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2025-2026年版|男性の厄年早見表!過ごし方、厄払い方法も

誰にでも訪れる厄年ですが、男性の場合は何歳が該当するのか、覚えていない方も多いでしょう。そこで今回の記事では、2025-2026年の男性の厄年早見表に加えて、厄年のおすすめの過ごし方などを解説します。

また、神社での厄払いの手順についても解説しているので、ぜひご覧ください。

厄年とは:災いに遭いやすいとされる年

厄年とは、特定の年齢で災難や不幸が訪れやすいとされる年を指します。男性は「25歳」「42歳」「61歳」が本厄です。

ただし、これらは生まれたときを1歳として、元日が来るたびに1つ歳をとると考える「数え年」での年齢です。「満年齢」を基準とすると、今日が誕生日前なら満年齢プラス2歳、誕生日後なら満年齢プラス1歳が数え年になります。

また、干支が初めて一周した13歳を厄年と考え、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)に参拝する「十三参り」を行う地域や、古希である70歳、傘寿である80歳を厄年と考える地域もあるようです。

厄年は「変わり目の年齢」が起源

厄年の風習がいつごろから始まったものかは定かではありませんが、厄年の概念は、古代中国の陰陽道から影響を受け、平安時代に日本に伝わったといわれています。

江戸時代の感覚では、25歳の男性は結婚や子を持つタイミングとして「おめでたい」年齢であると考えられていました。このような変わり目の年齢は、人生の転機や変化が多く、心身の不調が出やすいとされていました。

現代における厄年の意味は、大切な時期を注意深く過ごすためのものとなっており、古来の教えを背景に持っています。ただし、地域や寺社によっては厄年の概念や行事が異なることがあるため、住んでいる地域の厄年の概念や行事については近くの神社やお寺で確認しましょう。

2025-2026年版:男性の厄年早見表

次に、2025-2026年の厄年についてまとめます。早見表を掲載していますので、ご自身の年齢と照らし合わせてみてください。

なお、表の年齢は数え年で表記しています。また、赤枠は大厄です。

2025年

前厄 本厄 後厄
24歳
平成14年生
2002年生
25歳
平成13年生
2001年生
26歳
平成12年生
2000年生
41歳
昭和60年生
1985年生
42歳
昭和59年生
1984年生
43歳
昭和58年生
1983年生
60歳
昭和41年生
1966年生
61歳
昭和40年生
1965年生
62歳
昭和39年生
1964年生

2026年

前厄 本厄 後厄
24歳
平成15年生
2003年生
25歳
平成14年生
2002年生
26歳
平成13年生
2001年生
41歳
昭和61年生
1986年生
42歳
昭和60年生
1985年生
43歳
昭和59年生
1984年生
60歳
昭和42年生
1967年生
61歳
昭和41年生
1966年生
62歳
昭和40年生
1965年生

厄年におすすめの過ごし方5選

厄年を迎えた際には、どのように過ごすのが良いのでしょうか。ここからは、厄年におすすめの過ごし方をご紹介します。

神社やお寺で厄払い・厄除けを受ける

厄年の過ごし方で一般的とされるのは、神社やお寺で祈祷を受けることです。

なお、神社で行う「厄払い」は、自身の中にある厄災を祓うために行います。一方、お寺で受ける「厄除け」は、厄災を寄せ付けないように祈祷する行為です。

身の回りで悩んでいることがあれば、神社で行う厄払いが適していますが、これから新しいことに取り組もうというタイミングであれば、お寺で受ける厄除けが適しています。

似た印象がありますが、目的が異なるので正しく認識しておきましょう。

厄落としをする

自分から困難や面倒なことを経験することで、それ以上の災厄が起こらないようにする考え・行為を「厄落とし」といいます。自ら災厄を受けにいくというよりは、「後回しにしていた面倒ごとを進んで行う」ことで効果を得られるともいわれています。

例えば、普段は手がつけられない場所の掃除をしたり、溜まっていた作業を終わらせたりすることも厄落としの一つとされています。

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お守りやお札を購入する

神社やお寺で販売されている厄除けのお守りは、身に着けていると厄年の不安が和らぐアイテムとされています。

そのほかにも、お守りの代わりになるような縁起物もおすすめです。たとえば、七福神を象徴する7色が使用されているネックレスやブレスレットなどがあります。

また、「長いものは長生きにつながる」という考えから、ベルトやマフラー、スカーフなども縁起物とされています。

お守り

健康に気を付ける

厄年は、災難が訪れる年として知られていますが、それを「健康を再確認するチャンス」と捉えることで、より有意義な1年を過ごすことができます。普段の食生活や運動習慣を見直すことで、健康の維持や改善のヒントを得ましょう。

また、この機会に健康診断を受けるのもおすすめの過ごし方です。とくに、普段から健康診断を受ける習慣がない方は、厄年をきっかけに受診を検討してみてはいかがでしょうか。早期にリスクを発見することで、自身の健康を守ることにつながります。

親しい人と交流する

三重県の一部地域では、「厄祝い」という風習があります。厄祝いとは、厄年を迎えた人が親戚や知人を集めておもてなしをしたり、厄祝いの品を配ったりする風習のことです。

厄祝いでおもてなしを受けたり、厄祝いの品を受け取ったりした人は、厄を少しずつ持ち帰り、厄年の人の厄を軽くすると考えられています。

親しい人と交流をすることで、厄年でも明るい気持ちで過ごせるようになるでしょう。

交友

厄払いの方法・流れ・作法

次に、神社で行われる厄払いの方法や注意点、作法などについて解説します。

予約は基本的に必要なし

ほとんどの場合、厄払いは予約がいりません。当日の申し込みでも、その日のうちにお祓いを受けられます。

ただし、一部の規模の大きい神社の場合には婚礼や行事などで、社殿が使えないケースもあります。念のために、電話などで事前確認をしておくと安心です。

ラフな格好は避ける

厄払いの際のマナーや礼儀を守ることは、神々に敬意を示すことと同じくらい大切です。とくに、神社に足を運ぶ際の服装は大切な要素のひとつといえるでしょう。

厄払いを受けるときの服装は、礼服が基本です。男性の場合は、スーツにネクタイがふさわしいでしょう。

礼服を持っていない方や、何らかの理由で着用が難しい場合は、暗めの色合いの普段着を選んでください。ただし、カジュアル過ぎるジーンズや半ズボン、サンダル、スリッパなどは適していません。

また、一部の格式高い神社では、特定の服装が指定されることもあります。事前に神社のホームページや案内を確認して、適切な服装を準備しましょう。

スーツで参拝している男性

お祓い・祓詞の読み上げ中は軽く頭を下げる

お祓いが始まったら、神職からの指示に従って行動をします。何度かあるのが、「軽く頭を下げてください」といった指示です。

お祓いや祓詞の読み上げ中に声がけが行われますので、聞き逃さないようにしましょう。

玉串拝礼では二礼二拍手一礼

玉串はお米、お酒など同じく、神様へのお供え物であり、特別な意味を持つものです。神様からご神威・ご神徳を受けるために捧げられます。

厄除けの際にも玉串拝礼は行われますので、その際には二礼二拍手一礼をするようにしてください。

まとめ

厄年と聞くと、何か悪いことが起こるような気がするかもしれません。しかし、記事内でもお伝えした通り、実は自分自身を見つめ直す良い機会にもなり得ます。

今年が前厄・本厄・後厄という方は、ぜひ今回の記事を参考に、厄年の過ごし方を考えてみましょう。

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