3歳(年少)におすすめ習い事8選!選び方やメリットデメリットを解説
今回は、3歳から始められるおすすめの習い事やそれぞれの月謝の相場、習い事を始めるメリット・デメリットについて解説しています。また、習い事をさせるにあたって覚えておきたい、子どもとの向き合い方にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
目次 [CLOSE]
3歳は習い事を始めるタイミングにおすすめ
「3歳で習い事を始めるのは早い」と考えている方も多いでしょう。しかし、冒頭でも触れたように3歳にもなると子どもは手先が器用になるため、色々なことに興味を持ち始めます。
また、早い段階から習い事をさせておけば子どもにとっての刺激にもなります。さまざまな能力を身につけるきっかけになるため、決して「早すぎる」ということはありません。
3歳から始めるのにおすすめ習い事8選
ここでは、3歳から始めるのにおすすめの習い事を、8つ抜粋して紹介します。
それぞれの習い事にかかる月謝の相場とあわせて解説しているので、子どもにどの習い事をさせたいか決めるうえでの参考にしてください。
水泳:月謝の相場6,000円
全身運動である水泳は、子どもの運動能力や心肺機能を高めるのにぴったりな習い事です。3歳のうちは水に慣れたり、プール内で遊んだりする程度ですが、早いうちから水に慣れておくことで4歳・5歳と成長するにつれ泳げるようになるでしょう。
入会金などは別途かかるものの、水泳の月謝は6,000円ほどが相場で、決して高くありません。宿題などもなく、楽しみながら始められる習い事といえます。また、親子で一緒に参加できるのも水泳のメリットです。
体操教室:月謝の相場6,000円
体操教室は子どもの運動能力や柔軟性、バランス感覚を高められる習い事として人気です。月謝は6,000円程度で、入会金や用品代が別途かかります。
体操を始めることで、関節や筋肉の柔軟性が高まり、体幹を鍛えられます。その結果、ケガをしにくくなることも体操教室に通うメリットでしょう。
スポーツ少年団に加入:月謝の相場3,000円
野球やサッカー、バスケットボール、陸上競技、卓球などのスポーツを行う、少年団に加入するのもおすすめです。少年団で行うスポーツの多くはチームを組むものも多いため、3歳という早い段階から集団行動に慣れるメリットがあります。
月謝の相場は3,000円ほどと比較的安く、運動能力も高められるのがスポーツ少年団の魅力です。ただし、スポーツの種類によってはユニフォームやシューズ、ラケットなどの道具を用意するのに別途費用がかかることを前提にしておきましょう。
また、送り迎えや応援など、ママ・パパの負担が大きくなることがある点も前もって確認する必要があります。
学習塾:月謝の相場7,000円
子どもの思考力・表現力を養うのにおすすめなのが学習塾です。勉強への興味・関心を持たせつつ、勉強すること自体の習慣づけに繋がります。
月謝の相場は7,000円ほどで、別途教材費がかかります。将来、小学校受験を考えている場合には、3歳の段階から学習塾に通わせるのがおすすめです。
通信教育:月謝の相場2,500円
送り迎えなどの時間が取れない関係で学習塾が難しい場合は、通信教育がおすすめです。通信教育であれば、送り迎えの時間を確保する必要はなく、自宅で子どもが学習する様子を見ながら取り組めます。
近年ではタブレット端末やスマホを用いて行う通信教育も増えており、月謝の相場も2,500円と始めやすいのがメリットです。ただし、学習塾と異なり親が子どもを見ていなければならないため、子どもの学習意欲を刺激する工夫が必要になります。
そろばん教室:月謝の相場7,000円
子どもの集中力や処理能力を鍛えたい場合は、そろばん教室がおすすめです。3歳になると数字を理解し始めるため、小学校入学前から算数に触れさせる良い機会になります。
また、早い段階から数字に触れておくことで、算数への抵抗感が少なくなるのもそろばん教室に通わせるメリットです。月謝の相場は7,000円と少し高いものの、ほかの習い事と異なり別途用意するものは少ない傾向にあります。
書道教室:月謝の相場3,000円
書道教室は3歳から入会できるところも多く、月謝の相場も3,000円程度と気軽に始めやすい習い事です。ただし、月謝こそ安いものの、始める段階で書道セットを購入したり、筆・墨・半紙などの消耗品を都度購入したりする必要があります。
3歳の段階で書道教室に入会すると、まずは文字の書き方や筆の持ち方から始める傾向にあります。早めに書道を始めておくことで、文字を書くことが習慣づくでしょう。
書道教室では、字が綺麗になるだけではなく、集中力を鍛えられるのもメリットです。
音楽教室:月謝の相場5,000円
子どもが楽しみながら取り組める習い事には、音楽教室も挙げられます。ピアノや歌はもちろん、音楽に合わせて体を動かす「リトミック」を行う教室も人気です。
音楽教室に通うことで、リズム感や集中力を鍛えられます。また、ピアノを習う場合は指先の感覚を鍛えることにも繋がるでしょう。月謝の相場も5,000円ほどとそこまで大きな金額ではないため、音楽を通じて感性を鍛えてほしいと考えている場合は音楽教室がおすすめです。
ただし、楽器を購入する場合は、別途費用が発生することを視野に入れておきましょう。
3歳で習い事を始めるメリット
3歳児という早い段階で習い事を始めることには、体力の向上や脳の発達など、子どもの可能性を見出すというメリットがあります。
ここでは、芸術系・勉強系・運動系といった習い事のジャンル別に、どのようなメリットがあるのかみてみましょう。
芸術系の習い事:想像力の向上に繋がる
芸術系の習い事を始めることで、目に見えないものを思い浮かべる「想像力」を向上させられます。想像力を向上させられると、目標や夢を子どもが自分自身で考えられるようになるでしょう。
また、想像力により周囲の気持ちを汲み取れるようになるため、人間関係構築の基礎を作ることができるのも3歳から芸術系の習い事をさせるメリットです。
ほかにも、臨機応変な対応力や危険回避能力の会得など、早い段階で想像力を鍛えることにはさまざまなメリットがあります。
勉強系の習い事:学習の習慣化に繋がる
学習塾など、勉強系の習い事をさせると、疑問を持った際に自分で考えるようになるため、学習の習慣化に繋がります。
勉強に苦手意識を持つ子どもは、「分からない」と感じた際に勉強以外のことに興味が移ってしまう特徴があります。その点、小学校に入る前に学習の習慣を付けておけば、勉強に苦手意識を持つリスクを低下させることができるでしょう。
また、継続した学習習慣を持つことで、集中力の上昇にも役立ちます。
運動系の習い事:基礎体力の発展に繋がる
運動系の習い事には、子どもの基礎体力を高める効果があります。基礎体力とは、筋力・持久性・柔軟性・バランスの4つから構成される、体を動かすために必要な体力のことです。
運動系の習い事をさせることで基礎体力が高まり、運動能力が向上します。基礎体力の発展は、健康的な体作りにもつながるでしょう。また、運動に取り組むことは子どもの意欲的な態度を育成し、メンタルのバランスを整える効果も期待できます。
3歳で習い事を始めるデメリット
3歳で習い事を始めることは多くのメリットが期待できるものの、いくつかのデメリットがあるのも事実です。
ここでは、3歳から習い事を始めるデメリットを紹介しているので、メリットと比較したうえで子どもに習い事をさせるか検討しましょう。
ママ・パパの自由な時間が減る
3歳の子どもは自分だけで習い事を行う場所に行けないため、ママ・パパの送迎が必須です。
共働きの場合は仕事の都合で送迎できるタイミングも限られるため、習い事を休日に当てがちです。送り迎えにはどうしても時間が取られ、かつ休日の場合は送迎にスケジュールを割く必要があるため、ママ・パパの自由な時間が減ってしまうでしょう。
家計の出費が増える
習い事は月謝だけでなく、初期費用や消耗品の購入費用も必要です。そのため、出費がどうしても増えてしまうので、家計を無視した習い事は難しいでしょう。
特に、歳を重ねるごとに教材費が別途かかる学習系などは、家計とのやりくりを意識して通わせる必要があります。
学業が疎かになる可能性がある
子どもが習い事に熱中しすぎると、小学校入学後に学業が疎かになる可能性があります。
3歳のうちから習い事をさせたい場合は、学業と両立できるようなトレーニングを始めておくべきです。もしくは、学習塾など小学校入学後にも活かせる習い事を選択しましょう。
子どもの興味関心に沿って選ぶことがポイント
ここまで、3歳児の子どもにおすすめの習い事や、習い事をすることに関するメリット・デメリットについて触れました。
早い段階での習い事は特に、月謝や送迎の時間など、親の都合で決めてしまいがちです。しかし、あくまでも習い事に取り組むのは子どもなので、子どもの興味関心に沿って決めることが大切です。
「子どもが何に興味を持つのか」を軸にし、本当に子どもが「やりたい」というような習い事を選択してください。もし子どもが自分の意思で習い事を決められない場合は、先述した「親の都合」ではなく「親目線での適性」を重視したうえで決めましょう。
「こういうことが好き」「こういうことなら向いていそう」といった視点で、習い事を始めることが子どもにとってストレスにならないよう選ぶことが大切です。
3歳が習い事を嫌がる時はどうする?
3歳の子どもは、まだ「親の言うことを聞かなければならない」という意識が希薄な部分もあるため、習い事に行くのを嫌がってしまうこともあります。
ここでは、子どもが習い事を嫌がった際に取るべき対策を紹介します。
習い事の時間帯を変えてみる
子どもが習い事を嫌がる原因に、時間帯が挙げられます。
例えば、習い事を始める前は昼寝をしていた時間帯に習い事を入れてしまうと、眠りたい気持ちが勝ってしまうかもしれません。かといって、遅い時間帯にしても眠たくなってしまうため、子どもの体力や生活リズムを鑑みた時間設定が大切です。
しっかりと話して聞いてあげる
習い事の時間帯が原因ではない場合は「なぜ嫌なのか」と理由を聞いてあげましょう。ゆっくり話を聞くことで「習い事の難易度が高い」「そもそもやりたいことではない」などの原因がはっきりするかもしれません。
話を聞いたうえで、子どもに合った習い事を決めるか、そもそも習い事を続けるべきかを考えましょう。
まとめ
今回は、3歳児の子どもにおすすめの習い事を紹介しました。言葉を話せるようになり、手先も器用になる3歳の段階から習い事を始めることで、さまざまな能力の向上が期待できます。
ただし、早い段階から習い事をする際は、決して親のエゴではなく子どもが「やりたい」と思うことをさせてあげましょう。あくまでも習い事をするのは子どもです。親の都合ではなく、子どもがのびのびと成長できる環境になるよう意識することが大切です。
KEYWORD
#人気のキーワード
RECOMMENDED
#この記事を読んだ人におすすめの記事
-
赤ちゃん連れの帰省時の持ち物は?必要な物から準備まで紹介
-
医師監修:2歳児の夜泣きの原因と対策は?夜驚症との違いも解説
-
医師監修:新生児・赤ちゃんの体重増加の目安は?発育と発達を解説
-
医師監修:離乳食は冷凍できる?注意点とポイントを解説
-
早生まれの七五三はいつ祝う?満年齢・数え年別の実施時期を解説
-
保育園見学の流れは?確認ポイント・時期・服装・持ち物を解説
-
室内遊びのアイデア26選!雨でも子どもと楽しめる遊び方やおすすめ施設
-
1歳児のお弁当アイデア&レシピ7選!保育園のお弁当にぴったり
-
イヤイヤ期はいつから始まる?何歳で終わる?期間と接し方を解説
-
雛人形は誰が買うのが主流?風習・近年の傾向・注意点を解説!
-
医師監修:初めての離乳食はいつから?生後5~6か月頃の進め方・注意点を解説
-
子育ては不安を抱えやすい?不安の理由と解消する方法を紹介!
-
医師監修:とうもろこしを使用した離乳食のポイント!栄養素といつから食べられるかを解説
-
食育とは?重要性や学ぶメリット・家庭での実践方法を解説!
-
医師監修|3歳児が言うことを聞かない理由とは?NG行動と対処法を解説
-
くらひろまとめ|子育てのお悩み解決特集【幼児編】
-
くらひろまとめ|子育てのお悩み解決特集【赤ちゃん編】
-
子どもの手洗い習慣で感染症対策!指導の方法について紹介
-
毎月12日は育児の日!育児の日が生まれたキッカケや、家庭で育児に取り組むヒント
-
成長記録を贈ろう、おじいちゃんおばあちゃんに贈りたいフォトアイテム