一人暮らしでも飼いやすいおすすめのペット13選をまとめて紹介!
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一人暮らしでお迎えしやすいおすすめペット17選│費用・注意点・物件選びのポイントも徹底解説!

一人暮らしをしていると、ふと寂しさを覚えることはありませんか。そんなときにペットがいると心が癒され寂しい気持ちもなくなるのではと考える方も多いのではないでしょうか。しかしペットを育てることは決して簡単なものではなく、しっかり責任と覚悟を持つ必要があります。今回は一人暮らしで飼いやすいおすすめのペットやそれぞれの特徴についてご紹介します。

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一人暮らしでペットと暮らすための4つの条件

一人暮らしだけどペットが欲しいと考えている人は多いのではないでしょうか。いざ飼育に踏み切ろうとしても、現在の環境で本当に問題はないか?自分一人で最後まで面倒を見れるのか?などさまざまな心配があるのでは。ここでは一人暮らしでペットを飼う4つの条件を分かりやすく解説します。飼育条件が自分に当てはまっているのか照らし合わせてみてくださいね。

小型であること

一人暮らしでペットを飼う場合は小型の動物がおすすめです。小型の動物は1R~1LDKなどコンパクトな物件でも飼育しやすく、余計なストレスをかけずにペットと生活できるでしょう。

また大型ペットは病気になった場合や日頃のエサ代など、小型ペットに比べると費用が多くかかります。これから一人暮らしでペットを飼おうと検討中の方は、まずは小動物から検討するようにしましょう。

鳴き声が小さいこと

近隣住民の迷惑にならないために鳴き声が小さいペットを選びましょう。犬や猫は無駄吠えをしてしまうことがあるため、しっかりとしたしつけが必要です。

また居住している賃貸がペット可であっても、入居者全員がペットと暮らしているわけではありません。鳴き声がうるさいと隣人からの苦情や夜中の無駄吠えで睡眠不足の原因となってしまいます。
ペットは可愛いからという気持ちだけではなく、今後の生活も見据えた上で飼うようにしましょう。

臭いがきつくないこと

ペットと一緒に暮らしていると飼い主は気にならなくなりますが、ペット臭は気を付けていないと近隣トラブルの元になりやすい原因の一つです。こまめに排泄物の処理などをしないと臭いが充満して隣人に迷惑が掛かってしまいます。

「ペットの身体を清潔に保つ」「排せつ物の処理」「消臭・除菌グッズの利用」「空気清浄機・脱臭機の活用」を心掛けるようにしましょう。

食事代が莫大にならないこと

ペットを飼うにあたって最も大きな支出となるのがエサ代です。飼育するペットによっては販売されている種類も豊富で、どのエサが自分のペットの体質に適しているのか見極めも必要となってきます。

犬であれば年間に必要なエサ代は平均で「約6.6万円」、猫であれば「約5.3万円」必要とされています。ペットにはさまざまな費用が掛かるため、エサ代が莫大になりすぎないよう注意しましょう。

一人暮らしでペットと生活するメリット・デメリット

一人暮らしでペットと生活するメリット・デメリット
一人暮らしでペットを飼うときに知っておきたいのがメリット・デメリットです。とくに一つの生命を最後まで育てる覚悟が必要であるため、可愛いという気持ちだけでペットを飼うことはできません。

ここではペットを飼い始める前のメリット・デメリットについてご紹介します。

一人暮らしでペットと生活するメリット

まずはペットを飼うメリットについてご紹介します。メリットは「癒しの時間ができる」「運動する時間ができる」「動物を通して交流が広がる」の3つがあります。

癒しの時間ができる

ペットと触れ合うことは癒しの効果が非常に高く、医療機関でも病気の改善に取り入れられているほどです。身体が疲れたときや気持ちが沈んだときにペットと一緒に過ごすことで、心の充足感を得られるでしょう。

運動する時間ができる

ペットと一緒に遊ぶことで飼い主の運動不足を解消できるメリットがあります。とくに犬を飼っている方は毎日の散歩が習慣となり、ペットを通じて身体活動量が増え健康的な日常を送れるでしょう。

動物を通して交流が広がる

ペットと一緒に暮らすことでさまざまな出会いの場に恵まれます。犬であれば毎日の散歩での飼い主同士の交流、同じ動物を飼っている人との会話があります。

最近ではSNSやYouTubeで飼っているペットの情報を発信している方も増えており、今まで関わり合いがなかった人と交友関係を持てる可能性が高くなるでしょう。

一人暮らしでペットと生活するデメリット

ペットを飼うことはメリットばかりではなくデメリットもあります。ここで紹介するデメリットは「部屋が汚れる」「お金がかかる」「旅行に行きづらくなる」の3つです。ペットを飼う前に必ずデメリット部分も理解するようにしましょう。

部屋が汚れる

ペットを飼う場合は部屋が汚れることを覚悟しましょう。とくに犬や猫など部屋を動き回る動物は抜け毛・排泄物の処理・フローリングや壁の傷汚れが目立ってきます。

そのためしつけをしてトイレの場所を覚えさせ、物件に傷がつかないように対策をする必要があります。また猫は部屋で走り回ることが多いため、抜け毛が非常に多く掃除の回数が増えるデメリットがあります。

お金がかかる

ペットを飼うと今まで自分のことだけだった費用以外にさまざまな面でお金が必要となってきます。犬であれば狂犬病・ワクチン接種・フィラリアの薬など合計で年に数万円が掛かります。

その他にもフード・おやつ・おもちゃ・保険代・エアコン代・予期せぬ病気に対しての治療費などさまざまです。これらの費用を支払える経済力を伴わないと一人暮らしでペットを飼うのは難しいといえるでしょう。

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旅行に行きづらくなる

一人暮らしでペットを飼うと旅行に行きづらくなるデメリットがあります。犬や猫であればペットホテルにあずけることも可能でしょう。しかしウサギのように環境の変化に弱い動物は注意が必要です。

旅行はもちろん出張や帰省が多い方はストレスに強い動物を選んだり、動物を預けられるホテルやペットシッターを事前に探しておきましょう。

一人暮らしでもお迎えしやすいおすすめのペットは?

一人暮らしでペットを飼う場合事前に調べておきたいのが「価格」「寿命」「エサ代」「散歩の有無」です。これからペットと一緒に暮らそうと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

犬
一人暮らしにおすすめなのは広いスペースを必要としない小型犬です。小型犬のなかでも、毛が抜けにくく、ブラッシングのお手入れが楽な種類や、運動量の少ない犬種を選ぶことをおすすめします。また、一人暮らしの賃貸で犬を飼う場合は、ペット可の物件だったとしても、飼える種類と飼えない種類があるので、事前に確認を行いましょう。

仕事などで、家を留守にする際には、犬が適度に運動できるスペースを確保しつつ、できるだけケージの中で過ごしてもらう工夫をしましょう。また室内の温度調節のために、1日中エアコンや暖房はつけておきましょう。

一人暮らしで犬を飼う時は、無駄吠えをしないようにするなど隣人への配慮も必要です。しつけに自信がない場合は、プロに頼る環境が近くにあるか、その費用が出せるかを考えてみると幸せな犬との生活をおくることができます。

  • おおよその価格:10万円~30万円
  • おおよその寿命:12年~15年
  • おおよその月のエサ代:2,000円~4,000円
  • 散歩ありなし:あり

猫
猫は、毎日散歩をする必要がありません。また留守番中も大きな声で鳴くことが少ないため昼間に仕事などで、家を留守にしがちな人でも飼うことが可能です。狭い部屋でも、高さのあるキャットタワーなどを用意することで、猫の運動不足やストレスの少ない快適な空間にすることができます。

猫を飼うときの注意点として、好奇心旺盛な猫の場合、留守中にいたずらされたり、床や壁を傷つけられたりするため、物の配置や壁紙などの対策が必要です。また、留守番ができるといっても、数日間家を留守にして猫を1匹にすることはできません。もし、数日間家に帰れない場合は、前もってペットホテルなどに預ける必要があります。

一人暮らしで猫を飼うときは注意点をしっかり守って大切に育てましょう。

  • おおよその価格:10万円~20万円
  • おおよその寿命:12年~18年
  • おおよその月のエサ代:2,000円~3,000円
  • 散歩ありなし:なし

ハムスター

ハムスター
ハムスターは、手乗りサイズの小さな動物であるため、基本的にゲージの中で生活をします。一人暮らしで部屋が狭くても、ゲージを置くスペースさえ確保できれば、飼うことが可能です。また世話をするのも、比較的簡単で、えさやりと水替え、トイレ掃除が中心なので、初めてペットを迎える方におすすめです。

ハムスターは、一人暮らしでも飼いやすい要素がたくさんありますが、注意しなければならないこともあります。ハムスターは、体が小さく寿命が短いということです。そのため、ちょっとした異変に気づくなど健康管理は重要になります。

鳴き声で困ることは少ないハムスターですが、夜行性のハムスターは夜に行動することが多く、寝ているときの回し車の音が気になる可能性があります。またゲージの外に出した際には、壁や柱を噛むことがあり、隙間に入ってでてこなかったりするため、できるだけ目を離さないようにしましょう。

  • おおよその価格:1,000円~4,000円
  • おおよその寿命:2年~3年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:なし

モルモット

モルモット
モルモットは、臆病な性格ですが、人懐っこい一面もあります。匂いも少なく鳴き声も大きくないため、賃貸でも飼いやすい動物です。

屋外での散歩は必要ありません。1日のうち数時間だけ、ケージから出して、部屋の中を運動させるだけで大丈夫です。決まった時間に餌を与えることが難しい場合も、ケージ内に餌を置いておくだけで、モルモットは、自分のペースで、餌を食べてくれます。忙しい人や、初めてペットを飼う人には、おすすめできる動物といえます。

またモルモットは、静かで落ち着く環境を好みます。ケージを置く場所は、テレビのない部屋や、生活音が聞こえにくい部屋に置くようにしましょう。

  • おおよその価格:4,000円~6,000円
  • おおよその寿命:4年~8年
  • おおよその月のエサ代:2,000円~3,000円
  • 散歩ありなし:なし

うさぎ

うさぎ
ウサギには声帯がないため鳴くことはありません。運動量も少なくて済むので一人暮らしにおすすめです。寂しがり屋な動物というイメージを持つ人が多いですが、実際には仲間がいないことによるストレスで体調を崩すことはほとんどありません。

しかし、かまってあげる時間が少ないと、ストレスを感じてしまうデリケートな動物です。一緒にいるときは適度なスキンシップをとるなどをして、できるだけお世話をしてあげるように心がけてみましょう。

ウサギは1日のうち、1時間ほど部屋を自由に運動させる時間が必要です。そのためウサギが走り回れる程度の広さがあれば、一人暮らしのワンルームでも飼うことができます。毎日の生活習慣を整え、きちんと世話ができる環境であれば一人暮らしでもウサギを飼うことができます。

  • おおよその価格:3,000円~2,0000円
  • おおよその寿命:6年~7年
  • おおよその月のエサ代:3,000円~5,000円
  • 散歩ありなし:なし

シマリス

シマリス
近年ペットとして飼いたいと人気が上がっているシマリス。懐いてくれると肩に上がったり、パーカーのフードでお昼寝をしてくれたりします。

シマリスは運動量が非常に多くゲージの中だけでは物足りなくなってしまいます。そのためできる限り室内で遊ばせてあげるようにしましょう。その際に「本棚などの隙間に入り込んで出られなくなる」「ケーブル類をかじって感電する」などの危険があるため、室内に何もない状態でゲージから出してあげるよう注意が必要です。

シマリスは上下運動が好きなため、部屋に「登り木」を設置することをおすすめします。また物をかじる習性も持っているため、「かじり木」を置くことでストレス発散させることも可能です。

  • おおよその価格:7,000円~10,000円
  • おおよその寿命:6年~8年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:なし

フェレット

フェレット
フェレットは、好奇心旺盛で非常になつきやすい性格をしています。鳴き声も少なく、1日のほとんどを眠って過ごし、世話がしやすいことから初めてのペットとして飼いやすく、人気があります。

フェレットを飼うときの注意点は、爪切りや耳掃除、体を洗うなどのこまめな手入れが必要になることです。またフェレットは、人間の病気が移ってしまうこともあるため、健康管理も怠らないようにしましょう。散歩の必要はありませんので、基本的なお世話ができれば、一人暮らしの人でも飼うことができます。

フェレットの好奇心旺盛な性格に翻弄されることもあるかもしれませんが、フェレットと一緒に過ごす毎日は楽しい生活になるでしょう。

  • おおよその価格:20,000円~50,000円
  • おおよその寿命:6年~8年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:なし

デグー

デグー
デグーは、きれい好きな性格です。体が汚れたら、自分で、ケージ内に用意した砂場で体を洗うため、ほとんど匂いがしません。賃貸でペットを飼うときにペット臭を気にする人にとっては匂いの気にならない動物です。また、鳴き声も小さいため、騒音問題も気になりません。回し車を回す音はしますが、音がしにくいタイプの回し車を選ぶことで解決します。

必要な世話も、えさやり・水替え・フンの掃除を1日1回やればいいので難しくありません。エキゾチックアニマルの1種として、最近人気を高めつつあるデグーは、初めてペットを飼う人にもおすすめの動物です。

  • おおよその価格:3,000円~60,000円
  • おおよその寿命:8年~10年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:なし

チンチラ

チンチラ
チンチラはペットとしての歴史はまだまだ浅いですが、体臭やフンの臭いは少なく鳴き声も小さいため一人暮らしの方でも飼いやすいと人気が高まっている小動物です。

夜行性であるため日中はほとんど睡眠をしています。しかし夜になると活動が活発になるため、飼い主さんの睡眠を妨げられる可能性も。その他に神経質な一面も持っているため、日中は静かな場所に移動させてストレスを与えないようにすることをおすすめします。

  • おおよその価格:30,000円~200,000円
  • おおよその寿命:10年~15年
  • おおよその月のエサ代:2,000円~3,000円
  • 散歩ありなし:なし

セキセイインコ

セキセイインコ
好奇心旺盛で人懐っこいと人気が高いセキセイインコ。コンパクトなスペースで十分なため、一人暮らしで初めてペットを飼いたいと考えている方にもピッタリの小鳥です。

平均寿命は7~8年ですが、飼育環境によっては12年~14年と長生きすることもあります。インコといえば人間の言葉を覚えてくれるイメージがありますが、メスよりもオスの方がおしゃべりが得意です。全てのインコが言葉を覚えてくれるわけではありませんが、言葉を覚えさせたい場合はオスを飼うことをおすすめします。

1日のほとんどをケージの中で過ごすセキセイインコですが、定期的に放鳥させる必要があります。室内や屋内の限られた空間で運動をさせないと、運動不足となりストレスの原因になるため注意が必要です。

  • おおよその価格:3,000円~8,000円
  • おおよその寿命:7年~8年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:あり

ファンシーラット

ファンシーラット
ファンシーラットは穏やかで人懐っこい性格をしており、非常に人気が高い動物の一つです。ファンシーラット自体の臭いは少なく鳴き声もないため、一人暮らしの賃貸でも問題なく飼えます。

寂しがり屋な一面も持っているため、多頭飼いする方が多いです。しかしオスとメスを一緒のケースに入れて飼育すると交配して、どんどん繁殖してしまうため注意が必要です。

平均寿命は2年~3年と短めですが、ストレスのない飼育環境であればさらに長生きすると言われています。ファンシーラットは運動量が多く回し車では物足りないため、室内での散歩は不可欠です。

  • おおよその価格:1,000円~3,000円
  • おおよその寿命:2年~3年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:なし

ウーパールーパー

ウーパールーパー
ウーパールーパーは、両生類の一種です。独特な見た目が特徴で、常に笑っているような表情に癒されるペットです。

専用の飼育セットや、えさもペットショップで販売しているため簡単に飼育ができます。とはいえ、水温管理や飼育環境が悪いと寿命を縮めてしまうため油断せずに大切に育てる必要があります。

  • おおよその価格:1,000円~5,000円
  • おおよその寿命:5年~8年
  • おおよその月のエサ代:1,000円
  • 散歩ありなし:なし

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキは、爬虫類の一種です。爬虫類は飼育のしやすさからペットとしても人気を集めています。

特にヒョウモントカゲモドキは性格がおとなしく、飼育スペースもとらないため一人暮らしの人にも飼いやすい種類です。体色や模様のバリエーションが豊富なヒョウモントカゲモドキがたくさんいますので、ペットショップに足を運んで、自分のお気に入りの子を迎えてあげましょう。

初めて飼うときは、飼育セットが売っているため、そちらも一緒に購入しましょう。毎日の飼育は、ほかの動物同様に、健康管理やえさやりが中心になります。ヒョウモントカゲモドキは人口フードより昆虫のような生き餌を好むため、虫が苦手な人にとっては抵抗があるかもしれません。

  • おおよその価格:5,000円~8,000円
  • おおよその寿命:10年~15年
  • おおよその月のエサ代:200円~600円
  • 散歩ありなし:なし

コザクラインコ

コザクラインコ
コザクラインコは「ラブバード」とも呼ばれるほどに愛情が強く、飼い主に心を許すとべったりと甘えてきて積極的にアピールをしてきます。しかし愛情が強いがために嫉妬心もあり、飼い主が構ってくれないと攻撃を加えてきます。

またコミュニケーションを必死に取ろうと頻繁に鳴くため、一人暮らしで飼う場合は防音対策をしっかり行う必要があります。飼い主との関係性を非常に大切にしてくれますが、コミュニケーションの時間を取ってあげないとストレスで毛をむしる行為をしてしまいます。

そのため頻繁に出張や外出を行う方には、あまり向いていない動物といえるでしょう。一方で在宅ワークがメインの方にとっては、非常におすすめの動物です。

  • おおよその価格:8,000円~50,000円
  • おおよその寿命:10~15年
  • おおよその月のエサ代:2,000円~3,000円
  • 散歩ありなし:なし

金魚

金魚
金魚はたいへん静かな生き物で一人暮らしでも近隣に迷惑をかける心配はありません。もし飼う場合は水温の調節・水槽の清掃・適正なゴハンの量を守るよう心掛けましょう。

金魚の多くは老衰ではなく病気で死なせてしまっているケースが多くみられるため、飼育環境には気を使い、できる限りストレスを排除させる必要があります。寿命自体は非常に長く金魚にとって良い飼育環境であれば10年~15年と長生きしてくれるでしょう。

  • おおよその価格:10円~40,000円
  • おおよその寿命:10年~15年
  • おおよその月のエサ代:500円
  • 散歩ありなし:なし

熱帯魚

熱帯魚
熱帯魚は水温25度前後の温かい地域に生息する魚のことを指します。種類も非常に多く数千種類~数万種類と数えきれないほどいると考えられています。

ストレスに弱い個体が多いため、水質・水温には特に気を使いましょう。また一つの水槽で色々な種類を飼う場合も注意が必要で、相性が悪いと共食いをするケースもあります。飼う前には水槽とフィルター以外に「水槽台」「ヒーター・サーモスタット」「水温計」「カルキ抜き」「エアレーション」「底砂」「亜硝酸試薬」など多くのグッズが必要ですが、一度揃えてしまうとさまざまな種類の個体を飼育できるため一人暮らしの方でも飼いやすいペットです。

初心者の方は比較的飼育しやすいアカヒレやラスボラ・エスペイ、ネオンテトラなどがおすすめとされています。

  • おおよその価格:50円~数十万円
  • おおよその寿命:1年~10年
  • おおよその月のエサ代:300円
  • 散歩ありなし:なし

カメ

カメ
カメは寿命が長い動物です。小型の種類でも上手に育てれば20~30年生きることができ、長い時間一緒に生活することができます。

カメが長生きをしてもらうために、ミズガメ(水棲亀)であれば水槽のこまめな掃除、リクガメ(陸棲亀)であれば日光浴を定期的にしてあげましょう。また、餌の頻度や、飼育環境の広さは、カメの成長に合わせて変えていくことが大切になります。また変温動物であるカメは、自分で体温調節ができないため水温や気温に注意し、冬場はヒーターを用意する必要があります。

几帳面な性格の人や、世話好きな人におすすめのペットです。カメは手をかければかけるほど、飼い主に懐き愛着がわく存在になるはずです

  • おおよその価格:500円~5,000円
  • おおよその寿命:30年~50年
  • おおよその月のエサ代:500円~1,000円
  • 散歩ありなし:なし

一人暮らしでペットと生活する際の4つの注意点

4つの注意点
ペットを早く迎え入れたい気持ちはわかります。しかし一人暮らしの場合、ペットの面倒を見ることができるのは、一緒に住んでいる飼い主だけです。

安易な気持ちでペットを飼って育てられず、保健所への持ち込みや飼育放棄をする人が数多くいます。ここでは一人暮らしでペットを飼う際の注意点を4つご紹介します。

鳴き声はうるさくないか

鳴き声が少ない動物の場合は、気にすることではありませんが、犬や猫などよく鳴く動物をペットとして飼う際には注意が必要です。ペット可の賃貸で規約を守っていても、近隣住民から「鳴き声がうるさい」と苦情を受けることがあります。

賃貸の場合はペットを室内に放し飼いすることで、フローリングや壁に傷がついてしまう可能性があります。傷が酷い場合は退去時に原状回復費用が必要となるため、カーペットや壁に保護シートを貼る対策をしましょう。

犬や猫のように活発な動物を飼うならば、無駄吠えをしないようにしつける、防音性の高い賃貸を選ぶなど、飼いたい動物にあわせて対策をしましょう。

ペットは留守番ができるか

仕事や学校に通いながら一人暮らしをしている人は、ペットを留守番させる時間が発生します。不在の時間が多い方は、ケージの中で飼えるハムスターや小型鳥類、水槽で飼える金魚などがおすすめです。ケージや水槽で飼っている動物であれば、留守番中にいたずらをしてしまう心配や、屋内放し飼いでの事故が防げます。

自宅に迎え入れたばかりのペットにとっては環境の変化に対応できず大きなストレスを負ってしまう可能性があります。

短時間であればペットを留守番させることは可能ですが、もし、やむを得ない事情で数日、家に帰れない場合は、あらかじめ代わりに世話してくれる人を見つけておきましょう。預かってくれる人が近くにいない場合はペットホテルなどのサービス利用を検討する必要があります。

もしものときの預け先の確保はできているか

出張や帰省時、体調不良による入院などでどうしてもペットと離れなければいけなくなった場合に、ペットの預け先を確保できているかは非常に重要です。

掛かりつけの動物病院で預かってくれるサービスを行っているのか、仲の良い友人や家族、近所にあるペットホテルなど緊急時にすぐ対応してくれる場所を事前に探しておく必要があります。

中には環境の変化に弱い動物もいますので、自宅から離れる機会が多い方はペットの飼育を諦めるか、どうしても飼いたい方はストレス耐性が強いものを選びましょう。

責任をもって最後まで添い遂げられるか

一人暮らしの寂しさから、安易にペットを飼うのは避けましょう。想像以上に世話が大変だと感じてしまうこともあるでしょう。あまりの大変さに自身の日常生活とペットの飼育の両立が難しくなる可能性も出てきます。

しかしペットのお世話ができるのは飼い主さん一人だけということを必ず心に刻みましょう。

ペットを飼い始める前に、少しでも不安がある場合は勢いで飼い始めるのではなく、一度じっくりと考えてみてください。もし飼い続けることに不安を感じるならば、動物を飼うのは難しいでしょう。

ペットにかける年間の費用は?

年間の費用
ペットを飼う前に最も気になるのが年間の費用であるという方も多いのではないでしょうか。もちろん飼育するペットの種類によって大きく変わってきますが、初期費用だけでなく、その後も継続的に飼育費用が必要です。そして、体調を崩して動物病院に行ったときには人間のような健康保険はなく、自由診療・全額自己負担となるため、高額な医療費がかかるなど、突発的な支出も考えられます。

そういった際に備えて、ペット保険への加入も検討する必要があります。しかしペット保険だけで全ての治療費をまかなえることはできません。ペットを飼う前には、現在の収入で自分の生活費のほかに飼いたいペットを養っていけるほどの金銭的余裕があるか確認してからにしましょう。

ここではペットに必要な年間の費用について詳しく解説します。

最大の支出項目は食事(フード・おやつ)

ペットを飼う場合に最も大きくかかる支出はフードとおやつ類です。例えば犬であれば年間で約6.6万円、猫であれば約5.3万円と言われています。

その他にペットの体調などによって与える種類も変わるため、場合によってはさらに支出が増えるでしょう。

支出は年々増加傾向にある

近年ではペットにかける支出は年々増加傾向にあるといわれています。外出自粛や在宅ワークが増えることで病気・怪我などの体調変化に気付く飼い主さんが増えたことも要因の一つです。

またペットの高齢化に伴いフードの種類が変わることも支出額の増加に繋がっているとされています。生活スタイルの変化によってペットと向き合う時間が増えてくると同時に支出も増加するのは、飼い主さんにとっても今後の懸念事項といえるでしょう。

IoTアイテム(自動給餌器・ペットカメラ等)も増えていること

IoTアイテムが増えたことで外出先からでも室内の温度や湿度の管理ができたり、ペットがどのような健康状態なのかをスマホからリアルタイムでチェックできるようになりました。

ペットとの暮らしを快適にさせると同時にグッズを揃えるために支出がどうしても増えてしまいます。

今では見守りカメラ以外に「自動給餌器」「システムトイレ」「自動給水機」など、さまざまな機器が販売されています。全て買い揃えると高額な金額になるため、ペットにとって一番必要なものが何か見極めて購入することをおすすめします。

賃貸物件でもペット可?物件選びのポイント

ペットと暮らす物件選び
一人暮らしでペットを飼う場合は賃貸物件である方がほとんどではないでしょうか。賃貸でペットを飼う際は「ペット可」の物件を探す必要があります。

しかしペット可の賃貸物件だからといって闇雲に契約するのではなく、いくつかのコツを押さえておく必要があります。ここではペット可の賃貸物件を探すポイントについてご紹介します。

ある程度希望条件を緩めて探す

ペット可の物件は家賃の相場が高く設定されていることが多い上に、契約時にはペットの飼育数に応じて敷金をプラスで支払う必要があります。そのため予定していた予算がオーバーするケースもあるでしょう。

その場合はある程度決めていた希望条件を緩めて探すことも重要です。例えば立地・間取り・築年数・専有面積のどれかを妥協するだけでも、思った以上に安く契約できる可能性が高まるでしょう。

その他にネットでも掲載されていない穴場物件を、不動産に確認することで思いもよらない物件に出会えるかもしれませんよ。

動物病院やペットショップが近くにある物件を選ぶ

ペットを飼う際に気を付けたいのが動物病院やペットショップが近くにある物件かどうかです。ペットの体調が悪くなり、すぐに診てもらわなければいけなかったけれど病院が遠くにあるため処置が遅れてしまったなんてケースもあります。

賃貸契約をする前には必ず近所の病院が、どのくらいの距離にあるのか調べておくようにしましょう。またペットショップが自宅近くにあると、スーパーやコンビニでは売っていないフードやグッズをすぐに購入できるのでおすすめです。

まとめ

ひとり暮らしでもさまざまなペットを飼うことができます。ペットの種類によってメリットやデメリットがありますので、ご自身の予算やライフスタイルに合ったペットを選ぶとよいでしょう。どんなペットを飼う場合でも、必ず最期まで育てる責任と覚悟が必要です。愛情を持って育て、ペットとの特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか?

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