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一人暮らしの寂しさを感じる瞬間はいつ?理由と乗り越える方法も

一人暮らしを始めると、人とかかわる時間が減る分、生活のさまざまな瞬間に寂しさを感じる人も多いのではないでしょうか。忙しくしているときは気付かないものですが、帰宅したときや体調を崩したときに、寂しさを感じやすいですよね。

今回は、一人暮らしの寂しさを感じやすい瞬間やその理由、寂しさを乗り越えるための方法6選をお伝えします。ちょっとしたきっかけで気分は変わるものです。ぜひ参考にご覧ください。

一人暮らしの寂しさを感じる瞬間

家族と住んでいた家から出て始める一人暮らしでは、ふとした瞬間に寂しさを感じることも少なくありません。とくに寂しさを感じやすい瞬間は、次のようなタイミングです。

それぞれのタイミングについて見ていきましょう。

暗い部屋に帰ったとき

一人暮らしを始めて最初に寂しさを感じる瞬間は、夜帰宅した時が多いのではないでしょうか。実家に住んでいるころは、夜に帰宅すると家にあたたかい明かりが灯っていましたよね。しかし、一人暮らしの家には明かりをつけてくれる人がおらず、誰もいない空間を実感して寂しさを感じる人は多いでしょう。

暗い部屋に帰るのが寂しいときは、短時間の外出の際は電気をつけたままにする、人感センサー付きの電気を設置する、などの工夫をしてみるのがおすすめです。

体調を崩したとき

体調を崩して寝込んでしまうと、普段以上に心細さを感じるものです。家族がいれば様子を気にかけてくれたり、体調に合わせて食事を用意してくれたりと、そばにいてくれる安心感がありました。

レトルトのお粥や冷凍うどんなど、簡単に食べられる消化の良いものをストックしておくと、心細さは軽減できるかもしれません。また、家族に電話して甘えてしまっても良いでしょう。

風邪で寝込む一人暮らし女性

一人でご飯を食べているとき

自分のためだけの食事だと、簡単に作れる料理やコンビニの惣菜で済ませてしまう人も多いでしょう。そうなるとさらに食事の時間が味気なく感じられ、寂しさが増してしまいます。

コンビニ弁当になってしまうときは、静かな空間でさっと食べ終わるのではなく、テレビや動画を見ながら楽しい時間にできると寂しさを感じづらくなるかもしれません。

家族の存在を感じたとき

実家暮らしの友人から家族の話を聞いたり、近所から家族団らんの声が聞こえてきたりすると、一人でいることを実感して寂しさが押し寄せてきますよね。

また、家族や友達との電話を切ったあとも、楽しく会話していたところから急に静かな空間に戻ることで、寂しさを感じることがあります。電話を切った後は、少し余韻に浸ってからお風呂に入ったり布団に入ったりすると、うまく気持ちを切り替えられるでしょう。

友人と楽しく電話している様子

一人暮らしで寂しいと感じる理由

そもそもなぜ一人暮らしだと寂しく感じるのでしょうか。一人暮らしで寂しさを感じる理由には、次の5つが挙げられます。

それぞれの理由について解説します。寂しさを感じる理由を理解することで、寂しさを乗り越えたり慣れたりする近道になるかもしれません。

人とかかわる時間が減る

実家暮らしであれば家族と何気ない会話ができますが、一人暮らしの場合、家の中で人とかかわる時間がありません。「今日こんなことがあったよ」といった、ささいな出来事を共有する機会がなくなり、話し相手がいない寂しさを感じやすくなります。

これまで当たり前に慣れ親しんだ人々との時間が途切れるので、引っ越しした直後で新生活に慣れない間は特に寂しさを感じやすいものです。

一人で悩みを抱えてしまう

一人暮らしでは、悩んだり困ったりした時、すぐに誰かへ相談するのが難しいです。一緒に暮らす家族がいれば、何気ない会話から小さな悩みも相談できますが、すぐに話せる人がそばにいないと不安や心配事を一人で抱え込んでしまいます。

本来なら誰かに話してすぐに解決できるような小さな悩みも、自分の中で抱え込み放置しておくことで積み重なっていき、心の重荷となるケースもあります。

熱中できるものがない

一人暮らしは誰にも気兼ねせず過ごせる反面、自由な時間を持て余してしまうケースも多いものです。打ち込める趣味や熱中できるものがないと、暇な時間にネガティブな感情が湧いて、休日や夜が長く感じてしまいます。

一方で、没頭できる趣味をもっている人は、熱中している間、寂しさを感じる時間を減らせます。それだけでなく、活動を通して新たな出会いが生まれて充実感を得られる傾向にあります。

熱中できものがなくたたずむ様子

疎外感を感じる

実家の家族が楽しそうにしている状況を聞いて、一人だけ取り残されてしまったような疎外感を覚えるケースもあるでしょう。

日常的なコミュニケーションが減って家族の生活が見えづらくなると、自分だけ仲間はずれにされているのではないか、と孤独感や不安感を感じやすくなります。

セロトニンが不足する

セロトニンとは、精神を安定させ幸福感を高める働きのある脳内の神経伝達物質で、日光を浴びたり適度な運動をしたりすると分泌が促進されます。セロトニンが不足すると、精神不安定や不眠、物事に対する意欲がなくなるなどの影響が現れることがあります[1]

一人暮らしをすると、家族に付き合って買い物に行くなど、外出の機会が減る傾向にあります。その結果、日光を浴びる機会が減少してセロトニンの分泌が減少し、感情が不安定になったり寂しさを感じやすくなったりします。

一人暮らしの寂しさを乗り越える方法6選

寂しいからといって、一人暮らしをやめて実家に戻るのは、なかなか難しいですよね。一人暮らしを続けていくには、気分を変えたり時間を充実させたりする方法を身につけていく必要があります。

ここでは、一人暮らしの寂しさを乗り越える方法を6つ紹介します。

友人・家族と通話する

寂しさを解消するために最も手っ取り早い方法は、家族や友人と電話やオンラインなどで通話することです。人の声を直接聞いて、互いの近況を伝えられると、文字のみでやり取りするよりも安心感を得られます。

ビデオ通話で顔を見ながら、仕事や勉強、家事を行えば時間を効率的に使えます。

ゲームや勉強に熱中してみる

何かに没頭できれば充実した時間を過ごせて、一人暮らしの自由時間を持て余す心配はなくなります。没頭できるものがない場合は、ゲームや勉強をするのがおすすめです。

複数人で遊べるオンラインゲームなら仲間を増やしやすく、ゲームをきっかけにさまざまな話ができる仲間へと発展していく可能性もあります。また、今まで気になっていた分野や、本屋で興味のある本を探して気になる分野を見つけ、勉強してみるのもおすすめです。関心のある資格を取得する目標を立てれば、より熱中した時間を過ごせるでしょう。

生活力を高め、自信をつける

新しく何かを始めるだけでなく、基本的な生活をじっくり楽しむことも、寂しさを解消する方法のひとつです。例えば、料理や洗濯、掃除など一人で暮らすための家事力を高めて自信をつけることは、自己肯定感を上げる手段にもなります。

また、「食事は自炊する」「細かい部分まで掃除する」などの家事の他にも、生活費を抑えるためのお金の知識について学ぶのもおすすめです。生活力を高める家事や勉強に没頭すれば寂しさを感じにくくなるだけでなく、長い人生において無駄にならない技術や知識も身につけられます。

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出かける時間を増やす

積極的に外出する機会を作りましょう。とくに用事がなくても、カフェで読書をする、公園を散策するなど、とりあえず外に出ることがほどよい刺激になります。

また、外に出ると日光を浴びられるので、セロトニンの分泌が促進されて精神が安定し、安心感や幸福感が得られやすくなります[1]。特別なことをしなくても、外の空気に触れるだけで気分をリフレッシュできるはずです。

趣味を見つける・新しいことにチャレンジする

自由な時間を好きに使えるのは、一人暮らしだからこそ。思い切って新しいことに挑戦してみましょう。料理やガーデニング、DIYなど、興味があったものの始められていなかったことに挑戦する良い機会です。

新しいチャレンジによって時間を有意義に使えるだけでなく、自分の興味や知識の幅も広げられるでしょう。

興味をもったコミュニティに参加する

興味のあるサークルや、関心のある分野について話せるコミュニティに参加してみるのもおすすめです。同じ趣味がある人や共通の話題で盛り上がれる人と出会えます。

大学や地域のサークル活動、SNSのコミュニティなど、オンライン・オフラインを問わず、さまざまな方法があります。同じ話題で話せる仲間と交流できれば、日々の生活も充実させられるはずです。

料理を楽しんでいる様子

まとめ

一人暮らしは、暗い部屋に帰宅したときや体調を崩したときなどに寂しさを感じやすいものです。これは、自由気ままな一人暮らしは、時間を持て余しやすくネガティブな感情が湧きやすいためです。

今回紹介した方法を参考に、積極的な外出や新しい趣味の発掘、生活力アップなどを通して、寂しさを乗り越える方法を試してみてください。

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