最近よく聞くカフェインレスコーヒーって?妊婦さんでも飲んで大丈夫?

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最近よく聞く「カフェインレスコーヒー」。コンビニなどでも見かけるようになりましたが、普通のコーヒーとは何が違うのか?ノンカフェインとの違いなど、意外と知らない違いについて調べてみました。


最近よく聞くカフェインレスコーヒーって?妊婦さんでも飲んで大丈夫?

そもそもカフェインレスコーヒーとは?

「カフェインレスコーヒー」とは、カフェインを90%以上除去したコーヒーのことを指します。フランス語で「デカフェ」と呼ばれることもあります。カフェインを控えている妊婦さんや、カフェインを気にする方でも飲みやすいコーヒーです。

カフェインレスとノンカフェインの違いは?

「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則」によると、カフェインを90%以上除去したコーヒーのことをカフェインレスコーヒーといいます。
一方、カフェインが最初から全く含まれていないものをノンカフェインといいます。ニュアンスは似ていますが、「カフェインレス」と「ノンカフェイン」ではカフェインを含むか含まないかの違いがありますので、目的に応じて選ぶとよいでしょう。
参照:一般社団法人全国公正取引協議会連合会 「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則(2019.08)」

カフェインレスコーヒーは妊婦さんが飲んでも大丈夫?


世界保健機関(WHO)の見解では、「紅茶、ココア、コーラ飲料は、ほぼ同程度のカフェインを含み、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれている。このため、カフェインの胎児への影響についてはまだ確定していないが、妊婦はコーヒーの摂取量を1日3~4杯までにすべき」とされています。これは通常のコーヒーのカフェイン量をベースにした意見ですので、カフェインが少ないカフェインレスコーヒーであれば、妊婦さんでも安心して飲めそうですね。
ただし、1杯当たりのカフェイン含有量が少なくても飲みすぎては意味がありませんので、1日の摂取量には気を付けましょう。
参照:厚生労働省 「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」

カフェインの影響とは?

カフェインは過剰に摂取すると、中枢神経が刺激され、その結果めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器官の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。
また、妊婦さんが高濃度のカフェインを摂取した場合に胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。
しかし、全く摂取してはいけないということではありません。特に妊婦さんや、カフェインが苦手な方は、過剰摂取に気を付け、適量を守りながらコーヒーブレイクを楽しむとよいでしょう。
参照:農林水産省 「カフェインの過剰摂取について」

1日何杯までなら大丈夫?

カフェインの摂取量は各国で基準が違うものの、例として英国食品基準庁(FSA)では妊娠した女性に対して、1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。
妊婦さんで、どうしてもコーヒーが飲みたい場合は1日2杯程度に留めておき、気分転換に楽しむというのが理想的です。
それ以上にコーヒーが飲みたいときはカフェインが少ないカフェインレスコーヒーを飲むなど工夫して妊娠期間を過ごしましょう。また、カフェインが元々含まれていないノンカフェインの飲み物も、最近では種類が豊富に販売されています。これまで飲んだことがなかった飲み物に挑戦することで、新しいお気に入りを見つけてみるのもおすすめです。
参照:厚生労働省 「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」

カフェインレスコーヒーがおすすめの人

カフェインが持つ成分は体に様々な影響をあたえます。健康体でコーヒーが大好きな人でも飲みすぎることで体調を悪くすることはあり、適度な摂取が望ましいとされています。一方、カフェインをほとんど取り除いたカフェインレスコーヒーは、カフェインが苦手な人でもすっきり飲むことが可能です。
そんなカフェインレスコーヒーは、どんな人に特におすすめなのでしょうか。

妊娠中の方

先述の通り、カフェインの摂取量は、妊娠中の身体への影響を考え、制限をしたほうが良いとされています。
そのため「妊娠前はコーヒーが大好きだったけど飲むことを我慢している」という妊婦さんがたくさんいます。カフェインレスコーヒーの場合カフェインのほとんどを取り除いているため、妊婦さんにも安心して飲んでもらうことができます。味も普通のコーヒーとほとんど変わらないので、コーヒー好きの妊婦さんでも満足することができるはずです。

夜にコーヒーが飲みたい方

夜まで仕事や作業をしている時、コーヒーを飲んで一息つきたくなったことはありませんか?しかし、カフェインは脳を興奮させる作用があるため「飲んでしまったら眠れなくなるのではないか…。」と考えがちです。そんな時カフェインレスコーヒーであれば、寝る前に飲んでも睡眠への影響がほとんどないため、夜でも気軽に飲みやすくなっています。

カフェインが得意ではない方

カフェインには胃痛や貧血の誘発、自律神経を乱す作用があります。過剰に摂取しなければほとんど起こらないことですが、体質的にカフェインが得意ではないという方は少量の摂取でも体調の悪さを感じることがあります。
カフェインレスコーヒーはカフェインがほとんど取り除かれているため、カフェインが苦手な方でも不快感を感じることなく、おいしくコーヒーの味を楽しむことができます。

カフェインレスコーヒーの味は?


カフェインレスコーヒーはカフェインのほとんどが取り除かれているために、味が薄いのではないか?という印象を持つ人が多いです。
コーヒーが好きな人にとって、コーヒーのおいしさとは苦みや深み、焙煎の仕方で異なる酸味です。そのため、カフェインが取り除かれたことでそれらが無くなってしまうのかどうかが気になると思います。
そんなコーヒー好きの方向けに、カフェインレスコーヒーの味の特徴や、おいしい飲み方についてご紹介していきます。

口当たりが軽くシンプルで飲みやすい

カフェインレスコーヒーは苦みのもとであるカフェインが取り除かれているため、苦みの少ないシンプルな味が特徴です。
コーヒーの深みのある味が好きな方にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、決して味が薄いというわけではありません。苦みが少ないことで口当たりが軽くなり、すっきりとした酸味を楽しむことができます。
カフェインの抽出方法や豆の種類によっても味が異なるため、様々なカフェインレスコーヒーを試してお気に入りを見つけるのが良いかと思います。コーヒー豆本来のおいしさを感じるためには、シンプルにブラックで飲むのがおすすめです。

ミルクや砂糖の味を感じられる

先述のように苦みが少なくシンプルな味が特徴のカフェインレスコーヒーは、通常のコーヒーと比べてミルクや砂糖の味を強く感じることができます。普段よりミルクや砂糖の量を減らしても、しっかりした甘みを感じるため、コーヒーの苦みが苦手な方におすすめです。
カフェラテやカプチーノで飲む際にはカフェインレスコーヒーを使ったほうがおいしいと感じる方もいるかと思います。また、ミルクや砂糖と相性がいいことで、コーヒーゼリーやコーヒープリンなどのお菓子作りにも活躍します。いろいろなアレンジに挑戦し、カフェインレスコーヒーの楽しみ方を見つけてみましょう。

まとめ

今回は、妊婦さんでも飲めるコーヒーである「カフェインレスコーヒー」についてご紹介いたしました。カフェインの摂取量には注意が必要ですが、妊娠中やカフェインを気にする場合でもコーヒーブレイクを楽しむなら、カフェインレスコーヒーを試してみてください。
カフェイン含有量が少ないので、夜寝る前のリラックスタイムにも最適です。最近では、カフェインレスコーヒーの種類も豊富になってきているので、お好みの味を探してみるのも良いかもしれません。
ぜひこの機会に、カフェインレスコーヒーをお試しください。

監修:アドバンス助産師 S

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