クリスマス菓子「シュトーレン」とは?おすすめ品や日持ち、保存方法まで!

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クリスマス菓子として知られる「シュトーレン」の概要や日持ち、保存方法から、市販で買えるおすすめ品やアレンジレシピをご紹介します。

クリスマスが近づくと、店先で見かける「シュトーレン」というお菓子をご存じでしょうか?シュトーレンとは、古くからヨーロッパで食べられてきたクリスマスのお菓子です。
名前を聞いたことがあったり、お店で見かけたりしたことはあるけれど、実際に食べたことは無い、という方も多いでしょう。
この記事では、シュトーレンの概要や伝統的な食べ方、さらに日本で買えるおすすめシュトーレンから、飽きないためのアレンジレシピなど、シュトーレンについて気になるあれこれをまるっとご紹介します!

シュトーレンとはヨーロッパで愛されるクリスマスの定番お菓子!


シュトーレンは、ドイツをはじめとするヨーロッパのさまざまな地域で古くから愛されてきたお菓子です。具体的にはどのような時期に食べるどんなスイーツなのでしょうか?

どんなお菓子?


シュトーレンとは、主にドイツやフランス、オランダなどで広く親しまれているクリスマス菓子で、シュトレンともいわれます。
洋酒に漬けたドライフルーツやナッツがぎっしり入っており、生地にはたっぷりとバターやスパイスが練りこまれているため、濃厚でどっしりとしていながら、風味豊かな食べごたえのあるスイーツになります。
地域やお店、家ごとに味や特徴が少しずつ異なり、独自のシュトーレンレシピが各家庭やお店に脈々と受け継がれています。

本場の伝統的な食べ方は?


ホール(大きな1つのかたまり)のシュトーレンを、薄くスライスしながら少しずつ食べていくのが伝統的な食べ方になります。早いうちに食べ切る生のケーキと異なり、シュトーレンは時間が経つごとに発酵が進んでいくのを楽しむお菓子です。
フルーツやお酒のうまみが生地に染み出して馴染むので、日を置くごとに味わい深くなっていくのが特徴です。
クリスマスを迎える1ヶ月ほど前から食べはじめ、聖夜の訪れをカウントダウンしながら毎日食べ進めていきます。日々変わる熟成の度合いを楽しめるのがシュトーレンの魅力なのです。

日本で手に入れるには?


これまで日本ではあまり馴染みの無かったシュトーレンですが、だんだんと店先で見かける機会が増えてきました。有名なベーカリーやパティスリー、ラグジュアリーホテルなどでは、毎年クリスマス時期の定番商品として販売されています。
また、スーパーのパンコーナーやケーキコーナーでお手頃価格のシュトーレンが売られていることもあり、今では手に取りやすい冬のお菓子になってきています。

シュトーレンの日持ちや保存方法


本場ヨーロッパでは、室温で熟成させながら1ヶ月以上をかけて食べられるシュトーレンですが、日本ではどのように保管すれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、気になる日持ちや保存方法についてお伝えします。

長持ちの理由は甘さと油分とお酒


シュトーレンは表面が溶かしバターと白い粉糖で雪のようなコーティングが施されているものが多く、中の生地も甘みが強いのが特徴です。また、洋酒のアルコール分やバターの油分も多く含まれているため、日持ちが良いお菓子です。クリスマスの1ヶ月以上前から食べるので、長く持つように作られています。
しかし冬の寒い時期とはいえ、気候の違う日本で同じように室温に1ヶ月以上放置しておくのは避けた方が良いかもしれません。
購入品であれば、まずは記載されている賞味期限や保管方法をしっかりと確認し、期限までに食べ切るようにしてください。

開封後の保管は野菜室がおすすめ


日本はヨーロッパに比べて湿度が高いので、万が一にも傷まないように、室温には長く置かないようにしましょう。野菜室は冷蔵庫ほど温度が低くなく、室温より涼しいので、味わいの変化を楽しみつつ衛生的に保管するのにぴったりです。
シュトーレンの食べ方ですが、まずはホールのかたまりを真ん中から2つに大きく切り分け、切ったところから1cmくらいずつスライスして食べるのが一般的です。
必要な分だけスライスしたら真ん中の切断面をぴったり合わせて空気に触れないようにし、全体をラップなどで覆ってから密閉できる保存袋に入れて、野菜室で保管しましょう。
切った面を合わせておくことで生地の内側の乾燥を防ぐことができるうえ、カビや腐敗がはじまりやすい切断面を保護する役目も果たしてくれます。
食べるたびに野菜室から取り出して同じ方法をくり返し、少しずつ食べ進めて下さい。おいしさを損なわずに安心して保管することができます。

期限内に食べ切れなければ冷凍保存も可能


野菜室に保管しても、賞味期限が近づいて来てしまったらどうすれば良いのでしょうか?期限内に食べ切れなさそうな場合は、冷凍保存に切り替えることで、より長く楽しむことができます。
残ったシュトーレンを1枚ずつ切り分け、それぞれをラップで包み、密閉できる冷凍用の保存袋にまとめて入れて冷凍庫で保存しましょう。
食べる時には30分ほど室温で自然解凍するか、お好みでトーストするのもおすすめです。

ぜひ味わいたい人気のシュトーレン4選


「日本で手に入る有名なシュトーレンをぜひ味わってみたい!」という方向けに、市販で購入できる有名店のシュトーレンをいくつかご紹介します。味の違いを食べ比べてみるのも面白いですね。

「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」のシュトーレン


ジョエル・ロブションは、ミシュランの星を世界でもっとも多く持つ人物としても名高いフランスのシェフです。ジョエル・ロブションの作り出すシュトーレンは、日本でも毎年販売される人気の定番アイテムになります。
ラム酒やキルシュといった香り高い洋酒に漬け込んだ7種類のフルーツやナッツが贅沢に練りこまれ、希少な日本の和三盆糖を使用した上品な甘さや口どけも魅力です。
プレーンのほかに、デザートワインに漬けたレーズンやビターチョコが練りこまれたショコラ味も人気です。

「メゾンカイザー」のシュトーレン


日本の有名ベーカリー、メゾンカイザーも毎年クリスマス時期になるとシュトーレンを販売しています。具材のリンゴのほか、自家製のマジパン生地にもリンゴのお酒であるカルヴァドスが練り込まれてあり、芳醇でフルーティな味わいが特徴のオリジナルシュトーレンになっています。
くるみやアーモンドの香ばしさとリンゴの甘酸っぱさの絶妙なハーモニーをぜひ味わってみてください。

「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」のシュトーレン


パリを中心に活躍する日本人パティシエ、サダハルアオキが手がけるシュトーレンです。キャラメルの苦みとリンゴの酸味を特徴とした「シュトーレン ポム キャラメル」が高い人気を誇ります。
フランス産の発酵バターを生地に使用したり、周りの粉糖にはアオキオリジナル紅茶の茶葉を合わせたりするなど、素材にこだわり抜いた贅沢な逸品です。

「帝国ホテル」のシュトーレン


帝国ホテルのシュトーレンは、伝統的なレシピで仕上げた正統派の味わいが魅力です。
たっぷり加えたナッツやドライフルーツ、アーモンドやシュガーを合わせて作るマジパン、シナモンやナツメグなどの風味豊かなスパイスなど、ひとつひとつの素材が引き立つ王道なシュトーレンが楽しめます。

飽きずに食べたいシュトーレンのアレンジレシピ3選


何日もかけてシュトーレンを食べていると、だんだんと変わった食べ方がしたくなることもありますよね。そんな時におすすめの、簡単にできるアレンジをご紹介します。

トーストして香ばしさをアップ


そのまま食べるシュトーレンとは一味違った、サクサクのトーストはいかがですか?
普段食べるパンと同じようにトースターで軽く加熱すると、サクッカリッとした食感の良さと、香ばしい風味が楽しめます。シュトーレンは食パンよりは固めの生地なので、トーストするとラスクのような食感に近くなります。
さらに冷えた有塩バターを載せたり、チーズを載せてチーズトーストにしたりして一手間を加えると、しょっぱさがほど良いアクセントをかもし出してくれます。

冷やして控えめな甘さを楽しむ


トーストとは逆に、ラップをして冷蔵庫に30分ほど入れて冷やしてから食べるのもおすすめです。甘さが抑えられるので、爽やかなシュトーレンが味わえて気分が変わります。
後味にじわじわとフルーツやお酒の香りが立ち上がってきて、癖になる味わいが魅力です。

朝食にもおすすめのパンプディング風に


溶いた卵と牛乳を混ぜた卵液にシュトーレンをちぎって入れ、トースターで焼けばパンプディング風に。元々シュトーレンに洋酒やフルーツの味が付いているので、パンプディングに欠かせないラム酒やレーズンを加えなくても、簡単に複雑な味わいが楽しめます。
卵液が染み込んでやわらかくなった生地は、普通に食べるシュトーレンとは違った食感で新鮮です。

シュトーレンにちょい足ししたい味変アイテム3選


シュトーレンそのものの味に慣れてきたら、意外さやフレッシュさを求めてトッピングを足して味変してみて下さい。ぜひ試してほしいおすすめのちょい足しアイテムを3つご紹介します。

ホイップクリーム(無糖)でまろやかに


ホイップクリームをのせて食べると、お酒やスパイスの大人な香りをクリームがまろやかに包み込み、マイルドに食べることができます。シュトーレン自体に強めの甘みがあるので、ホイップは無糖がおすすめです!
どっしりしたシュトーレンにふわふわの食感が合わさって、新鮮味が感じられること請け合いです。

しょっぱい生ハムで大人な味へ


甘いシュトーレンに生ハムをのせて、思い切ってしょっぱさをプラスしてみませんか?生ハムのやわらかな食感と塩気が意外にもマッチして、甘じょっぱさが絶妙です。大人な味わいなので、お酒と合わせておつまみとしても良いですね。
上からレモン汁やペッパーをふることでアクセントがプラスされ、さらに大きな味変になってくれます。

クリームチーズの酸味でさっぱり!


ほど良い酸味をプラスしてくれるクリームチーズも、シュトーレンにぴったりの優秀な味変アイテムです。甘さに爽やかさが加わり、さっぱりでマイルドなテイストになるため、手軽にガラッと味変したい時におすすめです。
ただし、塗りすぎるとシュトーレンの味がクリームチーズに負けてしまうのでちょうどいい塩梅を探してみて下さいね。

シュトーレンを食べながらクリスマスまでカウントダウンしよう


シュトーレンは、だんだん変化していく味わいを楽しみながらじっくり食べ進めるクリスマスのお菓子です。保存方法に気を付けることで長く食べることができ、アレンジや味変も意外とできるので飽きずに楽しめます。
冬になるといろいろなお店で見かけるので、今まで食べ方がわからずに敬遠していた方も、今年はぜひシュトーレンを味わってみて下さいね!

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