換気扇掃除の仕方とは?簡単にするコツやおすすめの洗剤を紹介

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換気扇の掃除は、年末の大掃除の中でも手間がかかるものです。簡単に終わらせるためにコツや必要な道具などを知りたい人は多いでしょう。
この記事では、換気扇の掃除の仕方やおすすめの洗剤などをくわしく紹介します。

換気扇掃除の仕方とは?簡単にするコツやおすすめの洗剤を紹介

年末の大掃除で、一番厄介な場所といっても過言ではないものがキッチンの換気扇です。普段はなかなか手を付けられないため油汚れが固まっている場合が多く、掃除の仕方に悩む人はたくさんいるでしょう。
今回は、換気扇の掃除の仕方や必要な道具などをくわしく解説します。また、掃除を簡単に終わらせるコツやおすすめの洗剤もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

換気扇の適切な掃除頻度は?

換気扇の適切な掃除頻度は?

普段なかなか手を付けにくい換気扇の掃除ですが、適切な掃除頻度としては半年に1回が目安です。
掃除をしないとほこりや油などの汚れがもとで換気効率が下がったり、ファンが回転バランスを崩し大きな音を立てたりと、さまざまな不具合につながります。
快適な暮らしを保つためにも、せめて年末の大掃除の時期には掃除をするようにした方が良いでしょう。

換気扇掃除に必要なもの

換気扇掃除に必要なもの

換気扇掃除に必要な道具は、基本的に家庭にあるものでそろえることができます。
ただし油汚れを落とすための適切な洗剤がない場合は、別途用意する必要があるでしょう。換気扇掃除におすすめの洗剤は後述しますので、ぜひ参考にしてください。
また油で手を滑らせると、部品を壊したり怪我をしたりすることにつながるため、掃除中はゴム手袋を着用することをおすすめします。
そのほか、掃除中にキッチン周りを保護する新聞紙やチラシなども、あわせて準備しておくと良いでしょう。

【準備するもの】
・適切な洗剤
・沸騰させたお湯
・ゴム手袋
・新聞紙または不要なチラシ
・雑巾数枚(水拭き用と乾拭き用)
・ファンが十分に浸かるサイズのゴミ袋(40L以上)2枚
・キッチンペーパー
・食品用のラップ
・スポンジ
・割り箸
・使い古しの歯ブラシ
・ヘア用リンス(コンディショナー)

換気扇掃除の仕方

換気扇掃除の仕方

快適な生活環境を維持するためにも年に1度は行いたい換気扇の掃除ですが、具体的なやり方がよくわからないという人も多いでしょう。
ここからは、換気扇掃除の仕方を手順に沿って解説していきます。

(1)コンロ周りや床を保護し、ファンを取り外す

換気扇掃除の仕方

換気扇掃除を本格的にはじめる前に、まずはコンロ周りや床を保護します。
掃除中はレンジフードから汚れが垂れることが多いため、新聞紙や不要なチラシなどを上に敷いておくと良いでしょう。
ファンを取り外す前には、安全確保のために電源プラグや電池を抜く、ブレーカーを落とすといった作業を忘れないようにしましょう。
準備ができたら、次はファンを取り外します。
ファンには、レンジフードにカバーされている場合が多いシロッコファンと、カバーが付いていない場合が多いプロペラファンの2種類があります。
ただし、プロペラファンにもまれにレンジフードが付いているものがありますので、ご自宅の換気扇の形態を事前に確認しておきましょう。

(2)洗剤を入れたお湯の中で浸け置きする

換気扇掃除の仕方

ファンやフィルターなどを取り外したら、洗剤を溶かしたお湯の中に入れ、浸け置きします。
浸け置きする場所はシンクでも浴室でも大丈夫ですが、シンクで浸け置きするのであれば、傷が付かないようにタオルなどを敷いておくと良いでしょう。
また、洗剤がスプレータイプの場合は直接部品などに吹きかけ、その後お湯に浸しても構いません。

(3)汚れを取り除きすすぐ

換気扇掃除の仕方

汚れに応じて30分〜1時間ほど浸け置きしたら、スポンジや割り箸・使い古した歯ブラシなどで細かい汚れを取り除いていきます。
お湯が冷めると油が再度固まるため、素早く落としましょう。間隔が狭い部位には子ども用の歯ブラシを使うのも効果的です。

(4)部品を乾かし元に戻す

換気扇掃除の仕方

お湯で汚れや洗剤を十分洗い流したら、クロスなどで拭き取るか自然乾燥させるかなどして完全に乾かしましょう。
水気が残っていると故障の原因になるため、拭き残しが無いように注意します。
部品が乾いたことを確認できたら、それぞれを元の位置に戻していきましょう。

換気扇掃除を簡単にするコツ

換気扇掃除を簡単にするコツ

換気扇掃除は手順に沿って進めればそれほど難しくありませんが、長年蓄積した汚れを掃除することを考えると、なかなか気が進まないという人もいるでしょう。
そこで、換気扇掃除を簡単にするコツを3つ紹介します。
効率良く終わらせるためのポイントを理解し、スムーズに換気扇掃除を進めましょう。

アルカリ性の洗剤を使う

換気扇掃除を簡単にするコツ

換気扇に付着する汚れは、主に酸性の油汚れとその汚れに付着したほこりです。
したがって、酸性と反対の性質を持ったアルカリ性の洗剤を使うと、比較的楽に汚れを落とすことができます。ただし、洗浄力が強い分、その取り扱いには十分注意しなくてはなりません。
アルカリ性の洗剤が皮膚につくと、皮膚のタンパク質を溶かしてやけどと同様の炎症が起こりますし、目に液体が入ってしまった場合は失明してしまうこともあります。
皮膚への付着を防ぐため必ずゴム手袋をしたり、パソコン用のメガネやゴーグルなどで目を保護したりするなど、適切な扱いを心がけてアルカリ性の洗剤を使用するようにしましょう。
また、健康上の問題以外にも考慮しておきたいのが、シロッコファンの中にはそもそもアルカリ性の洗剤が適していない種類のものがあるという点です。
シロッコファンには黒色などに塗装されているものがあり、あまりにも洗浄力が強い洗剤を使うと塗装が一緒に剥がれるケースがあります。
したがって、自宅のファンが塗装剥がれの恐れがあるものの場合は、無理にアルカリ性の洗剤を使わず中性洗剤を使う方が良いことを覚えておきましょう。

適切な温度のお湯を使う

換気扇掃除を簡単にするコツ

換気扇掃除を楽に進めるうえで大きなポイントとなるのが、浸け置き時に使うお湯の温度です。
油は温度が低いと固まる性質があるため、適切な温度のお湯で掃除をしないと汚れがうまく落ちません。
したがって、浸け置きの際は40〜60℃ぐらいのお湯を使い、温度が冷めてきた場合は熱いお湯を足すなどして調整するようにしましょう。

浸け置き時間をうまく活用する

換気扇掃除を簡単にするコツ

換気扇掃除を簡単に終わらすためには、浸け置き時間をうまく活用することをおすすめします。
浸け置きは30分程度、もしくは汚れがひどい場合1〜2時間を要するため、この時間を上手に使うことで効率良く掃除を終わらせることができるのです。
例えば、浸け置き中に取り外せない換気扇の外側部分を掃除したり、割り箸や歯ブラシでレンジフードの外側の汚れを落としたりすると良いでしょう。
なお、レンジフードを掃除する際は、仕上げとしてヘア用のリンス(またはコンディショナー)を塗布することをおすすめします。
リンスやコンディショナーには静電気の発生を抑えてくれる効果があるため、布などに染み込ませてレンジフードの表面を拭き上げると、ほこりなどの汚れが付着しにくくなりますよ。
また、直接お湯で洗い流せない箇所には洗剤を浸したキッチンペーパーを貼り、ラップを被せて時間を置くと汚れが落ちやすくなります。
最後にお湯に浸した雑巾で洗剤を拭き取り、仕上げに乾拭きを行うと、全体的にきれいな状態となるでしょう。

換気扇掃除におすすめの洗剤

換気扇掃除におすすめの洗剤

換気扇掃除を効率良く行うためには、適切な洗剤を選ぶことが重要なポイントとなります。
しかし、普段あまり換気扇掃除をしない場合、どんな洗剤を選べば良いのかよくわかりませんよね。
ここからは、換気扇掃除に適しているおすすめの洗剤を3つ紹介していきます。

重曹・セスキ炭酸ソーダ

換気扇掃除におすすめの洗剤

重曹やセスキ炭酸ソーダはともにアルカリ性のため、換気扇掃除にふさわしい洗剤です。
換気扇の部品などを、重曹やセスキ炭酸ソーダを入れたお湯の中に投入することで、簡単に油汚れを落とすことができます。
その分量は水1リットルに対して重曹またはセスキ炭酸ソーダ大さじ3杯程度で、30分~1時間浸け置きしておくだけで、油汚れが浮き上がってきます。
ただし洗浄力が強い洗剤のため、換気扇の材質がアルミや銅、真鍮などの場合、変色する可能性があることには注意しましょう。
また、人間の皮膚にも反応するため、長時間使用したり肌への負担が気になったりする場合はゴム手袋をすることをおすすめします。

ウタマロクリーナー

換気扇掃除におすすめの洗剤

ウタマロクリーナーは中性洗剤ですが、洗浄力がしっかりとあるため、汚れは落としたいけど手や肌に優しいものを使いたいという人におすすめの洗剤です。
普段使いもできる洗剤ですので、換気扇掃除以外に活用したい場合も重宝します。コンロ周りのしつこい油汚れやシンクの水アカ・石けんカスなどにも使えるため、換気扇掃除と一緒にキッチン周りを掃除することもできるでしょう。
ただし、いくら手肌に優しい洗剤で使い勝手が良いといっても、目に入ると危険があります。
ウタマロクリーナーに限らず、万が一洗剤が目に入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流すなどして、それでも違和感が残る場合は必ず眼科を受診しましょう。

オキシクリーン

換気扇掃除におすすめの洗剤

オキシクリーンは弱アルカリ性の酸素系の漂白剤で、油汚れはもちろん洗濯などにも使える洗剤です。
液体タイプや粉末タイプ、スプレータイプなどさまざまな商品が販売されているため、用途にあわせて選べる点は大きなメリットでしょう。
基本的には使い勝手の良い洗剤ですが、換気を心がけることとゴム手袋を着用することの2点は、留意しておいた方が良いでしょう。
オキシクリーンは酸素系漂白剤のため、「プールのにおいがする」といわれるような塩素系特有の独特なにおいはないものの、安全を考慮すると使用中は換気をすることをおすすめします。
また、弱アルカリ性のため、手肌に付着すると肌荒れを起こす可能性があります。
素手で触れずにゴム手袋を着用し、万が一触れてしまった場合はすぐに洗い流すといった対応を心がけましょう。

忙しい場合は業者に任せるのもアリ

忙しい場合は業者に任せるのもアリ

換気扇掃除は、正しいやり方で適切な道具を使えば、家庭で行うことは十分可能です。ただし、中には仕事や用事で忙しく、どうしてもまとまった時間を取れないという人もいるでしょう。
そのような場合は、思い切って掃除業者に任せるのもひとつの手です。
プロの換気扇クリーニングには、外から見える部分だけでなく内側に蓄積した汚れも落としてもらえるほか、換気扇の性能を確認してもらえるというメリットもあります。
どうしても長年放置してしまった汚れを自分で掃除するのは気が重いという人や、レンジフードの位置が高くて掃除しにくい人などは、プロクリーニングを検討してみるのも良いでしょう。
なお、相場はレンジフードタイプが12,000円前後、プロペラタイプが7,000〜11,000円となっています。

▼まとめ

コツや必要な道具を理解し、効率良く換気扇掃除を終わらせよう
普段はあまり手を付けられない換気扇は、年末の大掃除の時期にこそぜひ掃除したい場所です。
掃除に必要な道具は基本的に家庭にあるもので用意できますが、アルカリ性の洗剤や洗浄力の強いクリーナーなどがない場合は、別途用意するようにしましょう。
換気扇掃除の仕方や簡単にするコツなどを理解し、スムーズに換気扇掃除を終えられるようにしましょう。

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