家電の知識

【2026年最新】家電が安い時期はいつ?製品別一覧と買い方のコツ

家電の買い替えを考えるとき、「せっかくならいちばん安い時期に買いたい」「買い替えタイミングで損をしたくない」と考える方も多いのではないでしょうか。

家電は、年末年始のセールや決算期、モデルチェンジの時期など、購入するタイミングによって価格が大きく変わる商品です。さらに、エアコンや洗濯機、冷蔵庫といった家電ごとに安くなりやすい時期が異なるため、買い時を見極めるには製品別の知識が欠かせません。

この記事では、家電全般が安くなる時期と、製品ごとの買い時、家電量販店でおトクに購入するコツや注意点までを、まとめて解説します。

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くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

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家電が安い時期はいつ?

家電を安く購入できる時期は、年末年始・決算期・ボーナス時期です。

ここでは、それぞれの時期に家電が安くなる理由を解説します。

12~1月下旬:年末・年始のセール

年末年始は、クリスマスセールや年末の在庫整理セール、年始の初売りセールなど、多くのセールやキャンペーンが開催されます。この時期は、秋に多くの家電で新モデルが発売された直後のため、目玉商品が値下げされやすい傾向にあるのが特徴です。

ただし、初売りの目玉商品は数量限定の場合もあります。狙っている商品がある場合は、家電量販店の公式サイトやチラシ、SNSなどで事前に情報を確認してセール開始のタイミングを逃さないようにしましょう。

3月・9月:メーカーや量販店の決算期

大手の家電量販店・メーカーの多くは、9月が中間決算、3月が本決算にあたります。決算期は1年の売上目標を達成するための重要な節目となるため、各社が在庫処分や販売台数の上積みを狙って積極的な値下げ・ポイント還元を打ち出しやすくなります

とくに3月は、引越しや新生活の準備と重なるため、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどの生活家電をまとめて購入する人が増えます。店舗側もまとめ買いに対して割引やポイント還元を提案しやすいため、新生活向けの家電をそろえるならこの時期が狙い目です。

決算期(3月・9月)

6月・12月:ボーナスシーズン

6月と12月のボーナス時期は、高額な家電の購入を検討する消費者が増えやすい時期です。家電量販店やメーカーにとっても重要な商戦機会となるため、大型セールや値引きキャンペーンが実施される傾向にあります。

この時期に合わせて、高額家電やアウトレット品のセール、ポイント還元キャンペーンなども多く開催される傾向にあります。家電を安く購入したいなら、ボーナスシーズンも狙い目の時期といえるでしょう。

【家電別】安く購入できる時期一覧

家電は、モデルチェンジや新商品の発売前後に旧モデルが安くなりやすい傾向があります。ここでは、家電ごとの買い時の目安と、購入前に確認したい比較ポイントを紹介します。

家電が安く購入できる時期

エアコン:2~3月、8月下旬~10月

エアコンは、標準機種と上位機種で安くなりやすい時期が異なります。家電量販店の大型セール時期を除いた、機種ごとの安い時期は以下のとおりです。

  • 標準機種:2~3月
  • 上位機種:8月下旬~10月

とくに、9月は中間決算期でもあるため、より安く買える傾向にあります。

エアコンは設置工事も必要であり、すぐに設置できないケースもあります。設置スケジュールも考えつつ、エアコンを買うタイミングを見極めてください。

なお、2027年4月からは家庭用エアコンの省エネ基準が強化される予定です。エアコンの価格や品ぞろえに変化が生じる可能性があるため、買い替えを考えている方は早めに検討を始めると安心です。

ドラム式洗濯乾燥機:8~9月

ドラム式洗濯乾燥機は、毎年10~11月頃に各メーカーが新モデルを発表する傾向にあるため、その直前の8~9月が旧モデルの買い時です。

新旧モデルで洗浄性能や乾燥方式に大きな差がないことも多く、ハイエンドモデルでも数万円単位の値引きが期待できます。発表直後はとくに在庫処分の動きが強まるため、デザインや細かな機能差を気にしないなら、旧モデル選びが有力な選択肢になります。

ドラム式洗濯乾燥機を選ぶ際は、家族の人数や1日の洗濯量に合う容量かどうかを確認しましょう。また、乾燥方式は、電気代を抑えやすいヒートポンプ式と、本体価格を抑えやすいヒーター式で特徴が異なるため、使い方に合わせて選ぶことが大切です。

ドラム式洗濯乾燥機

縦型洗濯機:4~5月

縦型洗濯機は、梅雨から夏にかけての6月前後にモデルチェンジを行うメーカーが多いため、その直前の4~5月が買い替えの狙い目です。

春先は新生活需要で売れ筋容量(6~8kg)の在庫が動きやすく、5月以降は人気機種から品薄になりがちです。狙っているモデルがあれば、4月のうちから動き出すのがおすすめです。

縦型洗濯機を選ぶ際は、世帯人数と洗濯頻度に合う容量を選びましょう。一人暮らしでこまめに洗濯するなら5~6kg前後、二人暮らしなら7kg前後、家族で使うなら8kg以上を目安にすると選びやすくなります。部屋干しが多い家庭では、脱水力や簡易乾燥機能も確認しておくと安心です。

冷蔵庫:8~9月

冷蔵庫が安くなりやすい時期は、新しいモデルが発売される10~11月の直前の8~9月です。冷蔵庫は家電のなかでも比較的高価な製品で、新モデルと旧モデルで価格が大きく変わってきます。

新モデルと旧モデルに大きな性能の違いがない場合もあるため、狙っている冷蔵庫が旧型になるまで待つと安く買いやすくなります。

冷蔵庫を選ぶ際は、家族の人数だけでなく、自炊やまとめ買いの頻度も考えて容量を決めましょう。一人暮らしで自炊が少ない場合は小さめでも十分ですが、料理をする人や冷凍食品をよく使う人は、冷凍室が広いモデルを選ぶと安心です。

購入前には、本体サイズだけでなく、設置場所や搬入経路の広さも確認しておくようにしましょう。

テレビ:7~9月

テレビは、モデルチェンジ前後の7~9月が買い替えにおすすめです。

同じメーカーの製品は、毎年決まった時期に発表される傾向にあるため、リニューアル時期を確認しておきましょう。同じモデルでも画面のサイズによって発売のタイミングが変わることもあるので、注意が必要です。

なお、オリンピックやワールドカップといった国際的なスポーツイベントが開催される年には、より臨場感を味わえる大型テレビや高画質モデルが売れやすい傾向にあります。そのため、これらの開催時期に合わせてセールを実施する量販店やメーカーも多いです。

テレビを選ぶ際は、パネルの種類が液晶か有機ELかという点が比較ポイントになります。映像の鮮やかさや黒の表現にこだわる場合は有機EL、価格を抑えつつ大画面で楽しみたい場合は液晶がおすすめです。

テレビ

空気清浄機:7~8月

空気清浄機はメーカーによって新モデルの発表時期に差がありますが、秋頃に発表される傾向にあるため、その直前となる7~8月が買い時といえます。

空気清浄機の新モデル発表が9~10月頃になるのは、冬に向けて加湿機能搭載モデルの売れ行きが伸びるからです。

各メーカーの新モデルの発表時期は、以下のとおりです。これらの時期の1か月前を買い時の目安として、購入を検討しましょう。

メーカー名発売時期の傾向
ダイソン3~4月
パナソニック8~9月
ダイキン9~10月
シャープ9~11月

なお、空気清浄機を選ぶときは、適用床面積が使う部屋の広さに対応しているか、加湿機能が必要かもあわせて確認するようにしましょう。

空気清浄機

掃除機:9~11月

掃除機は、メーカーによって新モデルを発表する時期が異なる傾向にあります。おおよそ12月までには新モデルの発表があるため、その直前の9~11月頃に安く買いやすくなるでしょう。

各メーカーの新モデルの発表時期は、以下のとおりです。これらの時期の1か月前を買い時の目安として、購入を検討しましょう。

メーカー名発売時期の傾向
日立2~12月(夏~秋頃が多め)
ダイソン4~11月(5月・6月頃が多め)
シャープ5~11月
東芝5~11月
シャーク6~10月頃が多め
パナソニック7~10月
三菱電機秋頃や2月が多め

掃除機は、コードレススティック型・キャニスター型・ロボット掃除機など、種類によって使い勝手やメリット・デメリットが異なります。こまめに掃除したい場合はコードレススティック型、吸引力や集じん容量を重視する場合はキャニスター型、掃除の手間を減らしたい場合はロボット掃除機が向いています。

掃除機

電子レンジ・オーブンレンジ・トースター:5~7月

電子レンジ・オーブンレンジ・トースターは、いずれも夏から秋にかけて新モデルが発売される傾向にあります。そのため、直前の5~7月頃が買い時の目安です。

性能やデザインへのこだわりがなければ、旧モデルを選ぶことで価格を抑えやすくなります。モデルチェンジのタイミング以外でも、クリスマス前後には「型落ち品」として旧モデルが並ぶことがあります。

買い替えるときは、「どんな使い方をしたいか」を先に整理しておくと、自分に合ったモデルを無理なく選びやすくなります。たとえば温め直しが中心なら、単機能の電子レンジで十分ですが、料理の幅を広げたいなら、オーブン機能やスチーム機能の付いたオーブンレンジが便利です。

トースターも、パンを焼くだけのシンプルなものから、揚げ物の温め直しやちょっとした調理までこなせるものまでさまざまあります。普段の使い方を思い浮かべて、機能と価格のバランスがとれた1台を選ぶようにしましょう。

炊飯器:5~7月

炊飯器は新モデルの発売が6~9月頃で、その直前の5~7月頃が買い時です。

炊飯器は、型落ち品でも基本的な性能が大きく変わらないケースが多く、機能にこだわりがなければ旧モデルであっても問題なく使えます。

炊飯器を選ぶ際は、加熱方式と炊飯容量を確認しましょう。価格を抑えたい場合はマイコン式、炊き上がりにこだわりたい場合はIH式や圧力IH式が候補になります。容量は、一人暮らしなら3合前後、家族で使うなら5.5合以上が目安になります。

加湿器:3~4月、9~10月

加湿器の買い時は、冬シーズン終了後の3~4月と、モデルチェンジ時期の9~10月です。

ただし、加湿器は比較的手頃な価格の製品も多いため、大型家電ほど大きな値引きにならないこともあります。旧モデルや在庫処分品を狙う場合は、店頭だけでなくネット通販も確認してみましょう。

加湿方式には、スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式があります。加湿力を重視するならスチーム式、電気代を抑えたいなら気化式、静音性やデザインを重視するなら超音波式など、設置場所や使い方に合わせて選びましょう。

家電を少しでも安く買うコツ

必要な家電があっても、安く買えるタイミングとは限りません。そんなときは、ここで紹介するコツを使って、少しでも家電を安く購入できる方法を試してみましょう。

複数店舗を回り、価格を比べる

同じ家電でも、店舗によって販売価格やポイント還元率が異なることがあります。購入前に複数の家電量販店を比較し、本体価格・ポイント還元率・配送設置費・保証内容を含めて確認しましょう。

価格交渉をする場合は、他店の店頭価格をメモしておくと話が進めやすくなります。ただし、ネット通販の価格は実店舗と条件が異なるため、必ずしも交渉材料になるとは限りません。

「本体価格は高いけれどポイント還元が大きい」「本体価格は安いけれど設置費が別料金」といったケースもあるため、支払い総額で比較することが大切です。

裁量権のあるベテランと交渉する

家電量販店で価格交渉をする場合は、値引きの判断ができるスタッフに相談するのがポイントです。売り場にいるスタッフのなかでも、正社員やベテランの担当者のほうが、値引きやポイント還元の相談に応じてもらいやすい場合があります

なお、家電量販店でよく見かける法被(はっぴ)を着た店員は、家電メーカーから派遣されている販売員で、店舗のスタッフでないことが多いです。商品説明には詳しいものの、店舗側の値引き判断はできないことがあるので、価格交渉をしたい場合は、店舗スタッフに相談しましょう。

まとめ買いでの割引や、下取りサービスを利用する

冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどをまとめて購入すると、単品で買うよりも値引きやポイント還元を受けやすい場合があります。引越しや新生活のタイミングで複数の家電をそろえる場合は、まとめ買いの相談をしてみましょう。

また、買い替え時には下取りサービスを利用できることもあります。古い家電の処分費を抑えられる場合もあるため、購入前に下取りの有無や条件を確認しておくと安心です。

家電量販店のポイントを利用する

家電量販店では、独自ポイントや共通ポイントが貯まることがあります。家電は購入金額が大きいため、ポイント還元をうまく活用すると、次回以降の買い物に役立ちます。

ただし、ポイント還元率だけで判断するのは避けましょう。本体価格が高く設定されている場合、ポイントを含めても他店より割高になることがあります。現金値引き・ポイント還元・保証内容をあわせて比較することが大切です。

家電の寿命と自宅の家電の使用年数を知っておく

家電を安く買うためには、製品が安い時期を知っておくだけではなく、故障や寿命などで家電が使えなくなる時期も把握しておく必要があります。そうすることで、故障する前に安く買えるタイミングを狙って買い替えられます。

2026年3月に実施された内閣府「消費動向調査」[1]によると、二人以上の世帯における主な大型家電の平均使用年数は以下のとおりです。

家電の品目平均使用年数
電気冷蔵庫13.1年
電気洗濯機10.1年
電気掃除機7.4年
ルームエアコン13.4年
テレビ10.8年

まずは、自宅で使っている家電の購入時期を確認してみましょう。平均使用年数に近づいている家電は、安い時期やセール時期を調べておくと、急な故障時に慌てずに済みます。

家電を買う際の注意点

家電を安く買うためには、製品が安い時期の見極めやセール中のタイミングで購入することが重要です。しかし、そうしたタイミングだからこそ注意しなくてはならないポイントも存在します。

長く使いたい家電は「長期保証サービス」に加入する

家電を買い替える際に「長持ちさせたい」と考える方は多いでしょう。しかし、家電の自然故障はいつ発生するか分からないため、使用頻度を考えて「長期保証」に加入しておいたほうが良いケースがあります。

長期保証には、メーカーや家電販売店の保証以外のサービスもあります。なかには、ご自宅の家電をまとめて保証してくれるサービスや、中古で購入した家電にも適用されるサービスもありますので、ぜひチェックしてみてください。

商品の需要が高い時期は値引きされないことが多い

セール期間中であっても、需要が集中している家電は値引き幅が小さくなる傾向にあります。

たとえばエアコンは、本格的な暑さを迎える6~7月にかけて需要が急増するため、同時期にセールが行われていてもモデルチェンジ期(2~3月や8月下旬~10月)より割高なケースがあります。

また、クレジットカードなどのポイント還元率アップといったキャンペーンが実施される時期にも需要が高まります。

人気商品は在庫がなくなることもある

人気商品は、価格が下がる前に売り切れてしまうこともあります。セールのタイミングで家電量販店に足を運んでも、在庫がなければ購入できません。

また、人気商品は値引き率も低いため、価格交渉に応じてくれないケースもあります。もし購入することを決めている製品があれば、在庫状況を確認しつつ値引きが始まった段階で購入しましょう。

セール期間中は行列が発生することもある

家電量販店のセール中は店内が混雑し、ゆっくり買い物を楽しめません。目玉商品が出ると、開店前に長蛇の列が発生することもあります。また、店員が忙しく駆け回っているような状況だと、価格交渉もしにくくなります。

こうした状況を踏まえると、セール中の来店は時間に余裕を持つことが大切です。購入までに数時間かかる可能性も考えて、スケジュールを組みましょう。

家電購入の際のよくある質問(FAQ)

ここでは、家電購入の際のよくある質問を紹介します。

新製品(新モデル)と型落ち品(旧モデル)、どちらを買うべき?

性能や新しさにこだわらないのであれば、安く買える型落ち品がおすすめです。

家電は、新モデルが出ると旧モデルが値下げされやすくなります。基本性能が大きく変わらない場合もあるため、必要な機能がそろっていれば型落ち品でも十分使いやすいでしょう。

一方で、省エネ性能や自動機能などが大きく進化している場合は、新モデルを選んだほうが長期的に満足できることもあります。価格差だけではなく、機能や電気代の差も含めて比較しましょう。

展示品を買っても問題ない?

展示品は、不特定多数の人が触れることで小さな傷や汚れがつきやすく、付属品(説明書・元箱・リモコンなど)が一部欠けている場合もあります。一方で、定価から数割引で購入できることも多いため、状態が気にならない方にはおすすめです。

なお、テレビや空気清浄機のように店頭で常時通電している展示品は、購入時点ですでに通電時間が長い点に注意が必要です。購入前に通電状況・保証期間・付属品の有無を店員に確認し、納得したうえで判断するようにしましょう。

実店舗とネットではどちらが良い?

実店舗購入とネット購入には、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらで購入するかは、メリット・デメリットを確認したうえで検討しましょう。

実店舗 ネット
メリット
  • 実物を確認できる
  • 店員に相談できる
  • 保証が充実している
  • 取扱い製品が多い
  • 他店舗との価格比較がしやすい
  • 自宅から注文できる
デメリット
  • 欲しい製品がない可能性がある
  • 購入場所・時間が限られる
  • イメージと違う可能性がある
  • 保証がついていないことが多い

保証については、実店舗のほうが充実していることが多く、購入店でアフターサービスを受けられて安心です。ネット購入でアフターサービスが心配な場合は、購入後に加入できる修理サービスもおすすめです。

まとめ

家電が安い時期は、年末年始・決算期(3月・9月)・ボーナス時期(6月・12月)であることが多いです。

さらに、エアコン、洗濯機、冷蔵庫など、家電ごとにモデルチェンジ前後の安くなりやすい時期が異なります。買い替えたい家電の比較ポイントも整理しておくと、性能と価格のバランスがとれた1台を選びやすくなります。

家電を購入する際は、複数店舗での価格比較やポイント、下取りサービスなども上手に活用しながら、ご自身の暮らしに合った家電をおトクに手に入れましょう。

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