健康・美容

寒くて寝付けないなら体の中から温めよう!冬の夜を快適に過ごすための方法

冬になると寒くて寝つきが悪くなりがちです。体の効率的な温め方や寝つきをよくする方法を紹介していきます。

寒くて寝付けないなら、体の中から温めよう!冬の夜を快適に過ごすための方法

冬は寒くて寝つきが悪くなるという人は多いのではないでしょうか?しかし、だからといって分厚い服を着込んだり毛布を重ね掛けしたりすると、重苦しさや寝返りの打ちづらさを感じて、眠りづらく感じるものです。
体が冷たくて眠れないときには、体が温まるグッズを活用したり、温かい飲み物で体の中から温めるのがおすすめです。そこで本記事では、体の効率的な温め方や寝つきをよくする方法を紹介していきます。

冬の寝つきをよくするためには

冬の寝つきをよくするためには
冬の朝は「なかなか起き上がれない」「布団から出るのが億劫」といった声をよく聞きます。実際、寒い朝に温かい布団から出るのは苦痛ですよね。夜に寒くてなかなか寝付けず冬の朝が眠くて仕方がないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は冬には夜の寒さ以外にも寝つきが悪くなったり、朝起きづらくなってしまう原因がいくつかあるのです。
こからは寒い冬でも、快適に夜を過ごせる方法を紹介していきます。

寝室を適温に

寝室は寝る少し前からエアコンをつけ、朝までつけっぱなしにしておくのがおすすめです。寝室の室温を適温にしておくと寝付きやすいのはもちろん、夜中のトイレなどで起きてしまったときでもスムーズに眠りを再開できますし、朝起きるときもすんなり布団からでることができます。
エアコンの電気代を気にして布団の中のみを電気毛布などを用いて温めたり、厚着して寝るという方法を取る方も多いかと思いますが、これらを用いると寝ている間の体温調節が難しくなります。眠るときは寒いのに寝汗をかいて目覚める、という方は寝室全体の温度を一定に保ってみてはいかがでしょうか。
ただし、エアコンは空気が乾燥しやすいため、加湿機を使うなどして湿度についても調整を行う必要があります。

日中の活動量を増やす

先ほども少し触れましたが実は冬になかなか寝付けないのは寝室の寒さだけが原因ではありません。冬場は日中も寒く、日照時間も短いため、誰しも活動量が少なくなります。体が疲れていないと、どうしてもなかなか眠ることができませんよね。
また、日中に太陽の光を浴びておくことも適切な睡眠リズムを作る上で重要な要素ですので、日照時間が短いことも眠りにつきにくい原因の1つであると言えそうです。冬は寒くて引きこもりがちになりますがせめて朝起きたらカーテンを開けてなるべく太陽の光を浴びるようにしましょう。

冷えを根本から撃退する「温活」

寝つきの悪さの原因ともなる冷えですが、根本的に解決するには冷えた部分だけを温めるのではなく体の中から温めて血の巡りをよくする「温活」が効果的です。ぬるめのお風呂に長く浸かったり、温かいものを飲んだりして、体の中から温めてみましょう。温活には体のコリをほぐす効果もあるので「冬は首や肩がこわばって眠れない」という方にもおすすめです。

寝るときの乾燥にも気を付けて

前述のように寝ている間ずっとエアコンをつけている場合はもちろん、たとえエアコンをつけていなくも、冬の空気は乾燥しています。朝起きたら喉がガラガラ、肌や髪の毛も乾燥してしまっているのを感じたことはないでしょうか。
そんなとき室内の加湿を行うのはもちろん有効なのですが、実は気温の低い冬は喉が乾きにくく体内にも水分が足りていないことが少なくないようです。眠っている間は冬でも多くの水分が出て行ってしまうので、しっかり水分を取ってから眠るとよさそうですね。

手足が冷えて眠れないときに…

手足が冷えて眠れないときに…
寒くて眠れないという方の中には、特に手足が冷えてつらいという末端冷え性の方も多いと思います。私自身も足先の冷えで眠れず、靴下を重ね履きしたりしていたのですが、靴下を履いていても足が冷えたままであまり効果を感じられませんでした。
それではどのようにすれば、冷えを解消して冬でも心地よく眠ることができるのでしょうか?

手足は熱を出すところ!包み込むのはNG

眠るとき、人は体温が下がります。逆にいうと体から熱を放出して体温を下げないとなかなか眠りにつくことができません。熱の放出は手足から行われるため、靴下を履いたりして包み込んでしまうことは却って眠りを妨げてしまうかもしれません。

寒いときはお腹と首を温めよう

じゃあどこを温めればいいのか、と言うと、それは首やお腹です。血液が多く集まっている首やお腹を温めると温かい血が体中に巡っていきます。防寒として昔から腹巻やマフラーを使う人が多いと思いますが、これらは非常に理にかなった体の温め方なのです。

寒さで体がこわばって眠れないときに…

寒さで体がこわばって眠れないときに…
冬は肩がこりやすいように感じることはありませんか?寒さのせいで何となく体がこわばってしまい、スムーズに入眠できない人もいると思います。
そもそもなぜ冬は肩がこりやすくなるのでしょうか?

寒いときは肩に力が入りがち

寒いと肩に力が入ったり、歯を噛みしめてしまったりすることが多いですよね。寒いときに体がこわばるのは血圧を上げて体温を上げるための自然な反応で誰にでも起こり得ます。
さらに寒いと筋肉が硬くなり、肩こりがひどくなりがちです。体を温めるのはもちろんのこと、こっている首や肩をほぐせるよう、こまめにストレッチやマッサージを行うのがおすすめです。

アロマの力を借りてリラックスするのもおすすめ

寒い外ではどうしても体に力が入ってしまいますので、おうちに帰ってきたらアロマを炊いてリラックスできる雰囲気を演出するのもおすすめです。温かいお部屋で好きな香りに囲まれていればきっと少しずつ体の力が抜けていきますよ。

温かい飲み物で体の中からほかほかに

温かいノンカフェインティーでお腹の中からほかほか
温かい飲み物を飲めば体の内側からほかほかと温まることができます。ですが、寝る前はカロリーやカフェインなどが気になってしまいますよね。
そんな方におすすめなのがノンカフェインティーです。ノンカフェインティーというと妊婦さんやお子さん用と考えている人も多いと思いますが、単純にカフェインの覚醒効果がないお茶として寝る前に日常使いすることもおすすめです。

ノンカフェインティーとして最も有名なのが麦茶でしょう。その他、ルイボスティーやコーン茶、ハーブティーなどもノンカフェインです。コーヒーや紅茶でもカフェインを取り除いたデカフェが見られるようになりました。
このように最近は販売されているノンカフェインティーの種類も増えており、味や香りもさまざまです。ぜひ自分のお気に入りのものを見つけて、寝る前の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

あったかグッズやリラックスアロマで冬の夜も心地よく

寒さや日中の活動時間の減少で、眠りにつくことが難しい冬の夜ですが、室温を調整したり、温かいお茶を飲んだりして体を温めれば、寝つきやすくなります。
日照時間が短く、時間的にも長い冬の夜ですので、眠りにつく前にマッサージャーでくつろいだり、アロマを楽しんでみたりするのもおすすめですよ。
何かと忙しい年末年始、ぜひ色々なグッズを用いて冬の夜を快適に過ごしてみてくださいね。

Facebookでシェアする
LINEでシェアする