
【リスト付き】海外旅行に持っていけばよかった持ち物一覧!必需品も紹介
そこでこの記事では、海外旅行に持っていけばよかったと後悔しがちな持ち物や、あると便利な持ち物、大型連休など混雑時期の旅行に役立つグッズを紹介します。海外旅行を充実させて安全に楽しむためにも、忘れ物や必要な持ち物を確認し、事前に揃えておきましょう。
海外旅行に持っていけばよかった持ち物
ここでは、海外旅行で現地に着いてから「持っていけばよかった!」と後悔することの多い持ち物を紹介します。海外現地では調達しにくいものもあるため、旅を充実させるためにも事前にチェックし、準備しておきましょう。
- ▼電源タップ・マルチ変換プラグ
- ▼モバイルルーター・海外SIM・eSIM
- ▼モバイルバッテリー
- ▼ポケットティッシュ
- ▼除菌シート
- ▼常備薬・常用薬
- ▼機内で喉や肌の乾燥対策ができるもの
- ▼日焼け止め・虫除けスプレー
- ▼生理用品
- ▼メイク落とし
電源タップ・マルチ変換プラグ
長距離のフライトだと、スマホやパソコンなどのデバイスの充電が必要になります。しかし、多くの場合、座席のコンセントは一つです。そのため、同時に複数のデバイスを充電するための分岐型電源タップを持参すると便利です。
また、コンセントの形は国や地域によって異なります。そのため、マルチ変換プラグを持参しましょう。一つあれば、さまざまな形状のコンセントに対応できるため、国ごとにプラグを用意する手間が省けます。ヘアドライヤーやシェーバーなど、快適な旅をサポートする家電を使う際にも不可欠です。
旅のトラブルを防ぎ、快適な旅行を楽しむためにも、分岐型電源タップとマルチ変換プラグはぜひ持っていくことをおすすめします。
モバイルルーター・海外SIM・eSIM
海外で日本の携帯電話をそのまま使うと、料金が高額になる可能性があります。旅先で安心して携帯電話を使うためには、以下のうちいずれかの準備をすると良いでしょう。
- モバイルルーター
-
- 定額制のレンタル料金でデータ通信ができるため、予期せぬ高額請求を防げる。
- 一台でスマートフォン、タブレット、PCなど複数のデバイスを同時に接続できる。
- 海外SIM
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- 携帯電話のSIMを入れ替えるだけで利用可能で、簡単に利用を開始できる。
- 現地の電話番号が使えるため、レストランやホテルの予約などで現地の電話番号が必要な場合に便利。
- 長期間の滞在や動画視聴など、データ通信量を多く使う場合に、現地のデータ容量の多いプランを選べる。
- eSIM
-
- 物理的なSIMカードの交換が不要で、スムーズに設定できる。
- 事前にオンラインで購入・ダウンロードが可能で、到着後すぐに現地のネットワークに接続できる。
モバイルバッテリー
海外旅行に行った際は、スマホで写真や動画の撮影をする機会が増え、普段以上にバッテリーの消費は激しくなります。そこで、役立つのが「モバイルバッテリー」です。モバイルバッテリーがあれば、移動中にスマホのバッテリーを充電できます。
なお、モバイルバッテリーは預け入れ手荷物に含めることができません。機内持ち込みの場合、一般的には以下の規定が適用されることが多いですが[1]、海外の航空会社では独自の規定がある場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
モバイルバッテリーの機内持ち込み規定(リチウムイオン電池の場合)
バッテリー容量 | 機内持ち込み | 預け入れ |
---|---|---|
~27,027mAh | 個数制限なし | 持ち込み不可 |
27,027~43,243mAh | 1人2個まで | 持ち込み不可 |
43,243mAh~ | 持ち込み不可 | 持ち込み不可 |
※成田国際空港「バッテリー類の航空機内持ち込みについて」[1]を参考に作成。換算式「電力量 [Wh] = 電圧 [V] × 電流量 [mAh] ÷ 1000」に、モバイルバッテリーで使用されるリチウムイオン電池の定格電圧3.7Vを代入して計算。
ポケットティッシュ
訪れる国にもよりますが、海外には日本と比べて不衛生な施設や設備がたびたび見受けられます。素手で触るのをためらってしまうような手すりやドアノブがあることも、珍しくありません。そのため、ポケットティッシュを持って行くと安心して過ごせるでしょう。
なお、海外ではトイレの個室にティッシュが設置されていないケースもあります。そのため、できれば「流せるタイプ」のティッシュを用意しておくのがおすすめです。
除菌シート
日本とは異なり、海外では公共の場所や飲食店などで衛生状態が不十分な場合があります。そのときに、除菌シートがあると、食事前の手拭きはもちろん、触るのがためらわれるテーブル、ドアノブ、飛行機の座席のテーブルなどをサッと拭いて清潔に保てます。
また、除菌シートがあれば、手を洗えない状況でも除菌ができるため、感染症予防にもつながり、安心感も得られるでしょう。除菌シートがバッグ内でかさばるときは、除菌スプレーでも同様の効果が期待できます。
常備薬・常用薬
日本に比べ、海外の水は硬度が高かったり、衛生状態に不安があったりするケースが少なくありません。そのまま飲んで、お腹を壊してしまった経験がある方も多いようです。また、慣れない土地での滞在は思った以上に体力を消耗します。その結果、疲労によって体の免疫力が低下し、体調を崩してしまうケースも考えられます。
こうした事態に備え、胃薬や整腸剤・吐き気止め・頭痛薬・風邪薬は、最低限持っていくべき常備薬として国内で準備しておきましょう。また、普段常用している薬がある場合はそちらも忘れず持参してください。
なお、海外に薬を持ち込むときは、パッケージも一緒に持参しましょう。これは入国時に、薬の成分を明示するためです。箱から出した状態だと、持ち込みを断られる可能性もあるので注意してください。
機内で喉や肌の乾燥対策ができるもの
渡航中の機内は、空調が直接当たることが原因で乾燥気味になりがちです。そのまま寝てしまうと、喉が乾燥して風邪などを引くリスクを高めてしまいます。そのため、機内での就寝時には、マスクの利用がおすすめです。喉から菌が入ることを防ぐために、喉が潤うタイプのマスクを用意しておくと、より安心できます。
その他、肌の乾燥が気になる方は、肌の保湿ができる保湿クリームやハンドクリームもおすすめです。ただし、機内持ち込みの場合には、100mL(または100g)以下の容器に入れ、容量1L以下のジッパー付きプラスチック袋(無色透明)にしまっておく必要があるため[2]、注意してください。
日焼け止め・虫除けスプレー
日本の日差しに慣れていても、海外には紫外線が強い地域もあり、短時間でひどい日焼けをしてしまうことがあります。日焼けは肌の痛みだけでなく、体力の消耗にもつながります。せっかくの旅行中、日焼けでつらい思いをしないためにも、日焼け止めは欠かせません。
また、アジアや南米などの地域では、蚊などの虫が多く生息している場合があります。虫刺されは、地域によっては感染症のリスクも考えられます。予期せぬトラブルを避けるためにも、虫除けスプレーを持参するのがおすすめです。
生理用品
ナプキンやタンポンなどの生理用品は、飛行機内であれば客室乗務員にお願いして分けてもらえることがあります。海外現地でも購入することができますが、海外製品だとサイズが合わない、品質が悪くて使い心地が悪いという懸念もあります。
生理用品については、普段からご自身でお使いのものを持参するのが一番です。出発ロビーなどでも販売しているため、日本製の旅行用生理用品を持っていくと安心です。
メイク落とし
遠方の国に行く場合、飛行機のフライト時間が長く、飛行機内で就寝することも多いでしょう。しかし、移動中の機内はとても乾燥しているのが問題です。長時間、乾燥した環境に肌を晒すと肌が荒れる原因になるため、メイクを落としてからしっかりと保湿を行いましょう。
機内でも気軽にメイクを落とせるよう、シートタイプを持参しておくと便利です。普段使っているメイク落としは滞在中のホテルで使用するなど使い分けましょう。
海外旅行にあると便利な持ち物
ここでは、海外へ行くにあたって準備しておいた方が良い持ち物を紹介します。海外は日本と文化や衛生面で大きく異なることがあるため、現地で戸惑わないように必要なアイテムをチェックしておきましょう。
- ▼長めの充電ケーブル
- ▼安眠用アイマスク・耳栓
- ▼ネックピロー
- ▼スリッパ
- ▼リップクリーム
- ▼トリートメント
- ▼体を拭くシート
- ▼歯磨きシート
- ▼パジャマ
- ▼エコバッグ
- ▼セキュリティポーチ
- ▼ジッパー付きプラスチック袋
- ▼圧縮袋
- ▼ボールペン
- ▼サングラス・帽子
- ▼予備の眼鏡・コンタクト用品
長めの充電ケーブル
海外のホテルでは、コンセントがベッドから遠い、あるいは数が少ない場合があります。短いケーブルだと、寝ながらスマホを操作できなかったり、充電場所を探して不便を感じたりすることも少なくありません。
長めの充電ケーブルがあれば、コンセントの位置を気にせず、ベッドサイドやデスクで快適にデバイスを充電できます。
安眠用アイマスク・耳栓
海外旅行では、安眠用アイマスクと耳栓があると便利です。飛行機やホテルでは、照明や周囲の物音が気になり、なかなか眠れないことがあります。とくに、機内は明るいままの時間が長かったり、ホテルの壁が薄かったりすることも多いです。
安眠用アイマスクや耳栓を使うと、光や騒音を遮断し、どこでも質の良い睡眠を確保できます。遠い国へ旅行したときの時差ボケ対策や、旅の疲れを軽減するために持っていくと良いでしょう。
ネックピロー
ネックピローは、首に巻き付けて使用する枕で、多くの旅行者に愛用されています。長時間座っているときに首や肩にかかる負担を軽減し、快眠効果が期待できます。
とくに、飛行機やバスなどの長距離移動では、疲れが溜まりやすくなります。ネックピローがあれば、首の位置がサポートされ、無理な体勢にならずに済むので疲労の蓄積を防げます。
スリッパ
海外では室内で靴を脱ぐ文化が少ないため、ホテル内にスリッパが用意されていません。外で履いた靴のまま室内で過ごすことに抵抗がある場合は、スリッパを持参しておきましょう。
使い捨てタイプのスリッパであれば、帰りに捨てることができ、荷物が軽減されるためおすすめです。
リップクリーム
海外旅行中は、機内の乾燥や旅先の気候の変化(乾燥、強風、強い日差しなど)で唇が荒れやすくなります。唇の乾燥はひび割れや皮むけにつながり、せっかくの旅行気分も台無しになりかねません。
リップクリームは、唇の乾燥を防ぎ、潤いを保つための必需品です。とくにSPF配合のものを選べば、紫外線対策も同時にできて一石二鳥です。唇を快適に保つことで、食事や会話も存分に楽しめます。
トリートメント
硬水の地域で髪を洗うと、髪質の悪化を引き起こすことがあります。硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれており、これが髪に付着することで手触りが悪くなったり、パサつきを感じたりする原因となります。
髪質の改善や維持のために、トリートメントを持参すると役立つでしょう。持参したトリートメントを使用することで、旅行先の水質の影響を最小限に抑え、髪を滑らかに保てます。
体を拭くシート
熱帯や亜熱帯地域など、湿度が高い場所の観光では、移動中に体が汗でべたついてしまうことも多いでしょう。そのままでは不快なうえ、あせもの原因にもなります。
そこで、体を拭くシートがあれば、汗のべたつきを拭き取ることができ、さっぱりとした気分で旅を続けられます。コンパクトで持ち運びも容易なため、常に手元にひとつあると便利です。
歯磨きシート
海外の水の衛生状態が心配な方は、歯磨きシートもおすすめです。シートを指に巻いて歯を拭くことで、歯や口内の汚れや粘つき、口臭予防に役立ちます。飛行機内などでの使用にも最適です。
歯の間に食べ物が詰まってしまったときに備えて、フロス(歯の間を掃除する用具)も持参するとより安心です。この2点さえ揃っていれば、最低限の口腔ケアが行えます。
パジャマ
海外旅行にパジャマを持っていくと、想像以上に快適な滞在になります。ホテルの客室にあるガウンや浴衣は、サイズが合わなかったり、肌触りが良くなかったりすることも少なくないです。
自分の着慣れたパジャマがあれば、旅先の見知らぬ場所でもリラックスでき、質の良い睡眠につながります。小さくたためる素材を選べば、荷物にもなりません。
エコバッグ
海外では、買い物の際にレジ袋が有料、あるいは提供されない国が多いです。そのため、エコバッグがあれば非常に便利です。
スーパーでのお土産購入時や、観光中のちょっとした買い物、お土産の持ち運びなど、様々なシーンで活躍します。かさばらず、軽くて丈夫なエコバッグは、環境に優しく、旅をスマートにする必需品といえるでしょう。荷物が増えた際にも安心です。
セキュリティポーチ
海外旅行では、盗難に注意する必要があります。人混みの中でリュックを背負っていると、貴重品を盗まれる事例も少なくありません。リュックを前に背負うといった対策方法もありますが、徒歩移動が長いと大変です。
そこで大変役立つのが「セキュリティポーチ」です。これは、貴重品の収納に特化した小型・薄型のボディバッグです。軽量で取り回しも良く、サイズによっては服の中に隠すこともできるため、盗難リスクを大幅に減らせます。
ジッパー付きプラスチック袋
機内に液体を持ち込む際は、100mL(または100g)以下の容器に入れ、容量1L以下のジッパー付きプラスチック袋(無色透明)にしまっておく必要があります[2]。
そのため、液体の機内持ち込みを予定している場合には、ジッパー付きのプラスチック袋を用意しておくことをおすすめします。
長時間のフライトでは乾燥しやすい環境となり、肌のケアが欠かせません。化粧水や保湿液などのアイテムを携行したい女性にとって、このプラスチック袋は役立ちます。
圧縮袋
圧縮袋はかさばる衣類をコンパクトにまとめられるので、スーツケースのスペースを有効活用できます。お土産をたくさん買いたい時も、必要に応じてスペースを空けられるので圧縮袋があれば安心です。
衣類をシワや汚れから守る効果もあり、旅の荷造りやパッキングの強い味方になります。
ボールペン
海外旅行にボールペンを持っていくと、さまざまなシーンで役に立ちます。入出国書類や税関申告書、ホテルのチェックイン時など、書類を記載する際に借りる手間が省け、スムーズに手続きを進められるでしょう。
また、旅先でメモを取ったり、絵はがきを書いたりする際にも役立ちます。予期せぬ場面で「あってよかった」と感じるアイテムです。
サングラス・帽子
海外には日本に比べて日差しが強い地域もあり、そのような地域では紫外線対策は必須です。サングラスは、まぶしさから目を守り、目の疲れを軽減してくれます。
帽子は、顔や頭皮を日差しから守り、熱中症予防にも効果的です。どちらも、快適な旅行をサポートし、日焼けや体調不良を防ぐための重要なアイテムといえるでしょう。
予備の眼鏡・コンタクト用品
海外旅行中に眼鏡やコンタクトレンズが破損・紛失すると、旅の楽しさが半減してしまいます。とくに海外では、視力に合ったものをすぐに手に入れるのが難しい場合が多いでしょう。
予備があれば、緊急時でも安心して過ごせます。また、コンタクトレンズの場合、ケア用品の不足で清潔を保てなくなるリスクも避けられます。視界の確保は、安全な旅行のためにも非常に重要なポイントです。
海外旅行の必需品
最後に、今回ご紹介した“海外旅行で持っていけばよかった持ち物”を準備するとともに、忘れ物がないように今一度「必需品」も確認しておきましょう。
- パスポート
- ビザ(申請が必要な国に渡航する場合[3])
- 航空券
- 財布
- 現地通貨(国内空港で両替可能)
- クレジットカード(2枚以上)
- 着替え
- 雨具
- 証明写真(パスポート紛失時の再発行に必要)
- 海外旅行保険の書類
混雑する時期の旅行に役立つ持ち物
毎年、GWやお盆、年末年始などの時期には、旅行に出かける人が増えます。旅行先の現地だけでなく、国内の空港や電車等も混雑しているため、移動だけでも大変です。
このような混雑しがちな時期の旅行で揃えておきたいアイテムを以下で紹介します。どれも困ったときの助けになるので、一度チェックしておきましょう。
- 折り畳み椅子
- 目薬
- ミニ扇風機
- 栄養ドリンク
- 湿布
- 簡易トイレ
- 本・トランプ
- 上着
まとめ
海外旅行の際に、持っていけばよかったと感じるアイテムは、分岐型の電源タップやマルチ変換プラグ、モバイルバッテリーなどです。また、パスポートや財布などの必需品も忘れずに持参しましょう。
海外旅行では現地の文化に触れて楽しむことはもちろん、ご自身の健康や安全を守る必要があります。そのためにも、役立つアイテムをしっかり揃えて、旅行を充実した体験にしてください。
- 成田国際空港
バッテリー類の航空機内持ち込みについて - 成田国際空港
国際線での液体物の持ち込み制限について - 外務省
ビザ免除国・地域(短期滞在)
記事編集
- くらひろ by TEPCO
- 東京電力エナジーパートナー株式会社
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