教えて家電王!Vol.21 今年こそ脱・ずぼら生活!美容家電で新たな“自分”を手に入れる
巷にあふれるさまざまな美容家電。果たして本当に効果があるの?飽きっぽい自分でも長続きするかな?そんな迷いから二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。家電王こと中村剛さんによると、美容家電は効果そのもの以上に、生活習慣を整えて、毎日を明るくポジティブにしてくれることにメリットがある、とのこと。果たしてどういうことでしょうか?
今回は中村さんとともに最新の美容家電について探ってみましょう。
教えてくれる人
中村 剛
(なかむら つよし)さん
東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務
2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信しているほか、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報を発信している。無類のネコ好き!
目次 [CLOSE]
終わりの見えないマスク生活…。でも今こそ、自分を見つめ直すチャンス!
リモートワークや自粛生活が続くコロナ禍。通勤回数の減少や外出自粛による運動不足で、体型や体重の変化が気になっている方も多いようです。同時に長いマスク生活で「肌が荒れてきた」「頬のたるみやほうれい線が気になる」といった、顔周りの悩みも多く聞きます。男女問わず、表情が乏しくなる「マスク老化」なんて言葉も耳にします。
でもこんなマスク生活がいつまでも続くわけではありません。マスクを外すその日に向けて、今のうちから少しずつケアしていきませんか?
ピンポイントで「人」を保湿!三菱電機「パーソナル保湿機 快眠空間スチーマー」
乾燥が気になるこの時季、「朝起きると口や鼻の中がカラカラ」「肌がカサカサする」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。就寝中の乾燥は、喉や鼻に不快感をもたらし、良質な睡眠を妨げます。
そんな人におすすめしたいのが、三菱電機の「パーソナル保湿機 快眠空間スチーマー」。最大の特長は、一般的な加湿器のように部屋全体を潤すのではなく、ピンポイントで人を保湿するところ。毎日の生活の中で乾燥したのど・鼻や肌を、寝ている間にケアしてくれる製品です。
写真はSH-GSX8-C
「パーソナル保湿機 快眠空間スチーマー」はまるで空気のマスクのように、直接、顔周りに潤いを届けます。独自のスチーム搬送技術によって、吹き出し口から約50〜75cm先の顔周りに直接、素早く届けることができるため、効率的にスチームを浴びながら心地よく眠りに就くことができます。一晩中運転し続けても過度な保湿にはならないので、結露などの心配もいりませんよ。
「パーソナル保湿機 快眠空間スチーマー」が活躍するのは冬場だけではありません。鼻・のどの乾燥が和らぐと、花粉症などに見られる不快な症状も幾分抑えられますし、口呼吸で常に喉が乾燥している方や、肌の潤いをキープしたい方にとっては一年中重宝するアイテムです。スチームを浴びながら眠るだけなので、無理なく続けられますね。
表情筋を鍛えて表情を豊かに! ヤーマン ウェアラブルEMS美顔器「メディリフト プラス」
腹筋や背筋があるように、顔にも筋肉があります。そして顔の筋肉も正しく動かさないと、頬が下がってたるんできたり、ほうれい線などのシワが目立ってきたりと衰えていきます。いざリモート会議を始めようと思ったら「パソコンの画面に映しだされた自分の顔に愕然とした」という声もよく聞きます。顔の印象が気になってきたら、ヤーマンのウェアラブルEMS美顔器「メディリフト プラス」の出番です。
「メディリフト プラス」は化粧水で肌を整えた後にマスクを顔に装着し、スイッチを押すと電気刺激が発生して筋肉を刺激し、顔の筋肉を鍛えるというもの。フェイスラインを下あごからカバーし、顎のラインやほうれい線、頬のたるみなど広範囲に作用します。マスク型なので、両手が自由に使えるのもメリット。読書やネイルケアなど、別のことをしながらの“ながら美容”なので、無理なく続けることができますね。メディリフトゲルとの合わせ使いがより効果的です。
ところで顔の印象を決めるのは顔の下半分ということをご存知でしょうか。ここの筋肉を鍛えることで、印象がぐっと変わるんです。しかし、顔を鍛えるといっても果たしてどうすればいいものなのか、わかりませんよね。しかも顔の筋肉には、鍛えるべき筋肉と休ませるべき筋肉があるんです。
その鍛えるべき「大小頬骨筋」は、頬を直接的に引き上げる役目の表情筋。メディリフト プラスはここに電気刺激を筋肉に伝えて動かすEMSでアプローチし、肌を土台から支える筋肉を鍛えて重力に負けない表情をつくります(トレーニング EMS)。
反対に、休ませるべきなのは「咬筋」と呼ばれる、頬や口もとの表情筋を深部から支えている筋肉。食べ物をかんだり、ストレスなどでかみしめてしまったりと、咬筋は日頃から硬くなりがちです。ここを緩めて整えるために、EMSで細かく刺激して、深部までアプローチします(リリースEMS)。
装着中の10分間は独自に開発したオートプログラムで、部位によって鍛えたり休めたりと、適切なEMSを自動出力してくれます。刺激の強さは10段階のレベル調整ができるので、ピリピリした感じに慣れてきたら強度を調節するといいでしょう。
すてきな笑顔はその場の雰囲気を明るくするだけでなく、自分自身の気持ちも前向きにしてくれます。表情が豊かになるとコミュニケーションも円滑になり、はつらつとした毎日がおくれることでしょう。
【番外編】顔の筋肉はジムで鍛える時代! 家電王、フェイス・リフト・ジムを初体験
せっかく健康器具や美容家電を買っても、継続して使わなくては、なかなか思うような結果が得られません。特に美容家電というのは即効性があるものではないのですが、「効果が感じらない」とタンスのなかに入れっぱなし…という声も。
三日坊主で終わらせないためにも、まずは専門のトレーナーに効果的なケアや機器の使い方を教えてもらってはどうでしょうか。
…ということで、私が訪れたのは東京・南青山にある顔専門のトレーニングジム「FACE LIFT GYM(フェイス・リフト・ジム)青山店」。美容機器の開発に長年携わってきた専門メーカーのヤーマンだからこそ実現できる、美容機器を活用した顔専門のトレーニングジムです。お客さんは美意識の高い女性や、人前に出る機会が多い講師や識者の方だけでなく、サラリーマンなども多いそう。顔の印象で雰囲気はずいぶん変わりますし、トレーニングを受けることで人前に出る自信もつくようです。
私が体験したのは今年4月から新しくなるシグネチャーコース。トレーニング時間はおよそ30分(所要70分)。頭皮のもみ出しからメディリフトの最新モデル「メディリフト プラス」を使用した表情筋トレーニングまで、顔の印象をアップしてくれる基本コースを先行体験させてもらいました。
まずはトレーナーとのカウンセリングで、それぞれの悩みにマッチしたパーソナルメニューを組んでもらいます。
今回私のトレーニングに使用した美容機器は、前述の「メディリフト プラス」を含む全5種類。美容機器の購入を考えている人は、ここで効果を試すことができるし、既に製品を持っている方は、ホームケアを効果的行うコツをつかむことができます。
さて、トレーニングが始まりました。最初にシリコーンのトゲトゲがついた「ヴェーダリフト BS for Salon」を使って、首から鎖骨にかけて、さらに顎周りを刺激してリンパをマッサージ。凝りをほぐして、溜まった老廃物をしっかりと流していきます。これだけでも顔の輪郭がはっきりしてきて、施術前よりスッキリした印象になりました。
次は大中小3種類の丸いボール「リリースボール」を使い、顔の筋肉をほぐしていきます。表情筋だけでも30種類以上あるそうです。表情筋のトレーニングを行う前は、運動前にストレッチをするように、顔の筋肉を和らげることが必要不可欠なのだとか。ほぐす場所に合わせてボールを使い分け、絶妙な力加減で顔をほぐしていきます。とても気持ちいい!
そうそう、顔は頭皮に繋がっているので、頭皮を柔らかくほぐすことも顔のリフトアップに繋がります。スキャルプケアをしっかり行ってから、本日のメインイベント「メディリフト プラス」の装着です!
専用のリフトゲルを顔になじませた後、トレーナーがググッと持ち上げながら「メディリフト プラス」を装着してくれます。幅広のシリコーンバンドは密着度が高く、着けただけでもたるんだ頬が引き上がっていく感じがしますよ。あとはオートプログラムに基づいて、電気刺激(EMS)が表情筋を鍛え、かつ緩めていきます。EMSの強さは好みで調整できますが、痛みを感じないレベルで行うのがポイントです。
トレーニングの仕上げには、EMSが流れるローラー美顔器「WAVY」と「WAVY mini for Salon」を使って、顔全体をコロコロ。わずか30分のコースですが、とても心地よくて、顔全体がスッキリしました。
そんな感じで終了したフェイス・リフト・ジム体験。メリットはヤーマンのさまざまな製品を試してみられること、熟練したプロのトレーニングが受けられること、そして製品の正しく効果的な使い方を知ることができること。
エステのようにプロの技に委ねるのは、楽で効果的とはいえ、定期的に通い続けるのは時間的にも金銭的にも難しいかもしれません。その点フェイス・リフト・ジムならば、ケアのポイントをトレーナーから学び自宅で実践できるので、気軽に続けることができます。
すでにヤーマンの製品を使っている方には、自分の美顔器を持参して効果的な使い方を教えてもらうという「オーナーズレッスン」というコースもあります。なかなか効果が感じられない、という方は一度こちらを試してみるのもいいですよ。
------------------------------------------------------------
FACE LIFT GYM
青山店
東京都港区青山3丁目12-11
TEL: 03-6459 -2003(直通)
営業時間: 11:00~19:00
定休日: 不定休 予約URL: www.face-lift-gym.com
------------------------------------------------------------
まとめ
いきなり食生活や生活リズムをガラリと変えるのは難しいですが、毎日寝る前のほんのわずかな時間や、寝ている時間を活用するだけなら、ハードルはぐっと低く感じますよね。実はその小さな生活の変化こそが、新しい習慣づけに大切なんです。美容家電は即効性があるものではないのですが、意識付けには大きく役立ちます。前向きな気持ちで毎日少しずつ取り組めば、きっと効果が出てきますよ。
KEYWORD
#人気のキーワード
RECOMMENDED
#この記事を読んだ人におすすめの記事
-
暖房20℃では寒い?暖かくするコツ・電気代節約術も紹介!
-
防災士監修:地震対策で備えておくべき物リストを紹介!
-
暖房の平均設定温度は22.6℃!目安の温度や電気代の節約方法も解説
-
医師監修:部屋の乾燥対策9選!寝るときに手軽にできる対策も
-
暖房は何度からつける?設定温度やすぐにできる節約術も紹介
-
服についた墨汁の落とし方!身近なアイテムで汚れをきれいに
-
夜のエアコンはつけっぱなしが正解?電気代や快適な設定を解説
-
一級建築士監修:ZEH(ゼッチ)とは?基準や種類、補助金を解説
-
医師監修:寝るときは暖房をつけるべき?快適な睡眠環境の作り方を紹介
-
暖房を1か月つけっぱなしにしたときの電気代は?節約方法も解説
-
暖房の風向設定は下向きが良い?効率的に部屋を暖める方法を解説
-
カルキ汚れ(水垢)の掃除方法は?場所別の落とし方とNG行為を解説
-
サーキュレーターと扇風機の違いは?電気代や活用方法を解説
-
換気扇はつけっぱなしでも大丈夫?メリットや電気代の節約法も解説
-
エアコンとこたつはどっちが電気代安い?メリットや節約術も解説
-
冬の洗濯物が乾かないときの対処法は?洗濯方法・干し方をそれぞれ解説
-
エアコンの暖房が臭い原因は?ホコリやカビの対処法と掃除方法
-
暖房とサーキュレーターの併用は効果的?置き方や使い方を解説!
-
羽毛布団の洗い方は?自宅で洗濯する際の注意すべきポイント
-
窓の結露対策10選!今日から使える知識を紹介