インテリア・部屋作り

季節の変わり目にインテリアの模様替えもしてみませんか?

引っ越しや異動、子供の入学・進級など、ライフスタイルが変わる季節。新生活が始まるタイミングで家具を新調して、気分一新してみてはいかがですか。今回は、家具を選ぶときの基準とリビング、ダイニングなど置く場所別のポイントを紹介します。

季節の変わり目にインテリアの模様替えもしてみませんか?

季節の変わり目にインテリアの模様替えもしてみませんか?
季節の変わり目は、転勤による引っ越しや進級・入学など、環境がガラリと変化する時期でもあります。新生活に胸を膨らませている人はもちろん、楽しみ半分、不安半分という人もいるでしょう。気持ちを切り替えるという意気込みも込めて、インテリアの模様替えに挑戦してみてはいかがですか?

たとえばカーテンやラグを交換するなど、簡単な模様替えだけでもOK。また、買い替えのタイミングが難しい大型家具類を、思い切って新調するのもよいでしょう。機能的でおしゃれなインテリアをそろえて、心地よい生活のスタートを切ってくださいね。

家具を選ぶときに意識すべきポイント

家具を選ぶときに意識すべきポイント
まずは、家具を選ぶときに意識してほしいポイントを解説します。インテリアに合うデザインはもちろん、機能性やサイズ感など、3つの点に注目してみてください。

どんなインテリアにしたいかをイメージする

家具を購入する前に、どんなインテリアにしたいのか、具体的なイメージがあると選びやすいですね。家の中で使われている家具の素材やカラーを合わせたり、テイストをまとめたりして統一感を出しましょう。インテリアのテイストをイメージしないまま家具を選んでしまうと、設置したときにちぐはぐな印象になってしまうことがあります。

ただしこのとき、必ずしも家全体を統一する必要はなく、リビングは北欧風、子供部屋はガーリーになど、部屋ごとにテーマを決めてもOK。おしゃれなインテリアにしたいなら、あらかじめ部屋のテイストを決めてから家具類を選んでみてくださいね。

ライフスタイルに合うものかどうか

自分や家族のライフスタイルに合う家具を選びましょう。たとえば、結婚して二人暮らしを始めるなら、家族が増えることを考えてダイニングテーブルを購入してもよいですね。しかし、一人暮らしやコンパクトな間取りの部屋は、家具を置くスペースも限られてしまうので、大きなダイニングテーブルは不要という人も少なくないでしょう。

また、多くの人が購入するであろうチェストやキャビネット。もともと充分な収納スペースがあるなら、無理に置く必要はありません。家具を購入・新調する際は、自分がどのようなライフスタイルをおくっているか改めて考えてみてください。なんとなく必要そう、とりあえず買っておこう、という理由で購入するのは避けてくださいね。

用途にあったサイズかどうか

購入・新調したい家具が用途に合うサイズかどうかを確認しましょう。もちろん、部屋の大きさとマッチするか、家の中に搬入できるかどうかも重要です。しかし、部屋の大きさばかりに気を取られていると、本当に使いやすくて生活を豊かにしてくれる家具を見つけられないかもしれません。

とくに、コンパクトな部屋の場合、部屋を広く見せるために小さい家具を選びがち。1人掛けソファを選んだけれど寝転がれない、友人が来ても座る場所がないなど、実際に使ってみると不便な部分も出てきます。この点を踏まえて、用途を考えつつ、リラックスできるサイズの家具を選びましょう。

リビングルームにおすすめの家具

リビングルームにおすすめの家具
家族が集うリビングルーム。リラックスできる部屋であり、応接間を設けていない家庭では、お客様をもてなす空間としても使われますね。ソファや収納棚、テレビ台など、リビングルームに置きたい家具はたくさんあります。また、ひとくちにソファや収納棚といっても種類が多く、用途や使い心地によって選ぶ基準はさまざま。ここでは、そんなリビングルームに置きたい家具について解説します。

ソファ

リビングルームに欠かせないソファは、形状・用途やサイズ、素材によって選び方が変わります。ソファの種類は、フロアスタイルの生活にぴったりのローソファ、掃除がしやすい脚付きソファ、ベッドにもなるソファベッドなど、多種多様。

まずは、こうした形状・用途別による種類に注目して選んでください。サイズは使う人数に合わせて選ぶのはもちろんですが、同じ2人掛けソファでも商品によって大きさは変わるのでしっかり確認して選ぶようにしましょう。一般的には1~3人掛けのソファをよく見かけますが、もっと大人数で使いたい場合は、コーナーソファがおすすめです。張り地の素材は肌触りや、ケアのしやすさをチェックしつつ、インテリアに合うものを選びましょう。

ディスプレイラック・収納棚

収納棚は、リビングルームにあると便利な家具のひとつ。雑誌や本をはじめ、Wi-Fiルーターや電話の受信機等を収納するのにぴったりです。幼い子供がいる家庭なら、おもちゃを片付ける際にも重宝しますね。そんな収納棚にもいくつか種類があります。

たとえば、中身が見えない扉付きのチェストやキャビネットは、見せたくないアイテムを隠せて便利ですね。扉のないシェルフやディスプレイラックなら、時計やオブジェなど、こだわりの雑貨を飾るのもおすすめ。置きたいものや、どうレイアウトしたいかに合わせて選ぶのがポイントです。サイズは天井ギリギリより少し小さめのほうが圧迫感を感じずに設置できますよ。

テレビ台

家族団らんの場であるリビングルームには、テレビを置くテレビ台があると、ゲーム機を収納したり、AV機器を設置したりできるので、何かと便利です。テレビ台は、ハイタイプやロータイプなど高さの違いがあるので、設置場所や見る位置に合わせて選ぶのがおすすめ。

ゲームや、DVDレコーダーをはじめとするAV機器を取り付けるなら、収納部分の大きさや扉の有無などもチェックしておきましょう。テレビ台にキャスターがついていると、掃除や模様替えの際に動かしやすいです。

ダイニングルームにおすすめの家具

ダイニングルームにおすすめの家具
食卓を囲むダイニングルームが、キッチンやリビングとつながっている間取りの家も多いですね。食事をする場所なので、多くの物は必要ありませんが、最低限の家具はそろえておきたいところ。とくに、ダイニングテーブル・ダイニングチェアは家族の人数分あるとよいでしょう。

また、キッチンがコンパクトな作りの場合は、食器棚の置き場にも注目。食器棚をあえてダイニングルームに置くことで、キッチン内が広々として、より作業しやすくなるかもしれません。

ダイニングセット

ダイニングセットとは、ダイニングテーブルとダイニングチェアのセット商品のこと。好みのテーブルとチェアを見つけるのも楽しいですが、サイズが合わず使いにくかったり、実際に設置するとチグハグな印象になったりすることも。ダイニングセットならテーブルとチェアが初めからセットになっているので、コーディネートでの失敗を避けたいときにぴったりですね。

テーブルとチェアは、家族の人数に合わせるのが基本です。また、ダイニングテーブルは丸形や長方形など、天板の形が商品によって違い、それぞれで使いやすさや見た目の印象も異なります。なかには補助天板があるタイプや伸長タイプなど、機能面を重視したダイニングテーブルもあるので、いろいろな商品を見比べながら選びましょう。

キッチンボード・食器棚

キッチンボードや食器棚は、作業性重視で選ぶのがおすすめ。扉は引き戸か開き戸か、引き出しタイプならレールの開けやすさにこだわるなど、細かい部分で扱いやすさに差が出てきます。一般的な食器棚以外にも、カウンターテーブルとして使える背が低くフラットなタイプや、食器棚にスライドテーブルが取り付けられた炊飯器が置けるタイプなど、いくつか種類があります。高さに関しては、普段キッチンを使用する人の身長に合わせるとものが取りやすいですね。

書斎におすすめの家具

書斎におすすめの家具
次に、書斎におすすめの家具を紹介します。書斎に置くのは、ゆったり座れる1人用ソファや、書類や勉強用書籍が置ける本棚、機能的なデスクなどがあります。ここでは、パソコンデスク・勉強机にフォーカスしましょう。

パソコンデスク・勉強机

書斎に置きたい家具といえばやっぱりデスク。パソコン作業が多い人は使いやすいパソコンデスク、読書や資料をまとめるときに使うなら勉強机など、用途によってタイプを選びましょう。

素材は木製や繊維板、アルミなどさまざまで、強度やお手入れのしやすさも異なります。サイズは、設置場所や収納物に合わせつつ、作業スペースをしっかり確保できるデスクを選ぶと使い勝手もよくなりますよ。

寝室におすすめの家具

寝室におすすめの家具
寝室はリラックスできる空間です。1日の疲れを癒してくれるベッドや、服をかけるクローゼット、読書が趣味なら本棚、なかにはテレビを置きたい人もいるでしょう。とくにベッドは、体を休める大切な家具。ベッドの選び方や種類について確認しましょう。

ロフトベッド

ベッドの種類も多くあります。なかでも、コンパクトな部屋でも収納家具やデスクが置けるロフトベッドは魅力的です。ロフトベッドを検討の際にはサイズや素材はもちろん、はしごや階段が安全に登り降りできるかどうかも必ずチェックしておきましょう。

子供部屋におすすめの家具

子供部屋におすすめの家具
最後に子供部屋に置きたい家具としてチェストを紹介します。

チェスト・タンス

自分の衣類は自分でしまう、という習慣を身につけるためにも、チェストやタンスは子供部屋に必須。昔ながらのタンスは気密性の高さや丈夫さが魅力ですが、力の弱い子供には軽く引き出せるスライドレール式チェストがおすすめです。毎日着替える服や下着を収納するチェストの容量は、季節ごとの衣類の量に合わせて選びましょう。

▼まとめ

季節の変わり目におすすめの模様替えは、気になっているインテリアテイストに挑戦するチャンスかもしれませんね。毎年家具を買い換えるわけにはいきませんが、「もう何年も同じものを使っている」「最近、家具の寿命を感じてきた」という人は、この機会に新調してみてはいかがですか? ぴかぴかの家具をそろえて、気持ちも新たに次の季節を迎えましょう。

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