洗濯物 カメムシ対策
掃除・洗濯

【虫画像なし】洗濯物のカメムシ対策!トラップの作り方や対処法も解説

洗濯物に虫が付くのを対策したい方は多いと思います。とくにニオイのきついカメムシを嫌がる方は多く、「洗濯物にカメムシが付いてしまうのを防ぎたい」「衣類に付着したカメムシのニオイを取りたい」といった悩みはよく耳にします。

そこでこの記事では、カメムシが洗濯物に付く習性を説明するとともに、具体的なカメムシ対策について解説します。カメムシの画像掲載なしで解説しますので、虫が嫌いな方も安心してご一読ください。

【対策編】洗濯物にカメムシを寄せ付けない方法6選

カメムシが洗濯物に付く理由を踏まえ、効果的な対策を行いましょう。ここからは、すぐにできるカメムシ対策を6つ解説します。

防虫ネット・洗濯物カバーを使用する

防虫ネットをベランダに取り付けたり、洗濯物カバーを洗濯物にかぶせたりすることで、カメムシを含むさまざまな虫から洗濯物を遠ざけることができます。

防虫ネットは網目の大きさが2mm以下のものを選ぶことで、カメムシの付着防止に役立ちます。カメムシは明るい色を好む傾向があるため、黒い防虫ネットを選ぶと、よりカメムシが近寄らなくなります。

洗濯物カバーを使う場合は、風で飛ばされやすいので洗濯バサミ等で固定するようにしましょう。防虫ネットや洗濯物カバーは、手軽に取り組めるカメムシの物理的ガード手段として最も効果的です。

カメムシ忌避剤(スプレー・吊り下げ型)を使う

防虫ネットや洗濯物カバーと併用して、市販の忌避剤やカメムシが嫌うニオイのスプレーを活用するとさらに効果的です。カメムシはミント・ハーブ・唐辛子系のニオイを嫌う性質があります。

物干し竿に吊り下げるタイプの忌避剤は設置が簡単で、カメムシのほかにも、コバエや蚊などの害虫対策にもなり一石二鳥です。ハッカ油スプレーも効果的で、水で薄めて物干し竿やベランダの壁に噴霧するだけで手軽に試せます。

忌避剤・スプレーは防虫ネットと組み合わせることで、カメムシ対策の効果が高まります。

フローラル系の柔軟剤を避ける

カメムシは、花の香りに近いフローラル系の匂いを好むため、カメムシ対策をしたい場合は柔軟剤の匂いを見直しましょう。カメムシが嫌うハッカやミント、レモングラスなどの香料を含む柔軟剤に切り替えることで、忌避効果が期待できます。

フローラル系の柔軟剤を避けるだけで、カメムシが洗濯物に引き寄せられるリスクを下げられます。

夕方までに洗濯物を取り込む

カメムシは夜行性なので、朝に洗濯をして夕方までに取り込めば、カメムシが付きにくくなります。

ただし、昼でもカメムシが付く可能性はゼロではないため、取り込む前に洗濯物を叩いてから部屋に入れるのが良いでしょう。夕方までに洗濯物を取り込む習慣が、カメムシ被害を防ぐ手軽な対策です。

白い洗濯物は部屋干しにする

カメムシは、光に集まる習性があるので、明るい色である白い洗濯物には寄り付きやすい傾向があります。必ず白い洗濯物にカメムシが寄ってくるわけではありませんが、カメムシ対策を優先したい場合、部屋干しも検討した方が良いでしょう。

白い洗濯物は部屋干しに切り替えることで、カメムシのターゲットになりにくくなります。

天日干しされている洗濯物

ペットボトルトラップを作る

カメムシは下の方へ逃げる習性があります。この習性を利用したペットボトルトラップをベランダに設置しておくと、カメムシを効果的に捕獲できます。

【用意するもの】

  • 空のペットボトル(丸型の方が加工しやすい)
  • カッターまたはハサミ
  • ビニールテープまたはガムテープ
  • 食器用洗剤 少々

【作り方】

  1. カットする:ペットボトルの上部(飲み口から1/3くらい)を切り離す。
  2. 逆さまに差し込む:切り取ったボトル上部を、飲み口を下にして、ボトル下部に「漏斗(じょうご)」のように差し込む。
  3. 固定する:重なった部分をビニールテープで固定する。
  4. 仕上げ:底に深さ2〜3cmほどの水を入れ、食器用洗剤を数滴加えると、カメムシを窒息させやすくなり、ニオイの発生も抑えられる。

このペットボトルトラップは、ベランダの隅や植木鉢の近くに置いておくと効果的です。また、食器用洗剤の代わりに砂糖水でもカメムシの捕獲に効果があります。

【対処法編】洗濯物にカメムシがついたときの落とし方

洗濯物を取り込むときにカメムシが付いているのを見つけた場合は、刺激せずに取ることが大切です。ここからは安全にカメムシを取り除く方法を紹介します。

紙・ティッシュ・ガムテープを使用する

カメムシを刺激せずに取るには、紙・ティッシュ・ガムテープなどを使うのがおすすめです。紙やティッシュを使う場合は、ゆっくりとカメムシに近づけ、カメムシが紙をつかんだタイミングで外に逃がしましょう。

このとき、潰したり、洗濯物から激しく払ったりすると、カメムシを刺激してニオイが分泌されてしまうため注意が必要です。

ガムテープを使う場合は、そっとカメムシの背面にくっ付け、ゆっくりと洗濯物から離しましょう。その後、カメムシを閉じ込めるようにガムテープで包み、そのままビニール袋で密閉するとニオイが漏れにくくなります。

駆除スプレー・凍結スプレーを使用する

市販の駆除スプレーや凍結スプレーを使うと、カメムシを安全に洗濯物から追い払えます。

駆除スプレーは、殺虫成分が含まれていないものを選べば、洗濯物についてしまっても安心です。

凍結スプレーは薬剤が含まれていないため、子どもやペットを飼っている家庭でも比較的安全に使用できます。カメムシの動きを瞬時に止められるため、素早く対処したい方にもおすすめです。
洗濯物にカメムシが付く理由

洗濯物に付くカメムシを対策するには、先にカメムシの習性を理解しておくと効率的です。まずは、洗濯物にカメムシが寄ってくる理由について解説します。

ホカホカの洗濯物はカメムシの大好物

洗濯物にカメムシが付く理由は「カメムシは温かい場所を好む」ためです。カメムシは寒さに弱く、常に温かい場所を探しているため、日当たりの良い外に干してある洗濯物は絶好の標的となります。

カメムシ自体は人に害を及ぼしませんが、刺激すると悪臭を発するため、対策が必要です。天日干しでホカホカになった洗濯物はカメムシに好まれやすいため、取り込みのタイミングを早めたり、ハッカやミントの香りの柔軟剤を使用したりするなどの工夫が必要です。

秋の夕方~夜に洗濯物を干すと集まりやすい

洗濯物を干しっぱなしにしていることも、カメムシが寄ってくる原因になります。カメムシは夜行性なので、夜に近づくにつれて活発になります。この時間帯に洗濯物を干すと、暖を取るためにカメムシが寄って来てしまいます。

一般的に、カメムシは春ごろから繁殖を始め、秋ごろに大量発生します。つまり、春から秋まではカメムシが寄って来やすい季節となるため、冬季以外は夕方から夜にかけて洗濯物を干したまま放置しないようにしましょう。

秋の夕方以降はカメムシがとくに活発になるため、日没前に洗濯物を取り込むことを習慣化するのが大切です。

干されている洗濯物

家の中に侵入させない!窓・網戸のチェックポイント

ベランダでの対策に加え、家の中にカメムシを侵入させないための工夫も重要です。窓・網戸まわりのチェックポイントを確認しておきましょう。

網戸の位置を正しくキープする

窓を開ける際は、網戸と窓のフレーム部分が重なる位置を保つことが重要です。窓を半開きにした場合、網戸と窓のフレームがずれてすき間が生じ、そこからカメムシなどの虫が侵入しやすくなります。

窓を全開にすることで、フレーム同士がしっかり重なり虫の侵入を防ぎやすくなります。換気したい場合は、窓を半開きにするよりも全開にして網戸をしっかり閉めた状態が理想的です。

網戸は「窓全開+網戸をしっかり閉める」状態にすることで、すき間からの虫の侵入を防ぎやすくなります。

すき間テープ・補修シールですき間をふさぐ

カメムシのような小さな虫は、窓や網戸のわずかなすき間からでも侵入してしまいます。すき間テープや補修シールを活用することで、網戸周辺の小さなすき間を埋めることができます。

網戸に破れや劣化がある場合は、放置せず補修シールで早めに修理することが大切です。ホームセンターや100円ショップでも手に入るため、気づいたときに対処するのが良いでしょう。

カメムシ対策に関するよくある質問

カメムシ対策について、疑問に感じやすいポイントをQ&A形式でまとめました。

カメムシを掃除機で吸っても良い?

カメムシを掃除機で吸い込む方法は、あまりおすすめできません。カメムシが掃除機内で悪臭を発した場合、排気口から室内に臭いが噴出してしまい、掃除機内部に臭いがこびりつく原因になります。

カメムシを取り除く際は、前述の紙・ガムテープを使う方法や駆除スプレー・凍結スプレーを活用する方法が適切です。カメムシには掃除機を使わず、ガムテープや凍結スプレーで刺激を与えずに対処しましょう。

柔軟剤を変えるだけで効果はある?

柔軟剤をフローラル系からミント・ハッカ系に変えることは、カメムシ対策として一定の効果が期待できます。

カメムシはフローラル系の甘い香りに引き寄せられる一方、ミントやハッカなどのハーブ系の香りを嫌う性質があります。

ただし、柔軟剤の変更だけで完全にカメムシを防ぐことは難しいため、防虫ネットの使用や取り込む時間帯の工夫など、複数の対策を組み合わせることが効果的です。

高層マンションでもカメムシはつく?

高層マンションだからといって、カメムシの被害が必ずしもないわけではありません。カメムシは食料や繁殖場所を求めて活発に移動するため、高層階でもターゲットとなる可能性があります。

とくに、秋の大量発生時期には、カメムシが高い建物の壁面を登ったり、飛んで移動したりして高層階のベランダに到達するケースもあります。高層階でも油断せず、防虫ネットや忌避剤などの対策を行っておくことが安心です。

洗濯物に付いたカメムシのニオイをとるにはどうすれば良い?

カメムシのニオイが洗濯物に付いてしまった場合は、「界面活性剤で洗う」と「熱を加える」の2つが効果的です。

一般的な洗濯用洗剤には界面活性剤が含まれているため、洗濯機で洗えば多くの場合ニオイを落とせます。洗濯が難しい衣服の場合は、洗剤を含ませた布でニオイのある部分を拭き取りましょう。

洗濯後も残る頑固なニオイには、熱が有効です。カメムシのニオイ成分は、天日干し・ドライヤー・アイロン・乾燥機などで熱を加えることで蒸発させられます。なお、手や腕に付いたニオイはサラダ油やクレンジングオイルなどでこすってから、ハンドソープで洗い流すと効果的です。

ドライヤー

まとめ

洗濯物のカメムシ対策は、複数の方法を組み合わせることが効果的です。まずは夕方までに取り込む・防虫ネットを使うといった基本的な予防から始め、忌避剤やペットボトルトラップも併用すると被害をより効果的に防げます。

もしカメムシが洗濯物に付いてしまったときは、刺激しないことが最優先です。ガムテープや凍結スプレーを使って落ち着いて対処しましょう。掃除機で吸い込むと排気口から悪臭が広がるため、避けてください。

カメムシが活発になる春〜秋の季節は、日々の対策を継続することが大切です。窓・網戸のすき間チェックも忘れずに行い、室内への侵入も未然に防ぎましょう。

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くらひろ編集部
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