2月6日は「お風呂の日」!寒い冬こそお風呂につかろう!

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2月6日は「お風呂の日」です!寒い日に入るお風呂は、とても気持ちがいいですよね。お風呂は、日本固有のすばらしい文化であると同時に、健康効果もある優れた習慣です。しかし、お風呂の危険性についても知っておきたいところでしょう。入浴をより楽しむために、お風呂についての知識をもっと深めましょう。
2月6日はお風呂の日!寒い冬こそお風呂につかろう!

2月6日は「お風呂の日」!寒い冬こそお風呂につかろう!

2月6日は「お風呂の日」です。お風呂に入ると体が温まって気持ちがよいというだけでなく、さまざまな健康効果があります。寒い冬はシャワーだけで済まさず、お風呂に入って体をしっかり温めましょう。
この記事ではお風呂の日について解説すると共に、冬のお風呂で効果的に体を温めるポイントや注意点などについてご紹介します。お風呂について今一度見直してみたいという方は、参考にしてください。

お風呂の日って?

お風呂の日って?
2月6日はお風呂の日です。お風呂の日とは、一体どんな日なのでしょうか?なぜ2月6日がお風呂の日として設定されたのかも気になるところです。それではお風呂の日について掘り下げていきましょう。

日本のお風呂文化を世界に広めるために設定

お風呂の日は、千葉県我孫子市にある一般社団法人「HOT JAPAN PROJECT」が制定しました。HOT JAPAN PROJECTは日本のお風呂文化の「ユネスコの世界無形文化遺産登録」を目指し活動している団体です。
世界無形文化遺産といえば、我が国では「歌舞伎」や「和食」「和紙」などが登録されています。どれも日本では馴染み深いものであったり、世界に誇れるものだったりします。
日本では当たり前の存在となっているお風呂ですが、実は海外の方にとってはめずらしいもの。欧米でお風呂と言えば、シャワーで済ませるのが一般的で、毎日湯船に入るという国はほとんどありません。お風呂好きな方は、「お風呂」を世界に誇る素晴らしい文化として、無形文化遺産に加えたいと思うのも当然ですね。

参考:文化庁 無形文化遺産

2と6で「フロ」

なぜ2月6日が風呂の日に選ばれたのかと言うと、これはシンプルに2を「ふ」6を「ろ」と読む語呂合わせです。ちなみに毎月26日も風呂の日とされています。こちらは誰かが制定したというものではありませんが、銭湯や温泉などでは共通で認識されているようです。
実はこのほかにも、複数のお風呂に関する記念日が存在します。

● よい風呂の日……4月26日
● 露天風呂の日……6月26日
● 夏風呂の日……7月26日
● いい風呂の日……11月26日 など

こんなにお風呂に関する記念日がたくさんあるなんて、私達のお風呂好きが伺えますね。この記事を読んでいる方のなかにも、お風呂が好きで、入浴方法にこだわりがある、なんて方も多いのではないでしょうか。

お風呂の日には何がある?

お風呂の日には、スーパー銭湯や温泉などで楽しいイベントやキャンペーンなどをおこなうことが多いようです。オトクに楽しくお風呂を楽しみたい方は、2月6日や毎月26日にどのようなイベントが行われているか、近所の施設について調べてみてもいいかもしれません。
自宅でも、風呂の日にはちょっと高めの入浴剤を使うなどして、いつもよりもゆっくりとお風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか。お風呂で音楽を流したり、アロマキャンドルを使ったりするのもおすすめです。
  

風呂の日に見直したい!入浴の健康効果

風呂の日に見直したい!入浴の健康効果
日本では当たり前の存在となっているお風呂ですが、実は湯船につかって体を温めるのは、とても健康によいのです。
ただお風呂に入るだけで健康効果を得られるなんて、なんだか得したような気持ちになりますね。それでは、入浴の健康効果について、詳しく解説していきましょう。

毎日の入浴で体を温める

温かいお湯に入ると、血管が拡張するので体中に行き渡る血液の量が増えます。温まった血流が体中をめぐり、全身が温まります。半身浴や足湯などでも全身がポカポカ温まるのはこのためですね。
37℃~39℃のすこしぬるめのお湯に10分以上入ると、副交感神経が刺激されてリラックス状態になります。40℃以上の熱いお湯に入ると、反対に交感神経を刺激し、緊張状態になってしまいます。
自律神経が乱れると、体のあちこちに不調が現れやすくなります。体の不調を感じている方は、お湯の温度を意識しながらお風呂に入ってみてはいかがでしょうか。

参考:日本医師会 健康になるお風呂の効用

快眠につながる効果も

深い眠りを得るためには、就寝時に体温を上げるのが効果的だと言われています。しかし、寝る直前にお風呂に入ると、かえって目が覚めてしまい寝付きにくくなってしまいます。
よりよい睡眠のための、入浴のベストなタイミングは、就寝2~3時間前くらいです。余談ですが、日が落ちてからの強い光は、体内時計を遅らせる作用があり睡眠にも強く影響します。一般的な家庭の照明にも、生体リズムを狂わせる作用があるため、気をつけなければなりません。
夜にはお風呂や部屋の照明を少し暗めにすると、生体リズムが整いやすくなります。リラックス効果も高まり、ゆったりとした気持ちで夜を過ごせるので、ぜひお試し下さい。

参考:厚生労働省 快眠と生活習慣 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

お風呂の日は2月だけど…冬の入浴に潜む危険

お風呂の日は2月だけど…冬の入浴に潜む危険
寒いときのお風呂は特に気持ちがいいものですが、実は冬の入浴には危険が潜んでいます。お風呂を心から楽しむためにも、お風呂の危険性を理解し、正しい入浴方法を心がけましょう。

入浴が関係?他国より多い日本の家庭内溺死

WHO(世界保健機関)の死亡統計からみても、日本は諸外国よりも溺死者数が多いという実態があります。そのなかでも、家庭内で溺死してしまうという痛ましい事故が、近年では年間で約4,000件以上起きています。
事故現場のほとんどは浴室。家庭内溺死者は高齢者に集中しています。シャワー浴を主としている国では浴室内での事故が少ないことから、やはり日本の入浴形式に原因があるようです。

参考:厚生労働省 入浴関連事故の実態把握及び予防策に関する研究について
参考:厚生労働省:平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況:不慮の事故による死亡の年次推移
参考:公益財団法人長寿科学振興財団 入浴事故 | 健康長寿ネット

寒くなると入浴時の事故が増加

入浴関連の事故は、特に気温が低い11月から4月にかけて多く発生しています。そのなかでも1月がピークとなっており、入浴時の事故と気温の低さに大きな関わりがあることがわかります。
入浴関連死は、全国で年間約1.4万人にも及ぶと推計されています。入浴時に体調を崩して倒れてしまったり、失神してしまったり、追い焚きのしすぎで火傷をしてしまったり、そしてそれらが原因で溺死してしまったり、状況はさまざまです。
脱衣所と浴室の寒暖差が激しいと、「ヒートショック」が起きやすいので、寒いときは特に気をつけなければなりません。ヒートショックについては、次の見出しで詳しく解説していきますね。

参考:消費者庁 冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!
参考:日本法医学会企画調査委員会 浴槽内死亡事例の調査

入浴時に多いヒートショックとは

人間の血圧は、気温の変化によって上がったり下がったりします。寒暖差が激しいと血圧が急激に変動し、それに伴って起きやすくなるのが、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞や脳梗塞などの循環器系疾患です。これを「ヒートショック」と呼びます。
一般的な家庭では、冬のリビングは過ごしやすい温度に保たれていますが、脱衣所は暖房器具がなく室温が低い場合が多いのではないでしょうか。気温が低くなると、血管が縮んで血圧が上昇します。その後熱いお湯に入ると、今度は血管が広がり血圧が下降します。温度差が10℃以上になる場合はヒートショックがおきやすいので、特に注意が必要です。

高齢者は特に注意

65歳以上の高齢者・高血圧・糖尿病・肥満・不整脈などの方は、気温差の影響を受けやすい傾向にあります。自分だけでなく、家族に該当者がいる場合はヒートショック対策をしたほうがよいでしょう。
ヒートショック対策をすれば安全に入浴ができ、入浴による健康効果を得ることができます。入浴を危ないものだと考えるよりも、安全に入浴できる方法をとり、お風呂を楽しみましょう。

ヒートショックを予防してお風呂の日を楽しもう

ヒートショックを予防してお風呂の日を楽しもう
命に関わる危険な「ヒートショック」を予防するには、なにをすればよいのでしょうか。対策方法は、どれも簡単なことです。お風呂の日を楽しむためにも、これから紹介する予防法をひとつでも多く実施しましょう。

脱衣所にヒーターを

ヒートショックの原因は気温差です。入浴時のヒートショックは、寒い脱衣所で服を脱ぐところから始まります。寒さによる血圧上昇を予防するためには、脱衣所を温かくしておく必要があります。ぜひ脱衣所にヒーターを置きましょう。
浴室内についても、お湯は熱いが洗い場が寒いという状況を避けるべきです。浴槽にお湯を張るときに蓋を開けておけば、浴室内の温度も上がります。床がヒヤッとしないように、マットなどを置いておくのもよいでしょう。浴室用のヒーターも販売されています。

飲酒や服薬の直後は入浴を控える

飲酒をしていると、お風呂につかっているときに寝てしまうかもしれません。注意力が下がっているので、どこかにぶつかったり転倒したりすることもあるでしょう。また飲酒時は血圧が下がりやすいため、ヒートショックの危険性が高まります。
睡眠薬や、副作用で眠くなる薬を飲んだ後も要注意です。そういった場合は無理にお風呂に入らないようにしましょう。
またお酒を飲んでいなくても、食後に消化器官へ血流が集まり、過度に血圧が下がってしまう方がいます。食後低血圧のためにお風呂で失神してしまうことも。自分の体調をよく知った上で、お風呂に入るタイミングを決めて下さいね。

参考:千葉医師会 冬場に注意したいヒートショック

お湯の温度にも注意

熱いお風呂が好きな方は多いですが、お湯の温度には注意が必要です。お湯の温度が42℃以上になると心臓に負担をかけます。体に負担の少ないお湯の温度は41℃以下です。湯船に使っている時間は、10分までにするよう心がけてください。
いきなり湯船につかるのではなく、かけ湯をして体を徐々にお湯に慣らしてから入りましょう。また首までお湯につかってしまうのも、心臓にはよくありません。胸のあたりまで浸かるか、半身浴をおすすめします。

参考:一般社団法人日本生活習慣病予防協会入浴事故を防ぐための5ヵ条 「お湯の温度は41度以下、時間は10分まで」

高齢者の場合は随時声掛けを

どんな対策をおこなったとしても、ヒートショックの可能性をゼロにすることはできません。しかしお風呂で倒れてしまっても、家族が気づくのが早ければ大事に至らない場合が多くあります。
家族は、高齢者がお風呂に入っているときに随時声掛けをする習慣をつけましょう。入浴時間が長い場合は、様子を見にいくのも大切なことです。高齢者自身も、お風呂に入るときはかならず「お風呂に入るね。」と家族に伝えてくださいね。

参考:日本医師会HP 入浴事故を防ぐには

▼まとめ:お風呂の日をきっかけに健康・安心な入浴を考えてみよう

お風呂の日は、お風呂を楽しむ日ですが、自分の入浴を振り返るよい機会でもあります。「温度差や体調を考えて入浴できているか」「浴室の環境は整っているのか」、このようなことを今一度確認しながら、健康・安心な入浴を楽しんでください。

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