デイキャンプの楽しみ方をご紹介!注意点やキャンプ場を選ぶポイントも解説
こうしたキャンプ初心者の方には、日帰りで楽しめるデイキャンプがおすすめです。この記事では、デイキャンプの楽しみ方や持っておきたい道具、注意点などについて解説します。
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デイキャンプとは?
デイキャンプとは、日帰りで行う宿泊をしないキャンプのことです。テント泊をする際には、そのための道具が必要になります。揃えるのには費用もかかりますし、運ぶのも大変。その点、デイキャンプは荷物を減らせるのでハードルが低く、初心者の方でも気軽にキャンプ気分を味わえます。
以下からは、デイキャンプの楽しみ方についてご紹介します。
アクティビティをする
デイキャンプの目的はさまざまですが、普段から運動不足が気になっているのであれば、付近のアクティビティを楽しむのがおすすめです。キャンプ場の近くには、川や山道など、自然を満喫できる環境が整っている傾向があります。アスレチックを運営するデイキャンプサイトもあります。体を思いっきり動かせば、気分もリフレッシュできるでしょう。
体力に自信がない方は、近くを散策するだけでも十分良い運動となり、リラックス効果を得られます。緑に囲まれた場所で、のびのびとした時間を過ごしましょう。
料理を楽しむ
キャンプの醍醐味と言えば食事です。普段食べ慣れた料理でも、野外で食べるとよりおいしく感じられます。デイキャンプであってもそれは同じ。お昼ご飯や軽食などを作って並べれば、キャンプと同じ気分を満喫できます。
ただし、料理を作るためには調理器具の持ち込みや火起こしなど、少しハードルも高くなります。最初のうちは、キャンプ場併設のカフェやレストランなどを利用してもよいでしょう。
焚き火をする
よりキャンプ気分を味わいたいのであれば、焚き火に挑戦してみるのもおすすめです。焚き火は夜に行うのが一般的ですが、日中であっても十分に楽しめます。うまく火起こしができれば達成感もありますし、ゆらゆら揺れる火を眺めるだけでもリラックス効果を得られます。
火起こしをして料理もできます。何度か練習してうまくいくようになったら、調理器具の持ち込みも検討してみましょう。
コーヒーを楽しむ
キャンプ場で味わうコーヒーは格別です。なかには、そのためだけにデイキャンプへ出かける人もいるほどです。
お湯さえ用意できれば、簡単にコーヒーができあがるインスタントコーヒーでもおいしく味わえます。香りや味にこだわりたいのであれば、ハンドドリップもおすすめ。一人分のコーヒーを淹れられるドリッパー&カップを用意できれば、自宅やカフェとはひと味違うコーヒーをより堪能できます。
デイキャンプの必需品
キャンプと異なり、デイキャンプはより気軽に楽しめる点が特徴です。ここからは、デイキャンプに行く際に用意しておきたいグッズをご紹介します。
タープ
タープは日よけや雨よけ、風よけなどに使われるシート状の屋根です。一般的なキャンプではテントの前面や側面などに設置し、下にテーブルやイスを置いて利用します。テントなしのデイキャンプの場合には、単体での利用も可能です。日差しが強い日には、日焼け止めや熱中症対策にもなるでしょう。また、急な雨への備えとしても重宝します。
レジャーシート
アウトドアでは定番アイテムとなるレジャーシート。テントがない場合には荷物置き場にできますし、直接腰掛けることもできます。タープの下に敷いている方も多くいます。また、帰りに車へアウトドアグッズを収納する際には、汚れが気になるもの。レジャーシートを敷いておけば、車内を汚さずに済むので便利です。
チェア
デイキャンプで料理やコーヒー、焚き火を楽しむのであれば、イスにもこだわりましょう。長時間座ったままになることも多くなるため、疲れにくい形状や素材のものを選ぶのが大切です。
ただし、携帯性とのバランスも考えなくてはなりません。持ち運びには、折りたたんだときにコンパクトになり、かつ計量なものが便利です。座り心地と合わせて、チェックをしておきましょう。
テーブル
キャンプで使うテーブルには「フォールディングタイプ」と「ロールタイプ」の2種類があります。
前者は脚を折りたたみ、天板へ収納する仕組みです。組み立てが簡単なので、設置や片付けをスムーズに行えるのがメリットです。一方、ロールタイプは天板が折りたたむことができ、収納時は細長くできるタイプです。コンパクトに収まるため、持ち運びに便利です。
いずれの場合も、選ぶ際には利用人数がポイントになります。3人を超える場合には、天板サイズが横60cm・縦40cm以上のものを選ぶようにしましょう。
ゴミ袋
キャンプでは少なからずゴミが出ます。分別も必要となるため、ゴミ袋を多めに持参するようにしましょう。床にゴミを放置すると風に飛ばされてしまうおそれもあります。また、生ゴミは虫を呼び寄せる原因になる場合もあるでしょう。ゴミが出た場合は、速やかにゴミ袋へと捨てるようにしてください。
なお、女性がキャンプをする際に必要な持ち物をまとめた記事も公開しています。詳しくは「女子キャンプに必要な持ち物リスト決定版!服装や防犯対策についても解説」をご覧ください。
デイキャンプであると便利なグッズ
続いては、デイキャンプの際に持っていくと便利なグッズをご紹介します。主に、焚き火やバーベキューをする際に特に役立つグッズを掲載していますので、ぜひチェックしてください。
バーベキューグリル
キャンプ場でバーベキューコンロの貸出がない場合には、バーベキューグリルを持ち込みましょう。最近はバーベキューグリルには超小型から大型まで、幅広いラインナップが揃っています。なかには、ガスコンロが使える便利なものも。人数や食材などを考えて、最適なものを選んでください。
なお、バーベキューグリルの主な材質はステンレスとスチールです。前者はお値段が張るものの、耐久性が高いので長持ちします。軽量で持ち運びも楽なので、頻繁にデイキャンプに出かける方にはおすすめです。
燃料
焚き火やバーベキューなど、火起こしが必要な場合は、燃料を持参しましょう。ただし、薪や炭はキャンプ場やバーベキュー場で販売されているケースがほとんどです。荷物を減らしたいのであれば、現地調達を検討しましょう。
なお、デイキャンプの場合は火を使うのが短時間になることも多く、本格的な火起こしが不要となるケースも少なくありません。この場合は、着火しやすい固形燃料やガスを活用するのもおすすめです。
クーラーボックス・クーラーバッグ
持ち込んだ食材や飲み物を冷やすのに便利なクーラーボックス。キャンプでは欠かせないアイテムのひとつですが、デイキャンプの場合はかさばるのが難点です。
そこでおすすめなのがソフトタイプのクーラーボックスです。クーラーバッグとも呼ばれます。保冷性についてはハードタイプに劣りますが、折りたたみが可能となるため扱いやすく、比較的軽量なので負担も減ります。
火起こし器
薪や炭を使って焚き火やバーベキューをする際には、火起こし器があると便利です。特にキャンプ初心者の場合には、着火はできてもなかなか火を起こせないという方も多いでしょう。特に風が強い日は、すぐに火が消えてしまい苦戦することも。火起こし器があれば、はじめてでも比較的容易に火起こしができます。
虫よけグッズ
虫の多い夏季のデイキャンプでは、虫刺されに注意しなくてはなりません。夏場でなくても、気温が高い日には虫も多くなるので気をつける必要があります。蚊取り線香は、王道の虫除けアイテムなのでできれば持参しましょう。
なお、蚊以外にも、キャンプエリアにはブヨやハチといった危険な害虫も少なくありません。そのため、虫除けスプレーや虫除けシール、虫除けリングといったグッズを活用しましょう。
ランタン/ライト
日帰りのデイキャンプで意外と見落としがちなのが、ランタンです。居心地が良くてつい長居をしてしまうと、いつのまにか薄暗くなっていることもあります。そんな場合に備えて、ランタンを持っていっておくと安心です。
火を使うガス式やガソリン式はゆらぐ灯りが魅力的ですが、初心者の場合は扱いやすいLEDランタンがおすすめ。スイッチを入れるだけで灯りがつき、安全性も高いため、デイキャンプで気軽に持っていくにはぴったりです。
デイキャンプを行う際の注意点
最後に、デイキャンプに出かける際に注意しておきたいポイントをご紹介します。楽しい一日を過ごすために、以下の点に気をつけましょう。
服装に気を付ける
山の天気は変わりやすく、気温の変化も大きくなります。突然寒くなることも少なくないため、まずは服装に気を配りましょう。出発時の気温が高かったとしても、一枚羽織れるものは必ず持参してください。また、寒さ対策でブランケットを持っていくのもおすすめです。
時期によっては虫も多くなります。虫除けグッズの用意だけでなく、長袖・長ズボンを着用するなどの対策を行いましょう。
きちんとゴミを持ち帰る
キャンプ場で出したゴミは、持ち帰りが基本です。自宅に持ち帰った上で処分をしてください。なお、キャンプ場で販売しているゴミ袋を購入すると、ゴミ捨て場を利用できるところもあります。ゴミの持ち帰りが難しい場合には、こうしたキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
キャンプ場選びのポイント
デイキャンプは、移動時間を踏まえた計画が大切です。あまりに家から遠いキャンプ場を選んでしまうと、帰りが遅くなってしまうことも。また、十分にデイキャンプを楽しむためには、かなり早朝に出発しなくてはなりません。
加えて、デイキャンプ専用のキャンプ場の場合には利用時間も限られています。何時まで利用できるかを事前に確認しておきましょう。
また、デイキャンプに行く前にキャンプ場の最新情報を確認しておきましょう。気軽に行けるデイキャンプとはいえ、自然が相手のアクティビティです。近年でも、キャンプ場内で熊や倒木による人的被害、鉄砲水による水難事故などが発生しています。危険性の有無は事前に確認し、心配な場合には中止や他のキャンプ場を選ぶことも検討してください。
まとめ
初心者でも気軽に楽しめるのがデイキャンプの魅力です。はじめのうちは、必要なアイテムをレンタルする形でも構いません。最低限の注意点にさえ気を配れれば、楽しい一日を過ごせることでしょう。「とりあえずキャンプを経験してみたい!」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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