥機を用いる

洗濯物を短時間で乾かしたい場合は、乾燥機を使用することをおすすめします。乾燥機を使用すると、洗濯物を干す手間が省けるため、家事にかかる時間も短縮できます。

ただし、乾燥機を使用すると衣類を傷めてしまう危険もあるため注意が必要です。不安がある衣類の場合には、高温で完全に乾かすのではなく、設定を低温にしたり短時間にしたりして半乾き程度に抑えると良いです。その後、半乾き状態から通常通り干すことで、傷むのを抑えることができます。

また、デリケートな素材やお気に入りのアイテムへの使用は控えましょう。事前に洗濯表示のタグなどでチェックしておくと安心です。

もし、自宅に乾燥機がない場合は、近隣のコインランドリーを利用するのも1つの手です。

外干しをしたい場合は「洗濯物カバー」がおすすめ

黄砂が降る時期であっても、晴れている日は洗濯物を外に干したいという方も多いでしょう。そういった場合は、洗濯物カバーを用いることで、黄砂から洗濯物を守りつつ外に干すことが可能です。布団を干したい場合は、専用の布団カバーを使用しましょう。

洗濯物カバーには山型と壁型があるので、干し場の形状や用途に合わせて使い勝手の良いアイテムを探すのがポイントです。

また、撥水加工がされているものを選べば、突然の雨からも洗濯物を守ってくれます。そのほか、紫外線をカットできるアイテムもあるため、衣服の変色対策にも効果的です。

まとめ

黄砂の時期はせっかく洗った洗濯物が汚れてしまわないよう、この時期だけでも部屋干しに切り替えると安心して乾かすことができます。今回ご紹介したコツを使えば、部屋干しでもしっかり乾かすことができるはずです。

黄砂の時期でも気持ちよく洗濯ができるよう、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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