【保護者向け】小学校の連絡帳の書き方例文20選!ケース別に紹介
保育園や幼稚園でも使用される連絡帳ですが、小学校にあがると用途や書き方が変わります。初めて小学校の連絡帳を使う方の中には、「小学校の連絡帳は何を書くの?」「先生への連絡はどう書けば良い?」と疑問を持っている方もいるでしょう。
そこで今回は、小学校の連絡帳の目的やケース別の例文、連絡帳を書くときのポイントを解説していきます。
小学校の連絡帳の目的
最初に、小学校で使用される連絡帳の目的を解説します。保育園、幼稚園と異なる部分もあるので、確認しておきましょう。
子どもの「書く」トレーニング
小学校の連絡帳は、「書く力」を養う目的があり、基本的には子ども自身が記入をします。記入する項目は、主に時間割や宿題、提出物、翌日の持ち物などの必要事項です。
また、小学校の連絡帳には、一般的に記載を分かりやすくするための「しるし」が使われます。以下は、連絡帳に使われる代表的なしるしとそれぞれの意味です。
- も⃝
丸囲みの「も」:持ち物 - し⃝
丸囲みの「し」:宿題 - ぷ⃝
丸囲みの「ぷ」:プリントの枚数
欠席・早退・遅刻の連絡
欠席や早退を事前に先生へ伝えることも、連絡帳の目的の一つです。急な欠席や早退は電話で連絡し、前もって分かっている場合は、連絡帳で連絡するというルールを決めている学校もあります。
何らかの事情があり、遅刻や早退、欠席を事前に伝える際の書き方と例文は、以下で説明しています。
保護者と先生のコミュニケーション
小学校の連絡帳は、保護者と先生のコミュニケーション手段としても用いられます。例えば、自宅で子どもの様子に変化があった際、事前に連絡帳で報告しておくことで、先生に学校での様子を注意深く見守ってもらったり、後日相談の機会を設けたりといったスムーズな対応につながります。
ただし、連絡帳に記載した内容は、子どもの目にも触れるため、隠しておきたい相談事や込み入った話は、電話や手紙などを使うようにしましょう。

【ケース別】連絡帳の例文・書き方
前述のように、連絡帳は先生と連絡をしたり、コミュニケーションを取ったりするツールでもあります。ここからは、連絡帳の例文・書き方をケース別に解説します。
- ▼事前に遅刻連絡をする場合
- ▼事前に早退連絡をする場合
- ▼家庭の都合により欠席する場合
- ▼体調不良により欠席する場合
- ▼ウイルス性の感染症に罹患した場合
- ▼体育の見学を申し出る場合
- ▼友だち同士のトラブルについて伝えたい場合
- ▼先生にお願い事や相談事がある場合
- ▼先生にお礼を伝える場合
- ▼先生に家庭の事情を把握してほしい場合
事前に遅刻連絡をする場合
何らかの理由があり、遅刻することが決まっている場合は、連絡帳でその旨を伝えておきましょう。
事前に登校予定時刻が決まっている場合は、一緒に記載しておくと先生も安心できます。通院などで時間が読めないケースもありますが、その場合は目安の時間であることを含めて連絡帳へ記載しましょう。
例文
- お世話になっております。〇月〇日は定期検診があるため登校が〇時ごろになる見込みです。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
- お世話になっております。〇月〇日は、歯科を受診してから登校いたします。〇時〇分ごろに登校予定です。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
事前に早退連絡をする場合
早退する予定がある場合も、連絡帳で事前に伝えておきましょう。なお、授業の合間や昼食後など、学校の時間割に合わせて早退のタイミングを決めると親切です。
下校時の安全確認のため、「何時に」「どのように(お迎えか一人か)」の2点を含めることが大切です。
例文
- いつもお世話になっております。〇日の午後は、通院の予定があるため早退させていただきます。給食後の13:00ごろ、正面玄関に車で迎えに行く予定です。よろしくお願いいたします。
- お世話になっております。〇日は家庭の都合により、4時間目終了後に早退させていただきます。帰宅時は、本人が一人で歩いて帰ります。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
家庭の都合により欠席する場合
家庭の都合による欠席も、連絡帳で伝えられます。親族が亡くなり、お通夜やお葬式がある際には、欠席扱いにならず忌引き(出席扱い)となることがあるため、しっかりとその旨を記入するようにしましょう。
その他の予定の場合も、予定の内容を正確に記載しておくことが大切です。
例文
- お世話になっております。親族の法事に参加するため、〇日~〇日まで欠席させていただきます。忌引き扱いとして検討していただければと思います。よろしくお願いします。
- お世話になっております。〇日は家庭の都合により、欠席させていただきます。当日の配布物や宿題につきましては、後日お渡しいただけますと幸いです。もし可能であれば、近所の〇〇さんにお願いできると助かります。よろしくお願いいたします。
体調不良により欠席する場合
学校によっては、体調不良による欠席を連絡帳に記載して、近所の子どもに届けてもらうことがルール化されている場合があります。その場合には、自宅での様子と、発熱があれば体温まで正確に伝えましょう。医師の診断が出ている場合は、その病名も記載してください。
また、翌日以降も休む必要がある、もしくはその見込みがあれば、その点も伝えましょう。
例文
- お世話になっております。昨晩から〇〇の体調が優れず、今朝検温すると38.5℃の熱がありました。高熱ですので、本日含め3日間ほど欠席させていただくかと思います。よろしくお願いいたします。
- いつもお世話になっております。今朝から腹痛・吐き気・食欲不振を訴えているため、本日は欠席させていただきます。熱はありませんが、念のため一日様子を見たいと思います。よろしくお願いいたします。

ウイルス性の感染症に罹患した場合
ウイルス性の感染症に罹患した疑いがある場合は、連絡帳にそのことを正確に記載しなければなりません。
とくに、新型コロナウイルスやインフルエンザで欠席する場合は、出席停止扱いとなる場合もあります。病名と休む期間を医師に確認したうえで、学校にも連絡しましょう。
例文
- お世話になっております。昨日から〇〇の体調が優れないので、本日は欠席させようと思います。熱はないのですが、学級で胃腸炎が流行っているとのことなので、本日病院に連れて行き、診断結果次第で明日以降もお休みにします。よろしくお願いいたします。
- いつもお世話になっております。〇月〇日から体調不良で欠席しておりますが、昨日受診したところインフルエンザとの診断を受けました。学校の規定に従い、〇日まで出席停止とさせていただきます。〇月〇日から登校再開の予定ですが、体調の変化がありましたら改めてご連絡いたします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
体育の見学を申し出る場合
体育の授業で見学をさせてほしい場合は、保護者による連絡帳への記入が必要です。記載時は、子どもの状態を具体的に書くほか、なぜケガや病気(症状)になってしまったのか、経緯まで詳しく書くことが大切です。
例文
- お世話になっております。昨日の帰宅途中、道で転んで足首をひねってしまったようです。病院の先生からは安静にするよう指示されているため、本日の体育は見学とさせてください。よろしくお願いいたします。
- お世話になっております。風邪気味で咳が出ているため、大事をとって本日のプールの授業は見学させてください。プールの授業以外は通常通り過ごせます。よろしくお願いいたします。
友だち同士のトラブルについて伝えたい場合
子どもたちの間で起こったトラブルなどの事案については、子どもの目に触れる可能性がある連絡帳には詳細を書かず、まずは対面や電話での相談のお願いのみを簡潔に記載しましょう。
内容を子どもの目に触れさせたくないものの、事前に背景を共有したい場合は、相談内容を書いた別紙を封筒に入れて連絡帳に挟むのがマナーです。
例文
- いつもお世話になっております。学校での様子について少しご相談したいことがあり、お手紙を同封いたしました。お忙しいところ恐縮ですが、お手隙の際にご一読いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
- お世話になっております。学校生活に関して、直接お伝えしたいことがございます。お手数ですが、放課後など先生のお手隙の時間に短時間お話しさせていただくことは可能でしょうか。ご検討いただけますと幸いです。
先生にお願い事や相談事がある場合
先生にお願いや相談をする際は、「何に困っているか」と「先生にどうしてほしいか」をセットで伝えると、先生も具体的な行動に移しやすくなります。
それほど込み入っていない内容であれば、要点を簡潔にまとめて連絡帳へ記入し、回答をもらう形でも問題ありません。
例文
- お世話になっております。本日提出期限の宿題ですが、家庭の事情により完成が遅れております。本日中に仕上げ、明日必ず持たせるようにいたします。期限を過ぎてしまい大変申し訳ありませんが、一日猶予をいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
- いつもお世話になっております。先日、〇〇に食物アレルギーがあることが判明いたしました。誤食を防ぐため、今後の給食や活動での対応についてご相談させてください。お忙しいところ恐縮ですが、お手すきの際にお話しさせていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
先生にお礼を伝える場合
先生にお礼を伝えたい場合は、形式にこだわらず気持ちをストレートに記載するのがおすすめです。
「先日」「あの時」などと書いても相手に伝わらないことがあるので、明確にお礼を伝えたい事柄を記載しましょう。「安心しました」「子どもも喜んでいました」など、感謝の気持ちを書いておくことも好印象につながるポイントです。
例文
- いつもお世話になっております。個人面談の際は、〇〇の授業中の様子を詳しく教えていただき、ありがとうございました。ゆっくりですが、クラスのみんなとも打ち解け、学校にも慣れているようで安心しております。〇〇も学校を楽しんでいるようです。今後とも、よろしくお願いいたします。
- お世話になっております。先日は○○の友人関係のことでご相談に乗っていただき、ありがとうございました。おかげさまで、本人は毎日楽しく登校しております。先生が早急に、かつ丁寧に対応してくださったことに心から感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
先生に家庭の事情を把握してほしい場合
少し複雑な家庭の事情があり、先生の配慮をお願いしたい場合、まずは連絡帳を通して対面で話す予定を立てると良いでしょう。
子どもに見られたくない場合、記録を残したくない場合などは、便箋に書いて連絡帳にはさむのも一つの方法です。
例文
- いつもお世話になっております。〇〇の父が単身赴任となりました。緊急連絡先の変更手続きなどが必要かと思いますので、お手数ですが一度直接お話しする機会を設けていただくことは可能でしょうか。ご確認よろしくお願いいたします。
- お世話になっております。現在、〇〇の父の入院中のため家庭内が慌ただしく、〇〇も元気がない様子です。先生にはお手数をおかけしますが、学校での〇〇の様子を気にかけていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
小学校の連絡帳の書き方のポイント・注意点
連絡帳でのやり取りを円滑にするためには、いくつか知っておきたいコツがあります。連絡帳の書き方のポイントと注意点ご紹介します。
書き出しと結びの挨拶を記載する
文頭には書き出しの挨拶を、文末には結びの挨拶を記載しましょう。それぞれ、「いつもお世話になっております」「よろしくお願いいたします」といった文言が一般的です。
書き出しと結びの挨拶を記載することで、礼儀正しい印象を与えられます。反対に、文頭と文末に何の挨拶もない場合、失礼と受け取られる可能性があるので注意が必要です。
要件・要望は簡潔に書く
本文の要件・要望は「どのような理由で、どうしたいのか」をはっきりと簡潔に伝えることが大切です。要望の意図が分かりにくいと内容が伝わらず、何十人も児童を抱えて忙しい先生としては、対応が後回しになってしまう場合もあります。
連絡帳に書いた文章が、先生にとって分かりやすくなっているか確認したうえで提出するようにしましょう。
日時・場所等の情報は正確に伝える
連絡帳に書く情報はあいまいにせず、具体的かつ正確に書くよう努めましょう。例えば、「月末」という単語は幅があり、いつを指すのか分かりません。
文字でのコミュニケーションは、誤解を生みやすいため、わかりやすく的確に伝えることが大切です。とくに、日にちや時間・場所等は間違いがないか確認してください。
電話や対面で伝えるべき内容は書かない
直接先生と話して相談すべき内容は、連絡帳に書かないようにしましょう。文字だけでのコミュニケーションでは誤解が生まれやすく、一方的にお願いされるだけでは先生も困ってしまいます。
とくに、以下のような内容は連絡帳だけで済ませず、電話や対面などで先生に直接相談する約束を取り付けてください。
- 友だちとのケンカ・トラブル
- 子どもの悩み
- 学校への要望・希望
- 引っ越しの連絡

学校・行事・クラスに関する要望を書かない
連絡帳は、学校・行事の運営やクラスの方針に対する不満など、デリケートな問題を書き込む場としては適していません。子どもの学校生活で、何か問題があった際に憤りを感じ、疑問を呈したくなるのはもっともです。
しかし、過剰に反応してしまうと、かえって学校で子どもの居心地が悪くなってしまったり、本来の問題が解決しなかったりすることが考えられます。
疑問や不満がある場合は、一方的に要望を連絡帳に伝えるのではなく相談という形をとり、問題点や相談事として冷静に伝えた方が、学校側も真摯に対応してくれる可能性が高いでしょう。
まとめ
小学校の連絡帳は、子どもが書く力を身に付けたり、先生と保護者間で円滑なコミュニケーションをとったりするために欠かせないツールです。連絡帳を用いて連絡をするときは、書き出しと結びの挨拶を添え、理由や日付を具体的に記載すると丁寧な印象になります。
連絡帳の記入方法で迷ったときは、この記事で紹介している例文を参考にしてみてください。
記事編集
- くらひろ編集部
- 東京電力エナジーパートナー株式会社
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