引越しが決まったら早めに準備を!引越し前から引越し後の段取りまでを解説!
引越しが決まったら、どのように引越しの準備をしていけばいいのでしょうか?早めに準備をしておくことで、引越しはスムーズに進めることができます。また引越し後に必要な手続きを確認しておくことで、新居での生活もスムーズに始めることができるでしょう。
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「引越しが決まったのはいいけど、準備が全く進んでいない!」とお困りの方へ向けて、この記事では、引越しの準備や、やることリストをご紹介します。きちんとした準備をしておくことで、スムーズに引越しができるよう、引越し前や引越し当日のやることについて詳しく解説しますので、ぜひ目を通してくださいね。
また、引越し後に必要な手続きについても併せて解説しています。この記事を通して、快適な新生活を始めましょう!
引越し前までにやってほしいこと
引越しにはいくつかの確認ポイントがあり、それを事前に確認することがとても重要です。ここからは引越しの前に確認すべき6つのポイントをご紹介しますので、これらを確認してぜひスムーズな引越しを実現してくださいね!
引越しのピーク時期を確認する
引越しは年間を通して行われていますが、一番多いのは3月中旬から4月初旬だと言われています。春は、進学や転勤で引っ越す人が非常に多く、特に春休みの時期に集中します。進学なら卒業式から入学式までの間に引越しを済ませる人が多く、転勤であれば子どもの春休みに合わせて引越しを行う人が多いのが理由です。
また3月中旬から4月初旬以外でも、土・日・祝日は特に引越しが多いでしょう。
やることリストを確認する
引越しまでにやっておいた方がよいことは数多くあります。以下にそのポイントをまとめました。
- 見積もりをとる
- 荷造りをする
- 引越し先へ持っていかない電化製品の処分
- 転出届を出す
- 電気、ガス、水道の手続きを行う
- 電話、インターネットの手続きを行う
- 郵便物の転送届を出す
どれも大事なポイントです。ぜひやることをリストにまとめておき、一つずつ確認しながら、引越しまでに終わらせていきましょう。
見積もりの時の注意ポイントを確認する
引越しをする際は、引越し業者に荷物の搬送を依頼する必要があります。どの引越し業者に依頼するかを決めるにあたり、まずは引越し業者に見積もりをお願いしましょう。
実は、引越し業者によって引越し代金は大きく異なります。以下に注意しながら見積もりの依頼を行いましょう。
- 電話やインターネットの見積もりだけで運送事業者を決めない
- 見積もりをしっかり比較する
- 見積もり時に「内金」や「手付金」の請求はないことを知っておく
- 見積書に記載されている「引越し」の約束事を確認する
- 「標準引越運送約款」をよく読む
- 緑のナンバープレートを付けた営業用のトラック便を利用する
例えば、電話やインターネットの見積もりだけでは、引越し時の正確な荷物の量はわかりません。基準にする部屋数や荷物量だけで見積もりをしても、実際の荷物量と大きく異なれば、引越し当日にトラックに荷物が載せられない事態も起こりえます。そのため、電話やインターネットの見積もりだけで業者を決めることは避けましょう。
また、引越し業者ごとに見積もりを比較検討しましょう。引越しに要する費用は引越し業者の提供するサービスによって大きく変化します。サービス内容を確認した上で、見積もり価格を参考に引越し業者を決めていくのがベストですね。
荷造りのポイントを確認する
引越し先に持っていく持ち物を選別し、段ボール箱に入れたり包装したりする荷造り作業は、時間のかかる作業になります。「あと何日で荷造りを終えないと……」などと考えるだけでも気が重くなりますよね。
でも荷造りのポイントを押さえていけば大丈夫。しっかり荷造りのポイントを確認してどんどん引越しの荷物を片づけていきましょう。
- 衣類やバッグは大きな段ボール箱に
- 本などの重たい物は小さな段ボール箱に
- パソコンなどの電子機器は引越し業者に相談
- 食器や調味料の瓶などは緩衝材を忘れずに
この4つのポイントを参考に荷造りしていきます。
衣類は、シワがつかないよう、大きな段ボールに余裕を持って入れることをおすすめします。またバッグ類は、中に詰め物をしてつぶれないように工夫しておきましょう。
本などの重たい物は小さな箱に入れると、重くなりすぎず、スムーズに運ぶことが可能になります。
パソコンなどの電子機器は壊れやすいので、引越し業者にどのように梱包したらよいかを確認しましょう。
食器や調味料の瓶などは運ぶ際に、割れないように軽く丸めた紙などの緩衝材を周りに詰めておいてくださいね。
ポイントをしっかり押さえて荷造りすることで、引越しの際に考えられるトラブルも未然に防ぐことができます。
ゴミの処分方法を確認する
引越しのために荷造りしているうちに、不要なものがたくさん出てくる場合もあるかと思います。まずは不要なものがリユースやリサイクルできないかどうかを考えてみましょう。リユースやリサイクルできないものは、引越し前にゴミとしてきちんと処分してから引越すのがおすすめです。
まずは、住んでいる地域のゴミの処分方法をしっかり確認しておきましょう。地域によって捨てられる日や分類方法が定められているので、これらを把握して早めに計画を立てておきます。
処分するゴミによっては、どのようにして捨てればよいかわからないものもあるかもしれません。その場合は住んでいる地域の自治体に必ず確認をとりましょう。家具や家電など大型ゴミとして処分するものは、引き取り日の予約が必要な場合もあり、早めに手続きをする必要があります。
また、小型電気製品などは引き取りをしてもらえることもあるので、自治体や家電販売店に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
引越しギリギリの時期にゴミの処分に取り掛かると捨てきれず、結局ゴミも新居に持っていくことになる可能性もあります。引越し業者は基本的にはゴミは引き取ってくれません。ぜひ早めにゴミの処分に取り掛かりましょう。
引越しは、不要なものを仕分けるにはとてもよい機会です。普段使っていない物から少しずつ片づけて処分を進めていけるとよいですね。
よくある質問を確認する
引越しの前に、全日本トラック協会の「消費者向けQ&A」を確認しておくのもおすすめです。引越しに慣れている人はそう多くはなく、慣れない中で同じような疑問を持つ人はきっといるはずです。あらかじめ確認しておけば防げるトラブルもあるでしょう。
- 引越し業者はどのように選べばよいですか?
- 下見を断ってもよいですか?
- 引越し前に内金は必要ですか?
- 荷物を梱包する際に気を付けることはなんですか?
- 引越しの際に荷物を壊されたらどのように対処すればよいですか?
以上のように引越しの際のよくある質問は、自分の引越しにおいても役立ちます。
例えば、引越し業者をどのように選べばよいか悩む人も多いでしょう。最初はインターネットの一括見積サイトや電話などで、引越し業者とコンタクトを取りますが、その後は必ず実際に顔を合わせ、訪問見積もりを行ってもらいましょう。
部屋に入れたくないからと、下見を断りたい方もいるでしょうが、荷物の量を確認しておくことで、防げるトラブルもあります。トラックに荷物が全部載らなかったり、家電の設置などでの認識の行き違いが発生したりすることも防げるでしょう。
また、引越しで運んでもらった荷物が破損してしまうこともあるかもしれません。その時はすぐに引越し業者に伝えなくてはいけません。そのためにも引越しが終わったらすぐに荷物を点検し、破損や傷がないかを確認していきましょう。
引越し日当日にやるべきこと
引越しは荷作りだけがすべてではありません。当日にもすることがいろいろとあります。うっかり忘れると困ることもあるので、当日やることはしっかりと確認しておきましょう。
例えば、引越しのときに自分で持ち運ばなくてはいけないものもありますし、荷物が残っていないか最後の確認も必要です。また、役所に出す書類なども忘れがちです。あらかじめ役所に行き、引越し後に提出する書類の準備を行っておきましょう。
引越し当日の注意ポイントを確認する
引越し当日に注意するポイントは3点です。
- 貴重品は自分が持ち運ぶ
- 退去する部屋に荷物が残っていないか確認する
- 新居に荷物を運んだあと、トラックに荷物が残っていないか確認する
貴重品は紛失した場合に大きなトラブルのもととなります。必ず自分で持ち運びましょう。
貴重品には現金や貴金属、通帳や印鑑などいろいろありますが、中には持ち運べない大きな貴重品があるかもしれません。その場合はあらかじめ引越し業者に必ず伝えておきましょう。高価な家具や電子機器、楽器なども伝えておけばトラブルを防ぐことができるはずです。
引越しの荷物を出し終えた後は、部屋に物が残っていないかを必ず確認しましょう。積み残しがあれば、忘れずに積んでもらわなくていけません。特に掃除機などの掃除用品は忘れがちです。家の中が空になっているかを確認してから、自分も出発するようにしましょう。
新居に荷物をすべて運んだ後、引越し業者とトラックの中を確認する必要がある場合もあります。うっかり降ろし忘れる可能性もゼロではありません。しっかりと確認したらお互いに安心です。
引越し後にやるべきこと
引越しとなると引越し業者や荷造り・運搬のことで手一杯になってしまい、引越し後は気が抜けてしまうかもしれません。しかし、引越し後には大切な手続きがいくつも待ち構えていますので、これらも忘れずに確認しておきましょう。
- 自治体に転居に関する書類を出す
- 車に関わる届を出す
- 水道・ガス・電気などの開通手続き
- 郵便局への転居届を出す
- 銀行などの住所変更
新居での水道・ガス・電気などの開通手続きはもちろんのこと、自治体への届け出や、それを踏まえた各所での住所変更の手続きをしなくてはなりません。住所変更をしていなければ、あとで困ることがたくさんありますよ。ぜひ早めに必要な場所での手続きを済ませましょう。
自治体や公共機関へ提出する書類
最初に行うのは、自治体への届け出の提出です。転居に関する自治体への届け出には「転居届」「転出届」「転入届」の3種類がありますが、旧居と新居の市区町村が同じか違うかで提出する届け出が異なってきます。
旧居と新居が同一市区町村内であれば、住んでいる役所に「転居届」を出すだけで手続きは完了です。一方、旧居と新居が別の市区町村の場合には、旧居の役所で「転出届」を提出した後、新居の役所で「転入届」を提出しなければいけません。これをうっかり忘れてしまうと、マイナンバーカードが失効するなど、困ったことになるので早めの届け出を心がけましょう。
その他、国民年金やマイナンバーカードも住所変更が必要です。国民健康保険に入っている場合はその手続きもします。新居の役所に行けば、必要な手続きを記載したチラシなどが置いてあることもあるので、それを参考にして必要な手続きはどんどん進めていきましょう。
車に関する届け出を出す
車に関する届け出もいくつかあります。まずは身分証明書としても使う運転免許証の住所変更をしましょう。手続きは警察署や運転免許センター等で行うことができます。その際には、新居の住所が確認できる書類(住民票の写し等)も必要ですので、忘れずに用意しましょう。
自家用車を所有している場合には、車庫証明も必要です。車庫証明とは車を保管する場所を警察署に届け出ることです。引越ししてから15日以内に車を保管する場所を管轄する警察署に届け出る必要があるので、必要な申請書類はあらかじめ警察署でもらっておくか、警察署の公式サイトでダウンロードして用意しておかなくてはなりません。
また車検証も住所変更が必要になります。引越ししてから15日以内に新住所を管轄する運輸支局、または自動車登録検査事務所で申請しましょう。旧居と新居で管轄する運輸支局が異なる場合には、ナンバープレートも変更する必要があります。事前に良く確認しておき、期限を過ぎないよう気をつけて申請してくださいね。
そのほか必要な届け出を出す
そのほかにも届け出を出すところがあります。例えば郵便局に転居届を出せば、1年間は新しい住所に郵便を転送してくれます。転居届を出しておけば、「大事な書類が旧住所に送られてしまった!」というようなミスを防げます。
また引越し当日に使えるよう、電気やガス、水道、インターネットは事前に手続きをしておかなくてはいけません。当日に立ち合いが必要な場合もあるので、そのための時間のやりくりも考えておきましょう。
銀行の住所変更も必要です。通帳と印鑑を持って、窓口に行けばすぐに手続きをしてもらえます。住所変更をしていないと、あとで困ることも多いので必ずしておくとよいですよ。
NHKも住所変更をしておきます。電話やインターネットを使って住所変更が手軽にできるので、ぜひ早めにしましょうね。
▼まとめ 引越しの準備や手続きは早めに終わらせよう!
引越しをすることが決まったら、やらないといけないことをまず確認しましょう。そこから段取りをして準備を進めていきます。また、引っ越してからの届け出も数多くあります。こちらもきちんと予定を立てて進めていけば大丈夫!ぜひ早めに終わらせて、素敵な新生活をスムーズにスタートさせましょう!
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