赤ちゃん連れの帰省時の持ち物は?必要な物から準備まで紹介
初めて赤ちゃんと一緒に実家へ帰省するときに、どんな持ち物が必要になるか分からず、困った経験はありませんか?赤ちゃん連れでの帰省では、赤ちゃんのためのアイテムを持っていく必要があります。
そこで今回は、大人と赤ちゃん、それぞれに必要な持ち物を紹介していくので、帰省の際にぜひ参考にしてください。
目次 [CLOSE]
帰省時の持ち物を選ぶための準備
帰省時の持ち物を決めるのに大切なのは、過不足のないように量やアイテムを選ぶことです。
まずは、持ち物を準備するまでに考えておきたいポイントを解説していきます。
実家での滞在日数を確認しておく
帰省時の持ち物の量を考えるときに重要なポイントが、実家での滞在日数です。
着替えやおむつなどの量を考えるときには、「行き帰りの日数+滞在日数」を目安にしておくと、荷物の過不足が起こりにくくなります。
もし、実家で着替えを洗濯できるならその分は減らしてもいいかもしれません。
帰省方法を確定する
実家へ帰省する手段としては、自家用車と公共交通機関の2パターンがあります。
自家用車での帰省は、移動時間が正確には読めない一方で、持ち物が多少増えてもスムーズに移動できるというメリットがあります。
公共交通機関の場合は、移動にかかる時間が安定している一方で、あまり多くの物を持ち運べません。
赤ちゃんを連れているときに多くの物を持ち運ぶのは大変です。そのため、早めに帰省方法を確定しておき、移動手段に応じた持ち物の量を考えておきましょう。
帰省中の天候をチェックする
実家へ帰省するときに事前に確認しておきたいのが、天候です。
とくに、普段生活している地域と実家のある地域が離れていると、同じ季節でも気候が異なり、普段生活している地域に合わせて用意した服装では快適に過ごせないことがあります。
そこで、滞在予定期間中の天候をあらかじめチェックしておき、気温などに応じて持ち物を追加したり減らしたりしましょう。暑そうだったら小型ファンを持っていったり、寒そうだったら着込めるようにインナーを増やしたりすると、快適度が上がりますよ。
赤ちゃんと安心して過ごすための持ち物
ここからは、帰省時に持っていきたいアイテムを赤ちゃんと大人に分けて紹介していきます。どれも必要なアイテムばかりなので、チェックリストとして使用して、持ち忘れがないようにしてくださいね。
まずは、赤ちゃんが自宅と同じように快適に過ごせるように用意しておくべきアイテムを紹介します。デリケートな赤ちゃんならではの持ち物で、安心して過ごせる環境を整えましょう。
おむつ
赤ちゃんが快適に、清潔に過ごすために欠かせないのが「おむつ」です。普段使っているおむつが帰省先ですぐに手に入らないこともあるため、滞在日数よりも多めに持っていくようにしましょう。
ただ、滞在日数が多くなると持っていくおむつの量が多くなり、公共交通機関で移動する場合には大変です。そのため、あらかじめ帰省先へ送っておくなどの対策を講じておきましょう。
母子手帳
赤ちゃんは環境の変化で急に体調を崩してしまうこともあるので、「母子手帳」を忘れないように用意しておきましょう。
母子手帳には乳幼児期の発達状況や予防接種などの記録が記載されており、初めて行く病院でも赤ちゃんに合った治療が受けやすくなります。
もちろん、母子手帳に加えて赤ちゃんの医療証、保険証、お薬手帳、マイナンバーカードをきちんと持っていくことも大切です。赤ちゃんも家族も安心して帰省を楽しむためにも、万全の準備をしておきましょう。
健康保険証は、令和6年12月2日以降新たに発行されなくなります。それ以降は、マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)を基本とする仕組みに移行します[1]。
赤ちゃんのお気に入りアイテム
赤ちゃんは好みがはっきりしていて、いつもと違うものだと満足してくれないことがあります。そのため、日頃食べ慣れているおやつや、遊んでいるおもちゃなど、「お気に入りのアイテム」を持っていくのがおすすめです。
お気に入りのアイテムで赤ちゃんの気分をある程度コントロールできると、実家にいるときだけでなく、お出かけするときにも重宝します。
また、余裕があれば普段使っているタオルケットなど、赤ちゃんの肌に直接触れるものも持っていくと、お風呂上がりやお昼寝するときなどに便利です。
エチケット袋
汚れた衣類を入れておいたり、お菓子などの細かなゴミをまとめたりと、幅広い用途で使えることから、あると便利なのが「エチケット袋」です。赤ちゃんだけでなく、周りの大人もさまざまな場面で使えるため、多めに用意しておきましょう。
赤ちゃん連れでは、使用済みおむつのニオイや汚れを最小限に抑えて捨てる際にエチケット袋が必要になります。自宅ではないからこそ、きちんと周りに配慮できるように準備してくださいね。
きちんと準備しておきたい必須アイテム
続いて、お父さんやお母さんも持っていくと便利なアイテムを紹介します。
お父さんやお母さんも必要なアイテム
お母さんが快適に過ごせるアイテム
どれも必要なものなので、きちんと用意して普段と同じように生活できるようにしておきましょう。
お父さんやお母さんも必要なアイテム
着替えなどの日用品
帰省時に必須なアイテムとして、最初に挙げられるのが「着替え」です。着替えを用意する場合、実家で洗濯をすることを考慮しておくと、持っていく量を減らせるため、前もって実家のご両親と相談しておくのがよいでしょう。
また、歯ブラシなどの日用品も必要です。帰省の途中や実家の近くなどで購入することもできますが、普段から使い慣れた商品が売っているとも限りません。そのため、日用品もできる限り持ち物として持っていくのがおすすめです。
また、帰りの荷物がお土産などで多くなることを見越して、日用品はあらかじめ使い捨てタイプを持っていき、可能ならそのまま実家で処分してもらうという方法もあります。
身分証明書
帰省時に忘れやすいアイテムが、免許証や保険証などの「身分証明書」です。帰省先で急に車などを運転する機会ができたり、体調不良で病院に行ったりする可能性があるので、忘れずに持っていくことが大切です。
とくに、新幹線などで帰省する場合は、免許証を持っていくのを忘れやすく、帰省先で運転ができなくて不便に感じることがあります。どのようなことがあっても対応できるように、きちんと用意しておきましょう。
衛生用品や薬
普段と同じような環境で過ごすために忘れてはいけないのは、コンタクトレンズなどの「衛生用品」や「薬」です。これらのアイテムは、自分の体調や状態に合わせたものなので、帰省先では簡単に手に入らないことがあります。
とくに、普段は常備薬として用意されてない酔い止め薬など、移動中や帰省先ならではのシチュエーションで必要になる薬は忘れやすく、必要なときになってから無くて困ることがあるので注意が必要です。
また、コンタクトレンズを持っていったのにメガネを忘れた、というケースも多いので、漏れがないようにしっかりと持ち物をチェックしてくださいね。
お土産
実家への帰省は、数日間部屋を借りたり、食事の準備などをしてもらったりと、家族といえども迷惑をかけてしまいます。そのため、感謝の気持ちを込めて「お土産」を用意しておきましょう。
お土産を選ぶときは、両親の好みに合わせるのにも加えて、持ち運びやすさや日持ちするかを考えることが大切です。
また、個別包装されているものだと、親戚が集まったときにも分けやすいので、帰省するタイミングや予定などに合わせて選ぶのも良いでしょう。
小さめのサブバッグ
帰省先で出かけるときのために用意しておくと良いのが、トートバッグやボディバッグなどの「小さめのサブバッグ」です。免許証やスマホなどの細かなアイテムをまとめて持ち歩け、普段と同じような感覚でお出かけすることができます。
また、赤ちゃんと一緒に出かける際には、お菓子やおもちゃなどの赤ちゃんのお気に入りのアイテムが必要になるため、こうしたものをまとめて運べるのもメリットの1つです。
実家への移動中でも必要なアイテムを簡単に取り出せるため、すぐに使うものなどはあらかじめバッグの中に入れておきましょう。
お母さんが快適に過ごせるアイテム
最後に、お母さんが実家で快適に過ごすために必要なアイテムを紹介します。生理やメイクなど、女性だからこそ気になる悩みや不満を解消するためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
生理用品
お母さんが安心して過ごすためにも欠かせないのが「生理用品」です。自分の肌質などに合うものが必要となるため、実家で購入したり借りたりすることができません。周期が帰省にかぶりそうなときには、きちんと用意しておきましょう。
また、日ごろと環境が変わってしまうので、予想外のタイミングで生理が始まってしまう場合もあります。そのため、安心して帰省先での生活を楽しむためには、周期に関わらず持っていくことがおすすめです。
メイク道具
帰省先でもおしゃれしたいときのために、「メイク道具」を持っていくこともおすすめです。もし、普段からメイクポーチを用意しているなら、そのまま持っていってもOKです。ただ、メイク直しとは違って一からのメイクが必要なため、下地などを忘れないように気をつけてくださいね。
また、ばっちりメイクをしようとすると持っていきたいメイク道具も多くなりがちです。そこで、荷物を減らすためにも、ナチュラルメイクなどシンプルなメイク方法を事前に練習しておくのもおすすめですよ。
スキンケアアイテム
メイク道具と同じように用意しておきたいのが「スキンケアアイテム」です。日焼け止めや化粧水など、普段から行っているスキンケアを帰省先でもできるようにしましょう。必要な分を小分けにしたり、試供品を持っていったりすると、荷物を減らせて便利ですよ。
また、肌の弱い人は洗顔料なども持っていくのがおすすめです。帰省先の石鹸などでは肌への刺激が強すぎてしまうことがあるため、注意しておきましょう。
使用済みの下着を入れておく袋
パートナーの実家へ帰省する場合、義理の両親に自分の下着を見られることに抵抗のある人もいますよね。そのため、洗濯が可能であっても、自分の下着はそのまま持ち帰れるように、使用済みのものを入れておける袋を持っていきましょう。
また、この場合は密閉できるものを選ぶと、汚れや匂いを気にせずにバッグの中にしまっておけるのでおすすめです。ただ、生理などでひどく汚れた場合は、抵抗があってもその場で洗っておくようにしましょう。
まとめ
帰省は帰るというイメージが強く、気軽に現地調達できるという安心感があるので、旅行のときよりも持ち物チェックがゆるくなってしまいがちですよね。しかし、帰省は旅行よりも長期になる場合もあるため、必要なものがなくてとても困ってしまうことがあります。
そのため、本記事で紹介した持ち物リストを参考にして、過不足がないように持ち物を準備しましょう。さまざまなケースを想定して持ち物を準備しておき、帰省先で快適に楽しく過ごしましょう。
- 厚生労働省:
マイナンバーカードの健康保険証利用について
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