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いつものお茶をもっと楽しく 素敵空間でティーパーティー
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ご家族や友人と、ティーパーティーに合うグッズをご紹介
おうちのお茶時間をもっと楽しむために、ティーパーティーを開いてみませんか?紅茶の知識やティーパーティーのマナー、美味しい紅茶の淹れ方を知ることで、紅茶がもっと味わい深いものになるでしょう。
目次 [CLOSE]
紅茶とティーパーティーの歴史
「茶」は、もともと東洋の高貴薬でした。そんなお茶が、ティーパーティーが開催されるほどに愛される嗜好品になるまでには、どのような歴史があったのでしょうか。
英国の上流階級から始まったティーパーティー
“あらゆる病に効く東洋の神秘的な薬”として、西洋に伝わったお茶。そんなお茶を嗜好品としてイギリスで流行らせたのは、「陽気な王様」と言われたイギリス国王チャールズII世の王妃となった、ポルトガル王女のキャサリンだと知られています。
キャサリンは当時の貴重品であったお茶と砂糖を大量に持参し、お茶をたしなむ習慣を宮廷にもたらしました。そして、お茶を楽しむ習慣がイギリスの貴族社会に広まったと言われています。
そんななか、貴族たちの間で、友人や知人と紅茶を楽しむティーパーティーが開催されるようになりました。ティーパーティーの文化はやがて中流階級にも広まり、現代へと受け継がれています。
紅茶とともに一日を過ごす英国
イギリスの人たちは、一日を通してティータイムを楽しんでいます。
朝の目覚めに飲む紅茶は、アーリーモーニングティーと呼びます。昔のイギリスでは、執事やメイドにアーリーモーニングティーを運ばせてベッドの中で楽しむ人が多かったため、ベッドティーとも呼びます。
朝食時にいただく紅茶は、ブレックファストティーと呼びます。ブレックファストティーは食事と一緒にいただくため、何杯飲んでも飽きの来ないタイプの紅茶が好まれます。
朝食と昼食の間の小休憩にいただく紅茶はモーニングティーブレイク、午後のおやつとともにいただく紅茶はミッディティーブレイク。サンドイッチやスコーン、クッキーやケーキなどをそろえ、友人知人と華やかに楽しむ午後のお茶会は、アフタヌーンティーと呼びます。
日が暮れてからに夕食やお菓子といただく紅茶は、ハイティーと言います。ハイティーは労働者階級の人々が始めた習慣だと言われています。
そして、夕食後から就寝前にいただく紅茶がアフターディナーティーです。アフターディナーティーでは、ゆったりとくつろげるよう、紅茶にハーブやお酒をブレンドすることもあります。
紅茶が日本に上陸したのは明治時代
日本に紅茶が伝わったのは、明治時代頃だそうです。イギリスから輸入された紅茶は、舶来文化のひとつとして上流階級の人々の心をつかみました。
その後、国産紅茶の発売や紅茶輸入の完全自由化、ティーバッグや缶入りの紅茶ドリンクの登場によって、紅茶は日本でもメジャーな飲み物となりました。
知っておきたいティーパーティーのマナー
ティーパーティーを始めるにあたり、ちょっとしたマナーをおさえておくとよいでしょう。少し背伸びをすることで、非日常感を味わえそうですね。
紅茶のサーブは主催者で
ティーパーティーでは、紅茶のサーブは主催者が行います。お代わりがほしい場合は自分で勝手に注がずに、ティーカップをソーサーごと渡して主催者に注いでもらいましょう。
おもてなしの素晴らしいところには称賛の言葉を
ゲストは、紅茶の味わいや素敵なテーブルコーディネートなど、主催者のおもてなしの素晴らしさを感じたら、それを積極的に伝えましょう。称賛の言葉を使うことで、パーティーの雰囲気が一層よくなるでしょう。
エレガントな紅茶のいただき方
貴婦人らしくエレガントに紅茶をいただくには、ティーカップのハンドルを右手でつまむように持ち上げます。少し上からふんわりと持ち上げると、エレガントに見えますよ。持ち上げるときに、カップの底に左手を添えたり小指を立てたりするのはマナー違反とされています。
ローテーブルや立食の場合は、ソーサーごと胸の高さまで持ち上げます。右手でカップを持ち、左手でソーサーを持ちましょう。
また、「素敵なティーセットだな」と思っても、ティーカップやソーサーの裏側は見ないようにしましょう。メーカーやブランドを知りたいときは、その場で主催者に尋ねてみるのがおすすめです。
紅茶の美味しさを引き出す淹れ方
ティーパーティーの主役は、なんといっても美味しい紅茶。紅茶の美味しさを引き出す淹れ方をご紹介します。
美味しいリーフティーの淹れ方
1. 汲みたての水を沸騰させる
やかんに汲みたての水を入れて、強火で沸騰させます。ボコボコと泡が出るくらいが目安です。
2. ポットとカップを湯通しして温める
ポットとカップにお湯を注ぎ、ポットとカップが温まったらお湯を捨てます。
3. 杯数分の茶葉をポットに入れる
ティースプーン1杯をカップ1杯分として、杯数分の茶葉を入れます。細かい茶葉は中盛、大きい茶葉は大盛で数えます。
4. 沸きたての熱湯を注ぎフタをする
沸きたての熱湯を勢いよく注ぎ、すぐにフタをして蒸らします。1杯分のお湯の目安は、150ml~160mlです。
5. 茶葉をしっかり蒸らす
細かい茶葉は2分半から3分、大きい茶葉は3~4分を目安にしっかりと蒸らします。
蒸らしている間に温度を下げないことが、美味しい紅茶を淹れるコツです。ティーポットに被せるティーコージ―があると、紅茶の温かさを保ってくれます。
6. ポットの中をひとまぜし、カップに注ぐ
ポットの中をスプーンで軽くまぜ、ティーストレーナーを使って濃さが均一になるようまわし注ぎます。
最後の一滴は「ベスト・ドロップ」と呼ばれ、茶葉の美味しさがつまっているといわれています。最後までしっかりと注ぎましょう。
美味しいティーバッグの淹れ方
1. 汲みたての水を沸騰させる
リーフティーと同じく、やかんに汲みたての水を入れて、強火で沸騰させます。ボコボコと泡が出るくらいが目安です。
2. ポットとカップを湯通しして温める
ポットとカップにお湯を注ぎ、ポットとカップが温まったらお湯を捨てます。
3. 温めたカップにティーバッグを入れ、沸きたての熱湯を注ぐ
温めたカップに杯数分のティーバッグを入れ、沸きたての熱湯を勢いよく注ぎます。
4. すぐにフタをして茶葉を蒸らす
すぐにフタをして、茶葉をしっかりと蒸らします。蒸らしている間に温度を下げないことが、美味しい紅茶を淹れるコツです。ティーポットに被せるティーコージ―があると、紅茶の温かさを保ってくれます。
5. ポットの中をひとまぜし、カップに注ぐ
ティーバッグをポットの縁に沿うようやさしく一周させてから、ティーバッグを引き上げ、紅茶を注ぎます。
ティーパーティーを盛り上げるアイテム
ティーパーティーには雰囲気作りも大事です。ちょっと目をひくアイテムを用意して、特別感を演出しましょう。
紅茶が映えるティーサーバー
とっておきの紅茶が映えるサーバーは、ティーパーティーでひときわ目をひく存在です。
コレス クリアガラスサーバー 4カップ C514 cores

ハンドメイドのガラスとバンブーのふたがおしゃれなガラスサーバー。茶葉が十分にジャンピングする丸い形と、手にフィットする丸みをつくり注ぎやすくしたデザインの取手が特徴です。ティーポットだけでなく、コーヒーポットとしても使えるのも嬉しいですね。
フタを外した状態なら、電子レンジ・食器洗浄機・食器乾燥機の使用もOKです
BGMで優雅な気分を演出
ティーパーティーのBGMは、優雅なクラシック音楽がおすすめです。ピアノやハープ、管弦楽などの上品な曲が合うでしょう。
CICONIA チコニア クラシカルレコードプレーヤー

トランク型のケースを開けると、味わい深いレトロさのレコードプレーヤーが。33 1/3、45、78回転に対応しているので、ほぼすべてのレコード盤が再生可能です。
USBメモリやTFカードからの音楽再生もできますし、Bluetooth搭載の外部機器で再生した音楽のスピーカーにもなりますので、レコードがおうちになくても使えるアイテムです。
キャプテンスタッグ TAKE-WARE スマホスピーカースタンド

天然木でつくられた、ナチュラルでおしゃれなスマホスピーカースタンドです。木の反響とホーン構造で音を増幅するので、耳に優しい音が聴こえてきそうですね。
ケーブルを挿したままスマートフォンをセットできるので、充電切れの心配もありません。
キャンドルの灯りで癒しの空間を演出
いつもと違う雰囲気を演出したいなら、キャンドルをともしてみるのはいかがでしょうか。キャンドルの穏やかな明かりが、ゆったりとした時間を感じさせてくれますよ。
キャンドル LED

まるで本物のキャンドルのような炎のゆらめきですが、こちらはLEDのキャンドルです。火を使わないのでお子さまやペットがいるご家庭でも安心ですね。本物の蝋を使用しているので、本体も実際のロウソクのようなつくりです。
明るさの強弱変化が楽しめる「キャンドルモード」と、一定の明るさが保てる「ライトモード」の2種類があるので、気分に合わせて選ぶこともできます。
美味しさや楽しさをシェアする気持ちでティーパーティーを
イギリスの上流階級から始まったティーパーティー。今も多くの人がティーパーティーを楽しむのは、大切な人と過ごすティータイムの素晴らしさを感じているからでしょう。
丁寧に淹れた紅茶は、心や体がとても温まるものです。この美味しさを、大切な人とも楽しみたい!という気持ちがあれば、素敵なティーパーティーが開けそうですね。
いつものティータイムをもっと豊かにするために、ぜひご家族やお友達を誘って、あなたらしいティーパーティーを企画してみてください。
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