【失敗しない】小学校の入学準備に必要な持ち物リスト・スケジュールを解説
この記事では、入学準備に必要な持ち物やスケジュールについて解説します。入学前に身につけておきたい習慣や学びの備えについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
小学校の入学準備はいつから?理想のスケジュール
小学校の入学準備は、年中の秋の「ラン活」から始まり、年長の秋に本格化します。
ランドセル購入のために行う「ラン活」は、小学校入学の前々年度、年中の秋から始まります。人気モデルや高級ブランドのランドセル購入を検討している場合には、早めに動き出しましょう。
その後、一般的には小学校入学の前年度、年長の10月頃に実施される「就学時健康診断」が学校関連の手続きを意識し始めるタイミングとなります。この時期から情報を整理しておくことで、直前期に慌てる心配が減り、全体の流れを把握しやすくなります。
入学までのスケジュールは早めに確認し、心にゆとりを持って準備を進めましょう。
【時期別】入学までの主な流れとやること一覧
ここでは、入学までの大まかな流れを、時期別に整理してご紹介します。
年中(入学前々年度)の9月~12月:ランドセルの試着~最終決定
ラン活は、早い家庭では年中の春~夏頃から情報収集を始め、9月頃に本格化します。展示会や店舗で、素材・重さ・色・容量・保証内容などをじっくり見比べましょう。人気モデルは秋〜初冬に完売することも多く、12月には最終決定される傾向があります。
年中(入学前々年度)の1月~3月:ランドセルの予約・購入
ランドセルの予約・購入は年中の1~3月頃がおすすめです。欲しい商品がすでに決まっているのであれば、注文しておくと安心です。
年長(入学前年度)の10月~11月:就学時健康診断と学童の申込準備
多くの自治体では、年長の秋頃に健康診断が行われ、入学予定の小学校へ足を運ぶ機会があります。校内の雰囲気や通学環境を知る良い機会となるでしょう。
学童保育の申込時期は自治体・施設により異なりますが、目安は10月(11月)~1月となっています。就労証書などの必要書類の取得には時間がかかることが多いので、このころから募集要項の確認と書類準備を始めておくと安心です。
年長(入学前年度)の12月~1月:入学通知書の受け取り・学童保育の申し込み締め切り
12月~1月頃には、自治体から「入学通知書」が届くことが多いです。これは小学校と入学の案内を知らせる重要な通知です。届いたら、内容の確認と同封資料のチェックを早めに行うと良いでしょう。
また、多くの自治体では学童保育の申込締切が1月に設定されているため、この時期は提出期限の最終確認も欠かせません。必要書類が揃っているか、提出方法や締切日に誤りがないかをしっかりとチェックしておくと安心です。
年長(入学前年度)の1月~2月:入学説明会と学用品の準備開始
最も重要なのが、1月~2月に開催される「入学説明会」です。説明会では、年間の行事スケジュールや学校指定の持ち物、学校や持ち物についての細かなルールなどが伝えられます。文房具や袋物などは、この説明会を聞いてから購入した方がよいでしょう。
年長(入学前年度)の3月:名前書きと通学路の確認
購入したすべての持ち物に名前を書きます。また、子どもと一緒に通学路を歩き、交通ルールや危険な場所を一緒に確認しておきましょう。
【チェックリスト】小学校の入学準備に必要なもの
入学準備品は多岐にわたるため、結局何が必要なのか迷いがちです。ここでは、多くの小学校で共通して必要になる基本的なアイテムを項目ごとに分けて、チェックリスト形式でご紹介します。
【通学用品】
- ランドセル
- 防犯ブザー
- 手提げ袋
- レインコート
- 傘
【文房具】
- 筆箱
- 鉛筆
- 消しゴム
- 定規
- 色鉛筆
- お道具箱
- お道具箱入れ
- ノート
- 連絡帳
- 下敷き
- ファイル
- ネームペン
【衣料品】
- 上履き
- 上履き入れ
- 体操服
- 体操着袋
- 赤白帽子
- 防災頭巾
【給食用品】
- 給食袋
- エプロン
- 三角巾
- ランチョンマット
これらの中には、学校によっては不要なものや、学校がまとめて一括購入するもの、デザイン・サイズが指定されているものもあります。説明会の資料と照らし合わせながら、必要なものを選びましょう。
ここからは、ランドセルや文房具、袋物など、よく使うアイテムごとに購入時に気をつけたいポイントについて解説します。
ランドセル・上履き・体操服:サイズと使いやすさで選ぶ
通学や校内で毎日使うものは、子どもの身体に合った使いやすいものを選びましょう。
ランドセルは、色やデザインだけでなく保証や機能性も確認してください。最近は、タブレット端末を収納できるクッションポケット付きのモデルなども増えており、使い勝手を重視した選び方がポイントです。
また、登下校の安全を守るために、防犯ブザーの作動確認も忘れないようにしましょう。夕方の登下校が心配な場合は、ランドセルカバーやキーホルダーなど、反射材つきのアイテムを取り入れると安心です。
上履きは、脱ぎ履きがしやすく足が疲れにくいものを選びましょう。体操服については、学校指定の店舗で購入する場合がほとんどです。サイズ選びに迷うときは、成長を見越して少し大きめを選ぶのが一般的です。
文房具:キャラクター禁止など学校ルールに注意
文房具選びには、とくに注意が必要です。学校によっては、「キャラクター柄は禁止」「鉛筆の濃さは2B指定」といった細かなルールがあるためです。
鉛筆は、授業中に芯が折れても困らないように、5本〜6本程度用意しておくと安心です。消しゴムはシンプルでよく消える白地のものが無難でしょう。
筆箱は、中身が見やすく壊れにくい「箱型タイプ」を指定されるケースが多く、多機能すぎるものや派手な装飾があるものは、集中を妨げる可能性があるため推奨されない場合があります。
ノートについては、最初は学校から配布されることが多いため、必要になってから追加で購入する方が失敗しません。
バッグ・袋物:サイズ指定があるか確認
学校生活では、用途に合わせて複数の「袋物」が必要になります。
- レッスンバッグ(手提げ袋)
- 図書室の本や図工の作品など、かさばる荷物の持ち運びに使います。
- 上履き袋
- 出し入れがスムーズなDカンタイプ(リング状のパーツに紐を通して開け閉めするタイプ)が人気です。
- 巾着類
- 給食袋、体操服入れ、コップ袋などが必要です。
これらの袋物は、学校から「縦〇cm、横〇cm」とサイズ指定されることがよくあります。市販品を選ぶときはもちろん、手作りする場合も、指定されたサイズに合っているか必ず確認しましょう。
手作りする場合は、キルティング生地などの丈夫な素材を選ぶと長持ちします。子どもと一緒に好きな柄を選ぶと、学校へ行く楽しみがさらに膨らみます。

小学校の入学準備にかかる費用目安と節約のポイント
入学準備には、まとまった費用がかかります。一般的に、公立小学校の場合は「合計でおよそ8万円〜15万円」が相場といわれています。
このうち、もっとも大きな割合を占めるのがランドセル代で、ランドセル工業会によると平均的な価格帯は約6万円です。制服が指定されている学校の場合は、さらに追加で数万円が必要になります。
また、文房具や体操服などの学用品の購入には約3万円〜5万円ほどかかります。さらに、名前書き用のシールや雨具、サブバッグなどの細かなアイテムも積み重なると、意外と大きな出費になります。
そのため、あらかじめ予算の目安を立て、どこに優先してお金をかけるかを決めて準備を進めることが大切です。
入学準備の出費を抑えるためのポイント3選
入学準備にかかる費用を抑えるためには、すべてのアイテムを新品で揃える必要はありません。以下の3つの方法を取り入れることで、負担を抑えながら賢く準備を進めることができます。
- 100均やネット通販を活用する
- ノートや鉛筆削り、お名前シールなどは、100円ショップでも品質のよいものが手に入ります。また、まとめ買いをするならネット通販のポイント還元を利用するとよりお得です。
- お下がりやリユース品を検討する
- 算数セットや鍵盤ハーモニカなど、使用期間が限られるものは、近所の方や親戚からお下がりを譲り受けるのも一つの手です。地域のバザーやリユースショップを活用するのもおすすめです。
- 不要なものは今すぐ買わない
- 「あった方が便利かも」と思うものでも、実際には学校で使わないケースも少なくありません。まずは必要最低限のものだけ用意し、学校生活が始まってから必要に応じて買い足すのが無駄のない進め方です。
入学前に身につけたい!生活習慣備え
小学校の入学前には、持ち物の準備だけでなく、入学後の生活をスムーズに始めるための、生活習慣に関する準備を進めておくことも重要です。
ここでは、小学校の入学前に整えておきたい基本的な生活習慣を3つ紹介します。
早寝早起きの習慣をつける
小学校の始業時間に遅れないよう、余裕を持って起きられる生活リズムを身につけておく必要があります。とくに、保育園・幼稚園のときから早起きが苦手だった場合は、入学前から少しずつ意識しておくと安心です。
また、早起きできるよう、早寝を習慣づけさせるのも大切です。早寝早起きが身につけばスムーズに登校できるのはもちろん、もっとも集中力が高まりやすい午前中の授業も、すっきりした状態で臨めるようになるでしょう。

持ち物の準備や着替えを自分でする
登校時の持ち物準備や、登校前の着替えを子どもが自分でできるようトレーニングしておくことも大切です。
これらは、入学前は保護者が準備することが多いですが、入学後は自分で身支度を整える必要があります。まずは、「自分で準備する」という習慣づけから始めましょう。また、前日のうちに準備しておくことで、当日、余裕を持って登校できることも教えてあげてください。
持ち物の準備に関しては、早寝早起きの習慣とあわせて、寝る前のルーティンとして教えるとスムーズです。着替えについても、日頃から自分で着替えられるよう、休日などの着替えから少しずつ練習させると無理なく身につきます。
通学路や交通ルールの確認
保護者が送迎する保育園や送迎バスのある幼稚園とは異なり、小学校に上がると、子どもが自分の足で登校するケースが多くなります。そのため、安全に登校できるよう、家から学校に向かうまでの通学路を子どもと一緒に歩き、道順を覚えさせてあげましょう。
また、通学路を覚えるのと並行して、交通ルールも教えてください。一般的な交通ルールに加えて、通学路の中でも車の往来が多い場所や信号のない横断歩道など、歩くうえで注意が必要な場所の歩き方をしっかり教えてあげましょう。
無理なく始められる入学前の学習習慣作り
「入学前にどこまで勉強させるべきか」と悩む保護者の方は多くいます。しかし、各家庭の教育方針にもよりますが、一般的には過度な先取り学習は必要ないとされています。
それでも、子どもには入学前に学習習慣を少しでもつけさせてあげたいという方もいることでしょう。ここでは、入学前にできる3つの学習準備について解説します。
身近なひらがなを覚える
最低限の目標として、「自分の名前が読み書きできること」を目指しましょう。持ち物にはすべて名前を書くため、文字が読めることは「自分のものを判別する」という自立への第一歩となります。
数字に触れておく
小学校から算数の授業が始まるため、授業が始まる前に数字に触れておくことも大切です。トランプやサイコロなど、遊びの延長で自然に数字に触れられる機会を増やすのがおすすめです。気負わず数字に慣れておくことで、入学後の授業も理解しやすくなります。
また、数字の読み書きなどとあわせて、時計の読み方も教えておくと、生活面でも役立ちます。
読書を習慣づける
読書は、学習の土台となる語彙力・読解力を育てる大切な習慣です。日頃から読書をしている子どもは、教科書の文章もスムーズに読み進められます。
最初は絵本などの簡単なものから、本を読むことそのものに慣れるようサポートしてあげましょう。また、小学校の授業では音読の機会が多いことから、自宅でも音読形式で読むことを取り入れるのがおすすめです。
読書が得意ではない子どもも多いので、本屋や図書館へ一緒に行ったり、本を一緒に読んだりして、読書自体を好きになってもらうところから始めてみましょう。

入学準備でよくある落とし穴や注意ポイント
入学準備でありがちな失敗談は意外と多く、あらかじめ知っておくことで無駄を防げます。
とくによくあるのが「気合を入れすぎて早めに買いそろえてしまう」ことです。説明会前に良かれと思って購入した文房具が、学校ではキャラクター禁止で買い直しになったというケースは珍しくありません。また、成長を見越せずジャストサイズを買ってしまい、数か月でサイズアウトするということもあります。
準備は早めに動くのが基本ですが、実際の購入は「学校からの確実な情報」を得てから行うのが正解です。
名前書きは「お名前シール・スタンプ」で時短が正解
入学準備で大変なのが、持ち物ひとつひとつへの「名前書き」です。
例えば、鉛筆一本一本から、算数セットのおはじきのような小さなパーツまで、すべての持ち物に記名する必要があります。これをすべて手書きで行うのは非常に時間がかかり、精神的な負担も大きいです。
忙しい保護者の方は、お名前スタンプや防水仕様のシールを活用するのがおすすめです。
ネットで注文すれば、最短数日で届くサービスもたくさんあり、算数セット用の極小サイズなどにも対応しています。手書きでは難しい作業が一気に短縮でき、数時間分の負担軽減につながります。浮いた時間は、子どもとゆっくり過ごす時間に回した方が、親子ともに笑顔で入学を迎えられるはずです。
小学校の入学準備でよくある質問
ここでは、小学校の入学準備に関して、よくある疑問をまとめてご紹介します。
Q1. 学校説明会の前にこれだけは買っておいた方が良いものはありますか?
基本的に、ランドセル以外は「説明会の後に購入」で問題ありません。
文房具や袋物などは、学校によって「キャラクター禁止」「持ち手の長さ指定」などの細かなルールがあるため、早まると買い直しになるリスクがあります。もし事前に準備したい場合は、「無地の鉛筆(2B)」や「シンプルなネームペン」など、多くの学校で共通して使う消耗品に留めておきましょう。その場合も、買いすぎは避け、最低限の本数だけ用意しておくと安心です。
Q2. 勉強机(学習机)は入学前に必ず必要ですか?
必ずしも入学前に揃える必要はありません。
最近は、低学年のうちはリビングで親の目が届く範囲で勉強する「リビング学習」を選ぶ家庭も増えています。子どもが「自分だけの机」を欲しがったり、持ち物の整理整頓を本人に任せたい年齢になったりしたタイミングで購入を検討しても遅くはありません。
Q3. 登下校が心配ですが、GPSなどの見守りサービスは必要?
見守りサービスが必要かどうかは、子どもの通学距離や地域の治安に合わせて検討しましょう。
最近では、ランドセルに入れておくだけで位置情報が確認できる小型のGPS端末を利用する家庭が増えています。学校によっては「携帯電話は禁止だが、GPS端末は許可」というケースもあるため、事前に学校のルールを確認したうえで、安心を得る手段のひとつとして導入を検討してみてください。
まとめ:余裕を持った準備で笑顔の入学式を
小学校の入学準備は、物理的な持ち物の手配から、子どもの生活習慣の改善まで多岐にわたります。
大切なポイントは、以下の3点です。
- スケジュールを把握し、説明会後に本格的な準備を進める。
- チェックリストを活用し、学校のルールに沿ったアイテムを選ぶ。
- 入学前から生活リズムを整えつつ、学習の土台を作る。
完璧を目指しすぎて疲れてしまっては本末転倒です。多少の忘れ物があっても、学校生活の中で少しずつ整えていけば大丈夫です。親子でワクワクしながら準備を進め、素晴らしい4月のスタートを切ってください。
記事編集
- くらひろ編集部
- 東京電力エナジーパートナー株式会社
「東京電力 くらひろ by TEPCO」は、東京電力エナジーパートナーが運営するWebメディアです。でんきやガスのことはもちろん、あなたの毎日に役立つ知識から、くらしを広げるアイデアまで、“知りたい”に答える多彩な記事をお届けします。

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