夏バテレシピ
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夏バテ解消レシピ10選!管理栄養士監修の栄養満点レシピを紹介

暑い夏が来ると、注意しなくてはならないのが「夏バテ」です。蒸し暑い屋外とクーラーの効いた室内との急激な寒暖差に体温調整が追いつかず、疲労感や倦怠感を訴える方も少なくないでしょう。

そこで今回は、夏バテの予防や回復に役立つレシピをご紹介します。あわせて、夏バテ解消に役立つ栄養素や食事以外の夏バテ対策についても解説しますので、ぜひご覧ください。

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レシピ監修

保科 琴美(ほしな ことみ)
東京電力ホールディングス株式会社
管理栄養士

管理栄養士として医療の現場で栄養指導の経験と実績が豊富。日本糖尿病療養指導士。定期的にヨガ講師としての活動も行っている。

保科 琴美

夏バテの予防・回復に効く栄養素・成分とは?

食事から夏バテの予防・回復を考えるなら、まずは必要な栄養素や成分を抑えておきましょう。

以下が夏バテの予防・回復に効くとされている栄養素・成分です。暑い夏には、ぜひ栄養価まで考えた献立作りをしてみてください。

糖質・脂質・タンパク質:体のエネルギー源になる

炭水化物・脂質・タンパク質は、夏バテ対策に有効な栄養素とされています。これらは体のエネルギー源となる栄養素で、「三大栄養素」として知られていますが、最近では「エネルギー生産栄養素」とも呼ばれています[1]

炭水化物
糖質と食物繊維で構成される。糖質は消化されてエネルギー源になるほか、脂質の代謝にも関与している[2]
【食材の例】パン/ごはん麺類 など
脂質
糖質やタンパク質の約2倍のエネルギーを持ち、効率の良いエネルギー源となる。細胞膜を生成したり、体の機能を維持したりする機能も持つ[2]
【食材の例】アボカド/ナッツ/魚 など
タンパク質
体内に取り入れられてアミノ酸に分解され、筋肉・皮膚・毛髪など体を構成する。糖質不足の際にはエネルギー源として利用される[2]
【食材の例】肉/魚/卵 など

ミネラル・クエン酸・ビタミンB1・アリシン:代謝を高める

糖質・脂質・たんぱく質以外に、代謝を高める栄養素・成分も夏バテ対策として有効です。その代表例が「ミネラル」「クエン酸」「ビタミンB1」「アリシン」です。

ミネラル
体内のさまざまな組織の機能を調節・強化する働きを持つ。体内では合成できないため、食品から摂取する必要がある[2]
【食材の例】トマト/ナス/オクラ/ズッキーニ など
クエン酸
酸っぱさのもとになる成分の一つで、疲労回復や血流改善、新陳代謝などを促進するとされている[3]
【食材の例】梅干し/お酢/ライム/グレープフルーツ/いちご など
ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える役割を担っている[2]。ビタミンB1が不足するとエネルギーが十分に供給されず、疲労感につながる。
【食材の例】穀類/豚肉/レバー など
アリシン
ビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、疲労回復効果を促進する。抗酸化作用や血圧低下も期待できる[4]
【食材の例】玉ねぎ/ニラ/長ネギ など

管理栄養士監修!夏バテ解消レシピ7選

「くらひろ by TEPCO」では、管理栄養士が監修した手軽に作れる栄養満点のレシピを多数ご紹介しています。

今回は、この中から夏バテの予防・回復にぴったりなレシピを7つご紹介します。

あじの大葉チーズフライ

あじの大葉チーズフライ

タンパク質が豊富なあじとチーズに加え、ビタミンB2が含まれる大葉は、夏バテ回復にぴったりな食材です。これらを包んでフライにしたこのレシピは、食卓のメインディッシュにもぴったりな一品です。

材料(2人分)

  • あじ(三枚下ろし):2尾4枚(200g)
  • 塩:少々
  • 大葉:4枚
  • プロセスチーズ:40g
  • 薄力粉:大さじ1/2
  • パン粉:大さじ3
  • 揚げ油:適量
  • 【A】卵:1/2個
  • 【A】薄力粉:大さじ1
  • 【A】水:大さじ1

作り方

  1. あじに塩を振り15分ほど置く。プロセスチーズは1cm幅のスティック状に切る。
  2. 【A】をボウルに入れ、混ぜておく。
  3. あじの水気を切り、青じそとチーズをのせて巻き、楊枝でとめる。
  4. 薄力粉→【A】→パン粉の順に衣をつけ、180℃の油できつね色になるまで揚げる。
  5. 楊枝を取り、器に盛る。

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豚しゃぶ梅干しうどん

豚しゃぶ梅干しうどん

タンパク質とビタミンB1を多く含む豚肉は、夏バテの予防・回復にはうってつけの食材です。抗酸化作用や疲労回復効果が期待できる梅干しも加わることで、さらに効果アップ。ボリューミーでありながら、味付けはさっぱりとしているので、暑い日にもペロリと平らげられる一皿です。

材料(2人分)

  • うどん(乾麺、ゆで麺、冷凍麺など):2人分(360g)
  • 豚バラ肉薄切り:100g
  • 小松菜:1/4束(50g)
  • 梅干し:2個(30g)
  • しそ:2枚
  • 白ごま:適量
  • 【A】水:150cc
  • 【A】醤油:大さじ2
  • 【A】みりん:大さじ1
  • 【A】砂糖:小さじ1
  • 【A】かつお節:大さじ1

作り方

  1. うどんは表示通りに茹で、流水で冷やして水気をきる。
  2. 豚バラ肉に片栗粉を薄くまぶす。小松菜は4cm幅に切り、さっと茹でて水気を切っておく。
  3. (2)の豚バラ肉を沸騰した湯に入れ、色が変わるまで茹でて取り出し、冷水で冷まし水気をきる。
  4. 【A】を耐熱容器に入れ、ふんわりとラップし、500Wの電子レンジで3分加熱する。粗熱が取れたら茶こしなどでかつお節をこす。
  5. 器にうどん、小松菜、青じそ、梅干し、豚バラ肉を盛り、【A】をかけ、白ごまをふる。

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お刺身カルパッチョ風サラダ

お刺身カルパッチョ風サラダ

タンパク質が豊富ながらも、脂肪分が少ない白身魚は、酷暑でも食べやすいのが魅力です。抗酸化力のあるレモンやオリーブオイルが使われたサラダで、夏バテを回復しましょう。具材を切って盛るだけというお手軽さもポイントのメニューです。

材料(2人分)

  • 白身魚(刺身用):100g
  • 紫玉ねぎ:1/4個
  • ベビーリーフ:適量
  • 【A】 レモン汁:大さじ2
  • 【A】オリーブオイル:大さじ1
  • 【A】はちみつ:小さじ1
  • 【A】塩:少々
  • 【A】ブラックペッパー:少々

作り方

  1. 白身魚はそぎ切り、紫玉ねぎは千切りにする。ベビーリーフは洗って水気をきる。
  2. 【A】をボウルに入れて混ぜる。紫玉ねぎを追加して混ぜ、15分程度置く。
  3. 器にベビーリーフと白身魚を並べ、紫玉ねぎとドレッシングをかける。

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トマトのブルスケッタ

トマトのブルスケッタ

疲労回復ならこのレシピ!というほどに、豊富な栄養素が詰まった一皿です。トマトやバジルには抗酸化力の高いビタミンなどの成分が含まれています。また、にんにくには夏バテに効くビタミンB1が含まれます。見た目もおしゃれなので、ご家族はもちろん、ご友人との会食などにもおすすめです。

材料(2人分)

  • トマト:2個(200g)
  • バジル:5枚
  • にんにく:1/2かけ
  • フランスパン:1/2本
  • オリーブオイル:大さじ2
  • 塩:少々

作り方

  1. トマトのヘタを取って皮に十字の切れ目を入れ、沸騰した湯に30秒程度くぐらせる。
  2. トマトを取り出し、皮を剥いて横半分に切る。種を取り出し、1cmの角切りにする。にんにくはみじん切りにする。
  3. オリーブオイル半量と塩、にんにくをボウルに入れ混ぜ、トマトも加えてよく混ぜる。ちぎったバジルも加え軽く混ぜる。
  4. フランスパンは2cmほどの厚さで切り、トースターで焼き色がつくまで焼く。
  5. 焼いたフランスパンに残りのオリーブオイルを塗り、具材を乗せる。

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鶏肉の北京ダック風

鶏肉の北京ダック風

鶏肉に含まれるたんぱく質には、人間の体で作ることができない必須アミノ酸がバランス良く含まれているのが特徴です。ねぎに含まれるアリシンは、ビタミンB1の働きを助けるという効果があり、夏バテ回復にもぴったり。ボリューミーなメインディッシュとして、ぜひ食卓に並べてみてください。

材料(2人分)

  • 鶏もも肉:2/3枚(170g)
  • ねぎ:10cm(25g)
  • きゅうり:1/2本(50g)
  • 春巻きの皮:2枚
  • 塩:少々
  • こしょう:少々
  • 薄力粉:大さじ1/2
  • サラダ油:大さじ1/2
  • 【A】甜麺醤:大さじ2
  • 【A】みりん:大さじ1
  • 【A】砂糖:小さじ1
  • 【A】醤油:小さじ1
  • 【A】ごま油:小さじ1/2

作り方

  1. 鶏もも肉は筋を取り除き、フォークで数か所穴をあける。塩、こしょう、薄力粉をまぶす。
  2. ねぎは長さ5cmの白髪ねぎにし、水にさらす。きゅうりは千切りにする。春巻きの皮は1/4に切り、乾かないようにラップする。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、鶏もも肉を皮面を下にして入れ、ヘラで押さえながら約6分焼く。裏返して弱火で約6分焼いて取り出し、1cm幅に切る。
  4. フライパンを拭き、【A】を入れよく混ぜて火にかけ、約1分煮詰めて火を止める。
  5. 鶏もも肉、ねぎ、きゅうり、春巻きの皮、【A】のソースを皿に並べ、春巻きの皮で具とソースを包む。

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ニラとにんにくたっぷりスタミナ牛丼

ニラとにんにくたっぷりスタミナ牛丼

タンパク質が豊富な牛肉と、糖質の代謝を助けるビタミンB1およびその吸収を促すアリシンが含まれた玉ねぎが使われたレシピです。アリシンはにんにくやニラにも含まれているので、まさに「スタミナ」という名がぴったり。子どもにも人気で、かつ手軽に作れる点もおすすめのポイントです。

材料(2人分)

  • 牛こま切れ肉:200g
  • 玉ねぎ:1/2個(100g)
  • ニラ:1/2束(50g)
  • にんにく:1かけ(10g)
  • ごま油:大さじ1/2
  • ごはん:300g
  • 紅生姜:適量
  • 【A】醤油:大さじ1.5
  • 【A】酒:大さじ1
  • 【A】みりん:大さじ1
  • 【A】砂糖:小さじ1
  • 【A】水:大さじ2

作り方

  1. 玉ねぎは5mm幅にスライスする。ニラは4cm幅に切り、にんにくはみじん切りにする。
  2. 鍋にごま油とにんにくを入れて火にかけ、香りが出たら玉ねぎと牛肉を加え、玉ねぎが透き通るまで炒める。
  3. 【A】とニラを加え約3分煮る。ごはんを盛った丼に盛りつけ、紅生姜を添える。

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豚チャーシューと小松菜のオイスターソース焼きそば

豚チャーシューと小松菜のオイスターソース焼きそば

ビタミンB1が豊富な豚肉や、ビタミンB1の働きを助けるアリシンが含まれたにんにくを使った焼きそばです。夏の元気回復には最適な食材と言えるでしょう。その他にも、小松菜やパプリカなどの栄養素が高い食材も含まれています。

材料(2人分)

  • 豚チャーシュー:100g
  • 小松菜:1/2束(100g)
  • 赤パプリカ:1/2個(100g)
  • にんにく:1/2かけ(5g)
  • 生姜:1/2かけ(5g)
  • 焼きそば用蒸しめん:2袋(300g)
  • ごま油:大さじ1
  • 塩:少々
  • こしょう:少々
  • 【A】オイスターソース:大さじ1/2
  • 【A】醤油:大さじ1/2

作り方

  1. 豚チャーシューは1cmの細切り、小松菜は4cm幅に切る。赤パプリカは千切りにし、にんにくと生姜はみじん切りにする。
  2. フライパンにごま油、にんにく、生姜を入れて火にかける。
  3. 香りが出たら豚チャーシューと麺を加え、塩こしょうを振り、麺をほぐしながら炒める。
  4. 小松菜、赤パプリカ、【A】を加え、炒める。

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野菜が苦手でも食べやすい!子ども向けの夏バテ対策レシピ3選

「子どもが夏バテでまいっている…。でも、野菜が嫌いでなかなか食事もしてくれなくて困った」

こんな経験をお持ちの方も多いでしょう。そこでここからは、野菜嫌いなお子さんでも食べやすいレシピをご紹介します。ちょっとした工夫で、野菜をたくさん食べてもらいましょう。

梅しそ焼き餃子

梅しそ焼き餃子

キャベツが細かく切り刻まれ、皮で包まれている点がポイントです。具材を細かく刻む餃子なら、野菜に苦手意識がある子でも食べやすいですよ。鶏肉や梅など、夏バテ回復にぴったりな食材もふんだんに使われています。

材料(2人分)

  • 鶏ひき肉:70g
  • キャベツ:1/10個(80g)
  • 青じそ:5枚
  • 生姜:1/2かけ(5g)
  • 梅干し:2個(20g)
  • 餃子の皮:12枚(1枚6gの普通サイズ使用)
  • サラダ油:大さじ1/2
  • 【A】醤油:大さじ1
  • 【A】ごま油:大さじ1/2
  • 【A】鶏ガラスープの素:小さじ1/3
  • 【A】こしょう:少々

作り方

  1. キャベツ、青じそはみじん切りにする。生姜はすりおろす。梅干しは種を取り、包丁でたたく。
  2. ボウルに鶏ひき肉、(1)の具材、【A】を入れ、よく混ぜる。
  3. 餃子の皮に(2)の具材を小さじ1杯程度のせて包む。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、餃子を並べ中火で焼く。焼き色がついたら水(餃子の高さの1/2程度)を加える。
  5. 蓋をして約5分蒸し焼きにしたら蓋を取り、1分程度強火で焼き、水分を飛ばして火を止める。

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野菜ジュースパンケーキ

野菜ジュースパンケーキ

見た目・味ともに、野菜ジュースを感じさせない点がポイントの一品。野菜ジュースを水の代わりとして使います。非常に手軽ながら、夏に必要な栄養素をお子さんに補ってもらえるメニューです。

材料(2人分)※作りやすい量

  • 【A】卵:1個
  • 【A】野菜ジュース:90cc
  • 【A】ヨーグルト:大さじ1
  • 【A】砂糖:大さじ2
  • 【A】サラダ油:小さじ2
  • 【B】薄力粉:100g
  • 【B】ベーキングパウダー:小さじ1

作り方

  1. 【A】をボウルに入れ、ホイッパーなどでよく混ぜる。
  2. 【B】をふるい入れて混ぜる。
  3. フライパンを熱し、(2)を流し入れ表面に気泡ができたら裏返し、3分焼く。

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焼きリンゴのアイスクリーム添え

焼きリンゴのアイスクリーム添え

腸内環境を整えてくれるベクチンが含まれたリンゴも、夏バテ回復に適した食材です。野菜が苦手というお子さんでも、果物なら食べてくれる可能性が高いといえます。

材料(2人分)

  • りんご:1個(250g)
  • バニラアイスクリーム:100g
  • バター:大さじ1/2
  • グラニュー糖:大さじ2

作り方

  1. りんごは皮付きのまま12等分にして芯を取る。
  2. フライパンにバターを入れて火にかけ、バターが溶けたらりんごを並べる。両面少し透き通るまで焼く。
  3. グラニュー糖をふり、砂糖を煮詰めるように焼く。
  4. 両面カラメル色になったら器に盛り、バニラアイスクリームを添える。

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食事以外で夏バテを防止する方法

夏バテを防止する方法は、食事だけではありません。水分補給や睡眠、運動なども効果的です。夏バテ回復メニューとあわせて取り入れれば、効果も高まるでしょう。

こまめな水分補給

夏は暑さでたくさん汗をかく季節です。汗をかくと、体から水分と塩分が出ていきます。そのため、こまめな水分補給が大切になります。

とくに、外出時や屋外での運動時、お風呂上がり、起床時といったタイミングでは、体が水分を必要としているので、積極的に水を飲むのがおすすめです。水分だけでなく、「塩分」や「ミネラル」も一緒に取れる経口補水液も効果的です。

ただし、アルコールは体から水分を奪う作用があるので、水分補給にはなりません。汗をかいた後のビールは美味しいかもしれませんが、お酒は控えめにしましょう。

また、汗をかいていない状態であっても水分補給は大切です。実は、喉が乾いたと感じるときには、すでに体は水分不足になっている状態と言われています。喉が渇く前に、こまめな水分補給をすることで夏バテ対策になります。

水分補給

しっかりとした睡眠時間の確保

夏バテ防止には、睡眠も必要です。十分な睡眠を摂ることで、一日の疲れを取り、次の日に備えることができます[2]。睡眠時間が不足すると、体のバランスが崩れて疲れが溜まりやすくなり、夏バテを引き起こしてしまいます。

夏の暑さで寝苦しいときは、夏用の寝具を使ったり、扇風機で風を送ったりしながら眠るのがおすすめです。ただし、強風を体に当てすぎると、乾燥による脱水症状を引き起こす原因になる点に注意してください。

適度な運動

夏になると、体力が低下しやすくなります。そのため、適度な運動で体力維持に励むことはとても大切です[2]適度な運動は、自律神経のバランスを整え、睡眠の質の向上にも影響します。外出が難しい場合でも、階段を使ったり、休憩時間に少し歩いたり、テレビを見ながらストレッチや軽い筋トレをしたりするだけでも十分です。

外出して運動する場合は、暑さ対策をしっかりと行いましょう。「帽子をかぶる」「吸湿性・速乾性のある衣服を着る」「飲み物を持ち歩く」などが効果的です。また、運動は暑い時間帯よりも、早朝や夕方の涼しい時間帯に行うのがおすすめです。快適なトレーニング環境であれば、運動を継続しやすくなり、結果として夏に負けない体づくりにつながります。

まとめ

夏バテの予防・回復には、栄養たっぷりの食事と規則正しい生活が重要です。なかでも、体のエネルギー源になる「糖質・脂質・タンパク質」や、代謝を高める「ミネラル・クエン酸・ビタミンB1・アリシン」を食事から摂ることを意識すると良いでしょう。

今回の記事では、管理栄養士監修の夏バテ解消レシピをご紹介しました。これらのレシピを参考に、健康的な食生活で暑い夏を乗り越えましょう。

  1. 厚生労働省 e-ヘルスネット:
    エネルギー産生栄養素
  2. 国立研究開発法人 国立循環器病研究センター:
    栄養に関する基礎知識
  3. 農林水産省:
    aff(あふ) 2017年1月号[PDF]
  4. 日本薬学会 環境・衛生部会:
    環境・衛生薬学トピックス「ニンニクと健康」

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