食の知識

【ランキング】天ぷらの具材40選!変わり種や上手に揚げるコツも

素材の味を存分に楽しめる天ぷらは、旬の食材を味わいたいときにおすすめの料理です。えびや野菜など、さまざまな具材を楽しめる一方で「いつも同じ具材になってしまう」「人気の天ぷらの具材を知りたい」「ほかの家庭ではどんな具材を揚げているの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「くらひろ by TEPCO」が「人気の天ぷらの具材」について独自アンケートを実施しました。その結果をもとに、定番の天ぷら具材ランキングTOP10を紹介します。さらに、いつもの天ぷらに変化を加えられるおすすめの変わり種具材、かき揚げに適した具材の組み合わせ、おいしく揚げるコツをご紹介します。

【定番】天ぷらの具材人気ランキングTOP10

「今日はどの具材を揚げようかな」と迷ったときに気になるのが、ほかの家庭で人気の具材ではないでしょうか。まずは、多くの人に選ばれている定番の具材をランキング形式で見ていきましょう。

「くらひろ by TEPCO」が500人の方を対象に「好きな天ぷらの具材を3つまで教えてください」と聞いたところ、1位は「えび(68.2%)」、2位は「さつまいも(35.4%)」、3位は「かぼちゃ(28.2%)」という結果になりました。

えびは6割以上の人が好きな具材として選んでおり、2位に30ポイント以上の差をつける圧倒的な人気ぶりでした。また、上位には定番の野菜も多くランクインしています。

天ぷら人気ランキング
「天ぷらの具材に関するアンケート」の調査概要
  • 調査主体:くらひろ by TEPCO(東京電力エナジーパートナー株式会社)
  • 調査期間:2026年8月21日~8月24日
  • 有効回答数:500
  • 調査方法:選択肢の中から好きな具材を一人につき上位3つまで選択
  • 備考:ランキングは、全回答者数に対する各選択肢の得票率に基づいて作成

それでは、TOP10に選ばれた具材を順番に見ていきましょう。

1位:えび(68.2%)

えびの天ぷら

えびの得票率は68.2%で、2位に30ポイント以上の差をつけて1位に輝きました。ぷりっとした食感と華やかな見た目が特徴で、天ぷらの主役として高い人気を集めています。

一尾まるごと揚げるときは、殻と背わたを取り除き、腹側に数か所浅い切れ込みを入れて身を伸ばすと、加熱した時に丸まりにくく、まっすぐな形に仕上げやすくなります。

2位:さつまいも(35.4%)

サツマイモの天ぷら

自然な甘さとホクホクとした食感が特徴で、子どもから大人まで幅広く愛される定番具材です。ホクホク感を楽しむなら鳴門金時や紅あずま、強い甘みを味わうなら安納芋などを選ぶのもよいでしょう。品種による味や食感の違いを楽しめるのもさつまいもの魅力です。

低めの温度でじっくり火を通すと、甘みが一層引き立ちます。

3位:かぼちゃ(28.2%)

カボチャの天ぷら

秋から冬にかけて旬を迎えるかぼちゃは、揚げると自然な甘みが広がり、とくに子どもに人気の具材です。鮮やかなオレンジ色は、食卓やお弁当の彩りにもなります。

小ぶりな「坊ちゃんかぼちゃ」を使うと加熱で甘味が増し、かぼちゃ本来の味わいを楽しめます。

4位:なす(22.6%)

なす

夏に旬を迎えるなすは、天ぷらにすると衣はサクッと、中はとろりとやわらかな食感に仕上がります。天つゆや塩など、さまざまな味付けで楽しめる定番具材です。スポンジ状で油を吸いやすいため、気になる場合は衣を薄めにすると良いでしょう。

切り込みを入れて扇形に広げると火が均一に通り、見た目も華やかに仕上がります。

5位:イカ(20.4%)

イカの天ぷら

ほどよい弾力とうま味が特徴のイカは、胴や足など部位ごとに異なる食感を楽しめます。水分が多いため、揚げる前にしっかり水気を取ることが油はね防止のポイントです。

薄皮を取り除き、繊維を断つように縦に切ると、噛み切りやすく仕上がります。

6位:れんこん(17.8%)

レンコンの天ぷら

薄めの輪切りにすると軽やかな歯ざわり、厚めに切るとホクホクとした食感に仕上げやすく、切り方による違いを楽しめるのがれんこんの魅力です。旬を迎える秋冬には、厚切りで味わうのもおすすめです。

切ったあとに酢水につけておくと、シャキシャキ感が長持ちし、変色も抑えられます。

7位:まいたけ(16.6%)

マイタケの天ぷら

秋の味覚として知られ、天ぷらにすると豊かな香りと適度な弾力を楽しめるまいたけは、サクッとした衣とやわらかな食感との組み合わせも魅力です。手で食べやすい大きさに裂くだけで調理できる手軽さも人気の理由です。

衣は薄めにつけると、まいたけならではの豊かな香りが引き立ちます。

8位:ちくわ(14.2%)

ちくわの天ぷら

ちくわ自体に味が付いているため、そのまま衣を付けても味わいやすく、手軽に楽しめるのが人気の理由です。カリッとした衣ともちっとした食感の対比が魅力で、冷めてもおいしくお弁当にも向いています。

中の空洞に大葉やチーズを詰めて揚げるアレンジもおすすめです。

9位:キス(13.8%)

キスの天ぷら

天ぷらの高級ネタとしても知られるキスは、淡白な味わいとふんわりした食感が魅力の白身魚です。一般的に春から夏にかけて旬を迎え、老若男女問わず食べやすい具材です。

目が澄んでいて身が締まった鮮度の良いものを選ぶと、風味も食感も格段に上がります。

10位:鶏肉(12.6%)

鶏肉の天ぷら

から揚げとはひと味違う、天ぷら衣の軽い食感と、鶏肉のうま味を楽しめるのが鶏肉の天ぷらです。もも肉を使うとコクのあるジューシーな仕上がりに、むね肉を使うと比較的あっさりとした味わいになります。

塩麹や醤油で軽く下味をつけ、厚さを均一にして揚げるとムラなく仕上がります。

【野菜】天ぷらの変わり種具材

天ぷらの具材に、いつもと違う野菜を使うことで新たな味わいを発見できることもあります。

ここでは、天ぷらの具材としてはあまり知られていないものの、実はとてもおいしい変わり種の野菜をご紹介します。意外な組み合わせから生まれる新鮮なおいしさをぜひお試しください。

山菜

山菜の天ぷら

春の味覚として知られる山菜は、天ぷらにすることでその風味を最大限に引き出せます。ふきのとう、セリ、わらび、こごみなどの山菜は、春の季節に旬を迎え、天ぷらにして食べる方も多い食材です。

山菜の苦みが天つゆとよく合い、大人向けの味わいになります。

玉ねぎ

玉ねぎの天ぷら

日常的に料理によく使われる玉ねぎも、天ぷらにすると甘みが増して格別のおいしさになります。

とくに、新玉ねぎは通常の玉ねぎに比べて甘みが強く、みずみずしさもあるため、天ぷらにするとより一層甘さが引き立ちます。

ししとう

ししとうの天ぷら

ほのかな苦みと、まれに感じる辛みが魅力のししとうは、天ぷらにもおすすめです。ししとうを選ぶ際は、夏に採れる、表面にツヤとハリのあるものを選ぶと新鮮でおいしいものが手に入ります。

ししとうを天ぷらにするときは、中の空気が膨張して破裂するのを防ぐために、揚げる前に必ず軸の近くに小さな切り込みを入れてください。

アスパラガス

アスパラガスの天ぷら

春に旬を迎えるアスパラガスは、天ぷらにすることでみずみずしい食感と甘みを存分に味わえる食材です。アスパラガスを選ぶ際のポイントは、穂先がきゅっと締まっており、茎に太さとハリがありみずみずしいものを選ぶことです。

調理する際は、根元の硬い部分を切り落とし、必要に応じて皮をむくとより食べやすくなります。

大葉

大葉の天ぷら

爽やかな香りが特徴の大葉は、天ぷらの定番具材です。

薄い衣でさっと揚げると、サクサクとした軽い食感になり、噛むたびに広がるさわやかな風味が楽しめます。

大葉の天ぷらをサクサクに仕上げるポイントは、しっかりと水気を取ることと、衣を薄めにつけて短時間で揚げることです。

しいたけ

シイタケの天ぷら

春と秋に旬を迎えるしいたけは、天ぷらにするとジューシーな食感と濃厚なうま味を楽しめます。

しいたけの天ぷらを作るコツは、香りを逃がさないように傘を下向きにして揚げることです。しいたけの香りは「かさ」の下の部分(ひだ)から出ているため、下向きにすることで香りを閉じ込め、より風味豊かな天ぷらに仕上がります。

ごぼう

ごぼうの天ぷら

香りと歯ごたえが魅力なごぼうは、天ぷらの具材にもおすすめです。太めに切ってそばやうどんと一緒に食べたり、ささがきにしてかき揚げにしたりと、調理法によってさまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。

ごぼうを天ぷらにするときは、特有のえぐみを取り除くために切ったごぼうを30秒ほど水にさらすか、熱湯で数秒茹でます。

にんじん

にんじんの天ぷら

一年中手に入るにんじんですが、実は春夏にんじん、秋にんじん、冬にんじんと季節によって種類が異なります。そのため、いつでもその時期に合ったおいしいにんじんの天ぷらを楽しめます。

にんじんは、かき揚げにすることで、にんじん特有のやさしい甘さが引き立ち、子どもでも食べやすい一品になります。

アボカド

アボカドの天ぷら

少し意外かもしれませんが、アボカドは天ぷらにおすすめの食材です。硬めのアボカドは天ぷらにすることで、外はカリッと、中はクリーミーな食感に変わります。

アボカドの天ぷらは、オリーブオイルをかけたり、わさびを添えたりとさまざまな味付けと相性が良いのが特徴です。

とうもろこし

とうもろこしの天ぷら

とうもろこしは天ぷらにすることで、とうもろこしの甘みがより引き立ち、ぷちぷちとした独特の食感を楽しむことができます。

とうもろこしを天ぷらにするときは、揚げる前にレンジで軽く加熱しておきましょう。加熱することで、油跳ねを抑えることができるだけでなく、より短時間できれいに揚がります。

ミニトマト

トマトの天ぷら

ミニトマトは、加熱することで甘みが増し、天ぷらにすると外はサクサク、中は熱々のジューシーな一品となります。

ミニトマトを天ぷらにするときは、加熱中に破裂しないよう揚げる前に爪楊枝で数か所穴をあけておくと良いでしょう。

かぶ

カブの天ぷら

寒い季節に甘みを増すかぶは、10月から11月が旬の食材です。かぶの天ぷらは、自然な甘さと天つゆの相性が抜群で、冬の食卓を彩る優しい一品となります。

かぶの魅力は、葉の部分も無駄なく活用できる点にあります。かぶの葉はおひたしやごま和えなどに活用できるので試してみてください。

【魚介】天ぷらの変わり種具材

天ぷらの定番、魚介類以外も、少し変わった具材を試してみてはいかがでしょうか?ここでは、あまり一般的ではないものの、天ぷらにすると絶品の魚介類をご紹介します。

あなご

アナゴの天ぷら

あなごの天ぷらは、ふんわりとした食感と上品な味わいが特徴で、老若男女問わず人気の高い具材です。

あなごを調理する際の重要なポイントは、調理前に皮に熱湯をかけ、臭みとぬめりを取ることです。下処理を行うことで、あなご本来のおいしさを引き出した天ぷらに仕上がります。

タコ

タコの天ぷら

タコの天ぷらは、独特の歯ごたえが魅力で、お酒のおつまみとしても最適な一品です。

タコの天ぷらをよりおいしく仕上げるコツは、揚げる前に下味をつけることです。例えば、酒、醤油、生姜などで軽く下味をつけておくことで、タコ本来の風味が引き立ちます。

ホタテ

ホタテの天ぷら

ホタテの天ぷらは、自然な甘みとジューシーな食感が魅力の贅沢な一品です。天ぷらにすることで、ホタテのうま味が閉じ込められ、口に入れた瞬間にその甘みが広がります。

とくに、ベビーホタテを使うと、一口サイズのサクサクとした食感のおつまみを作ることができます。

ししゃも

ししゃもの天ぷら

ししゃもは、天ぷらにすることであっさりとした味わいに変わる魚です。とくに、卵を持ったメスのししゃも(子持ちししゃも)は、魚卵の食感も一緒に楽しむことができます。

下処理も簡単で、洗って水気を拭き取るだけで調理できるので、手軽に本格的な魚介の天ぷらを楽しめます。

まぐろ

まぐろの天ぷら

まぐろは、天ぷらにしてもおいしく食べられます。火を通すことでうま味が凝縮され、刺身とはまた違った味わいを楽しむことができます。

まぐろの天ぷらは、大葉を巻いて揚げたり、大根おろしと一緒に食べたりするとサッパリとした味わいに変わり、より食べやすくなります。

カニカマ

カニカマの天ぷら

カニカマは、実は天ぷらにすることでさらにおいしくなる食材です。天ぷらにすることで、外はサクサク、中はしっとりとした食感に仕上がります。

そのままでもおいしいですが、海苔で巻いてから揚げると風味が増し、より本格的な味わいになります。

【肉】天ぷらの変わり種具材

一般的に、揚げ物というと唐揚げやフライのイメージが強い肉類ですが、天ぷらの薄い衣で揚げることで、また違った食感と味わいを楽しむことができます。

豚肉

豚肉の天ぷら

豚肉は、ロース、バラ、ヒレなど部位によって味わいが変わるため、好みに合わせて選ぶことができます。

豚肉は脂が多い部位を選ぶと、天ぷらにした際にジューシーさが増しますが、カロリーが気になる場合はヒレ肉などの赤身を選ぶと良いでしょう。

牛肉

牛肉の天ぷら

牛肉を天ぷらにすると、サクッとした衣の香ばしさと、牛肉のコクやうま味を一緒に楽しめます。

厚切り肉は中心まで火が通るのに時間がかかり、長く揚げると肉の水分が抜けて硬くなることがあります。短時間で火を通しやすい薄切り肉を使うと、やわらかく仕上げやすくなります。

【その他】天ぷらの変わり種具材

天ぷらといえば野菜やえびなどが定番ですが、そのほかにも天ぷらにすることでおいしくなる食材は多くあります。ここでは、普段の天ぷらに変化をつける、ちょっと変わった具材をご紹介します。

卵

卵の天ぷら

卵の天ぷらは、ごはんやうどんとの相性が抜群です。とろりとした黄身と衣のサクサク感が他の食材とは違ったおいしさです。

卵を揚げるときのポイントは、生のまま揚げるのではなく、事前に茹でておくことです。

チーズ

チーズの天ぷら

固形のチーズを天ぷらにすると、おいしいおつまみになります。チーズ好きにはたまらない一品です。

チーズは天ぷらにしても、油に溶けだしてしまうことがありません。衣がチーズを包み込み、外はサクサク、中はとろりと溶けた状態になります。

バナナ

バナナの天ぷら

甘いものが食べたくなったときにおすすめなのが、バナナの天ぷらです。バナナは揚げることで本来の甘みが増し、デザート感覚で楽しめます。

そのままでも十分おいしいですが、チョコレートソースをかけると格別なおいしさになります。

リンゴ

リンゴの天ぷら

リンゴは、じっくりと揚げることで水分が飛び、甘みが凝縮されるのが特徴です。普通のリンゴとは一味違う、新しい食感と風味を楽しむことができます。

揚げたてのリンゴの天ぷらにシナモンシュガーをかけると、まるでアップルパイのような味わいになります。

まんじゅう

まんじゅう

まんじゅうは、天ぷらにすることで、外側はカリカリ、中はもっちりとした新感覚のおやつになります。

少し固くなってしまったまんじゅうのおすすめのアレンジ方法です。

かき揚げにおすすめの組み合わせ5選

かき揚げはさまざまな具材を組み合わせることで、新しいおいしさを発見できる料理です。ここでは、家庭で手軽に作れる、相性抜群の具材の組み合わせをご紹介します。定番から意外な組み合わせまで、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

にんじんとごぼう

にんじんとごぼうのかき揚げ

にんじんとごぼうのかき揚げは、定番のかき揚げの組み合わせです。細切りにしたにんじんの自然な甘みと、ごぼうの香ばしい風味が絶妙に調和します。

にんじんとごぼうを細く千切りにして一緒に揚げることで、サクサクとした軽やかな食感が生まれます。

コーンとさつまいも

コーンとさつまいものかき揚げ

コーンとさつまいものかき揚げは、自然な甘みが特徴の組み合わせです。コーンのプチプチとした食感とさつまいものホクホク感が、一つのかき揚げで楽しめます。

おやつ感覚で食べられるこの組み合わせであれば、野菜が苦手なお子さんでも喜んで食べてくれるでしょう。

桜えびと玉ねぎ

桜えびと玉ねぎのかき揚げ

桜えびと玉ねぎのかき揚げは、多くの天ぷら屋さんで提供される定番の組み合わせです。桜えびの豊かなうま味と香りが、甘い玉ねぎの風味と見事に融合します。

下処理も必要なく、玉ねぎを薄切りにして桜えびと混ぜるだけでおいしいかき揚げができあがります。

鶏むね肉とアボカド

鶏むね肉とアボカドのかき揚げ

鶏むね肉とアボカドの組み合わせは、さっぱりとした鶏むね肉の味わいとトロッとしたアボカドの食感が混ざり合い、新しい味を楽しめます。

鶏むね肉とアボカドの天ぷらには、レモン汁を少し加えると爽やかさがアップし、軽いランチやディナーのメインディッシュとしても十分な存在感を放ちます。

納豆とキムチ

納豆とキムチのかき揚げ

普段は和え物や、ご飯のおともとして親しまれている納豆とキムチの組み合わせは、かき揚げにすることで新たな魅力を発揮します。

納豆はかき揚げにすることで粘りが抑えられ、キムチは辛味とうま味が油との相性で一段と引き立ちます。

天ぷらをおいしく揚げるコツ

天ぷらを自宅でおいしく揚げるには、ちょっとしたコツが必要です。プロのような仕上がりにするために、具材の揚げる順番や油の温度管理など、5つの重要なポイントをご紹介します。

野菜から順番に揚げる

複数の具材を天ぷらにするときは、揚げる順番を工夫すると、油の汚れや風味の移りを抑えながら調理できます。

天ぷらを揚げる順番の一例
葉野菜→根菜→その他の野菜→魚介・肉類→かき揚げ

この順番には理由があります。根菜類は低温でじっくり揚げると中まで火が通り、魚介類や肉類を先に揚げると、食材の風味や匂いが油に移って、後から揚げる野菜の風味に影響してしまうためです。

かき揚げは具材が散らばりやすく、油に細かい破片が残るため、最後に揚げるときれいな仕上がりを保てます。

具材に合わせて油の温度を調整する

天ぷらの命ともいえるサクサク感を出すには、具材に合わせて油の温度を適切にすることが重要です。それぞれの具材に適した油の温度は、以下のとおりです。

葉野菜・根菜
油の温度:160~170℃
温度の目安:箸を油に入れると全体から細かい泡が出る
その他の野菜・かき揚げ
油の温度:180℃
温度の目安:箸を油に入れると箸から絶え間なく泡が出る
魚介類・肉類
油の温度:190℃
温度の目安:箸を油に入れると全体から勢いよく泡が出る

衣は冷水で作り、混ぜすぎない

天ぷらの衣を軽くサクッと仕上げるには、冷水を使い、混ぜすぎないことがポイントです。水の温度が高いと小麦粉の粘り(グルテン)が出やすくなり、衣が重く、べちゃっとした食感になってしまいます。

混ぜるときは、粉っぽさが少し残る程度でとどめるのがポイントです。作った衣は時間が経つと粘りが出やすくなるため、揚げる直前に必要な分だけ作り、できるだけ早めに使い切りましょう。

具材の水気をしっかり取る

具材に水分が残っていると、油はねの原因になるだけでなく、衣が付きにくくなったり、揚げている途中ではがれたりすることがあります。衣をつける前に、キッチンペーパーで具材の水気をしっかり拭き取りましょう。

イカやとうもろこし、ミニトマトなど水分の多い食材は、とくに念入りに水気を取ることが、カラッと揚げるコツです。

一度に入れる量を控える

具材を一度にたくさん揚げると油の温度が急激に下がり、衣の水分が抜けにくくなって、衣がサクサクにならない原因になります。一度に揚げる量は、鍋の表面積の半分程度にとどめましょう。

少しずつ揚げることで油の温度が安定し、どの具材もサクッと仕上がります。揚げた天ぷらは重ねず、網を敷いたバットに間隔をあけて並べます。余分な油と蒸気を逃がすことで、衣のべたつきを抑え、サクッとした食感を保ちやすくなります。

まとめ

今回は、500人へのアンケートをもとにした天ぷらの人気具材ランキングと、変わり種の具材、おいしく揚げるコツを紹介しました。最後に、記事のポイントを振り返ってみましょう。

  • 天ぷらの人気具材TOP3は、「1位:えび」「2位:さつまいも」「3位:かぼちゃ」。
  • 天ぷらを揚げる順番は、葉野菜→根菜→その他の野菜→魚介・肉類→かき揚げが基本。
  • 衣は冷水で混ぜすぎず、具材の水気を取り、少量ずつ揚げるとサクサクに仕上がる。

旬の食材を取り入れながら、ご家庭ならではの天ぷらを楽しんでください。

記事編集

くらひろ編集部
東京電力エナジーパートナー株式会社

「東京電力 くらひろ by TEPCO」は、東京電力エナジーパートナーが運営するWebメディアです。でんきやガスのことはもちろん、あなたの毎日に役立つ知識から、くらしを広げるアイデアまで、“知りたい”に答える多彩な記事をお届けします。

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