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寝るときの冷房の温度は何度が最適?おすすめの設定を解説

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夏の熱帯夜に、寝苦しさでなかなか眠れなかったという経験をお持ちの方も多いでしょう。心地良い睡眠につくためには、エアコンを利用して適切な体温調整を心がけることが大切です。

そこで今回は、7月から9月のエアコンの適切な温度設定について詳しく説明します。冷房を使用する際に意識すべきポイントを押さえ、心地良い睡眠を実現してください。

寝るときにおすすめの冷房の温度設定は25~28℃

睡眠時の温度・湿度
温度 25~28℃
湿度 50~60%

夏場の就寝時のエアコンは、室温が25~28℃になるよう設定するのがおすすめです。ここでのポイントは「エアコンの設定温度」ではなく、「室温」にあります。

エアコンの設定温度が必ずしも室温になるとは限りません。設定温度が室温になると思って温度設定を低くすると、寒くて眠れないということもあり得ます。室温が25~28℃になるようにエアコンを設定しましょう。

快眠のためには室温とともに、湿度の調整も大切です。とくに夏の雨の日は湿度が高く、より寝苦しくなることがあります。そんなときは、エアコンの除湿機能を活用しましょう。寝室の湿度が50~60%になるように除湿機能を使うと、体のジメジメした感じが解消され、眠りにつきやすい環境をつくれます。

ただし、エアコンをつけっぱなしにすると電気代が気になる方も多いでしょう。その際には、タイマーを3時間程度に設定することをおすすめします。人は一度深い眠りに入ると、なかなか起きません。重要なのは「床についた際に快適な室温であること」です。

冷房の温度設定で気を付けるポイント

寝る前に冷房を使うことは、快適な睡眠を促すのに役立ちます。しかし、使い方を間違えると体を冷やしすぎてしまい、風邪をひくリスクが生じます。ここからは、エアコンを利用する際のポイントについてご紹介します。

風が体に直接当たらないよう注意する

風向きの調整

風が直接体に当たると、その部分だけが過剰に冷やされ、体温調節がうまくいかなくなります。この状態が長時間続くと、風邪をひきやすくなるので気をつけましょう。

おすすめは、エアコンの風向きと風量の調整です。多くのエアコンには風向きを調整する機能が備わっています。風が直接体に当たらないように、上方向や横方向に風を送るように設定しましょう。なおかつ、寝る前に風量を下げることで、体が過剰に冷やされるのを防げます。

また、風が直接当たると不快な場合には、間接的に風を感じられるように、たとえば部屋の壁や天井に風を当てるように設定する方法もあります。これにより、部屋全体が適度に冷やされ、寝苦しさを和らげる効果を得られます。

寝る時間より前にエアコンをつけておく

エアコンが効いた寝室

エアコンは、睡眠前に適切な温度に設定して稼働させておくことがおすすめです。エアコンが部屋全体の温度を下げるためには、15~30分程度の時間が必要です。

あらかじめエアコンをつけておけば、室温が25℃~28℃に保たれた状態で眠れます。快適な環境で早く眠りにつければ、質の良い睡眠を得られるでしょう。

扇風機・サーキュレーターを活用する

サーキュレーター

エアコンだけで部屋全体を冷やそうとすると、部屋の一部にしか冷風が行き渡らない可能性があります。解決方法としては、扇風機やサーキュレーターの併用が効果的です。

扇風機は、エアコンの風の向きを変えて、冷風を体に当てたい際に役立ちます。ただし、前述したとおり冷風を直接体に当て続けると風邪をひく原因になるため、扇風機をつけたままの就寝は避けましょう。扇風機で涼みながら就寝したい場合は、タイマーを設定して、長時間冷風が体に当たらないよう、工夫が必要です。

一方、サーキュレーターは、空気を効率的に循環させる機器です。部屋の低いところに溜まりやすい冷たい空気を上向きに送ることで、エアコンの冷風を部屋全体に効率的に循環できます。

寝るときに冷房をつけるメリット

就寝時に冷房を活用することで、夜の寝苦しさを解消し、睡眠の質を向上することができます。さらに、夜中に目が覚めにくくなるため、しっかりと体の疲れを取ることにも役立つでしょう。それぞれのメリットについて解説します。

メリット1:寝苦しさを解消できる

夏の熱帯夜は暑さで寝苦しく、寝つくのに時間がかかることも少なくありません。これは、睡眠と深い関係があると言われている、深部体温が下がらないことで眠気が訪れにくくなることが原因だと考えられます。

人間は眠る際、体の内側から熱を逃がすために皮膚から放熱をします。これによって深部体温を低下させるのですが、部屋の暑さは放熱を妨げてしまいます。そのため、夏の熱帯夜は寝つきにくくなるわけです。

適切な温度設定の冷房は、睡眠への導入をスムーズにしてくれます。早めに就寝できれば、睡眠時間を長くとれることになるので、体の疲れを取ることにもつながるでしょう。

メリット2:睡眠の質が良くなり夜中に目が覚めにくくなる

暑い季節における睡眠の問題は、深夜でも気温が高いことです。そのため、寝ている途中で暑さにより目が覚めてしまうことがあるでしょう。

冷房を適切に設定し使用すれば、就寝中も快適な室温を保てます。暑苦しさで目が覚めることもありません。さらに、入眠時に冷房を使っていれば、より深い眠りにつくことができるため、途中で目を覚ますことも少なくなるでしょう。

寝るときに冷房をつけるデメリット

就寝時のエアコン利用で注意したいのは、部屋が冷えすぎたり体に風が当たり続けたりすることで起こる体調不良と電気代です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

デメリット1:温度設定が適切でないと風邪をひく可能性がある

冷房は設定温度が低すぎたり、冷風が直接体に当たったままで眠ったりすると、風邪をひくリスクが発生します。また、冷房の影響で体温が下がると血行が悪くなり、朝起きたときに体が重く感じることもあります。

適切な温度設定をすることで、これらのリスクを抑え、体調不良になりにくい環境で安心して眠れるようになります。冷房をつける際は、快適な睡眠だけでなく健康も考えて、適切な温度設定を心がけましょう。

デメリット2:電気代がかさんでしまう可能性がある

冷房のつけすぎは、電気代が高額になってしまう点に注意が必要です。とくに、一晩中エアコンをつけ続けると、通常よりも電気代が高くなることが予想されます。

電気代が気になる方は、タイマー機能を活用することも大切ですが、エアコンを稼働する時間を決めておくことも大切です。朝涼しいタイミングはエアコンをつけないなど、使いすぎないためのルールを設けることとで節電効果が期待できます。

ただし、エアコンのオン/オフを頻繁に繰り返すと、かえって電気代がかかってしまう点にはご注意ください。

まとめ

暑さで寝苦しい夏に快適な睡眠と体調管理を実現するためには、冷房の利用がおすすめです。しかし、温度や湿度の設定を誤ると風邪をひくリスクがありますので、適切な設定が必要です。具体的には、25~28℃の範囲で温度を設定し、湿度は50~60%に保つよう心がけましょう。

エアコンをつけるタイミングも大切です。寝る前には部屋全体を適温まで下げてください。また、タイマーを活用して、電気代を抑えましょう。エアコンを賢く活用して、より快適な睡眠ライフを送ってください。

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