教えて家電王!Vol.18 一日の疲れを癒す至福の時間!バスタイムにおすすめの家電とは?
疲労回復やむくみの改善だけでなく、気持ちまでリラックスさせてくれる入浴タイム。その日の疲れをその日のうちにリセットするために、お風呂の時間はしっかり確保し、バスタブにお湯を張ってゆっくり浸かりたいものです。入浴剤やアロマを使ったり、お気に入りの音楽や映像を流したりと、バスタイムにこだわる人も増えているようですね。今回は、心地よいバスタイムを演出してくれるお役立ち家電を、家電王こと中村剛さんにピックアップしてもらいました。
教えてくれる人
中村 剛
(なかむら つよし)さん
東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務
2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信しているほか、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報を発信している。無類のネコ好き!
目次 [CLOSE]
バスタブに浸かって20分…。さて、何をして過ごす?
日本人は世界的に見てもお風呂好きですよね。一日の終わりにのんびりと入るお風呂は何にも増して疲れを癒やしてくれるひととき。少しぬるめのお湯(38~40℃くらい)に半身浴で20分程度入ると疲労回復やリラックス効果が高いといわれていますが、湯船に入ったまま20分、その間じ~っとしているのってかなり長く感じますよね。この入浴時間を使って自分を磨いたり、自分が好きなことに使ってみたりするのはいかがでしょうか?
湯気や水滴がかかる風呂場で使用する家電は、まず防水性能を確認
以前、アウトドアと防災を兼ねる家電をご紹介した際に「屋外で使うことを意識して作られているか」を選ぶポイントに挙げましたが、今回の舞台はバスルーム。砂ぼこりはないものの、シャワーの水滴がかかったり、手がすべってお湯の中に落としたりということもありがちです。わかりきったことではありますが、使用する電化製品は防水性能が必須。ひとくちに防水性能といっても、その防水性能のレベルはさまざまです。
バスルームで電化製品を使用する際は、まず水の浸入に対する保護等級を確認しましょう。防水性能は「IPX●」というように表されており、洗い場などで使う場合はシャワーの水しぶき程度なら防ぐことができるIPX6以上、お湯を張ったバスタブに浸かって操作をする場合は一時的な水没に対しても保護されているIPX7以上が安心です。
なお、充分な防滴・防水性能を備えていても、使用条件によっては故障する場合がありますので、使用前には必ず説明書に目を通しておきましょう。
高い防水・防塵仕様でお風呂に落としても大丈夫! BOSEの防水・防塵スピーカー「SoundLink Micro Bluetooth® speaker」
BOSEのSoundLink Micro Bluetooth® speakerは、私も愛用している防水・防塵スピーカーです。手のひらサイズでありながら、音のクオリティに妥協を許さないのはさすがオーディオ機器のトップメーカーのこだわり。場所を選ばず、クリアでバランスのとれたサウンドと深みのある低音が楽しめます。
スマホなどとBluetooth®で同期できるため、リビングなどで聞いていた音楽をそのままバスルームに持ち込めるのが便利です。中央のボタンを2回タップすれば先送り、3回タップすれば曲戻しと、操作はシンプルで簡単。お気に入りの音楽を流せば、バスルームが最高のリラックス空間になりますよ。
SoundLink Micro Bluetooth® speaker最大の特長は、室内・野外問わずどこにでも持ち運べる耐久性。数々のテストをクリアして、IP67準拠の高い防水性能を実現しています。IP67とは6等級の防塵性能と、7等級の防水性能を持つという意味です。7等級とは一時的に水没しても致命的な影響を受けないレベルですので、台所やバスルームはもちろん、真夏のプールサイドやキャンプなどのアウトドア時、ゲレンデなどへ持って行っていくことも可能です。うっかり手を滑らせて湯船の中にドボン…!となっても大丈夫。深さ1mの水中に最大30分沈めたままでも平気、というタフさなんですよ。
スピーカーの自体にも頑丈な素材を使用しています。うっかりバスルームの固い床に落としても、シリコン製のボディが落下時の衝撃を吸収し、キズやへこみ、内部の機械の破損から守ります。シリコンコーティングには滑り止め効果もあるため、バスルームのどこに置いておいても安心ですね。
お風呂が映画館に早替わり!? パナソニック オールインワン防水ポータブルテレビ「プライベート・ビエラ UN-15LD11」
スマホをお風呂へ持ち込んで、好きな映画や見逃していた番組、動画配信などを楽しんでいる人も多いことでしょう。しかし、やはりスマホでは画面が小さすぎて迫力や臨場感に欠けてしまいます。そんな方におすすめなのが、パナソニック オールインワン防水ポータブルテレビ「プライベート・ビエラ UN-15LD11」です。
ひと昔前までは、浴室のテレビというと壁にはめ込まれたタイプが一般的でしたが、埋め込みタイプは壊れたら修理が大変。映らないままのテレビをそのまま放置、という話も耳にします。この防水ポータブルテレビならそんな心配はありませんね。UN-15LD11のモニター部は保護等級IPX6/IPX7相当なので、湯けむり立ち込めるバスルームでも安心の防水性能。15v型の大画面で、お風呂にいながら迫力ある映像が楽しめます。
録画や再生などの操作は、画面にタッチするだけのリモコンいらず。チャンネル切り替えはフリック操作なので、テレビというよりパソコンやスマホに近い直感的な操作性です。濡れた手でも操作できるため、お風呂に入りながらでも、シャワーを浴びながらでも使用できます。さらに誤動作防止機能を搭載しているので、シャワーの水がかかるなど意図しないタッチパネル操作での誤動作も防いでくれます。
プライベート・ビエラは、チューナー部で受信した放送を無線でモニターに転送して映像を流します。地上デジタル/BS/110度CSデジタル放送のテレビ番組はもちろん、チューナーにブルーレイディスク/DVDをセットすれば、その映像を視聴することも。
さらに、YouTubeを含む6つの動画配信サービスに対応しているので、ついつい長風呂になってしまいそうですね。
お風呂で長く使っていると衛生面が気になりますが、汚れたモニター部分は薄めた中性洗剤を使って洗うことができます。水垢汚れが気になったり、石けんカスやシャンプーの泡が飛んだりしまっても、かんたんにキレイにできますよ。
エステ並みの施術をお風呂で再現!ヤーマン 防水ボディケア美容器「キャビスパ RFコアPLUS」
コロナ禍においてマスクで顔を隠す時間が長くなり、リモートワークの導入で他人と直接顔を合わす機会が減った今、顔の筋肉が衰えて“老け顔”が進行している人が増えているといいます。コロナ禍で在宅勤務に切り替わった方のなかには、座りっぱなしで足のむくみや冷えに悩まされている人もいるかもしれません。バスタイムを利用して、身体をケアし、健やかな身体を維持していきたいものです。
美容家電でおなじみヤーマンが防水ボディケア美容器「キャビスパ RFコア PLUS」を発表したのは、そんな自粛生活真っただ中の2021年4月のこと。湯船の中でも安心して使える防水性能(IPX7)を備えた、最新美容機器の登場です。
特徴は片手サイズのコンパクトな機器にもかかわらず、裏の電極面が大きく、エステサロンでも採用されている「キャビテーション」と呼ばれる効果の高いボディケアができる点。気になる部分に電極面に当てることで、微細な超音波振動を流し、手技よりも深くアプローチすることができます。さらに電気刺激を与えて筋肉の収縮運動を促すEMS(Electrical Muscle Stimulation)と、前モデルより出力を20%アップさせたラジオ波を搭載。キャビテーション、EMS、ラジオ波と3つの機能を同時に出力し、冷えて固まっている部分の広範囲を一気に温めながら、スピーディかつ本格的にケアができるのです。
「キャビスパ RFコア PLUS」を使うなら、バスタイムが最適です。温浴効果で身体を温めながらケアすれば代謝もあがり効果もアップ。防水機能を備えているため、半身浴をしながらの施術も可能で、太ももやふくらはぎ、お尻から腰、おなか周りなど、気になる部分に集中的にアプローチすることができます。片手で握りやすい卵形なので、水中で使っていても扱いづらさは感じません。施術すると冷えていた部分もじんわり温かさを感じるようになり、終了後には普段に比べて身体がポカポカしているのを感じるでしょう。
「キャビスパ RFコア PLUS」にはボディモードとフェイスモードの2種類があり、美顔器としても活躍します。フェイスモードは表情筋の引き締めやリフトアップ、首からデコルテにかけてたまった老廃物を流すのに有効。軽く滑らせるようにマッサージしていくと、血色が良くなりますよ。
「キャビスパ RFコア PLUS」は1か所それぞれに5~10分、全身で1回30分以内を目安に、週2~3回のペースで使用することが推奨されています。10分で電源が自動に切れるため、施術し過ぎてしまうことはありません。独特のピリピリ感に慣れるまで、少し時間がかかるかもしれませんが、弱いパワーで少しずつ慣らしていきましょう。継続して使用することで、効果が実感できるようになるはずです。
まとめ
その日の疲れはその日に癒やし、翌日は元気に一日をスタートさせたいもの。バスタイムはパパッとシャワーだけで済ませてしまうのではなく、しっかりお湯に浸かり、身体と心を癒す「自分メンテナンスの時間」として意識したいですね。今回ご紹介した家電は、バスタイムを楽しく充実した時間に変えてくれるはず。お風呂時間を上手に活用し、前向きな気持ちで毎日を過ごしてください。
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