0歳の赤ちゃんにおすすめのおもちゃは?選び方のポイントも解説
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0歳の赤ちゃんのおもちゃを選ぶのはなかなか難しいもの。おもちゃ屋さんに行けばずらりとおもちゃが並び、なかには子どもの知能的発達を促すことを謳った知育玩具など、魅力的な響きを持つ玩具も多く発売されています。そこで今回は0歳の赤ちゃんに人気のおもちゃや選び方のポイントをご紹介します。
0歳の赤ちゃんのためのおもちゃ選びのポイント
おもちゃを選ぶ際に注目したいのが製品に表記された「対象年齢」。その年齢の子供に必要な安全対策が施されているかどうかが分かる基準にもなっているので、まずは月齢にあったものを目安に選ぶといいでしょう。赤ちゃんのおもちゃを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをまとめてみました。
- 安全性に優れているもの
- 衛生的に保てるもの
- 五感を刺激するもの
- 月齢に合ったもの
- 好みのキャラクターのもの
一つずつ、詳しく解説していきます。
1. 安全性に優れているもの
赤ちゃんはいろいろなものを口に入れてしまいます。そのため、赤ちゃんが遊ぶおもちゃは口に入れても安全な素材で出来ていて、有害な化学物質などが使われていないかをチェックしましょう。誤飲の恐れがあるので、小さな部品や飾りなどがついていないかもチェック。
子どもが安全に遊べるように、安全検査をクリアした玩具にはST(Safety Toy)マークがついています。このマークがついたおもちゃは安全面について注意深く作られたもの。選ぶ際の判断基準にすることができます。同じく、安全基準としてヨーロッパで採用されているのがCEマーク。こちらも選ぶ際に意識するとよいでしょう。
2. 衛生的に保てるもの
赤ちゃんはなんでも口にいれてしまうので、常に衛生的に保っておくことが大切です。プラスチックのおもちゃなら水洗いや消毒が簡単。ぬいぐるみも、赤ちゃんが小さなうちは丸洗いできるようなシンプルなつくりのものがおすすめです。
3. 五感を刺激するもの
0歳の赤ちゃんは好奇心旺盛。「見る」「聞く」「触る」「舐める」「嗅ぐ」という五感への刺激が全て発達につながっていく時期です。カラフルなもの、振ると音がでるもの、柔らかいボールや手触りの優しい木のおもちゃなどがおすすめ。この時期のおもちゃはどんなものでも赤ちゃんの刺激になりますが、固いものや、パーツが分解できるものには注意しましょう。
4. 月齢に合ったもの
生まれてから1歳までが、人生で一番活発に成長する時期と言われています。どんどん成長していく赤ちゃんの好みはめまぐるしく変わるもの。できればいろいろなパターンのおもちゃを準備して、赤ちゃんの発達段階に合わせて興味を引き出してあげるといいでしょう。
おもちゃには、発達段階の目安として対象となる月齢が表示されているので参考に。はじめは見ているだけでも、だんだんと自分から触ったり、反応するようになったりします。成長が実感できる嬉しい瞬間ですね。
5. 好みのキャラクターのもの
好きなキャラクターがあるならば、そのキャラクターのおもちゃを選ぶのもいいですね。お気に入りのキャラクターのアイテムならば愛着がわきますし、キャラクターをきっかけに、これまでと違ったジャンルのおもちゃに興味を持つかもしれません。
0歳〜1歳の赤ちゃんにピッタリのおもちゃは?
ここからは実際に赤ちゃんに人気のおもちゃをご紹介していきましょう。
ガラガラ・ラトル
手に持って振ると音が鳴るガラガラやラトルは、赤ちゃんのファーストトイとして人気です。生まれて間もない、まだ目がよく見えていない赤ちゃんでも、音や手触りを楽しむことができます。初めのうちはお母さんやお父さんが鳴らしてあげましょう。そのうち自分で持てるようになると、自分の手の動きに合わせて音が鳴ることを発見し、赤ちゃんの好奇心がぐっと強まります。
ボール
赤ちゃんの成長に効果的な要素がいっぱい詰まっているのがボール。投げる、蹴るなどの全身運動だけでなく、指先の力の調整能力も求められます。0歳の赤ちゃんにあげるボールは柔らかく軽いものがおすすめ。弾力があり握れるようになっているものや、風船に布カバーをかぶせて割れないようしたものなどもあります。
モビール
モビールは、天井からつるすおもちゃ。ベビーベッドの上につるせば、ワイヤーや糸の先にぶらさげられたぬいぐるみやオブジェが揺れて、ねんねの時期の赤ちゃんも楽しめます。
まだ視力がはっきりしない時期でも揺れるおもちゃには興味津々。もっとよく見ようとすることで視力の発達を促し、手を伸ばしてつかもうすることで、腕や背中の筋肉の発達を助けます。おしゃれなモチーフのついたモビールならばインテリアのアクセントにも。
ベビージム・プレイマット
ベビージム・プレイマットは、木や布でできたアーチなどにおもちゃがぶら下がり、赤ちゃんが寝たまま遊ぶことができるおもちゃです。おもちゃに手を伸ばしたり蹴ったりと、全身の運動能力の発達を促してくれます。
またカラフルな色は視覚、音が鳴る物は聴覚を刺激します。ベビージム・ベビーマットはオムツ替えマットと兼用にする方も。一人遊びができるようになると、短時間ならばここで一人で遊んでもらえるので家事の時間などに助かります。
ぬいぐるみ・おきあがりこぼし
スイングして起き上がるおきあがりこぼしは、目で追うことで動体視力が鍛えられます。また、なぜ戻ってくるのか、どういう行動をとると起き上がってくのかなどを考えるきっかけとなり、さまざまな仕組み、成り立ちを学ぶ第一歩となります。
やわらかい素材でできたぬいぐるみはファーストトイの定番。愛情を育んだり、精神的な安らぎを得たり、またもう少し成長するとごっこ遊びなどにも活躍します。
積み木・型はめパズル
積み木や、積み木の型はめパズルも赤ちゃんに人気のおもちゃです。形や色を観察したり、転がして遊んでみたり、少し成長したら積み木を組み合わせて何かを作り上げることもできるので長く遊べます。高く積み上げられたときの達成感はひとしお。赤ちゃんのやる気を刺激します。
また、盛大に積み木を崩すのも楽しい遊び。形への理解が深まり図形認識能力の向上や、手先の発達、バランス感覚を養います。天然の木材の積み木なら手触りも優しく、赤ちゃんの情操教育にもつながります。
ルーピング・スタッキングリング
知育玩具として優れているルーピングや、スタッキングリング。ビーズや球を動かすことで指先の運動になるだけでなく、色や形を学んだり、ビーズや球の動きを予想する能力を養います。赤ちゃんが認識しやすい色合いや、チャレンジ精神を引き出すやや難しい形状など、随所に工夫がされています。もちろん安全面も考慮されています。
ベビーウォーカー
つかまり立ちができるようになった赤ちゃんにおすすめなのがベビーウォーカーです。歩く練習になるだけでなく、赤ちゃんの目線がいつもより高くなり、行動範囲が広がるので赤ちゃんの好奇心を刺激します。またベビーウォーカー自体にも、おもちゃがついていたり、音が出たりと、赤ちゃんの好奇心をくすぐる仕掛けが満載。
ラッパや太鼓などの楽器のおもちゃ
赤ちゃんはラッパや太鼓など、音を鳴らせるおもちゃが大好き。実は息を吹くという行為は高度な技で、最初はうまくラッパを吹くことができません。まずはお母さん、お父さんが見本をみせてあげて。練習を重ねることで肺活量も鍛えられますよ。音を鳴らすことができたときは、一緒に喜んであげましょう。
動くおもちゃ
電池やぜんまいで動くおもちゃは、予想外の動きで赤ちゃんの好奇心をかき立てます。最初は動くおもちゃを目で追って、そのうちはいはいができるようになると実際に追いかけて遊んだり。音や光を出しながら動くものもあります。
まとめ
0歳の赤ちゃんにおすすめのおもちゃをご紹介してきました。赤ちゃんの月齢や発育状態に合わせて選ぶことはもちろんですが、赤ちゃんの好みはそれぞれ。また、昨日は喜んで遊んでいたのに、今日は興味なし……ということもよくあります。数多く用意する必要はありませんが、赤ちゃんの気分に応じて選べるよういくつか並べてあげるといいでしょう。
監修:アドバンス助産師 S
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