サステナブルな仕組みを実践するCLASの「家具と家電のレンタル・サブスク」とは?
購入するよりも初期費用が抑えられるなどのメリットがある「家具・家電のサブスク」。ひとり暮らし、結婚、出産など、ライフステージごとに必要なアイテムが変化する中、家具・家電を毎月定額で利用できるサービスの人気が高まっています。
大手家電メーカーが自社製品のサブスクを開始するなど、家具・家電のサブスク市場は日々拡大しており、各社さまざまなサービスを展開。使いたいアイテムを毎月定額でレンタルし、登録も解約も自由なため、ライフステージの変化が多い20代〜40代を中心に支持されています。
CLASでは2018年に家具・家電のサブスクを開始した当初から、SDGsやサステナブルな未来を意識した「循環型サービス」を実践しているのが最大の特徴です。
目次 [CLOSE]
CLASの家具と家電のレンタル・サブスクって具体的にどんなサービス?
CLASが取り扱うアイテムは家具・家電合わせて100ブランド、1200種類以上。登録会員数は個人で20万人以上にのぼり、累計3万人以上がサービスを利用。対応エリアは2023年7月現在、東京・千葉・埼玉・神奈川の一都三県および、京都・大阪・兵庫の二府一県(離島、一部地域を除く)ですが、今後はエリア拡大を目指しているそうです。
ここで、CLASの家具と家電のレンタル・サブスクのメリットと特徴をご紹介します。
1) 気軽に1点から利用できる
購入するより初期費用を抑えることができるので、季節ものやベビー用品など使用時期が限定されるアイテムも気軽に使えます。また、ミニマリストなどモノを持たないライフスタイルを選択する人が増えたという時代性にもマッチしています。
2) ネットから簡単に申し込める
会員登録には個人と法人とがあり、個人の場合はネットでの会員登録後すぐにサービスの利用が可能となります。申し込んだ商品は1週間程度で届けられ、オプションで大型家具・家電の設置サービスも用意されています。
3) レンタル期間中の交換もOK
申し込んだアイテムのレンタル期間は最低1カ月から無期限。必要なときだけ必要なモノを借りて使えば、保管やメンテナンスの必要もなく、スペースの有効活用ができます。
実際に使ってみてイメージと違ったり、気分転換したい場合にも交換することが可能です。
(※レンタル開始より所定の期間未満で返却・交換した場合、商品毎に定められた往復送料が発生します。)
4) ユーザーによる廃棄責任はナシ
レンタルして使わなくなったアイテムをCLASに返却すれば、ユーザーは廃棄処分をする必要がありません。アイテムはメンテナンスされて使われ続けるので、環境に考慮した「循環型サービス」を実現することができます。
(※一部、希望によりレンタル後に購入できる商品もあります。)
サステナブルな未来につながるCLASならではの3つの特徴
CLASの家具と家電のレンタル・サブスクを一言で表すと「循環型のインテリアのシェアリングサービス」。返却されたアイテムに丁寧なリペア(修繕)・クリーニングと動作確認を実施して次のユーザーへと貸し出すことで、アイテム1点1点の寿命を伸ばし、長く使い続けることが可能になっています。
1) 返却・交換で「廃棄」は不要!ゴミの削減に貢献
壊れたり不要になったアイテムを返却・交換すれば、ユーザーは廃棄責任を負うことがありません。返却されたアイテムは徹底したリペア・クリーニングと動作確認を実施して次のユーザーへ。生産〜利用〜回収〜再生を複数回繰り返すことでサステナブルな社会の実現を目指しています。
2) 1カ月単位で自由に返却・借り換えOK!買い物のムダ、資源のムダも削減
CLASでは最低1カ月から無期限でレンタルが可能で、所定の期間を過ぎれば送料の負担もなく、自由に借り換えられる柔軟なサービスも特徴です。購入しないからお財布に優しく、部屋の中の模様替えや、気になる新商品のお試しもOK。廃棄もないから環境にも優しく、スマートなライフスタイルが手に入ります。
3) 専門スタッフによるリペア・クリーニングでアイテムの寿命を延ばす
CLASでは返却された全てのアイテムの徹底したリペア・クリーニングと動作確認といったメンテナンスを自社倉庫内で行っているのも他社にはない特徴だそうです。1点1点の寿命を伸ばし、長く使い続けるための仕組みを実現しています。
ここまでするのがCLAS流!徹底したリペア(修繕)・クリーニングで次のユーザーへ
今回、首都圏にあるCLASの倉庫内で実際に行われているリペア・クリーニングの様子を取材してきました。セカンドハンド品でも次のユーザーが安心して使えるよう、できることは全てする徹底ぶりをご紹介します。
CLASの倉庫に届いたユーザーから回収されたすべてのアイテムは開封後チェックを行い、クリーニングやメンテナンスを行うもの、リペアが必要なものに分類されます。
リペアには傷が付いているものを修復する作業と、メーカーから取り寄せた部品の交換作業との2タイプがあり、クリーニングは家電なら可能な限りパーツを分解して洗浄し、家具なら消毒や消臭、埃や汚れを落とすなどの作業を行います。
この日はまず、ベッドフレームに生じた傷のリペア作業を見せていただきました。
作業に携わっていたスタッフさんは、もともと住宅の補修経験がある方。傷の深さを見て、彫刻刀のようなものを使って傷の表面を軽く削ってならし、熱で溶かした樹脂をパテで埋めた後に、木目を描いて目立たなくするという作業でした。
リペア作業により、傷はほとんど目立たない状態に。仕上げに樹脂のテカリを消すと、補修箇所がほぼわからない見た目まで回復しました。
リペアが完了したアイテムは梱包し、倉庫内に保管されて次のユーザーの元へ届けられるのを待つこととなります。
こちらはオフィスで使われていたチェアにコンプレッサーでエアーを吹きかけ、細かなゴミや埃を取り除いている様子。
組み立て式ソファをスプレーで消臭した後、丁寧にクリーナーをかけていきます。
冷蔵庫は内部のパーツをすべて外して一つずつ汚れを落とし、内部もピカピカに。
洗濯機も可能なところまで分解し、高圧洗浄機で丁寧に汚れを落としていきます。
すべてのアイテムはパーツごとにQRコードで徹底管理され、独自開発したアプリの入った端末で読み込むと、入荷日から貸し出し履歴、リペア・クリーニング履歴などすべての情報が閲覧できる仕組みになっています。
倉庫内にはECサイト掲載用の商品撮影ブースも。
商品ごとの特性はもちろん、使用するユーザー像を深掘りした上でシチュエーションを作り込み、プロが撮影。画像1枚にも徹底したこだわりが感じられました。
アイテム1点ずつ人の手で丁寧にリペア・クリーニングを行い、梱包する作業スペースの一部。
まとめ
ライフスタイルの変化に合わせてアイテムをレンタルすることは、必要以上にモノを持たず、ゴミを減らすことにもつながります。特に、CLASが提案する、アイテムを循環させながらシェアする家具・家電のサブスクは、変化するライフスタイルを前向きに楽しみながら社会貢献もできる画期的な仕組みと言えます。
「欲しいけれど買って失敗しないか不安」な高額アイテムや、「買ってもいずれ使わなくなってしまうかもしれない」健康器具、子どもが小さい時期だけ必要なベビー用品などを、購入することなく気軽に生活に取り入れられるのが「家具・家電のサブスク」のいいところ。
あなたもさっそく始めてみませんか?
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