一人暮らしはレイアウトが自由!1Rを広くオシャレに見せる方法は?
この記事では、一人暮らしの1Rの部屋を上手にレイアウトする方法を解説します。1Rでも広く見せるコツや、おしゃれに見せる家具の配置など、レイアウトにはいくつかのポイントがあります。レイアウトの仕方を変えるだけで、快適に暮らすための方法がわかりますよ。
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大学進学や就職で初めて一人暮らしをする方が悩むのは、お部屋のレイアウト。いざ一人暮らしをしてみると、雑然とした感じに仕上がってしまうことも。どうすればおしゃれで快適なレイアウトになるのでしょうか。
そこで、限られたスペースをなるべく広く使うためのレイアウトのコツや、キッチンスペースを活用するアイデアを紹介していきます。
1R・1Kのメリット
初めての一人暮らしの部屋は1R・1Kという方が多いでしょう。
1R・1Kの大きな違いは、キッチンと部屋の区切りです。1Rの場合はキッチンとの区切りがなく、1Kの場合は4.5畳未満のキッチンと部屋の間にドアなどの区切りがあることを指します。そのため1R・1Kの印象は部屋数が少なくて狭いというデメリットに目がいきがちです。特に1Rはキッチンとの区切りがないため、インテリアの配置に悩むという声も聞かれます。
しかし、1Kと比較して、1Rにはたくさんのメリットがあるのをご存じでしょうか。1番のメリットは、家賃の安さです。初めての一人暮らしでいきなり家賃が高いと家計がキツくなってしまいます。1Rなら家賃が抑えられ、その上、居住空間が広くない部屋が多いため冷暖房等にかかる費用も抑えられます。また、勉強や仕事が忙しい方にとっては、掃除時間の短縮にも繋がります。
更には、一部屋で完結するために生活動線もスムーズであること、一目で何があるか認識できるため、つい、家にあるものをまた買ってしまう、ということもなくなるなど、1Rの住みやすさについての。このことから、1Rは住みやすい声もきかれます。
1Rはシンプルかつ、無駄のない暮らしに向いています。ここからは、1Rの部屋のレイアウトや活用法についてご紹介していきます。
一人暮らしの部屋におすすめのレイアウトは?
1Rの一人暮らしでは、どのようなレイアウトパターンがあるのでしょうか。窓の位置や扉の位置によって可能なレイアウトは違ってきますが、いつくかの定番のレイアウトを知っておくと便利です。また、今までのレイアウトを別のレイアウトにし、気分を変えることもできます。既に一人暮らしをしている方も、参考にしてみてくださいね。
それでは、1Rでおすすめのレイアウトを4パターン見ていきましょう。
家具を平行に配置
まずは、家具を部屋の左右、または奥と手前に平行に配置するパターンです。家具をどちらかに配置することで、中央のスペースを確保します。部屋の扉の正面にベランダがある場合、左右に家具を配置することで、真っすぐの動線が確保できます。窓をふさぐことがないので、採光が良く明るい雰囲気に。
窓の位置や扉の位置によって、手前と奥に家具を配置し、中央の空間を取っても良いでしょう。部屋に入った時に開放感が得られ、床面積が多く見えることで部屋を広く見せる効果があります。
L字の家具配置で片側にスペースを
次にL字のレイアウトです。L字は、奥とどちらか一方の壁側に家具を配置する方法です。もう一方の壁にはなるべく家具を置かないレイアウト。壁側に物を置かないことで視界に入る壁の面積が広がり、圧迫感がなくなります。
その壁にワンポイントとして絵画や装飾を一点飾ると、インテリア映えします。完全なL字の配置ではなく、少し通路を作っておくと行き来がスムーズで、生活動線を遮ることはありません。
広めの部屋ならコの字型で奥行きを
8畳から10畳ほどの広めの1Rにおすすめなのが、コの字型のレイアウトです。ベッドを奥に配置し、左右にインテリアをまとめます。片側にソファー、対面にテレビボードを置けば過ごしやすいでしょう。中央には、ソファと合わせたローテーブルを置けばOK。
部屋で1番大きな家具であるベッドは、高さが低いので、奥に置けば遠近法で部屋に広がりを感じさせることができるでしょう。
家具で仕切りを作って擬似的に2部屋に
1R・1Kの場合ベッドスペースや食事をする生活スペースが同じ空間になっていることが多いです。来客時にベッドスペースの存在感気になってしまう場合は、パーテーションや家具を使って仕切るレイアウトがおすすめです。
例えば、1Rにオープンラックで間仕切りを作りベッドスペースとリビングスペースに分けてあげると、さりげなく生活空間を区切ることができます。オープンラックを使うことで圧迫感が少なくなるとともに、収納としても活躍します。
狭い部屋を少しでも広く!大型家具の選び方
初めての一人暮らしだと嬉しくて、いろいろな家具をそろえたくなりますよね。しかし、欲しい家具やインテリア全てを置いてしまうと、せっかくの楽しい一人暮らしも窮屈になり、快適な空間ではなくなってしまう恐れも。
特に狭い部屋では、工夫をしないと生活スペースがなくなってしまいます。そこで、狭い部屋を少しでも広く使えるように、家具選びのポイントをご紹介します。
ベッド
一人暮らしをする時にまず揃えたくなる家具で一番大型のものと言えばベッドでしょう。スペースを考えてシングルベッドにしても、その存在感は相当なもの。来客時のことも考えて、スペースも欲しいけど、寝る場所もきちんと用意したいという場合には折り畳みベッドがおすすめです。
折り畳みベッドであれば、普段は寝るスペースとして、来客時には折りたたんで生活スペースを広くとることもできます。さらに、キャスター付きの折り畳みベッドなら移動しやすいので、ホコリがたまりやすいベッド下の掃除や、部屋の模様替えも簡単にできます。
ソファ
ベッドの次に大型の家具と言えばソファです。せっかくの一人暮らしですから、くつろぎのスペースとしてソファは憧れの家具ですよね。とはいえ、ソファを置くとなると生活空間が狭くなってしまうのでは…と心配な面もあります。
ソファと聞くと二人で並んで座ることができるソファを思い浮かべがちですが、一人暮らしなら1人用のソファで十分です。1人用ソファでも、テレビを見たり、座って読書したり、リラックスするアイテムとして重宝するでしょう。
また、ソファとベッドの両方の役目をするソファベッドも、一人暮らしにはおすすめのアイテム。ソファベッドがひとつあれば、2つの家具を1つにまとめることができます。
テレビ台(テレビボード)
一人暮らしの限られたスペースを上手く使うには、1つの家具で2つの使い方ができると、余計なスペースを使わずに済みます。テレビを設置するためのテレビ台は、AV機器など入れておく収納スペースがついていますが、それだけでは収納スペースとしては心もとないですよね。
そんな時はテレビ台の代わりに収納ラックで代用するのもおすすめです。収納ラックであれば、テレビも置けますし、収納スペースも十分に確保できます。ただし、収納ラックを代用する場合は、上に置くテレビのサイズに合わせて選ぶ必要がありますので、その点は注意が必要です。
部屋のごちゃつき感をなくすためのレイアウトは?
一人暮らしのレイアウトが完成しても、何となくごちゃついている印象になってしまいませんか?せっかくスペースを広くできたのに、ごちゃごちゃした見た目になると残念です。
雑然とした雰囲気を克服するには、いくつかのポイントがあります。それらを紹介していきますので、この記事を参考にすっきりとしたレイアウトにしてみてはいかがでしょうか。
壁面収納で壁を有効活用
ごちゃごちゃした部屋に見えてしまう1番の要因は、あちこちに物が散乱しているからです。一人暮らしの1Rでは収納スペースが足りず、衣類をあちこちに掛けっぱなし、物を床に置きっぱなしになることも。
解決策は、細かな物を収納し、ごちゃつき感をなくしていくことです。まずは、収納できるデッドスペースを探してみましょう。例えば、ベッドの下。ベッドの下にピッタリ入る収納ケースを置けば、見た目も綺麗です。
次に、壁面収納で一気に片づけてしまう方法。壁面収納にはラックやハンガー、引き出しなど、収納しやすいアイデアが満載です。部屋に置きっぱなしのものを一括でまとめることができれば、スッキリとした印象になるでしょう。
鏡や間接照明で部屋に奥行きを見せる
部屋を広く見せる方法として使われるのが鏡と間接照明です。この2つのアイテムで奥行きを見せ、ごちゃつき感を軽減します。
まずは鏡ですが、置く位置はソファなどよく座る位置か、扉から良く見える角度に置くのがポイント。そうすることで、鏡に映る風景が奥行きを出してくれるのです。
次に間接照明ですが、間接照明をひとつ入れることで平坦な印象の部屋に立体感を与えてくれます。これは陰影ができることで立体感が生み出す仕組み。それによって広さや奥行きが出て、狭い部屋でも圧迫感を軽減できます。
背の低い家具で圧迫感を減らす
狭い1Rだと、ついついやってしまうのが背の高い家具をレイアウトしてしまうこと。これは、収納スペースを増やす、衣類をたくさん入れたいと考えることで、大型の家具を購入してしまうのが理由です。
しかし、容量が増えても背の高い家具は部屋に圧迫感を与えてしまいます。収納はベッド下や1カ所にまとめて、できるだけ低い家具でそろえるのがおすすめです。家具を低くすることで、部屋に視線の抜けがたくさんできるでしょう。視線の抜けを作ることが、部屋を広く見せるポイントです。
1Rではキッチンのレイアウトも重要
一人暮らしのレイアウトは、もちろんキッチンにも気を配らないといけません。1Rのキッチンは収納が少なく、苦労することも。さらに見た目を綺麗にしたいなら、いろいろな工夫が必要です。そこで、1Rに使える、さまざまなアイデアを紹介します。工夫次第で使いやすいキッチンになること間違いなしです。
マグネットでコンパクト収納
キッチンの収納スペースが少ない時に有効利用したいのが壁面です。収納スペースを作るには、壁面に金属プレートを設置してみましょう。そうすることで、マグネットによりフックや収納用のグッズが活用できます。
お鍋やフライパンの大きなキッチン用品から、フライ返しやお玉などの細かいキッチン用品まで、マグネットで引っ付けるだけで収納できます。マグネットなので設置する位置も自由に決めることができますね。水にも強いのでキッチンの他、浴室にも利用できます。
ワイヤーネット・パンチングボードでおしゃれに
壁面を利用する方法として、ワイヤーネット(メッシュパネル)やパンチングボードを使用するアイデアも。100均ショップで手軽に買えるのでリーズナブルです。
ワイヤーネットを設置すれば、好きな高さや位置に収納が可能。パンチングボードも同じように、好きな位置にフックを掛ければ壁面収納になります。ワイヤーネットは壁面だけでなく、シンク下の扉などのデッドスペースを有効利用できるのでおすすめです。
突っ張り棒で壁掛け収納
今では定番の突っ張り棒を使用する収納アイデアは、1Rのキッチンでも使えます。コンロの横など空いたスペースに、突っ張り棒を取り付け、S字フックを掛ければ完成です。落下防止のため、突っ張り棒は事前に耐荷重をしっかり確認し、何gまで掛けられるのか把握しておきましょう。掛けるものは、タオルや鍋つかみなど軽いものだけにしておくと安心です。
また、シンク下の上部に突っ張り棒を活用するのも便利です。シンク下には調味料などのストックを置いておく人も多いかもしれませんが、上部に意外なスペースが余っていることが多くあります。
冷蔵庫の上をラックに
冷蔵庫の上も、デッドスペースです。一般家庭であれば冷蔵庫は大型のものが多く、スペースは狭いでしょう。しかし、一人暮らしの冷蔵庫は小型のものが多く、背が低いところが逆にメリットとなります。冷蔵庫の上に電子レンジやトースターなどキッチン家電を配置することでスペースを有効活用できます。
しかし、すべての冷蔵庫で出来ることではないことには注意しましょう。冷蔵庫の天板が耐熱性であることを確認し、大きさ・重さの制限を超えていないことを確認してから設置しましょう。もし熱に弱い場合は、耐熱仕様の冷蔵庫専用のラックを使って効率的に収納するのもおすすめです。
まとめ
一人暮らしにおすすめの家具や、インテリアのレイアウトについて解説しました。一人暮らしのコンパクトな部屋には、スペースに限りがあります。そのスペースを最大限有効利用するには、さまざまな工夫が必要になってきます。
レイアウトによって部屋の印象も変わってくるので、自分の部屋に最適な家具選びををしましょう。そしてこの記事でご紹介した、広く見せる工夫や収納のコツをしっかり押さえて快適で素敵な一人暮らしを目指しましょう。
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